2025/03/08 - 2025/03/09
101位(同エリア356件中)
さるおさん
河口湖二日目。昨日は関東大雪の悪天候で富士山は全く見えず。果たして今日は見えるのか? 天気予報は晴れマーク。
行程:河口湖駅→忍野八海→富士山駅→河口湖駅
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朝一番、部屋の窓を開けたら雪が積もっていた。天気はよさそうだけど。とりあえず朝風呂。その後の朝食。
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山梨名物ほうとう付き。
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あっ、ココに富士山発見!
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ホテルの方に送ってもらい河口湖駅へ。車内での会話、話題はインバウンド。インバウンドはお風呂の入り方が判らず下着で入る人が居るそうだ。
駅前、富士山は雲に隠れて見えず。 -
ふじっ湖号(バス)で「忍野八海」到着。富士山、裾野だけが見える。距離が近いと裾野だけでも迫力。やっぱ、富士山デカい。
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散策スタート。思った以上に雪景色。
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まず「お釜池」に向かう。忍野八海で最も小さな池。窯の中で熱湯が沸騰するように湧き出ているように見えたことから「お釜池」と名付けられたそう。
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あの一部だけ底が深い箇所が水が湧いていたところね。一番最初に見た池とうこともあり水の美しさに驚く。
お釜池には、かつて巨大なガマガエルが出現し、池のほとりで洗濯をしていた娘を引きずり込んだというガマガエル伝説あり。 -
次の池へと向かう道。完全に雪道。この時間帯、未だ凍っている部分も多く、先月行った北海道より滑りそう。
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山梨、3月でもこんなに雪の多い所だったんだ。知らんかった。陽が高くなるにつれ雪が解け始め道がグショグショに。歩き辛い。
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続いて「銚子池」。薬剤やお酒を造る際に用いる銚子の型に似ていたことから、このような名前となった。さっきの「お釜池」に比べれば普通の池。時間が早いせいか観光客は誰も居なかった。
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忍野八海は富士山の地中に流れ込んだ水(伏流水)が通っており、その名の通り8つの湧き水が溢れ出る湧水池。その希少性により1934年に国の天然記念物として登録され、また1985年には 「日本の名水百選」にも選定された。
2013年に富士山が世界遺産に登録されたことをきっかけに"富士山の価値を担う文化財の一つ"として構成資産としても認知されている。 -
昔の日本では富士山へ巡礼し、神仏の霊力を得て"一度死に生まれ変わる"という富士山信仰(擬死再生)があった。富士山信仰は、江戸時代に関東圏の一般人の間でも民間信仰として広まる。そして富士山への参拝者が禊を行った場所こそが、この忍野八海だった。
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忍野八海の中心部まで来ると、さすがにお土産屋さんや観光客で賑わっていた。昨日は悪天候だったので観光客自体が少なかったが、今日は晴天のため相応の人出が予想される。ほとんどがインバウンド。アジア系だけでなく欧米系も多し。日本人何処行った? このままじゃ富士山がインバウンドに乗っ取られるぞ。
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中心部に一する「湧池」。地下からの湧き水の量も多く忍野八海の中では比較的大きな池。ここの水は1983年にアメリカのNASAが宇宙空間で雪を人工的に造る実験を行った際に、スペースシャトル・チャレンジャー1号に積まれて使用されたそうだ。NASAに選ばれた水、誇らしい。
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「湧池」隣に「濁池」。正直、この辺は写真を見ても「湧池」を写したのか「濁池」を写したのか、よくわからない。
「濁池」は、かつて村人の飲料水として利用されていた。しかし、ある日、みすぼらしい行者が村に現れ一杯の飲み水を求めたが断られ、その瞬間、池の水は急に濁り始めたという。しかし、不思議なことに、この濁った水を器に汲み取ると、再び澄んだ水に変わるのだそうだ。このように忍野八海の池は一つ一つが逸話を持つ伝説の池なのだ。 -
お土産屋さんの中庭を通っていく「中池」。私、ここも忍野八海の一つだと思っていた。そしたら違うのね。まさかの人口池だった(笑)。旅館のテニスコートの跡に作られたんだってさ。個人の所有。
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隣の湧水池から水を引いているそうなので人口池とは言えど透明度は凄い。池の底まではっきりと見える。空を写した写真に見えるかもしれないが写しているのは池。水面に映る青空と白い雲。
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中池は水深7m。魚も生息。鯉かと思えば鱒らしい。日の光を受け黄金にも見える。
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おいおい鱒君よ、君は空を飛んでいるのかい?
