2025/05/01 - 2025/05/04
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hito-kunさん
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この旅行記のスケジュール
2025/05/01
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GWに台湾旅行を計画し、三泊四日で主に台北市の街歩きと食事を楽しみました。お天気にも恵まれ、台湾の雰囲気と美味しい食事を満喫できて楽しい旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エバー航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さあ、今日からGWの台湾旅行。朝JRで関空に向かいます。これから始まる旅行に期待が高まるこの時間が好きです。
JR関西空港線 乗り物
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関空に少し早く着き過ぎました。4階の国際線出発ロビーでポケットWifiを借りた後、まだ本日搭乗するエバー航空のチェックイン開始時間まで一時間ほどあったため、一旦エアロプラザ側に戻ります。途中、警備会社のパトロールロボットが巡回していました。
関西国際空港 空港
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エアロプラザ側にあるカフェラウンジNODOKAで時間を潰します。まだ朝早いからか思ったよりお客さんは少なかったです。
KIXエアポート カフェラウンジNODOKA グルメ・レストラン
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チェックイン開始の時間が近くなり、再び4階出発フロアに戻ってきました。
関西国際空港 空港
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掲示板でエバー航空の受付レーンを確認。チェックイン開始の10分位前に来たのですが、すでに多くのお客さんが並んでいました。
関西国際空港 空港
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出発二時間半前になり受付の開始です。私は台北行きですが、同じような時刻に出発する高雄行きも同時に受付するようです。
関西国際空港 空港
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今回はマイルでビジネスクラス使用。私の前にも何人かお客さんがいましたが、スムーズに進んで、短時間で順番が廻ってきました。
関西国際空港 空港
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セキュリティチェックもファーストレーンを使用でき、出国審査もスムーズに短時間で済んで制限エリアに入ります。関空は改装後、他の国際空港と同様、まずは免税店を通り抜けてゲートエリアに向かう形になっています。
関西国際空港 空港
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化粧品や酒、たばこに興味のない私は、素早く免税店エリアを抜けて、ゲートのあるエリアに出てくると、まずは中央の広い待機スペースが目に入ります。GWということもあり、多くの人で賑わっています。
関西国際空港 空港
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ラウンジは3月末に新しくできたKIX Lounge Premiumを使えるかと楽しみにしていたのですが、チェックイン時に、まだエバー航空は同ラウンジとの契約ができておらず、従来通りANAラウンジとなるとのことでした。ANAラウンジは5月末で閉鎖がアナウンスされていましたので、閉鎖後は新しいラウンジに案内されるのではないかと思います。
ANAラウンジ 関西空港 国際線 グルメ・レストラン
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ANAラウンジはいつもすごく混んでいるので、あまり好きではありません。この日もGWということもあってか激混み。写真は到着後すぐ撮ったのでマシですが、時間が経つにつれ非常に多くの人でごったがえすようになり、フードなどを取りに行くのにも一苦労でした。
ANAラウンジ 関西空港 国際線 グルメ・レストラン
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ゆっくりくつろげないラウンジを早々に退散して、少し早めにゲートに向かい、しばらく待って機内に乗り込みます。乗り込んで15分ほどで機体が動き始めました。3時間程度と短いフライト時間ですが、いよいよ台北までのフライトの始まりです。
関西国際空港 空港
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淡路島上空。天気が良くて、綺麗に島がみえます。
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少ししたら機内食の開始です。エバー航空のビジネスクラスでは、事前にネットで機内食が選べて、中にはネットでしか選べないメニューもあります。私はこの日は機上でも選択できる鼎泰豐(ディン タイ フォン)監修の牛肉麵を事前にチョイス。麵はあまり腰がなく期待通りではありませんでしたが、牛肉は柔らかく、スープの味にも深みがあって大変美味しかったです。
