錦鯉の里で棚田めぐり大堪能！越後の護り湯 よもぎひら温泉 和泉屋で湯悦味楽！

2024/05/17 - 2024/05/18

新潟の長岡でのオシゴトを終えて、五月晴れの
空の中、前々から行きたかった「新潟の棚田」
の景色を堪能しに、山古志（やまこし）へ。

山古志は錦鯉誕生の地としても有名で、江戸時
代はじめに突然生まれた品種だったとのこと。
その錦鯉を養殖するために田んぼに水を張って
その景色が「棚田・棚池」として全国に知られ
た。

今回はその山古志村を2日かけてぐるりと一周
しながら棚田＆棚池スポットをめぐった。

2日間の拠点として隣近にある「越後の護り湯
よもぎひら温泉 和泉屋」にて湯三昧・味三昧
の贅沢気分も満喫！

それではレポートを最後までごゆるりとお愉し
みください！

Ｑ太郎

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

長岡市内にてオシゴトを終えて、R351経由して
約30分程で小千谷（おじや）に入る、そこから
R291を山方面にのぼり、山古志村に行き着く。
冒頭で記したとおり、此処は錦鯉発祥の地とし
て有名な郷なんです。
その錦鯉を養殖しているのが、この膨大な棚田
の景色を生み出しているのでした。

最初に訪れたのが「一本杉」。どこが？？？

山古志の棚田 名所・史跡

ココです！！（笑）
スキッとした凛々しい一本杉が、棚田に映って
いと、すがすがし！！

ここの風景は人気があるらしく、道路脇の駐車
場もこんなにデカイ！！

「山古志 一本杉」やまこしいっぽんすぎ
・住所〒947-0204 新潟県長岡市山古志竹沢
県道474号線
http://yamakoshi.org/map/ipponsugi/

一本杉から約数分ほどで「おらたる」に。
此処は、2004年の新潟中越地震による当地の被害
と復興の姿を記録した施設。

やまこし復興交流館おらたる 美術館・博物館

なかなかにグラフィカルな展示物も多く見応え
といっていいものやら？とにかくも山古志村が
被ったとんでもない被害と地域の方々のパワー
を学ぶことができます。

そして、なんといっても「錦鯉発祥の地」！
施設の玄関にある２ｍほどの水槽の中に彩とり
どりの錦鯉が泳いでおりました。
どうやら、この山古志の中で錦鯉がまじまじと
観れるのはココだけらしい！？

施設の一階は、インフォメーションやショップ
などあり、中庭にはテラスまであります。

「山古志復興交流館 おらたる」
やまこしふっこうこうりゅうかん
・〒947-0204 新潟県長岡市山古志竹沢甲2835
（長岡市山古志支所となり）
・電話 [phone]
・開館 9時～17時 月曜日・年末年始休館
・入場無料 ・大駐車場有
https://orataru.net/

おらたるから車で15分ほど、魚沼方面に車を走
らせると「中山隧道」の遺構がある。
昭和初期に住民がツルハシで掘ったトンネルで
す。いろんなドラマがあったようで・・・

おかげで、こんなドラマチックな絵が撮れまし
た！

「手掘りトンネル 中山隧道」
てぼりとんねる なかやまずいどう
・〒947-0203 新潟県長岡市山古志東竹沢
・電話 [phone]
http://yamakoshi.org/map/nakayama-zuido/

中山隧道に来た道を少し戻り、R23を北上して
約15分ほどで「山古志闘牛場」に到着！

越後山古志の闘牛大会 牛の角突き 祭り・イベント

もちろん現役の競技場で、本日は闘牛の予定は
なし！ガラーンとして、無人でアリマス！

外エントランスに石に刻まれたギャラリーが
あり、闘牛の歴史話が一覧できます。
なんか、歓声が聴こえてきそうですな！！

闘牛の歴史は古く、江戸の滝沢馬琴が書いた
南総里見八犬伝に古代の角突きが登場する。
闘牛が行われる日程は、下の観光ナビサイト
に記載してあるので興味ある方はご確認を。

「山古志 闘牛場」
やまこしとうぎゅうじょう
・長岡市山古志南平乙960
・電話 [phone] 山古志闘牛会
・大駐車場有
https://niigata-kankou.or.jp/event/1985