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続いて「鏡池」。富士山が鏡のように反射して見えたことから、そう呼ばれるようになったらしい。鏡池には"善"と"悪"を判別する不思議な力があると語られており、
その為、かつては周辺地域でいざこざが起こった際には、人々はこの池の水で身を清め祈りを捧げたともいわれている。 -
「鏡池」という割には透明度は高くない印象。
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「菖蒲池」、かつてショウブの花が咲いていたことから、そう名付けられたそう。現在は菖蒲の花は見当たらず普通の池。
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もう一つの「底抜池」に行くには「榛の木林資料館」に入館しなければならない。有料。忍野最古の民家の資料館や展望台がある。
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中に入ると「鯉の池」。名前の通り大量の鯉。
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「つるし飾り」
隣県静岡県は「全国三大吊るし飾り」の一つ。山梨もその流れか。 -
周りを樹木に囲まれた「底抜池」。資料館で管理しているということもあるのか、昔のままの景観が最も保たれている池なのだそう。
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この池でなくしたものがお釜池で見つかることから、地底でつながっていると考えられている。
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<底抜池の伝説>
この池で洗い物をする際、洗っていた道具や野菜を手から離してしまうと、渦に巻き込まれ消えてなくなってしまうと言われており、なくしたものはどんなに探しても見つからず、しばらくすると「お釜池」に浮かび上がってくることがたびたび起こった。村人たちの間では、この池で洗い物をすることは、神様の怒りを買うことになると語り継がれてきた。時には、底抜池に落ちて亡くなった人がお釜池で見つかったりもしたそうだ。怖ぁ~。 -
個人の感想としては、この「底抜池」の水が一番澄んでいるように思えた。ここは、お金を払っても来るべし。
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さて、忍野八海はこれで見終わった。ホントは7つしか見ていないが、中池を八海の一つだと思っているので私の中では8つ見たことになっている。まだ富士山の姿は見えそうもないので、予定より一時間早いが河口湖駅に向かうことにする。早目に行って"ほうとう"食べよ。
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途中、農家のオバサンらしき方が自家製らしきドライフルーツを売っていたのでレモンを購入。なぜレモンかと言うと健康に良さそうだから。山梨は関係ない。オバサンに"どれぐらい日持ちしますか?"と聞いたら"ヒモチ?"とキョトンとされた。"日持ち"、"ヒモチ?"、"日持ち"・・・。繰り返される"日持ち"のターン。"いつまで食べれますか?"、この一球でターンは終了したけど、"日持ち"って山梨では通じないの? もしかして関西弁?
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最後に「彦兵衛屋敷庭園」(有料)に寄る。富士山の景観を楽しむ私設の日本庭園のよう。今日は富士山が見えないので、入っても入らなくてもよかったけれど。
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この後、バス停でバスを待つ。が、10分過ぎても20分過ぎてもバスが来ない。
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やっとバスが来て乗り込む。その時、後ろを振り返ったら富士山の頂が見えていた。どうやらバスを待っている間に雲が動いたみたい。でも全景は未だ見えていない。バスが走り出す。"最後に頂上が見れて良かった"と思っていたら、バスが向きを変えた瞬間、富士山の美しい全景が目の中に入って来た。えっー、富士山見えたじゃん!