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デザートの黑芝麻流沙包(黑ゴマあんまん)とお茶も頂き、大満足です。
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食事後、フルフラットで少し寝て、約三時間で台北に到着です。
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さすがに台湾のメジャーキャリアだけあって、エバー航空の機体が多く並んでいます。
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予めネットでエントリーしていたので、入国審査も簡単に終わり、今回は預入荷物もないので、すぐに到着出口に出てきました。手数料なしで両替できると聞いていた到着フロアにある両替マシンで両替し、すぐにMRTの桃園空港線駅に向かいます。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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MRTの駅に着くと、10分ほどで老街渓駅行きの電車がきました。最近日本の鉄道にもありますが、対応するVISAカードを持っていると、VISAタッチで電車に乗れ、いちいち切符を買う必要がなく大変便利です。
桃園空港MRT 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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30分ほどで老街渓駅に到着しました。乗り換えもなく座っていれば着くので非常に楽です。老街渓の駅は、最近延伸してできた新しい駅だけに非常に広くてきれいです。空港駅からここまでは、まだ街としてはあまり発達しておらず、MRT桃園空港線の開設に伴って、ビルやアパートなどが新しく建設されている最中の風景が広がっていました。
桃園空港MRT 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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老街渓駅から歩いて7~8分で、今回予約したKings Paradise hotelに到着です。駅からの行き方は非常に分かりやすく、駅を出て川とは反対に大通りを5分ほど歩いて、セブンイレブンのところを細道に入れば突き当たり右側です。ホテルは大型で団体客がバスで横付けするのも目にしました。かなり年季が入っています。受付のスタッフ(台湾人)は日本語が話せました。
リーズナブルで総合的にみてオススメのホテルです。 by hito-kunさんハイ イエス ホテル タオユエン ホテル
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ロビーは広々としており、無料のコーヒーマシンもありました。
リーズナブルで総合的にみてオススメのホテルです。 by hito-kunさんハイ イエス ホテル タオユエン ホテル
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部屋に入ってみると、古い感じはしますが、広くて清潔です。TVでは日本の民放も映ります。
リーズナブルで総合的にみてオススメのホテルです。 by hito-kunさんハイ イエス ホテル タオユエン ホテル
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8階のため眺望もよく、三日間快適に過ごせそうです。
リーズナブルで総合的にみてオススメのホテルです。 by hito-kunさんハイ イエス ホテル タオユエン ホテル
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私は海外ではいつもシャワーだけなのでどちらでもよいのですが、この値段のホテルには珍しく湯舟もありました。
リーズナブルで総合的にみてオススメのホテルです。 by hito-kunさんハイ イエス ホテル タオユエン ホテル
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この日はもう15時を過ぎていましたので、ホテル近くを少しぶらぶらしてみました。ホテルから歩いて行けるところに夜市もありました。中壢区観光夜市といって、桃園市で最大級の夜市のようです。
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この日の夕食は、良さそうなお店があればテイクアウトで購入し、ホテルで食べようかと思っていましたが、あいにく見つけられず、ホテルのレストランで平日夜19時半~21時まで無料でやっている夜食のお粥を食べて寝ました。お粥といっても、好きな具を選べてトッピングできますし、お粥自体のお代わりも自由なので、美味しくお腹いっぱいいただきました。写真は私の部屋のある8階のエレベーターを降りたところにある仏像のような置物です。中国風で愛嬌があって楽しい感じがします。
リーズナブルで総合的にみてオススメのホテルです。 by hito-kunさんハイ イエス ホテル タオユエン ホテル
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翌朝は早めに起きて、朝食開始の6時にレストランに行ってみます。団体客の皆さんがいて、非常に賑やかです。
