2024/09/17 - 2024/09/18
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Maasholmさん
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この旅行記のスケジュール
2024/09/17
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洋風居酒屋ぼんでん
2024/09/18
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飛行機での移動
旭川空港ー成田空港
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この旅行記スケジュールを元に
旅を終えて半年も経つと、湧き出てくる言葉は何もない。
目の前(TV)で、直木賞作家たち3人が、生みの苦しみを語っている。
どんなに書けなくても、まず1行書いてみる。
そうすると、あとは滑り出て来る。
「ホンマでっか?」と思いながらも、1行書き始めて、何とか完成した。
難産になればなる程、出来具合はイマイチだ。
なるべく旅が終わったら、湯気が出てる内に書くようにしていきたい。
《2024年 秋旅》
☆9/15羽田13:55発ー旭川15:35着(JAL555)旭川ー美瑛【美瑛泊】
☆9/16美瑛ー剣淵ー稚内【稚内泊】
★9/17稚内ー猿払村ー紋別【紋別泊】
★9/ 18紋別ー旭川12:00発ー成田13:50(JJP800)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
-
稚内で朝を迎えた。
今日は、オホーツク海側を通って紋別に行く予定。
その前に、宗谷岬公園に立ち寄る。
長閑な景色だ。
空と海と牧場(まきば)の緑。
この三色が、羊羹に見えるのは、私だけだろう。
(糖分断ちをしてるので、何でも甘い物に見える)宗谷岬公園 公園・植物園
-
高台に建つゲストハウス『アルメリア』
宗谷黒牛を使ったステーキ・ハンバーグなどがセットで味わえる。
宗谷産生ホタテ丼・生うに丼・自家製いくら丼もオススメらしいが、この日は営業していなかった。 -
宗谷岬の背後、このあたりは、氷河時代に形成された周氷河地形が作り出したなだらかな丘陵が広がり、北海道遺産として認定された独特の景観をなしている。
周氷河地形とは、水中の水分が凍結や融解を繰り返すことにより形成される地形のこと。
緩やかな起伏が連続するのが、よく見える。宗谷丘陵 自然・景勝地
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国内最大級、57基の風力発電機が、ゆったりと風を受ける姿は印象的。
360度見渡せる、パノラマの景色。
なんにもない事がこんなに美しいなんて。
今頃、東京の電車はギューギュー詰めで、知らない人同士が、おしくらまんじゅうしている時間なのに。 -
いつものごとく、予め行き先を下調べするなんて事はしていない。
車を走らせていると、『白い道スタート地点/白い道ゴール地点』の看板を見つけ、「白い道?それは行ってみよう!」となった。 -
緑の草むらの中、紺碧の海に向かって真っすぐに伸びる白い一本の道。
「こんな所があったんだ!」と突然現れたこの景色に、感動を越えて言葉が出なくなった。
予めわかっていない事に出合う方が、数段に感激の度合いが高まる事を、私達は旅を通して感じている。 -
約3㎞の散策路は、稚内の名産であるホタテの貝殻を敷き詰めてできていて、歩いてみるとサクサクしてふんわりと柔らかくて良い感じ。
宗谷丘陵 白い道 名所・史跡
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海に続く真っすぐの白い道。
道東のウトロから斜里方面に『天に続く道』というのがある。
そこより、周りに何もないので壮大な眺めに感じる。 -
こちらが、『北海道感動の瞬間100選』にも選ばれた、国道244号から国道334号の全長28.1㎞に及ぶ道路『天に続く道』
左右の木が伸びきっているのと、電線が残念。
両方とも、北海道ならではのスケールを感じる絶景。
【2024年5月撮影】 -
オホーツク海を南下して、猿払村に来た。
北海道民以外、どれくらいの人がこれを読めるんだろう。
『さるふつむら』
日本最北の村である。 -
ある記事には、『日本一の金持ち村』
ホタテ御殿には、フェラーリにポルシェ、コンビニにはドンペリが・・!
