初めての伊東温泉①

2025/02/09 - 2025/02/11

期間限定ポイントを使って温泉へ。
ここ数年、秋～冬は比較的近場の温泉へ行く機会を作っていたけど、良いお宿でも1泊だとどうしても忙しなくなってしまって。
なので、一人でも週末泊・連泊可で、お値段的にも場所的にも気軽に行ける所を探し、なんとなくピンときた所へ行ってきました。
春が近づくとザワザワしてくるのでその前に…

大混雑の熱海を超えて到着した伊東はレトロと言うと良いけれど、少し寂れた雰囲気。そこそこに煌びやかな昭和感が残る…確実に色褪せながら。
良くも悪くも時代は変わるもの。昭和はどんどん遠くなる。なんとも言えない気持ちになりました。

エリア 伊東温泉(静岡)

初めての伊東駅！
所用時間は特急を使ってもさほど変わらないので普通列車でトロトロ来ましたー。
お天気が良くて気持ち良い！！

駅はとても綺麗。でも、駅前でも閉まっている建物もあったり早速寂れた雰囲気も…

伊東駅 駅

到着がお昼だったのでまずはランチ。
伊東に来たならまずは海鮮でしょう。駅近のこちらへ。すぐに入れました。

お勧めの桜えびしらすの3種丼（生しらす・釜揚げしらす・桜海老）。
由比港直送とのことで、とっても新鮮。時期やタイミングで食べられないこともるのかな。
醤油をかけて、混ぜずに頂くのがお勧めと案内されたのでその通りに頂きました。

何気に生しらすやこの状態の桜海老（かき揚とかじゃなく）を頂いたのは初めてかも。とてもおいしかった！！

黒潮金剛 どろめ グルメ・レストラン

食後は腹ごなしを兼ねたお散歩。
オレンジビーチまではゆっくり歩いても10分かからず。
大きなヤシの木があってリゾート感が高まりますな。

伊東オレンジビーチ ビーチ

まぁ海の色は…沖縄の離島好きなもので（汗）。
でも波の音ってやっぱり癒される。

夏は混雑するようで。

ビーチに沿った道に干物屋さんがいくつもあったのも印象的。
きっとおいしいのだろうなぁ…。

チェックインまでだいぶ時間があったのでぐるーっと歩いていたら雰囲気の良い道に。

松川遊歩道 名所・史跡

昭和どころか大正浪漫っぽい建物（でも建築は昭和3年）。レトロでかわいい。
伊東市の文化財に指定されている有名な建物だったのね。
館内の見学や日帰り入浴ができたりカフェがあるのは後から知った。行ってみればよかったな。またの機会に…

東海館 名所・史跡

こちらからも。
日が落ちてライトが着いたらまた雰囲気が出そう。

一旦駅に戻り少し休んだ後、いよいよ宿へ向かいます。
宿のHPではタクシー利用が勧められていたし、クチコミ・ブログ等でもそう言ってる方がいたものの、「大丈夫」という声もなくはなかったので徒歩で。

途中まで緩やかだった坂道が急にグっとくる。
このあたりが一番きつかったところ（上がってきた坂道を振り返って撮影）。
写真ではわかりづらいけど、なかなかの傾斜。
私の脚力・肺活量では一気に登ることはできず、途中で何度も立ち止まりつつの登頂。

そうそう、宿は「伊東に行くならハ・ト・ヤ♪」のハトヤの近く。
汗だくで登頂中、ハトヤの車（お迎えのバス？）に追い抜かれたり、道を間違えてハトヤの方に入っていきそうになったりしました。
ハトヤがまだあるというのは最近知った。すごく大きな建物で、昔は団体旅行で繁盛してたんだろうなと。

真冬なのに汗だくになって到着ーー
Googleの検索通りちょうど30分くらいでした。

ゲストハウス倭荘 宿・ホテル

手作り感溢れる入口。

ちょうどチェックイン開始時間だったので早速中へ。

フロントで食事やお風呂の説明を受け、鍵とフェイスタオル（2泊なので2枚）を受取りお部屋まで案内頂きました。

私の部屋は207。
レトロ×レトロな鍵。

予約していたのは和洋室。
入って右が和室・左が洋室。

和室二間の方が若干リーズナブル（500円くらい）だけど、足が椅子生活に慣れきっているので、ずっと和室はキツイのです…。
ゲストハウスなだけあって二段ベッドのドミトリーもあります。

洋室はダイニングとソファの2種類あって予約時に指定できなかったのだけど（公式HPには希望があればお問い合わせくださいとの記載はある）、私はソファが良かったのでラッキー。

それ以上に嬉しかったのはお部屋の向き。
窓から海が見えるーー

窓を開けるとこんな感じ。

予約時のコメントで海側を希望したのを聞いて頂けたのか、連泊だから優遇頂いたのか、たまたまなのかわからないけど、
逆側のお部屋だと山と民家（と駐車場？）しか見えないようなので、こちら側の方が何倍も良い！！とても嬉しかった～

隣の和室は6畳。
寝るだけなら充分。

お布団が準備されていて、自分で敷きます。
マットレスもあって快適でした。

建物の古さは否めないけど（特にドアの感じとか）、お手洗いはリノベーションされていて綺麗＆かわいい。
リーズナブルな湯治宿だとお部屋にお手洗いや洗面がない所も多いけど、やっぱり部屋にあった方が便利。