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一つ一つの料理の質はお世辞にも高いとはいえませんが、サラダ類、ホットミール三~四種、ゆで卵、饅頭類、パン類などに加え、滷肉飯(ルーロー飯)やお粥といった台湾らしい料理もあって、私は特に不満なく毎朝美味しく頂けました。
リーズナブルで総合的にみてオススメのホテルです。 by hito-kunさんハイ イエス ホテル タオユエン ホテル
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朝食後、MRT桃園空港線に乗り台北市を目指します。ホテル最寄りの老街渓駅から台北市内の終点台北車站までは約1時間です。途中で桃園空港を通り、空港から台北車站までは急行もあるため乗り換えれば少し早く着きます。今日の観光はまず中正記念堂から。台北車站でMRT桃園空港線を降りると、台北市内のMRTに乗り換え中正記念堂駅で降ります。この日は台北市内のMRTも頻繁に乗り降り予定だったので150元で一日乗車券を購入しました。中正記念堂駅を降りて少し歩くと大きな建造物が見えてきます。国家戯劇院です。
国家戯劇院/国家音楽廰 劇場・ホール・ショー
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国家戯劇院を観ながら敷地内に入っていくと、広大な景色が広がっています。まずは西に自由廣場門。中正紀念堂の正門とのことで大きくて立派です。
大中至正門 / 自由広場門 建造物
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北には国家戯劇院と対をなすかのように国家音楽廰があります。
国家戯劇院/国家音楽廰 劇場・ホール・ショー
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そしていよいよ東に中正記念堂です。前方には台湾国旗が翻ります。
中正紀念公園 広場・公園
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近くにくると一層建物の壮大さが際立ちます。
中正紀念公園 広場・公園
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89段の階段を登りきって西をみると壮大な風景が広がります。
中正紀念公園 広場・公園
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記念堂の中には堂々たる蒋介石像が鎮座しており立派の一言です。
中正紀念公園 広場・公園
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10時になり、衛兵の交代式が始まりました。記念堂の左右から三人づつ衛兵が出てきます。今日は海軍による交代式です。海軍、陸軍、空軍で制服の色が異なります。
中正紀念公園 衛兵交代儀式 祭り・イベント
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左右三人づつの衛兵が中央で合流し、併せて六人での統制が取れた交代式は素晴らしいパフォーマンスでした。
中正紀念公園 衛兵交代儀式 祭り・イベント
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中正記念堂で衛兵交代式を堪能した後は、再びMRTを乗り継いで龍山寺に来てみました。龍山寺は、MRT龍山寺駅から地下道を通っていくと3分ほどで着きます。
龍山寺 寺院・教会
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中華風のお寺という感じで立派な建物です。
龍山寺 寺院・教会
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中にはたくさんの観光客以外に地元の人も多くいて、熱心にお祈りしている様子が印象的でした。
龍山寺 寺院・教会
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龍山寺を出た後、お昼近には少し早かったですが、龍山寺近くでガイドブックに絶品と紹介されていた周記肉粥店にきてみました。すでにお店は満席で、外にも多くの人が行列を作っていました。
周記肉粥店 地元の料理
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ここではお粥だけ食べて、また別のお店で昼食を頂くつもりだったのですが、他のお客さんは皆お粥は当然として、他にも二、三品オーダーしていました。お店の人は「お粥だけなの?」といった反応でしたが、ここは初志貫徹でお粥だけ15元(約70円)で食べて出てきました。
周記肉粥店 地元の料理
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写真はオーダーしたお粥。お粥は確かに干しエビなどで出汁をとっているようで美味しくないことはないのですが、量も少なくお粥だけ食べに来るのは少し場違いな雰囲気もありました。
周記肉粥店 地元の料理
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周記肉粥店で小腹を満たした後、またMRTを乗り継いで南京復興駅近くにあるホテルメトロポリタンプレミア台北(JR東日本大飯店)にきました。なぜホテルなのかというと、ここのロビーショップで売っているパイナップルケーキが品切れが続くほど大人気ということで、是非お土産に買って帰りたいと思ったからです。
ホテル メトロポリタン プレミア タイペイ ホテル