戻り路すがら「郷見庵 直売所」にお立ち寄り。

なんか、とってもホーミーな雰囲気で、お品物
も安かったので、思わず漬物・味噌など買っち
ゃいました！

「郷見庵直売所」さとみあんちょくばいじょ
・新潟県長岡市山古志東竹沢丙1179-17
・電話 [phone]
・営業 10時～16時 12月～4月は雪休み
https://yamakoshikogomo.com/satomian

郷見庵からR291を戻り、おらたるを過ぎた辺り
の下路にあるアルパカ牧場へ。

山古志アルパカ牧場 動物園・水族館

震災後、2009年にアメリカコロラドからやって
きた地域のアイドルたち。最初は3頭だったの
が今や10頭超に増えて賑やかになりました。

なにせ、さくごしに触れ合えるのがなんとも
カワユイ！山古志の新しいオナカマです。
グッズもけっこうアリマス。

「山古志 アルパカ村」やまこしあるぱかむら
・新潟県長岡市山古志竹沢乙169
・電話 [phone]
・駐車場あり
https://yamakoshialpaca.iinaa.net/index.html

アルパカ村を後にして、本日のお宿に向かう道
すがら、里の方から「山古志小学校を望む道か
らの景色がイイヨ！」と聞いたのがココ！！
アラマ！ホントによろしそう！！

日暮れの絵が良さそうなので、一旦宿でひとや
すみしてからもう一度参ります！

何度かご紹介したよもぎひら温泉の玄関口にあ
る鳥居です。鳥居をくぐって、山の中腹にある
高龍神社までの参道に数軒のお宿があります。
まさに「越後の護り湯」と云われる由縁。