ソファの後ろの扉は向かって左半分がクローゼット。
右側は…

シンクがあってびっくり。電気も点いた（水が出るかは試してない）。
元々保養所か何かで、キッチンを兼ねていたのかな。

共用のダイニングキッチン。
共用の冷蔵庫やシンク(2つ）とコンロ（2口）があり、お皿やカップ・フライパン等のキッチン用品もたくさんあるので自炊も可。
この写真の後ろ側に洗濯機も2台ありました。

私の部屋からは階段を挟んでお隣と近く、便利でした。

ハワイっぽいおしゃれな雰囲気。

無料の給茶機。
お茶・コーヒー・紅茶・りんごジュース・お水がホットもアイスも頂けるので、何度も利用しました。

お皿やカップは使ったら洗って戻す…ということになってるのだけど、
洗浄が甘い人もいると気付いてしまったので使う前にいちいち洗う→終わったら洗って水気を拭きあげる…がちょっと面倒になってしまい、
途中から紙コップを使わせて頂きました。

ベランダにはテーブル・椅子も。
今は寒すぎるけど、外の風が気持ち良い季節には良さそう。

私のお部屋（207）の窓からこのベランダの柵が少し見える。

お部屋やダイニングキッチンを一通り見たところで一服。
お散歩中に買った苺大福。
久し振りに食べたかも。苺がジューシでお餅は柔らかく、小豆の上品な甘さも含めておいしかった。

ソファに座っての視界がこんな感じなのはなんとも贅沢♪

ちなみにエアコンは和室にあるものの効きがイマイチ。でも洋室にファンヒーターがあったので暖かく過ごせました。
空気清浄器は標準装備で、加湿器はお借りしました（廊下の貸出スペースに並んでた）。

さて。それではお風呂へ…

お風呂入口の写真を撮ってなかった…。
女子用はレトロで小さなお風呂2つ。暖簾の先にドア→お風呂に続く脱衣所がそれぞれあります。

こちらは小さな方。
暗くなってから撮った方が雰囲気が伝わったかも。
レトロな紺+水色のタイル張で、湯船の段差はチョコレートのような茶色。ミントチョコみたいな色合いがかわいかった。

この日は満室で貸切利用は21時～とのことだったけど、誰か入っていたらもう一つのお風呂へ、どちらも空いていなければまた今度…と考える方が多いようで、毎回貸切状態で入れて良かった。

蛇口には温泉成分がびっしり。

源泉かけ流しでかなり熱いけど、この時はギリ水を足さずに入れました。

オーバーフローしてます♪

湯舟に面した窓は外から丸見えですぐそこが道路・お家なのでカーテンはしょうがない。
お湯に浸かってちょっと覗いたり少しだけ窓を空けるくらいでも気持ち良かった。

隣のお風呂空かないなぁと思ってたら、誰も入ってなかった（涙）。ドアを閉められたらわからないよー。

…ということで、2つ目のお風呂。こちらの方が少し大き目。
大きな窓が二方向にあるので日が高い時間帯は明るい。
下の窓はくもりガラスで安心。立つと海が見えます。
レトロなタイルがやっぱりかわいい♪

海側の窓は男子風呂のテラスに面しているのでカーテンが掛かってます。
お子様用の椅子は常に置いてあるのかな。

男性用のお風呂の方が新しくて大きいそう。
以前は男女入替をしていたけど今はしていないので、女性が入れるのはレトロなお風呂のみ。
まぁ女性の方が髪を乾かしたり時間が掛かるので、脱衣所が2つある方が良いんだろうな。

2つのお風呂を満喫してお部屋に戻ってきたら、すっかり暗くなっていた。
日が暮れかかる過程を見たかったなぁー。

お待ちかねの夕食！！
お腹ペコペコでしたわ。時間は選択制で私は18:30でお願いしてました。
時間になるとお部屋まで持ってきてくださります（レストランで食べることも可←チェックイン時に聞かれる）。

ほとんどの方が頼んでいると思われる刺身定食。
すごく豪華！何より船盛にテンションが上がる♪

お刺身6種類でボリューミー。

それ以外のおかずも豊富。
上の写真の左上から…
刺身船盛・茶碗蒸し・サラダ・水菜と三つ葉のおひたし・桜海老ときゅうりともずくの酢の物・イカメンチ・鰆の焼き物・ごはん・味噌汁・お新香。
イカメンチ、フワフワでおいしかった～

プランに付いてたサービスのドリンクは生ビールをお願いしました。
普段あまりビールは飲まないのだけど、まぁ気分で。
とっても飲みやすかったです。

苦しくなるギリギリでお腹いっぱい！おいしく完食しました。

日が暮れると夜景も綺麗。
この写真じゃ…だけど（汗）。

夕飯後完全貸切になったお風呂に入って就寝。
…でも夜中に寒さで目覚めてしまい、午前3時頃かな？にもお風呂に入ったりしました（夜中入浴可）。
エアコンの温度設定を高くして再度就寝…したら、今度は暑過ぎて目が覚めた。