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ホテルの入口を入るとショップは左手にすぐありました。パイナップルケーキだけでなく、他の御菓子やケーキ類も美味しそうです。ここのパイナップルケーキは、台湾産バニラを使用していて、上品な甘さでクリーミーということで、日本人好みに仕上げてあるようです。幸い私が行った時には、入荷したところだったのかまだたくさんあって、スタッフが売れた順に商品を補充してました。パイナップルケーキは一個55元で二個、四個、六個・・というように偶数でセットになっています。なぜか二個入り110元、四個入り250元で、二個入り二つ買ったほうがお得なので聞いてみたところ、四個入り以上は箱代込みとのことでした。私は迷わずビニール袋入りの二個入りを二つ220元で購入しました。
ホテル メトロポリタン プレミア タイペイ ホテル
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家族へのお土産のパイナップルケーキを無事確保でき、またMRTを乗り継いで東門駅から南に延びる永康街(ヨンカンジエ)に来てみました。ここはグルメやショッピングの人気エリアとのことです。駅を出てすぐ、往路の機上でも監修の料理を頂いた小籠包で有名な鼎泰豐(ディン タイ フォン)のテイクアウト専門店があります。
永康街 散歩・街歩き
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まず駅からほど近くにあるお目当ての絶品魯肉飯(ルーローハン)のお店「大来小館」に来てみました。ガイドブックには大100元、中50元、小30元とあります。昼前にお粥を食べたので、小でもいいかぐらいに思っていたところ、なんとお茶をもってきたおばさんに、最低300元~と言い放たれます。そこまでガッツリ食べようとも思っていなかったので「じゃあ結構です」ということで何もオーダーせずにお店を出てきました。ガイドブックに出ている人気のお店の中には、こんな感じで強きに出るところもあるんだな、と改めて思いました。
大来小館 地元の料理
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気を取り直して、永康街を散策することにしました。確かにメインの通り以外の裏通りなども良い雰囲気で、人気のエリアだというのもうなずけます。
永康街 散歩・街歩き
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大来小館でルーロー飯を食べそびれたので、どうしようかと思っていたところ同じくガイドブックで紹介のあった天津蔥抓餅のお店があったので、ここでランチを買うことにしました。通りに面した蔥抓餅の持ち帰り店です。蔥抓餅(ツォンジュアビン)というのはネギが入った小麦粉の生地を、鉄板で焼いたモチモチ食感のパイで、蔥油餅が鉄板でただ焼くだけなのに対し、蔥抓餅は焼いている途中に「抓る(つねる)」工程が入るんだそうです。おばちゃんが両手にヘラを持って、上から横からパンパンと叩くように抓る様子が面白いです。こうすることで生地がほぐれ、表面にパイのような層ができあがるのだそうです。行列は途切れることなく続いているものの、すぐ焼き上がるので比較的短時間で順番が回ってきました。注文したのはガイドブックで薦められていた台湾バジル、ハム、チーズ、卵の全部入り。正直注文前はバジルは要らないかと思いましたが、バジル入りで大正解。他の材料がこってり重たい中で、バジルの爽やかな感じがアクセントになって大変オススメです。フーフー言いながら、熱々モチモチの生地を楽しめて大変美味しく、お腹も満たされました。これだけ美味しくて60元(約270円)。300元以上払って大来小館で食べなくて良かったです。
天津葱抓餅 露店・屋台
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このお店のメニューです。私が食べた全部入りの60元が最高で、後はそれ以下のメニューが並びます。
天津葱抓餅 露店・屋台
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一通り永康街を散策した後は、またMRTを乗り継いで雙蓮駅に向かいます。一日券を持っていると、いちいち切符を買う必要がなく手間が省け、時間の節約にもなって大正解でした。雙蓮駅から歩いて5分ほどで、次にお目当てのお店「冰讃(ビンザン)」に到着です。やはり行列になっています。ここは愛文マンゴーの旬の時期のみ営業しているマンゴーかき氷で有名なお店です。張り紙によると今年は4月25日に開店したとのことです。
冰讃 スイーツ
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行列に並ぶこと30~40分、少しづつ動いて、やっとお店の前まで来ました。色んなメニューがあり、どれも美味しそうですが、お客さんがほぼ全員食べているのはマンゴーかき氷です。
冰讃 スイーツ
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そしてなんと言っても驚いたのは日本人の多さ。並んでいる時も、店内で座っていても、そこかしこから日本語が聞こえてきます。どのガイドブックにも必ず載っている有名店だけあります。
冰讃 スイーツ
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座ってから5分ほど注文したマンゴーかき氷がきました。フレッシュなマンゴーとマンゴーソースの下はとろけるようなキメの細かいフワフワミルク氷になっていて、両方楽しめます。値段も200元と他のマンゴーかき氷の有名店に比べリーズナブルなのも良心的です。