なんて書いてある。
コンビニに入って確かめれば良かった。 -
『年収3000万円は当たり前で、移住希望者も続出!』『冬の3ヶ月間は休み、競争は存在しない』『完全世襲制』など驚きの見出しが躍る。
お洒落な豪邸が並び、どこも3階建て。
一番人気の港から近いエリアは、分譲が出ると抽選になるんだそう。
地価は、1坪500円から15000円だと言うから、とても安い。
その分、建物にお金をかけられる。
もうちょっと、人の暮らしぶりを生で見られると良かったな(世界ふれあい街歩きのレポーターのように) -
『道の駅さるふつ公園』で、ホタテカレーと餃子を食べた。
猿払村の小学校では、地場産品を使った特色ある献立を考えていて、ホタテご飯やホタテの唐揚げなどが給食に出るんだそう。
生徒達が考案したレシピで、それを給食に取り入れて提供し、給食コンクールで優秀賞を受賞した事もある。
なんと贅沢な子どもたち。
私も猿払村の小学生になりたい。ホテルさるふつ ふるさとの家内 レストラン風雪 グルメ・レストラン
-
紋別までやって来た。
この日のホテルは『紋別プリンスホテル』
1室2人12100円。
紋別で唯一の天然温泉が湧く大浴場があるのが良かった。
泉質は、冷鉱泉(アルカリ性低張性冷鉱泉)
つるつるとした湯あたりで、肌に優しくなめらかな感触のお湯。温泉が良く、ロケーション最高! by Maasholmさん紋別プリンスホテル 宿・ホテル
-
客室内は、至って普通のビジネスホテルタイプ。
特筆すべき事は、何もない。
そもそも、紋別でホテル検索しても10軒くらいしか出てこない。
どうしてここを選んだかと言うと、自動車評論家のYouTuberが絶賛していたから。 -
今日の夕食は、何軒か居酒屋を巡ってみたが、どこも満席。
電話したら予約出来たので『洋風居酒屋ぼんでん』に入った。
ここの店主の話が実に面白かった。
彼が東京にいた時、禁煙条例施行後、1番最初に捕まった人で、新聞に載ったらしい。
この店は、客席は勿論、カウンターでも喫煙OK。
それが嫌だというクチコミもあるが、行った時は皆が笑顔で和気藹々。
本当に気に入った人だけが来ているお店。
長期出張で来ていた若いお兄さんとも話が弾み、カウンター1列がもう皆お仲間さん。
非常に楽しい時間を過ごした。
下戸で居酒屋には行かない夫も、ここにはまた行きたいと絶賛していた。 -
そして店主に勧められた、ボラの刺身が美味しかった。
ボラは、関東では不味くて嫌われてる魚で、食べるものではないと言われていたので食べた事がなかったけど、実際に食べてみると癖もなく、あっさりしていて、鰹の食感に似てる。
こんなに美味しいなんて、目から鱗が落ちた。
メジナに似ているかもしれない。 -
紋別に知人がいる。
この写真を添付して、「私はどこにいるでしょう?」とメールしてみた。
返って来た答えが、「まーた、どこのビーチリゾートにいるの?お国は?」と来た。
そこで、「貴女のすぐそばよ!」と返信した。 -
「こんな素敵な所で暮らしているなんて、羨ましい!」と言うと、彼女は「そんな、朝陽なんて何年も見た事がない。そもそも起きるのは8時だし!」ですって。
彼女の仕事の都合で会えなかったが、紋別にはまたゆっくり来たい。
『洋風居酒屋ぼんでん』で、ゆっくり呑みたい。 -
住んでいると、気が付かない事がたくさんある。
じゃあ、私もここで暮らせるか?と言うと、それも簡単ではない。
ないものねだりは、尽きない。 -
今回の北海道の旅は、旭川空港から内陸を通り稚内に着き、そこからオホーツク海側を南下して紋別を通り旭川空港に着いた。
シニアのライダーマンが多くて、そのナンバープレートは殆どが本州なので、トイレ休憩の度に夫は何回か話しかけていた。
こういう時は「どこから来たんですか?」「どこが一番良かったですか?」と尋ねるだけで話は弾む。
1人旅の方も多くて、自由気ままに長期間楽しんでいるようで、羨ましくさえ思った。
1人は寂しくない?と思うところだが、ライダー達の世界は皆を繋ぐという共通認識があるようだ。
走っていても、お互い手を挙げ挨拶し合うし、道の駅などで休憩してると、知らない者同士、どこが良かった・何が美味しかった・あそこには行くべき、と話が尽きない様子がよく見えた。
私も40歳若かったら、ツーリングしてみたかったなぁ...。 -
この道は空いてるし、整備されてて走りやすいし、なにより景色が良い!