バスの車窓から見える富士山。右に後ろにと立ち位置を変えながらも、ずっとバスを追いかけてくる。後ろの窓から見える富士山など、まるで銭湯の背景絵見たい。写真写したい、富士山の写真が欲しい! -
動くバスからは写真が撮れず。途中に「富士山駅」があったことを思い出す。「富士山駅」と言うぐらいだから展望台の一つもあるはずと降車。予想は的中。6Fに展望デッキがあった! が、しかし・・・。展望デッキ、改装中。なんちゅうこっちゃい!
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駅前の「富士吉田観光案内所」により"この近くに富士山が綺麗に見えるポイントはありますか?"と聞いてみた。勧められたのは駅から徒歩3分の金鳥居。徒歩3分かぁ。次のバスまで20分程度。方向音痴の私の事、徒歩3分でも迷わないとは限らない。それに鳥居はあまり興味が無いし・・・。私のイマイチな反応に案内所のオバサン"この辺なら富士山は、どこからでも見えるわよ"と謎の励まし。どこからでも見えるのは知っている。知りたいのは"綺麗に見える場所"なのだ。お礼を言って案内所を出る。金鳥居には行かない。だが、この決断は、後で激しく後悔することになる。
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とりあえず富士山の方向に向かって歩いてみる。でも近づいたからといって綺麗に見えるとは限らないのだな。
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電線、線路、フェンスが邪魔。
それにしても、富士山というのは特別な山だと思う。エベレストやスイスにも高い山はいくつもあるけど、みんな"連峰"だもんね。富士山みたいに独立して一山で威風堂々としている山は世界でも珍らしいんじゃないの? 裾野が広くて見た目も美しいし。霊峰富士、カリスマ性がハンパない! -
バスの時間が迫って来たので、写真を何枚か撮ってバス停ヘ。そしたら、これがまたバスが待てど暮らせど来ないのよ。一緒に待ってたオジサンも"バスは諦めて電車にします"と富士山駅に向かわれた。私も電車にするかぁと思ったら無料巡回バスというのがやって来た。河口湖駅へ向かうというので乗車。
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河口湖駅で、私は何をトチ狂ったか、時間を一時間勘違いし、高速バスの時間まで未だ2時間あると思い込み(ホントは1時間しかないのに)、丁度やってきた周遊バスに乗りパノラマロープウェイへ行こうとした。そしてバスが動き出して自分の誤りに気づく。二つ目のバス停で急いで降車。反対側のバス停で河口湖駅行のバスを待つ。そしたら、このバスがまた来ない。10分経ち20分経ち・・・、今日はずっとバス待ってんな。
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やっと来たバスで河口湖駅に到着。
今日は好天に恵まれ河口湖は凄い人出(殆どインバウンドだけど)。確かに周遊バスの路線は充実しているけど、これだけ遅れると時間が読めない。ギリギリでスケジュールを組むと、まず予定通りに動くのは無理。観光客の多さが原因だろうけど、これは完全にオーバーツーリズム。 -
有名な富士山とローソンのスポット。今日は綺麗に富士山が見えるので、この人だかり。
ここね、日本のコンビニ文化と富士山の融合でインバウンドに人気と聞いていた。"コンビニと富士山ね、インバウンドは興味を持つ所が違うのね"と思っていたの。でも、それだけじゃないと思う。単純にココから見える富士山が綺麗なのよ。遮る物が何も無い。私もココから見える富士山の写真、撮りたかったもん。富士山、素晴らしきなり。 -
<オマケ>
帰宅し、TVで「ホットスボット」鑑賞。冒頭に富士山と鳥居のシーン。ここで初めて気づく。この毎週映る鳥居こそ、観光案内所で紹介された金鳥居だと! 歩いて数分なら行っときゃよかった。激しく後悔。金鳥居、とんだ"ホットスポット"だった。
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