冰讃 スイーツ
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冰讃でマンゴーかき氷を堪能した後、今日行きたいところは全部行けたので、MRT桃園空港線の台北車站まで戻ってきました。
台北駅 <地下鉄> (台北車站) 駅
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途中空港に寄って両替もできて、ホテルまで戻ってきました。もういい時間だったので、ホテルで無料の夜食(焼きそば風)を頂き、早めに寝てまた明日の散策に備えます。
リーズナブルで総合的にみてオススメのホテルです。 by hito-kunさんハイ イエス ホテル タオユエン ホテル
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翌朝も朝食会場が開くと同時に行って、早めに朝食を頂きます。この日も野菜含めしっかりと頂き、一日のエネルギーを蓄えます。
リーズナブルで総合的にみてオススメのホテルです。 by hito-kunさんハイ イエス ホテル タオユエン ホテル
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この日も前日同様MRT桃園空港線の一日券を買って、台北まできました。写真は台北車站を外からみたところ、立派な駅舎です。MRT桃園空港線をホテル最寄りの終点老街渓駅からもう一方の終点台北車站まで乗ると片道165元です。一日乗車券は299元ですので、片道づつ往復買うよりも安く、乗り降りも自由なので大変お得です。
台北駅 駅
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早速台北車站から二二八和平公園の方向に向かいます。公園に向かう途中に行列を発見。台湾おにぎりの有名店「飯?覇(ファントァンバー)」です。台湾おにぎりの具材は、肉でんぶ、からし菜の漬物、揚げパンや煮卵など、具がぎっしり入っている上に大きさも日本のおにぎりの二、三倍と、内容もボリュームも全く違います。私も朝食をしっかり食べてなかったら購入していたかもしれませんが、まだこの時間帯では全くお腹が空いていなかったので、やむなくスルー。
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更に南に5分ほど歩いて、二二八和平公園に来ました。それほど人も多くなく、地元の人と思われる人たちが、ジョギングしたり、ゆっくり散策したり、都会の中のオアシスという感じで癒やされます。
二二八和平公園 広場・公園
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二二八和平公園で少し休憩した後、街歩きを再開。公園から少し南にあるのは総統府です。日本統治時代の台湾総督府ということで、日本人の設計とのことです。
中華民国総統府 建造物
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総統府の北には台湾銀行がありました。こちらも堂々としたたたずまいです。
台湾銀行 (旧 台湾銀行本店) 建造物
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台湾銀行を後にして、少し遠いですが、歩いて台北車站の更に北にある台北で最も歴史ある問屋街の一つが迪化街を目指します。歩き始めてすぐ牛肉麵で有名な老王記がありました。お昼時ならここでランチを頂きたかったのですが、まだかなり早いので通り過ぎます。
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老王記を通り過ぎて少し北に行くと中山堂が見えてきました。日本統治時代に造られた4階建てのこの建築物で、中華民国の台湾接収後、ここで日本軍の投降式が行われたといいます。現在はコンサートホールなどとして使用されているとのことです。
中山堂(旧台北公会堂) 劇場・ホール・ショー
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内部中央階段の踊り場には、有名なレリーフ「水牛群像」があります。入館は無料です。
中山堂(旧台北公会堂) 劇場・ホール・ショー
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中山堂を後に北上を続け、台北車站前にある「北門」まで来ました。台湾の第一級古蹟に指定されている建築物ですが、残念ながら現在は補修中でした。
北門 (承恩門) 史跡・遺跡
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北門から更に15分くらい北上を続け、ようやく迪化街の南端に到着しました。ここは漢方薬、からすみなどの乾物、また布の問屋街として台湾一の規模を誇っていて、日本統治時代には、商業地区として台湾随一の賑わいを見せたそうです。今でもその名残りはあちこちに残っていて、歴史を感じさせる建物が並び、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。
迪化街 散歩・街歩き
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南北に延びるメインストリートにはレストランや商店など色々なお店がひしめいていて、私が行った時にもたくさんの人が訪れていました。日本人も多かったです。実は、ガイドブックを見てナチュラル志向の無添加ドライフルーツが売っている「富自山中」というお店を目当てにきたのですが、こだわりの商品だけあってどれも大変高く、また季節的にドライマンゴーがないということでしたので、今回は購入を断念しました。
