2025/04/27 - 2025/04/27
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今日も上野で美術館巡りなどをして一日過ごした。万歩計アプリを見たら2万歩を超えていた。
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「ラジオ体操ひろば」の石碑
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上野公園噴水広場では、毎朝6:30からラジオ体操が行われている。ラジオ体操ファンとしては一度は参加してみたいが、6:30というのがどうしてもネックだ。また毎月第3月曜日は、目の前のスターバックスが参加者全員にコーヒーをサービスしている。なんと太っ腹なスタバなんだ。
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スターバックス コーヒー 上野恩賜公園店
ということで、東京藝大の相国寺展に行く前に、ここでひと休み。今日は朝から暑いので、アイスコーヒーを飲もう。 -
東京藝術大学
2021年に全12話でオンエアされたアニメ「ブルーピリオド」を観て、東京藝術大学には特別な思いがあった。このアニメは、成績優秀だが特にやりたいこともなく仲間と酒やタバコでつるんでいた高校生が、ある日美術室で見た絵に心を奪われる。そして衝動的に美術部に入り東京藝大を目指すという美術漫画だ。東京藝大油絵科の現役生の合格倍率は約200倍。毎年受かるのは5人ほどという日本の大学で最も競争率が高い学科だ。原作者は藝大油学科出身なので、3浪4浪が当たり前の過酷な受験戦争をリアルに描いている。それに仮に東京藝大に入れたとしても、その後アートで食っていけるのはほんのひと握りだ。日本の美術教育の問題点も浮き彫りにしつつ、青春ものとしてもめちゃくちゃ面白いアニメだった。
ちなみに2024年には眞栄田郷敦主演で実写映画化もされたので、こちらも観てみた。
アニメでもあった好きなシーン。藝大受験に悩む主人公が美術の先生に質問する。
「食べていける保証がないなら、美大に行くメリットって何ですか。(美大に行かなくても)どっかの教室で趣味として」
「‘’好きなことは趣味でいい‘’ これは大人の発想だと思います。好きなことに人生の一番大きなウエイトを置く。これって普通のことじゃないでしょうか」
ちょっとシビレた。 -
陳列館
1929年竣工の陳列館は萌える歴史的建造物。現在も様々な展覧会等でも使われている。 -
さすが東京藝大、陳列館の前にはロダンの出世作「青銅時代」(1887年)がしれっと立っている。「青銅時代」は発表当初、そのリアルさから、生きた人間から型を取ったんじゃないかと噂された問題作だ。国立西洋美術館も収蔵している。
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東京藝術大学大学美術館
コレクション数は3万件。国宝・重要文化財がなんと23件もある。高橋由一の《鮭》や狩野芳崖の《悲母観音》、上村松園の《序の舞》なども収蔵している。常設展がないのが残念だ。 -
相国寺承天閣美術館開館40周年記念
相国寺展(前期)
―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史
入館料は2,000円だが、ぐるっとパスで200円引きだった。
京都相国寺(しょうこくじ)の至宝が、東京藝術大学大学美術館にやってきた。室町幕府の御用絵師だった相国寺の画僧、如拙と周文を始め、雪舟、狩野探幽、伊藤若冲、原在中、円山応挙らの名作を、京都まで行かなくても上野で観られる。特に今回の展覧会は、若冲の作品が数多く展示されている。
相国寺は14世紀末に室町幕府3代将軍足利義満によって創建された。相国寺は金閣寺、銀閣寺を束ねているお寺だ。当時の偉い禅僧たちが、相国寺に最先端の中国の文物をもたらした。
残念ながら、撮影は不可だ。 -
伊藤若冲
昨年、皇居三の丸尚蔵館に若冲の「動植綵絵」を観に行ったが、「動植綵絵」30幅全てが三の丸尚蔵館に収蔵されていると知って驚いた。「動植綵絵」は若冲が10年もかけて描いた若冲の代表作だ。それら全て皇室が持っているのには理由があった。
若冲は「動植綵絵」が完成すると、惜しげもなく全部相国寺に寄進してしまう。なので元々は相国寺が所有していた。ところが明治になり廃仏毀釈が始まると、相国寺も存続が危うくなってきた。そこで相国寺は宮内省に「動植綵絵」を献上する。すると1万円の下付金を貰うことができて、それによって相国寺はなんとか生き残れたのだ。若冲様様である。
また、若冲は金閣寺大書院の障壁画も描いており、その障壁画の一部が展示されていた。モニターに全障壁画のCG動画が映されていて、まるで大書院を歩きながら観るようで面白かった。
