中央アメリカ　オーロラ遊覧飛行の旅！？　３

2025/02/23 - 2025/02/23

片桐はいりさんの「グアテマラの弟」を読んでから
「私　絶対にグアテマラに行かなくては！」とずーっと思っていました
そんな時　ANAのビジネスクラス「ＴHE ＲOOM」で行く中央アメリカのツアーを見つけたのです　しかも未知の国　ホンジュラスまで周る！
中央アメリカに行くのにニューヨーク経由って遠回りじゃないの？とは思ったのですがこれが大正解！
何が大正解？それは最後まで読んでいただければ・・幸いでございます
主人は仕事の為お留守番です

エリア コパン(ホンジュラス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

朝食
オムレツを焼いてもらえます
ちまき風の食べ物やバナナを煮たものなど
品数は多いです

中央公園 広場・公園

トルティーヤも焼き立てです

朝食後
ホテルから車ですぐそばにある
マヤ遺跡最南端　コパン遺跡へ
遺跡内は専門のガイドさんがスペイン語で案内してくれて
それをグアテマラからのガイドさんが日本語に訳してくれます
添乗員さんは頼めば写真を撮ってくれたり
はぐれないように一番最後から見ていてくれる　3人態勢でスタートです！

コパンのマヤ遺跡 史跡・遺跡

入口から進むと広がるのが
グランプラザ
背の低い4号神殿

コパン遺跡　黒曜石や翡翠の産出地にありその交易地として栄えたみたい
眞子様もいらしてて翡翠をお買い上げになられたみたい

その付近に石碑（ステラ）が配置されています
丸彫り(高浮彫り)技法が特徴で
正面・側面・裏面に立体的に彫り込まれ
表現力が高く美しい石碑です

屋根が付いている石碑はオリジナル
野ざらしのものはレプリカ

グランプラザの石碑の多くは
18ウサギ王の石碑（13代目　ワシャック・ラフン・ウバク・カウィール）
なぜなら彼が最盛期の王だったから
彼自身が様々な神に扮した姿や儀礼の際の姿が彫り込まれています
そして同王の時代にコパン王朝は衰退を始めます

頭の上には太陽のシンボルであるコンゴウインコの装飾
両手で双頭の蛇の儀杖を抱え
左右の蛇の大きく開いた口からは王朝の守護神カウィール神が姿を現しています

18ウサギ王の「若さ」と「老い」の２つが彫られた石碑
地中に埋っていた為赤い色が残っています

王を神格化する目的を持って刻まれた石碑のようです

マヤ古典期最大の競技場
右手に見える鳥の頭部のモニュメントも
コンゴウインコ

マヤでは球技は非常に神聖な儀式で
その結果で王朝の運命を占う役割もありました

神聖文字の階段と26号神殿
その前には石碑Ｍ
18ウサギ王(13代目）が建設を開始し
15代目の王　カック・イビヤフ・チャアーン・カウィール(煙貝王）が
755年に完成させました

自己犠牲の儀礼を行って祖先を呼び出す15代王が刻まれ
後ろに置かれたトラロックの口から呼び出された王達が姿を現し
王朝史を刻んだ碑文と共に階段に展開されていくということらしい

階段には初代ヤシュクックモ王から始まり15代王の即位まで
コパン王朝の栄光の歴史が2500文字以上のマヤ文字で刻まれています
が　崩壊した後に再建されたため
現在の文字列はバラバラらしい

石碑Ｎ
南北に王の肖像が刻まれ
北は蛇　南はワニの被り物を着けて
自己犠牲を行い精霊を呼び出す様子が表されています
前にある祭壇は神々や先祖が住む聖なる大地（ウィッツ）の怪物（カウアック）