蓬平温泉 温泉

鳥居から車で数分のところにある和泉屋が本日
のお宿となります。

よもぎひら温泉 和泉屋 宿・ホテル

新緑が眩しいラウンジでのひととき。

お部屋は広めの和室をいただきました！
結構歩いたので、ゴロゴロ、ゴロゴロ（笑）！

Ｑ太郎は月の湯露天風呂へ！
イヤーッ！！なにもかも忘れますなア！

同じく月の湯の内湯です。
新緑が湯面に多恵て心地よい！！

こちらは月の湯の隣の星の湯。
ややこじんまりとしたしつらいが逆にゆったり
とできるお風呂です。これはスキデス！！

同じく星の湯の露天風呂。ああイイナア！！

貸切露天風呂もついでにイタダキマシタ！
新緑と木肌の灯りの彩がウツクシイ！！

※貸切露天風呂利用は有料です
・約50分 ・利用料金3,300円 ・予約制
・時間 8時～22時 （日帰り利用可）

よもぎひら温泉 和泉屋 宿・ホテル

お風呂あがりに早速、先程の撮影スポットへ。
オオッ！丁度良いオジカンです！

みるみる景色が変わってきました！！
ナンテキレイナンデショウ！！

グゥーン！と音がするように陽が落ちました！
この絵だけでも、今回来たかいがありました！

さて、和泉屋に戻って、夕食の時間。
ダイニングに赴きます。

席に着いて、おまちかねディナーのスタート！
「竹の筏で春をはこぶ」と称して、先付・小付
・珍味・旬菜がはこばれてきました！

先付は ふきの豆腐餡掛け。蛸に山菜があしらわ
れて美しくもオイシイ！！

旬菜は、筍の牛巻に山菜おこわ小稲荷と桜海老
の琥珀寄せ。お酒がススミマス！！流石酒処
新潟のお宿！酒飲みの気持ちがヨクワカッテマ
スなあ！！

「春をまとう」のはお椀。蛤と若竹に山菜と磯
の味付けがベストマッチ！！

お酒は晩酌セットを頼みました。
越後雪紅梅・久保田萬壽・久保田の三趣。
甘＆中＆辛口のハーモニーがスバラシイ！！

お造りがキレイです！！
日本海の春を告げるあつらえに脱帽ですな！

よもぎひら温泉 和泉屋 宿・ホテル

地産地消のジモノパレード！
煮物は鰊と車麩にしんじょと山菜のあしらえ。
手前の塩釜は・・・・

寺泊揚のどぐろの木の目焼！これぞ新潟の旬、
タイヘンオイシュウゴザイマス！！！

さらに続く合肴は海老と蟹と鮎の蒸し物に、
黄金豚の雪室熟成の強肴！
ここまで技がスルドイと、お手上げですな！

目がまわるほどの彩献立に圧倒されっぱなしが
やっと御飯にたどりつきました！（笑）
勿論ごはんは長野産コシヒカリ！

ごはんの上に、摂田屋の田舎味噌仕立ての菜を
乗せていただくのがＱ太郎のオタノシミ！！
ああ！！こんなにたべたのに、ススンデシマウ

デザートは、越後姫苺の和趣仕立て。
最後の最後まで、和泉屋がトマリマセン！！
ごちそうさまでした！！

お部屋ですこし休んでから、再び貸切露天風呂
をいただきました！

ややもすれば、蟲の声も聴けそうな陽気。
じっくりと温まって就眠いたしました！
オヤスミナサイ！！

オハヨウゴザイマス！！
朝食のオジカンデス！昨夜と同じダイニングレ
ストランの朝！爽やかな風を感じます。

ダイニングのテラスです。瀬音も聞こえる自然
の中でモーニング、イタダキマス！

ヤッテシマイマシタ！オープンキッチンにある
全てのアイテムをそろえてシマイマシタ！

特に、この朝の出し巻は絶品！！

さらに、しんじょや竹輪、お野菜の入ったスー
プもまたオイシイのです！！朝も降参デス！！
ゴチソウサマでした！

さて、朝のお風呂は風の湯。
イイカンジに陽射しが入ってゴクラクですな！

よもぎひら温泉 和泉屋 宿・ホテル

風の湯の露天寝湯。ちょうど躑躅満開にて新緑
とピンクが空彩に映えてウツクシイ！！

最後はやっぱり貸切露天風呂！！

和泉屋の名残を温めながらじっくりゆっくりと
お湯をイタダキマシタ！

「越後の護り湯」と云われるぐらい霊験を頂い
た1日でした。やっぱり長岡に来る際は又此処
でと、企むＱ太郎でした。

「よもぎひら温泉 和泉屋」いずみや
・新潟県長岡市蓬平(よもぎひら)温泉
・電話 [phone]
https://www.yomogi-izumiya.com/

よもぎひら温泉からR23にて再び山古志村へ。
宿から約20分ほどで、撮影スポットで人気の
「ニコニコ広場」に到着！
こんなブランコが絵になります！

山古志の棚田 名所・史跡

ニコニコ広場から観た棚田の風景。
ココもいいビュースポットですなあ！

「ニコニコ広場」
・新潟県長岡市山古志虫亀７５９
・電話 [phone] 山古志観光協会
・駐車場アリ（道向かいのお店の？）
https://niigata-kankou.or.jp/spot/44609

ニコニコ広場からやや山に向かって走ります。
なんとなく日本昔話風な景色になった処？が
「薬師の陵」というビュースポット。

すでに熟年のご夫婦がお弁当を広げて景色を
愉しんでおられます。ほほえましい！！

ここから、越後三山・棚田・棚池が一望できる
絶景スポットになります。
杉木立も美しい！

薬師の陵からの景色です！絶景です！

「薬師の陵」やくしのおか
・新潟県長岡市山古志虫亀 R551の峠に位置
・電話 [phone] 山古志支所 市民生活課
http://yamakoshi.org/map/yakushi_no_ryo/

薬師の陵からさらに数分昇ると「金倉山展望台
」にたどり着きます。パノラマビューです！！

美しい信濃川と小千谷の街の風景です！
ここも絶景な夕景スポットですな！

「金倉山展望台」
・新潟県小千谷市大字小栗山
・電話 [phone]