迪化街 散歩・街歩き
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迪化街を一通り往復して雰囲気を楽しんだ後、南端から今度は東に歩いて、昼食を頂くために「三元號(サンユエンハオ)」というお店にやってきました。1920年創業の老舗ルーロー飯店ですが、2021年に改装されたということでお店は綺麗で清潔感があります。
三元号 (サンユエンハオ) 地元の料理
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メニューはどれもリーズナブルで、前日のお店のような最低支払額なども一切なく、お店のスタッフも気持ちのよい接客で、非常に好感の持てるお店です。
三元号 (サンユエンハオ) 地元の料理
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早速ガイドブックに紹介されていたオススメメニューの魯肉飯(小)と魚翅肉(ふかひれと豚肉団子のとろみスープ)(小)を注文します。これで併せて100元(約450円)と大変良心的なお値段です。頂いてみると、スープは独特の甘みと味わいで美味しいですし、魯肉飯はやはり当店の看板商品だけあって、ホテルの朝食にある魯肉飯などとはひと味もふた味も違うおいしさでした。
三元号 (サンユエンハオ) 地元の料理
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美味しくてリーズナブルなランチですっかり満足し、再びMRT桃園空港線で台北市からホテルのある桃園市に戻ります。一旦ホテルで少し休憩した後、ホテルの周囲を散策してみようと外に出てみます。チェックインの日に少しホテルの周囲を歩いてみた時には気づかなかったのですが、桃園市も意外に大都会でした。ホテルから歩いて15分ほどの遠東SOGOまでぶらぶら歩いてみると、SOGOに到着するまでの道すがら、台湾の様々なレストランやお店がある上、ラーメン屋さんはじめ日本食にも困らなさそうでした。
太平洋SOGO百貨 (中壢店) 百貨店・デパート
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SOGOの地下です。台湾の食材はじめお土産物にできそうな商品が色々あって、こちらのほうが、台北市の観光客向けのお土産物屋よりもリーズナブルで良いものが買えそうだと思いました。
太平洋SOGO百貨 (中壢店) 百貨店・デパート
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面白いことに、日本の製品を売っている専門店も同じフロアに入っていました。
太平洋SOGO百貨 (中壢店) 百貨店・デパート
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同じく地下フロアには、ビアードパパやフードコートに丸亀製麺まで入っていて、まるで日本の百貨店にいるようでした。
太平洋SOGO百貨 (中壢店) 百貨店・デパート
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SOGOからホテルへの帰りは、少し遠回りして、南の中壢車站前の繁華街などを歩いてみます。駅前の繁華街には、くら寿司やCOCO壱番屋、吉野家なども入っていて、こんなところで見慣れた日本食チェーンの看板があるのが何か非常に不思議な気分がしました。
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夕食は、中壢車站前の繁華街からホテルへ帰る道すがら、たまたま見かけた「坤甸炒粿条」という「焼きめし」、「焼きそば」のテイクアウト専門店でテイクアウトすることにしました。Google mapでも4.8点と高評価です。20時閉店の10分前で何とか間に合ったのですが、残念なことに私の前の人で「焼きめし」にするご飯が終わってしまい、「焼きそば」しかできないとのこと。麵の種類や辛さなどお店のおじさんとの意思疎通に困っていると、最後の「焼きめし」を頼んだお客さんが流ちょうな英語で通訳してくれました。その人は「どこから来たの?」「日本です。」くらいのお話をしただけで、自分の「焼きめし」を受け取るとバイクで「じゃあ」といって帰って行きましたが、なんと私の順番がきて「焼きそば」のお金を払おうとすると、お店のおじさんが、「さきほどの人があなたの分も払っていった」と言って受け取ってくれません。そのお客さんは、自分で「焼きめし」が終わってしまったので、私がかわいそうだと思ったのかもしれません。当然その人がどこの誰かもわからず、御礼のしようもないのですが、観光地でもないこんな地元店で台湾の方の何気ない優しさに触れ、台湾が大好きになりました。あのとき親切にしてもらったなあという記憶はこの先も色あせることなく、折に触れ思い出すことでしょう。こんな経験がまさに旅の醍醐味なのだと思います。「焼きそば」も、ホテルに帰ってから開けてもまだ熱々で、スパイシーでとても美味しかったです。その日は、すごく充実した気持ちで、翌日早く起きる必要があるため,早めに寝ました。