7号神殿
金沢大学が発掘調査や修復保存事業をしたみたい

セイバの木
マヤ文明では　セイバは地下世界と天上を繋ぐ世界軸を象徴し
世界樹として描かれています
神聖な木であるセイバのエネルギーに触れてみる

アクロポリス
王や貴族などが儀礼や政務を行うための特別な空間
向こうに見えるのが16号神殿

グランプラザを11号神殿から眺めている
と・・

誰？視線を感じる　

こちらは天の四隅を支えるバカブ神
古典期マヤではパウァトゥンと呼ばれていました

東広場には
キレッキレのズンバを踊るジャガー
このジャガーのレリーフの先には
16号神殿の地下に通ずるトンネルの入り口があります

これ何？
セイバの木？
少々不気味

エル・セメンテリオ
貴族の住居区域
アクロポリスの南側
高台から俯瞰できます

崩れ落ちていた壁面は修復されて
石彫博物館に展示されています

祭壇Q
上面には初代王による王朝の成立が文字で記され
横面には各面4人づつコパン歴代王16人全員の肖像が彫られています
オリジナルは石彫博物館に展示されています

一通り見学を終えて次は地下トンネルへ

観光用の地下トンネルは2か所あります
まずは「ロサリラのトンネル」

のぞき窓から見えるのは
太陽神のマスク
その右手に見えているのがヘビの模様　ケツァールの羽飾りの彫刻

古代マヤの王達は過去に造られた神殿を埋め
その上に新たな自分の神殿を建て加えていきました
現在見えている神殿の下には何代にも渡る過去の神殿が眠っているのです

トンネルではロサリラ神殿は一部分しか見えませんが
石彫博物館にレプリカがあります

続いて「ロス・ハグアレス（ジャガー）」のトンネル

のぞき窓から見える地下建造物　アンテ基壇
中央右奥に見える漆喰彫刻　わかりますか？
アンテ基壇の建築様式はティカルに似ているのだそう

その漆喰を正面から見てみたら
これはコンゴウインコの漆喰彫刻
マヤでは輝かしい成功を象徴をしています

上の写真からもっと左に寄ったところ

アンテ基壇には
階段に刻まれた碑文があります
碑文には7代王睡蓮ジャガーの名前と10代王月ジャガーの名前があります

このトンネルの出口では
当時の排水システムも見つかっています

外に出てきました
マヤアーチの通路
コパン遺跡を後にします

ホンジュラスの国鳥でもある
コンゴインコは太陽の象徴とされ
コパンでは重要視されていました
ここコパン遺跡では大切に飼育されています

続いて「石彫博物館」へ

コパンは7世紀には
一年を365.2420日と考えていた・・
でも天動説だったのよね

ドキドキするようなことが
これから起こりそうな博物館の入口

石彫博物館　二階建てです

こちらがエル・セメンテリオの
復元された貴族の住居の壁面

地下トンネルで見た
16号神殿の下に埋まっているロサリラ神殿の原寸大レプリカ
1989年の調査により発見された1000年以上も埋もれていたロサリオ神殿

「太陽の神殿」と呼ばれるほど
太陽神のモチーフが描かれています

マヤでは
寄り目で
前歯が出ていることが美の基準だったらしい
・・ということは明石家さんまさんが最高の美しさと言うことに

こちらの石碑には古典期マヤの四大都市
コパン　カラクルム　ティカル　パレンケの紋章文字が刻まれています

16号神殿の前にあった祭壇Qのオリジナル
正面には初代王　キニチ・ヤシュ・クック・モ王と向かい合い
王笏を授かる16代目のヤシュ・パサフ王の石彫が配されています
これは16代目の王が自らの王権の正統性を示す目的があったから
と言われています

初代王（左から2番目）テオティワカンゴーグルを着けていますね

「お邪魔しまーす」
貴族達の住居もたくさん展示されています
装飾が見事
当時の貴族の財力を示しています
またこれは王の力が弱くなってきていると推測されます

この博物館で一番のお気に入りがこれ！
見て　カカオの実がたわわに装飾されてる
何か語りかけてる？

お昼ごはんはピンチョ
串焼き料理
丁度良い量
美味しいし
ビールに合うし

この後
昨日と同じ道を逆戻りしてグアテマラシティへ
今回の旅で一番良いホテル「ティカル　フトゥラ」
ウエルカムドリンクもありました　何かのジュースです
なのになのに滞在時間は一番短い(涙）
予定のフライトがキャンセルされて
4時間も早いAＭ5:00発のフライトに変更されたのです
明日AM3:30　ホテル出発

グランド ティカル フューチュラ ホテル ホテル

シーザーサラダ

魚料理
・・不味い

でも翌朝のこちらのボックスのサンドイッチ
美味しかったぁ！

デザート
今回のツアー
コーヒがサービスで付いているのよ
今までだとコーヒーが無料なのは朝食だけだったんだけど

全てが整っています
申し分ないホテルです

明日は早朝出発なのでお風呂に入って休みます