大寒波の谷間の週に金沢へ③　3日目前半　　　金沢市内観光　金沢城・兼六園

2025/02/13 - 2025/02/18

マイレージを利用した上海からの日本旅行を計画。
羽田経由の小松空港利用で初めての金沢へ行くことに決定。

旅立ちの一週間前から日本に大寒波襲来。北陸地方も例年以上の降雪及び積雪を記録中。
数日前には小松空港の除雪が間に合わず空港は閉鎖されたとのニュースも。

※旅行中の天候についてはまったく問題ありませんでした。金沢を発った日からはまた豪雪の日が続いています。地元の人はとても大変なことだと思いますが、我々は良い期間に旅行させて頂きました。地元の皆さまありがとうございました。

◆フライト（マイレージポイントにて予約）　
　2/13　上海13:10発　JL82便（羽田16:50着予定）
　　　　 羽田18:30発　JL191便（小松19:40着予定）
　2/18　羽田17:00発　JL89便（上海浦東19:40着予定）

◆北陸新幹線　かがやき508号　金沢10:05⇒東京12:36
　　　　　　特＠6,700円　運＠7,480円　合計＠14,180円
◆宿泊
①②FORZA ホテルフォルツァ金沢
　　ツインルーム2泊　朝食付き23,424円（一部ポイント使用）
③④天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢（ドーミーインチェーン）
　　ツインルーム2泊　朝食付き59,400円
◆Wi-Fi　6日間49元

　①2/13(木)　上海虹橋⇒羽田⇒小松⇒【富山県】金沢
　　2/14(金)前半　白川郷バスツアー　【岐阜県】白川郷編
　②2/14(金)後半　白川郷バスツアー　【富山県】五箇山相倉合掌集落編
■③2/15(土)前半 金沢城・兼六園
　④2/15(土)後半　金沢おでん・夜景
　⑤2/16(日)前半　近江町市場・ひがし茶屋街
　⑥2/16(日)後半　主計町茶屋街・長町武家屋敷跡
　　2/17(月)　金沢⇒(北陸新幹線)⇒東京
　　2/18(火)　羽田⇒上海浦東

■3日目前半は、
金沢観光の王道、金沢城と兼六園を訪れます。
町の中心に大きな有名観光地が二つも鎮座するのは素晴らしい。どんな所なのでしょうか？楽しみです。

1元≒20円
投稿日：2025年6月18日
※上海在住者です

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2/15(土)　3日目前半
8:30　モーニング
金沢おでんは今ひとつ、でも毎度のことながら朝からガッツリいただきます。

FORZA ホテルフォルツァ金沢 宿・ホテル

10:00　近江町市場エムザ口
FORZA ホテルフォルツァ金沢に2泊して、本日から宿が変わります。
歩いて行ける距離ですので、スーツケースを引いて向かいます。
昨夜があまりにも寂しかった近江町市場の前を通りますので、午前中の様子を確認します。

昨日と大違いで活気があります。
飲食店も全店営業中。

荷物もあるのでまた後で来ることにしましょう。

近江町市場 名所・史跡

10:10　天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢
当然まだチェックインは出来ずスーツケース2個を預かって頂きますが、全館土足厳禁なので係りの方がキャスターを掃除します。海外から来ていますので大きなスーツケースで申し訳ございません。

天然温泉 加賀の宝泉 御宿 野乃金沢 宿・ホテル

10:20　尾山神社

尾山神社 寺・神社・教会

神門
ここは加賀藩前田利家公とお松の方を祀る神社。
この神門の造りは珍しい形をしており、最上層にはステンドグラスがはめ込まれているそうです。夜に再訪してみましょう。