若冲は京都で青物問屋を営んでいたが40歳で引退し、画家になる!と宣言。同じく40歳を過ぎてから絵を描き始めたアンリ・ルソーと違い、若冲はめちゃくちゃ絵が上手かった笑。
現在、日本美術で一番人気の伊藤若冲。2016年の「生誕300年記念 若冲展」(東京都美術館)では、入館まで5時間かかった日もあったそうだ。しかし若冲が評価されるようになったのは最近のことで、何故か長い間忘れ去られていた。若冲は「私の絵は理解されるまで千年かかる」と言ったが、近年の大バズリを見ると千年もかからず、300年くらいで理解されたようだ。よかったね、若冲。 -
ホテルオークラ ミュージアムカフェ
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ランチは、ホテルオークラ直営のミュージアムカフェにて。東京藝術大学大学美術館の2階にある。
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ナポリタン(1,500円)
キリンラガー(700円) -
さすがオークラ系列だけあって、ナポリタン美味しかった。
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芸大アートプラザ
藝大の学生、卒業生、教員の作品を展示・販売するギャラリー兼ショップ。 -
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東京藝術大学大学美術館収蔵の高橋由一の《鮭》をリスペクトした(いじった?)、「由一補完計画」というトートバッグ。
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同じくロングピローも笑える。
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国立西洋美術館
常設展の年間パスで入館。 -
カレーの市民
ロダンの代表作。
百年戦争の際、フランスの重要な港カレーはイギリス軍に包囲される。イギリス軍はカレーの有力な6人を差し出せば、人々の命は救うと持ちかける。処刑を覚悟で出ていく、そんな6人の姿を描いている。 -
「ペルセウスとゴルゴーン」
カミーユ・クローデル
カミーユ・クローデルといえば、ゲス男のロダンに人生をめちゃくちゃにされた女性彫刻家だ。
映画「カミーユ・クローデル」(1988年)を観ると、切なくなってしまう。彫刻家を志す19歳のカミーユは、雲の上の存在だった42歳のロダンに恋をする。ロダンには内縁の妻がいたが、若くて才能のあるカミーユに手をつけ、彼女との関係を15年も続けた。そのうちカミーユの実力はめきめきと上がり、ロダンの再来とも言われるように。ただ私生活はドロドロになって、カミーユが妊娠するとロダンは産むことを許さず堕ろさせてしまう。その頃からカミーユは次第に精神を病んでいく。奇行に走るカミーユにロダンは「この女ヤベッ」となって、ついには別れることを決意。カミーユはますますおかしくなり、それまで作った作品を自ら破壊し、その後一切創作活動はしなかった。そして最後は精神病院で寂しく死んでいった。 -
この作品は、そんなカミーユの怨念のこもった彫刻だ。
ゴルゴーンの三姉妹のひとり、メデューサの首をペルセウスが切断するギリシャ神話のワンシーン。メデューサの顔はカミーユ自身。ロダンに捨てられた怒りや悲しみが描かれており、彼女の魂のうめき声が聞こえてくるようで胸が詰まる。 -
カミーユには、こうしたロダンとの熱愛や別れの苦悶をテーマにした作品が多い。かなりの作品を本人が壊してしまったのが惜しまれる。
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「ばら」
ゴッホ (1853年~1890年)の亡くなる前年の作品。メンヘラ女のように自分の耳を切って、ゴーガンを引き留めようとしたが、逆にドン引きしたゴーガンはゴッホとの共同生活を終わらせる。翌年、サン=レミの精神療養院に入ったゴッホが、そこで描いたばら。 -
東京藝術大学後援アートイベント
KOMOGOMO展
上野恩賜公園 噴水前広場でヴァイオリンの投げ銭ライブが行われていた。「千本桜」のあまりの上手さに立ち止まって最後まで聴いてしまった。ヴァイオリン演奏はLisako(大島理紗子)さん。初め藝大の学生かと思ったら、国内外で様々な賞を受賞しているプロの方だった。道理で演奏を耳にした途端、惹きつけられた訳だ。 -
旧東京音楽学校奏楽堂
日曜コンサート
昨年ここを見学した際に、このホールで第1・第3日曜日にチェンバロ、第2・第4日曜日にパイプオルガンの演奏を聴くことができると知った。いつかこのパイプオルガンを聴きたいと思っていたので、今日は楽しみにやって来た。
なんと入館料の300円で演奏も聴くことができる。