最高なんだと、皆さん口を揃えて褒めそやす。
道北に行こうとなった時、それ程の期待はしていなかった。
寂れてて、薄ら寒くて、なんにも無いというイメージ。
ところが、思いのほか良かった。
道路状況と周りの景色が良いので、ドライブは最高!
温泉に入って、美味しい海鮮料理を食べて、都会の喧騒から逃れ、のんびり静かに過ごすのにもってこい。
旅は、目的地に行く事だけではなく、そこでどう過ごし何を感じるかが肝心。
五感が研ぎ澄まされる旅が好きだ。
さて、次はどこに行こうかな。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- ねもさん 2025/06/12 22:39:15
- リッチな猿払村
- Maasholmさん 先日は迷惑コメント失礼しました。大人のご返信恐れ入ります。
かねがね東京の港区などと並ぶ高所得者が多い自治体と聞いていましたが……
ホタテの街・猿払村は噂どおりリッチのよう(゚-゚) (レアなスキー場に続いて、笑)またまた、ここを取り上げた旅行記は初めてみました✌️
前編でかなり悪天候のなか十勝岳、よくぞ登られました👍
私は2022年夏に。晴れてましたが、結構風が。良い山旅でした(^^;)
- Maasholmさん からの返信 2025/06/13 09:44:33
- Re: リッチな猿払村
- ねもさん おはようございます。
私は、今 北海道におります。
晴れ渡った空が清々しく、爽やかな朝を迎えております。
高齢な母が、いよいよ危険な状態になり、余談を許せないところです。
誰もが通る道なのだと思いますが、覚悟はしているものの、意外に精神的なダメージが大きく、何をどうしていいのやら、何も手につかない状態です。
長嶋さんの訃報を聞き、『あの長嶋さんでさえ死ぬんだ』なんて思って、辛いのは自分だけではないと言い聞かせてみたり。
そんな事で、しばらく北海道に滞在します。
羊蹄山の稜線を歩くトレッキングを予定していましたが、キャンセルしました。
先月、摩周湖近くの西別岳登山をしましたら、雨で大変でした。
昨年、雌阿寒岳に登りましたが、強風で小石が飛んできて、9.5合目で登頂を諦め下山しました。
7月富良野岳に登ったら、ピーカンで最高の天気だったけれど、却ってそれがきつくて、熱中症で搬送される人多数。
天気を選んで登ればいいのに、なかなかそうもいかない。
今年、やっと樽前山に登る事ができる様になったとの事で、秋には行きたいと思っています。(改修工事の為、登山道一部通行止めだった)
色々な事がありますが、乗り越えながら、登山・スキー・ドライブの旅を楽しみたいと思っています。
これからも、よろしくお願い致します。
Maasholm
- Maasholmさん からの返信 2025/06/13 09:52:37
- Re: リッチな猿払村
- 「余談を許せない」→「予断を許さない」の間違いです。
間違った!と思ったのに、修正出来なかった。
余談は、大いに結構!(^^)!
-
- pedaruさん 2025/05/05 03:48:57
- 初めまして
- Maasholmさん 初めまして
ご訪問ありがとうございました。
Maasholmさんの文章に魅かれました、引き続き拝見します。
pedaru
- Maasholmさん からの返信 2025/05/07 22:24:41
- RE: 初めまして
- pedaru さま
こんばんは。
夜分遅くに失礼致します。
大変嬉しいコメントをお寄せいただき、誠に有難うございます。
心より、お礼を申し上げます。
連休中出かけており、返信が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
nさんのコメント欄でpedaruさんの事を知り、旅行記『さすが近江商人発祥の地 五個荘金堂町 8』の概要欄でtokotokoさんの事が記されており、無視出来なくて恐る恐る訪ねてみました。
息をするのも忘れる位の勢いで、貪り読んでしまいました。
こんなきっかけをいただき感謝しております。
pedaruさんの旅行記も、これから楽しみに読ませていただきます。
どうぞ楽しい旅をお続けください。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
Maasholm
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