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翌日はフライトが朝8時半だったので、3時間前に空港に到着できるよう、最初はホテルから5時くらいにUberで行くことを計画していたのですが、600元から800元くらいかかりそうなのと、MRT桃園空港線の始発が6:03で空港には6時半には到着できるということで、あまり時間はないものの、渋滞等の心配もなく安全なMRTで行くよう計画を変更しました。まあ何とかなるでしょう。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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エバー航空の搭乗予定フライトに前夜Webで事前チェックインを済ませていたこともあり、空港でもスムーズに制限エリアに入ることができ、案ずるより産むが易しでした。制限エリア内で両替も済ませ、それほど時間はありませんが、行けるだけラウンジに行ってみます。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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まずはラウンジのあるフロアの一番手前にあったプライオリティパスで入れるPlaza Premium Lounge。比較的狭いラウンジで、あまりくつろげる感じはありません。
プラザ プレミアム ラウンジ (ゾーン A1) 空港ラウンジ
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この日はホテルの朝食レストランが始まる前にチェックアウトして出てきたのでお腹が空いていていました。ライブキッチンがあり、四種類の料理のうち、チャーシュー丼が美味しそうだったのでオーダーしてみました。
プラザ プレミアム ラウンジ (ゾーン A1) 空港ラウンジ
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たまたまですが、これが大正解。大変美味しかったです。機内食も食べるので控えめにしようと思いつつ、美味しくて完食してしまいました。
プラザ プレミアム ラウンジ (ゾーン A1) 空港ラウンジ
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次に事前のネットでの情報収集ですごく良さそうだったOriental Club Loungeに行ってみたのですが、なんと長蛇の列が。残念ながら諦めてエバー航空のラウンジに向かうことにします。
オリエンタルクラブラウンジ 空港ラウンジ
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エバー航空のラウンジです。明るい雰囲気でお客さんも多いですが、かなり広いので、すぐに角の良い席を確保できました。
エバー航空ラウンジ (台湾桃園空港) 空港ラウンジ
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フードスペースを覗いてみます。ホットミールも充実しています。さすが航空会社のラウンジだけあります。
エバー航空ラウンジ (台湾桃園空港) 空港ラウンジ
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ラウンジの受付で、私のフライトの搭乗までの時間を確認すると、ゲートはC2でラウンジからは10分くらいかかるとのこと。搭乗開始の10分前にラウンジを出て、お店など観ながらC2へ。「あれ?」なんか全然搭乗開始の気配なし、かつ関空行きとも書いていない、改めてスマホで確認すると、なぜか搭乗口がC8となっているではありませんか。この時点ですでに出発時間の30分前、C2からC8に息を切らして走りに走りました。最後にこんな目にあるとは。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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なんとか間に合ってゲートへ。もう誰もいません。
台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
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乗り遅れることなく席につけて、やっと安心できました。席は往路と同様2K。座ってからもしばらく汗が止まりません。
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ようやく落ち着き、しばらく待機した後離陸です。さようなら台湾、次くることあるかなあ。
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今回は復路もWEBで事前に機内食を予約済です。WEBでしか予約できない白身魚のソテーにしてみました。まずは前菜。イカやカラスミが美味しく、シャンパンが進みます。
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メインがきました。白身魚に付け合わせはマッシュポテトと温野菜。加えてパンも含めどれも大変美味しく、往路の麵といい、エバー航空の機内食おそるべし、大変レベルが高いです。
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復路は2時間ちょっとのフライトでした。機内食のあとフルフラットにして少しうとうとしているともう着陸15分前となります。関空も見えてきました。今回の旅は短い期間でしたが、終始好天に恵まれ、台湾の美味しい食事や観光スポットを堪能できましたし、台湾の人の優しい人間性にも触れることができ、大変有意義な旅となりました。また機会があれば、美味しい台湾料理を食べに是非きてみたいです。
関西国際空港 空港
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