ぐるっとパスで入館。 -
旧東京音楽学校奏楽堂は東京藝術大学音楽学部の校舎として1890年に建築された。2階にある奏楽堂は日本最古の音楽ホールで、国の重要文化財だ。その後、老朽化により旧奏楽堂は台東区が譲り受けることになって、すぐ隣りに移設された。ちなみに、東京藝大のキャンパス内に新しく建設された「東京藝術大学奏楽堂」があるので、コンサートがある日は混同しないように注意が必要だそうだ。
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午後2時から40分ほどの演奏だ。
演奏者は、東京藝大修士1年の佐藤謹然(きんぜん)さん。
【曲目】
H. パリー :
「1913年4月7日のためのエレジー」
G. メルケル :
オルガン・ソナタ 第4番 作品 115
J. ブラームス :
《11のコラール前奏曲》作品122より
「おお、汝正しくして善なる神よ」
「おお汝ら信仰深き者いかに幸いなるか」 -
日本最古のパイプオルガンは、空気式アクション機構でなんとも優しい響き。軽やかで温かい音色はまるで羽毛布団に包まれているようで、思わず睡魔に襲われてしまった笑。
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横山大観記念館
旧東京音楽学校奏楽堂から不忍池をぐるっと回って約20分。横山大観が40歳から亡くなる89歳まで暮らした邸宅兼アトリエを見に行った。ということは、大観の代表作の多くがここで描かれた訳だ。
入館料800円。
1階は撮影不可。2階は撮影OK。
2階が画室だった。 -
明治維新直後は、日本は欧米に追いつき追い越せで、美術界も西洋にかぶれていた。そこに危機感を覚えたのが岡倉天心だ。1887年には天心を校長に迎え、日本美術の復活を期して東京美術学校(現東京藝術大学)が開校した。1896年にはフランス帰りの黒田清輝を教官に迎えて西洋画コースができる。その頃、天心は仲間の謀略でスキャンダルに巻き込まれ、学校を追放されることに。弟子だった横山大観、菱田春草らも一緒に学校を去ることになる。そして天心は1898年に日本画の革新を目指して、大観、春草、下村観山らと日本美術院を創設した。
その後、日本美術院を引っ張っていったのは大観だった。そしていつしか大観は川合玉堂、川端龍子と近代日本画の三大巨匠と呼ばれるようになる。 -
横山大観(1868~1958年)
明治元年に生まれ90歳まで生きたので、明治大正昭和の激動の時代を駆け抜けたことになる。
破天荒な大観のエピソードは数え切れない。
日米開戦の1940年には「海に因む十題」「山に因む十題」という20点の連作を描き、その売上でなんと国に戦闘機4機を献納している。
無類の大酒飲みで、蔵元の醉心が無償で日本酒を提供していた。一度危篤でもう助からないとなった時、最後に好きだったお酒を飲ませてあげようと口に含ませたら、突然生き返ったという伝説の持ち主だ。それから2年も生きて、その間に何枚も絵を残している。
また横山大観といえば富士山だが、生涯に富士山を1500枚以上描いたというのだから凄い。あまりにも富士山ばかり描くので、他の画家は遠慮して富士山が描けないと言われたほどだ。 -
静かで落ち着く。
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阿やめ(水鏡)
横山大観 明治34年頃
[複製]
大観には珍しい美人画だ。
女性はちりをよけるための揚帽子をかぶっているので、時代は江戸だろう。それにしても菖蒲の花、デカ過ぎないかい? -
庭園も見事。
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不忍池
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したまちミュージアム
入館料300円。ぐるっとパスで入館。
以前は「下町風俗資料館」だったが、改装後は「したまちミュージアム」に変わった。名前が新しくなるのはいいが、改装前にあった銭湯の番台が無くなったのはさみしい。ちゃんと番台に上がれて、落語の「湯屋番」気分を味わえたのに。 -
子供の頃、品川区の家にもこんな井戸があった。
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懐かしい黒電話
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これは氷で冷やす冷蔵庫。上段に氷を入れ、その冷気で下段の食材を冷やすのだ。さすがに、物心ついた頃はもう電気冷蔵庫だったから、これは知らないなあ。
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お勝手