拝殿

利家公とお松の方の像
神社内を通り抜けると金沢城の鼠多門に出てきます。

尾山神社 寺・神社・教会

金沢城公園 　鼠多門・鼠多門橋
橋を渡って入城しましょう。
昨日の曇天と打って変わって本日は快晴です。

金沢城公園 鼠多門 名所・史跡

数日前まで大寒波の大雪だったことが良く分かります。

玉泉院丸庭園

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

場内の石垣巡り
”石垣の博物館”と言われているとかで、石の積み方が各所で異なるらしい。

色紙短冊積石垣

三十間長屋
重要文化財に指定されています。安政五年（1858）の築で、現在の長さは二十六間半です。（ホームページより）

五十間長屋
内部を見学します。

金沢城公園 公園・植物園

50間とは約90mらしいですけど、確かに一直線の長屋です。
ここは有料で兼六園と共通で　＠500円

復元したものですけど、コンクリート製ではなく当時の工法なのでしょうか、木を組んだ造りで、所々にその工法が紹介されています。

遠くの山々迄見渡せます。

橋爪門
橋爪門は二の丸の正門として、最も格式の高い門で、高麗門形式の一の門、石垣と二重堀で囲まれた枡形、櫓門の二の門からなります。（ホームページ）

金沢城公園 公園・植物園

高く積み上げられた石垣の上に五十間長屋が建ちます。
2階からの眺めが遠くまで見えたのも納得。

雪一面の三の丸広場から五十間長屋を望みます。

雪景色が綺麗です。
石の水道管などの展示もあります。

土蔵（鶴丸倉庫）
幕末の嘉永元年（1848）に竣工した武具土蔵で、石川門・三十間長屋と同様に重要文化財に指定されています。（ホームページより）

カフェもありますが、無料の休憩所もあります。
どちらも大きなガラス越に五十間長屋などを眺めながら一息付けます。

豆皿茶屋 グルメ・レストラン

各種石垣の積み方の解説もあります。

石川門
重要文化財に指定されている石川門は、天明八年（1788）に再建されました。金沢城の搦手（裏口）門で、高麗門の一の門、櫓門の二の門、続櫓と二層二階建ての石川櫓で構成された枡形門です。平成十八（2006）年から二十六年（2014）にかけて、保存修理工事が実施されました。（ホームページより）

石川門 名所・史跡

12:00　石川門から金沢城公園を出て、道路を挟んだ向かいにある桂坂口から兼六園へ入場します。
地図の黄色丸が尾山神社、青丸が鼠多門、赤点線のように回り、紫丸が石川門。
兼六園も続けて回り、蓮池門口から出て、水色丸の石浦神社へ向かいます。
赤丸は金沢21世紀美術館。

兼六園の桂坂口から入場します。
金沢城公園の五十間長屋で購入した共通券で入れます。

徽軫灯籠（ことじとうろう）
桂坂口から入いると、兼六園のシンボル的なこの灯籠が出迎えます。
足の長さが違う片足を池に突っ込んだだけの？灯籠なのですけど。

兼六園 公園・植物園

石橋から灯籠と池を撮影するために、ちょっとした行列に並びます。
橋の上に立っての人物撮影は、後ろの方が待っている関係で難しいです。

兼六園は高台にあるのですけど、周りの地形を活かし、当時の知恵を駆使して水を引き込んでいるそうです。

「雪吊り」
これは北陸特有の重たい雪で枝が折れるのを防ぐためのもの。木の頂点から傘のように広げられた縄は、美しい幾何学模様を描き、兼六園の冬の風景に見事なアクセントを加えています。（ホームページより）

霞ヶ池
池の半分くらいはシャーベット状に凍っています。

雪吊りは各所にありますけど、縄にはどこも積雪は有りません。

明治紀念之標
兼六園を見下ろすようにそびえ立つ日本武尊（ヤマトタケルノミコト）の像。富山県高岡で造られた日本最古の銅像で、身長は5.5メートル。西南戦争で戦死した郷土軍人を祀るために、明治13（1880）年に建てられました。（ホームページより）

写真上段は鶺鴒島（せきれいじま）、下段は兼六園の南東端の辰巳用水から水を引き込んだ辺りです。

陽射しは強いですけど、霞ヶ池は凍り付いています。
でも、全面凍結と言う感じでもなく、薄く張った氷の上に雪が積もり、それがまた凍っている様な感じです。

内橋亭 グルメ・レストラン

蓮池門方面へ小路を降りていきます。

黄門橋

噴水
日本で最初にできたと言われる噴水。霞ヶ池からの水圧だけで約3.5メートル上がっています。（ホームページより）

瓢池（ひさごいけ）
時雨亭（しぐれてい）

蓮池門から出ると、金沢城（写真）の敷地が高い事が分かります。
当時辰巳用水の水は兼六園の霞ヶ池からこの道路の下をくぐって、高低差を利用し金沢城の高台へあげられていたようです。

13:00　石浦神社

連なる鳥居が目に入ったので寄ってみます。

石浦神社 寺・神社・教会

社殿の前には足場が掛けられています。工事している訳では無さそうなので、屋根からの落雪を受ける目的のものでしょうか？

この後、神社の向かいにある金沢21世紀美術館へ。
3日目後半へ続く