日本の世界遺産・・２０件の世界文化遺産と４件の世界自然遺産を訪ねています。

2025/11/13 - 2025/11/13

世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出された、過去から現代へと引き継がれ、そして私たちが未来への世代に引き継いでいくべき、かけがいのない宝物です。（日本ユネスコ協会より）

ユネスコの世界遺産に登録されているのは、2024年7月現在で、文化遺産952件、自然遺産231件、複合遺産40件で、合計1,223件に上ります。このうち危機遺産リストには、56件が登録されています。

日本からは、2025年11月現在で、文化遺産21件、自然遺産5件、合計26件の世界遺産が登録されています。この旅行記では、全国を旅する中で訪れた、日本の世界遺産24件及び関連資料を掲載しています。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

知床（世界自然遺産）の紹介です。
「知床一湖」に、知床連山が映り込みます。

「知床五湖」で出会った、エゾシカの親子です。

「羅臼岳」と家族のシャチです！！

北海道・北東北の縄文遺跡群（世界文化遺産）の紹介です。
「三内丸山遺跡」の大型堀立柱建物と大型竪穴建物です。

「三内丸山遺跡」の竪穴建物です。
縄文時代の家は、地面を掘り込んで床を作り、中央には炉がありました。

三内丸山遺跡で出土した「大型板状土偶」です。
全長32cmで日本最大級の大型板状土偶です。

白神山地（世界自然遺産）の紹介です。
世界遺産地域の北部分（青森県側）の眺望です。

「暗門第一の滝（落差42m）」です。
暗門沢（岩木川の源流）の上流に位置しています。

ブナの巨木です。
目もくらむオレンジの世界が広がっています！！

平泉（世界文化遺産）の紹介です。
「中尊寺金色堂」は、天治元年(1124)に初代清衡が自身の廟堂として建立した阿弥陀堂で、金色堂の覆いとして風雪から守るために鉄筋コンクリートで造られた新覆堂の中にあります。

「中尊寺東物見台」です。
ちょうどサクラが満開でした。束稲山・北上川・衣川・衣川古戦場を見渡せる展望台です。

「毛越寺」の浄土庭園です。
平安時代の浄土式庭園の作庭様式を色濃く残したもので、国の特別史跡・特別名勝に二重指定されています。

日光の社寺（世界文化遺産）の紹介です。
「日光東照宮」の唐銅鳥居と陽明門・鼓楼・鐘楼です。陽明門を入ると唐門・拝殿・本殿、その奥に家康の墓所・奥宮があります。

「日光輪王寺大猷院」の総金箔造りの唐門です。
唐門を入ると拝殿・本殿、その奥に家光の墓所・奥の院があります。

「二荒山神社」の大鳥居と西参道です。
二荒山神社は、日光三山をご神体として祀る神社です。

富岡製糸場と絹産業遺産群（世界文化遺産）の紹介です。
「富岡製糸場西置繭所」は、明治5年(1872)に建築されています。

「富岡製糸場操糸場」は、操業を停止したそのままの状態で保存されています。

「富岡製糸場寄宿舎」です。
片倉経営期（戦前）に建てられた、女性従業員用の寄宿舎です。

ル・コルビュジェの建築作品（世界文化遺産）の紹介です。
「国立西洋美術館」は、ル・コルビュジエの設計によって昭和34年(1959)に落成・開館しています。フランス政府からの松方コレクションの寄贈・返還のため建てられています。