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したまちミュージアムの隣りに、躍動感溢れる彫刻を発見。やはり朝倉文夫だった。新生日本で立ち上がる若人を、釈迦誕生のポーズに重ねた作品だそうだ。天上天下唯我独尊ですな。
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レストランじゅらく 上野駅前店
かつて東京三大大衆食堂と言えば、「聚楽」「食堂三平」「渋谷食堂」だった。
その中でも全盛期は25店舗を有し、日本初のチェーン展開をした「聚楽」は、いわばファミレスの先駆けと言える。その後ホテル経営にまで手を伸ばし、マリリンモンローのそっくりさんの「じゅらくよ~ん♡」のCMで一世を風靡した。
1924年創業の聚楽は当初須田食堂といい、「美味イ・早イ・安イ」のキャッチコピーもこちらが元祖。吉野家はそれを丸パクリしたのだ。 -
JRのガード下にある上野駅前店は1927年開店。上野と言えば西郷会館の「聚楽台」が有名だが、あちらは西郷会館の取り壊しに伴い、2008年に惜しまれつつ閉業した。
現在、「レストランじゅらく」は上野と浅草の2店と、「須田食堂」が秋葉原に1店のみ。
戦後間もなくの頃は、地方から上京したばかりの上野で、生まれて初めて食べる洋食が聚楽だったという人も多かったという。まさに百年食堂の代表選手だろう。 -
店内はまるでファミレス。
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中生ジョッキ(630円)
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ビーフハンバーグステーキ&グリルソーセージ(1,650円)
ソースは高級店のような凝ったものではなく、ハンバーグも肉汁が滴るものとは違う。しかし下品なほどニンニクがたっぷり入った醤油ベースのソースといい、肉々しいハンバーグといい、ファミレスにはない大衆食堂の醍醐味が感じられる。味付けも濃くて、ビールのつまみに最高だった。 -
じゅらくを出るとかつて「聚楽台」があったあたりには、重慶火鍋や北京ダックなどやたらガチ中華の看板が目立つ。時代ですな。
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味の笛
軽く飲んで帰ろう。
御徒町駅前の魚介専門店「吉池」の直営店だけあって、魚の鮮度は抜群。北海道にある「吉池」の工場では鮭やニシン、サクラマスの加工品なども作っている。 -
まずは2階のテーブル席に行ったが満席だったので、1階の立ち飲み席に陣取る。
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カウンターに並べられた肴。
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山海漬(250円)とニシンみりん干し(300円)を選び、レジで日本酒の北雪を注文。いつもは北雪金星(430円)だが、今日は北雪純米吟醸(650円)にしよう。
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マグロ刺身(350円)も追加して、合計1,550円の贅沢。
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本日の美術鑑賞のラストは、上野駅16番ホームに立つ朝倉文夫の「三相(智・情・意)」。1958年の上野駅開設75周年を記念して、朝倉氏から寄贈されたものだ。
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先日訪れた朝倉彫塑館でもこの「三相」を観たばかりだが、パブリックアートとして駅のホームで観るとまた見え方が違ってくる。裸婦に上から睥睨されるのはいい気分だ笑。
「東洋のロダン」と呼ばれた朝倉文夫の作品は、こうした公共の場で出会うことが多いが、超一流の彫刻を無料で楽しめるのだから嬉しい。
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この旅行記へのコメント (1)
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- エヌエヌさん 2025/05/02 10:15:46
- 上野駅
- SamShinobuさん
こんにちは!
聚楽台懐かしいですね。
聚楽はお土産屋もあった気がします。
上野駅地下食堂なんてのも昔はありました。
銀座線ホームの階段途中に古めかしいラーメン屋も
今は様変わりしてしまい寂しいかぎりです。
当時と変わらないのは中央口そぐの小さなKIOSKくらいです。
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