「19世紀ホールと2階へのスロープ」です。
展示室は回廊型の空間で構成され、吹き抜けの天井から自然光を取り入れています。

クロード・モネの「睡蓮（1916）」です。
松方コレクションを代表する作品のひとつです。松方がモネのアトリエを訪れ、モネ本人から直接作品を購入しています。

小笠原諸島（世界自然遺産）の紹介です。
「父島列島」です。左から弟島、兄島、父島と続いています。右端の島が西島です。

「南島」です。
南島は石灰岩からなる沈水カルスト地形で、外海はボニンブルー、入江はエメラルドグリン、白い砂浜、絶景です！！

「小笠原ホエールウォッチング」です。
ザトウクジラのフリッパーフロップ(身体を仰向けにして胸ビレを水面に叩きつける)です！！

富士山（世界文化遺産）の紹介です。
河口湖からの「富士山」です。古代から富士山ほど、文学・絵画・信仰などで人々を魅了し続けてきた山はないですね！！

「北口本宮富士浅間神社」です。
富士山大鳥居は、高さ約18m、幅約11mの日本最大の木造鳥居です。

「白糸の滝」です。
幅約150mに渡り富士山の伏流水が、溶岩断層から滝となり湧き出ています！！

佐渡島の金山（世界文化遺産）の紹介です。
「宗太夫抗」は、江戸時代初期の大型坑道です。

「宗太夫坑の採掘現場」です。
手作業での採掘の様子が再現されています。

「金塊（12.5kg、約2億円）」です。
本物の金塊！見て！触れて！取り出せます？！

白川郷・五箇山の合掌造り集落（世界文化遺産）の紹介です。
「白川郷の合掌造り集落」です。和田家2階からの眺望、積雪は2mを超えています！！

「神田家」です。
江戸時代の後期、約10年をかけて建造したという合掌造りの家です。養蚕と焔硝（えんしょう）作りで、合掌造りの集落は生まれています。

「明善寺の鐘楼門」です。
江戸時代後期に建てられた、総檜造・茅葺屋根の山門で、門と鐘楼を兼ね備えています。

古都京都の文化財（世界文化遺産）の紹介です。
「天龍寺」の大方丈と曹源池庭園です。

「清水寺」の本堂・舞台です。
172本の木柱が建物を支えています。

「比叡山延暦寺」の根本中堂・廻廊です。
千二百年燃え続ける「不滅の法灯」が内陣にあります。

古都奈良の文化財（世界文化遺産）の紹介です。
「東大寺大仏殿」は、世界最大の木造建造物！！本尊の盧舎那仏座像(奈良の大仏)を安置しています。

「興福寺五重塔」です。
古都奈良を象徴する建物のひとつで、高さは約50mあります。

「唐招提寺金堂」です。
天平様式を今に伝える建物で、大棟の左右に鴟尾（しび）を飾ります。

法隆寺地域の仏教建造物（世界文化遺産）の紹介です。
「法隆寺」は、推古天皇と聖徳太子によって推古15年(607)に創建されています。

「法隆寺金堂」です。
天智9年(670)に、落雷で伽藍の全てを焼失、ほどなく復興された、世界最古の木造建造物です。飛鳥様式を今に伝える建物です。

「法隆寺五重塔」です。
天智9年(670)の火災後の再建、現存する木造建築の五重塔としては世界最古のものです！！1,400年前に残された、免震構造の教科書です。

紀伊山地の霊場と参拝道（世界文化遺産）の紹介です。
「高野山金剛峰寺」は、空海によって開かれた真言密教の聖地です。

「熊野本宮大社」の上四社です。
すべての古道は熊野本宮へと通じています。

「青岸渡寺」の三重塔と落差日本一の「那智の滝」です！！

姫路城（世界文化遺産）の紹介です。
「姫路城天守」は、慶長14年(1609)に築城された、5重6階地下1階の連立式望楼型の天守です。

「菱の門」です。
櫓門と呼ばれる型式の二の丸の入口を固めた門で、門全体に安土桃山時代の様式を残しており、城内で最も大きな門です。

「はの門」前の坂道です。
「狭間」が並んでいます。姫路城には長方形や三角形など、6種類の狭間があります。

石見銀山遺跡とその文化的景観（世界文化遺産）の紹介です。
「龍源寺間歩」です。石見銀山遺跡で、唯一公開されている坑道です。

五百羅漢を安置する、「羅漢寺」の石窟群です。
石見銀山の石造物文化を代表する信仰遺跡です。

「大森銀山重要伝統的建造物群保存地区」です。
鉱山に隣接して発展した、石見銀山附御料150余村の中心町です。

原爆ドーム（世界文化遺産）の紹介です。
昭和20年(1945)8月6日に、B-29爆撃機から投下された原子爆弾で破壊された、「広島県立商品陳列所」の建物が保存・管理されています。

「広島平和記念公園」です。
広島の爆心地近くにある公園で、園内には広島平和記念資料館や原爆死没者慰霊碑など、平和を祈る数々のモニュメントがあります。

「広島平和記念資料館」です。
被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を収集・展示するとともに、広島の被爆前後の歩みや核時代の状況などについて紹介しています。

厳島神社（世界文化遺産）の紹介です。
世界的にも珍しい、「海上の社殿」の風景がシンボルになっています。

「大鳥居」は、現在（2021.11）大規模修繕工事中、残念？？

「拝殿前の朱塗りの回廊」です。
東廻廊は47間、西廻廊は61間あり、1間ごとに釣灯籠が下げられています。

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群（世界文化遺産）の紹介です。
「宗像大社辺津宮の拝殿」です。宗像三女神の末女神・市杵島姫神が祀られています。

「宗像大社中津宮の本殿・拝殿」です。
宗像三女神の次女神・湍津姫神が祀られています。

「宗像大社沖津宮遥拝所」です。
沖合48kmの沖ノ島の沖津宮には、宗像三女神の長女神・田心姫神が祀られています。

明治日本の産業革命遺産（世界文化遺産）の紹介です。
「軍艦島（端島）」です。三菱石炭鉱業の主力炭鉱であった端島炭坑跡です。

「ジャイアント・カンチレバークレーン」です。
三菱長崎造船所で今も稼働している、英国アップルビー社製造の電動クレーンです。

「萩城下町」です。
菊屋家住宅は、萩藩の御用商人を務めた豪商の屋敷です。

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産（世界文化遺産）の紹介です。
「大浦天主堂」です。日本二十六聖人たちに捧げられた教会です。

大浦天主堂の「日本之聖母」です。
信徒発見記念として、フランスに発注・設置されたマリア像です。

「頭ヶ島（かしらがしま）天主堂」です。
五島列島北部の頭ヶ島の白浜集落にある石造りの教会堂です。

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島（世界自然遺産）の紹介です。
奄美群島最高峰の「湯湾岳」一帯には、亜熱帯照葉樹の森が広がっています。

「奄美大島金作原の森」を象徴するヒカゲヘゴは、樹木ではなくシダ植物の一種です。

「金作原の森」で出会ったヒメハブです。
ハブは南西諸島に生息する毒ヘビで、大自然を人間の開発から守ってきた、「森の守り神」でもあります！！

琉球王国のグスク及び関連遺跡群（世界文化遺産）の紹介です。
「首里城跡」の、瑞泉門とその周辺の城壁です。那覇の丘の上に建つ首里城は、琉球王国最大のグスクです。

「玉陵（たまうどぅん）」です。
1501年に建造された琉球王家の墓陵です。

「今帰仁城跡（なきじんじょうあと）」です。
首里城に匹敵する広さを誇る、古期石灰岩（硬くて重い）を使った野面積みのグスクです。