展望台に来た道を戻り、「金倉山の溜池」が
あります。ここからの景色もサイコーなのです
が、狭い路で駐車スペースも難儀。

棚池から観た棚田の景色。ここもイイですなあ
いずこもできれば夕方に巡りたい！！

「金具山の溜池」かなぐらや真の溜池
・新潟県小千谷市小栗山 金倉山 R551の道沿い
※金具山展望台と薬師の陵のほぼ中間位置
※駐車場はないので注意

もどり道すがら、薬師の陵のすぐ下に、こんな
お花畑と棚田が撮れるスポットも。
「アルプスの春」ってカンジですなあ！！

歩きまわってお腹がすいたので、最近村内で
人気のレストラン「多菜田」へ。
平日だというのに、なんと待ち！約20席ほどの
お店がイッパイでした。

多菜田 グルメ・レストラン

こちらは多菜田の南蛮カレー。山古志のかぐら
南蛮を使った緑色のカレーです！コクと旨味が
絶品でした！！

こちらは天ざる。野菜天婦羅のモリがハンパ
ない！！蕎麦の歯ごたえもバツグン！
お店はオバチャンたち４～５人で回してました
おふくろの味イッパイです！！

「山古志ごっつぉ多菜田」
やまこしゴッツォたなだ
・新潟県長岡市山古志虫亀947
・電話 [phone]
・営業 11時～14時 月＆木曜日休み
※駐車場 6台ほど
https://yamakoshi.place/ja/archives/restaurant_tanada/

山古志の棚田・棚池の景色をマルッと堪能して
湯三昧に味三昧と、大変贅沢な2日間でした。
また長岡でオシゴトナイカナア！！（笑）

忘れないように！ここ山古志は錦鯉の生まれた
土地です！このイケてるカットは闘牛場のギャ
ラリーにあったもの。どうせならもっと錦鯉が
鑑賞できるスポットもあればインバウンドにも
インパクトあるんじゃないかしらん！
・・・と、まあＱ太郎の独り言。

今回も最後までおつきあいいただきまして
ありがとうございました！

Ｑ太郎

旅の行程
＜1日目＞
仙台宮城IC＞東北自動車道＞郡山Jct 約90分
郡山Jct＞磐越自動車道＞新潟中央Jct 約90分
新潟中央Jct＞北陸自動車道＞長岡Jct 約80分
長岡Jct＞関越自動車道＞小千谷IC 約30分
小千谷IC＞R291・R71・R291＞一本杉 約60分
一本杉＞R23＞おらたる 約10分
おらたる＞R291＞中山隧道 約20分
中山隧道＞R291・R23＞山古志闘牛場 約20分
山古志闘牛場＞R23＞郷見庵 約10分
郷見庵＞R291・R23＞アルパカ農場 約15分
アルパカ農場＞R23・R515＞よもぎひら 約25分

＜2日目＞
よもぎひら＞R515・R23＞ニコニコ広場 約20分
ニコニコ広場＞R551・山道＞薬師の陵 約15分
薬師の陵＞山道＞金倉山展望台 約10分
金倉山＞R23＞多菜田 約10分
多菜田＞R23＞長岡南越路SI 約40分
長岡南越路SI＞関越自動車道＞長岡Jct 約15分
※ここから仙台宮城までは1日目と逆同コース

この旅行記へのコメント （2）

• パリ好きおばさん 2025/02/25 23:11:06

  いい景色と宿ですね～

  まるで、プロモーションビデオを旅行記に仕上げたような感じです。
  大阪で金魚の博覧会みたいなのを見て以来、金魚と錦鯉は関心が薄れていったけれど、行ってみたいと思ってしまいます。

  Q太郎さん からの返信 2025/02/26 17:36:31

  Re: パリ好きおばさん こんにちは Q太郎

  パリ好きおばさん こんにちは！Q太郎です。
  当方の記事にご来訪ありがとうございます。
  
  小千谷は、つげ義春の「ほんやら洞のべんさん」
  という漫画で知った場所です。昭和中期頃に作者が
  小千谷？で貧宿を営むべんさんの処に宿泊、別れた
  女房のいる村に作者と夜に忍び行って錦鯉を盗んで
  来たが、冬の寒さでカチンコチンに凍ってしまい、
  刺身にした。というなんともホンワカしたお話です。
  
  Q太郎も、まさかココが錦鯉発祥の地とは知らず、
  何度か隣村のよもぎひら温泉に宿をとっており
  ました！・・・めぐりあわせとはオモシロイ！
  
  和泉屋の玄関には錦鯉もビックリするくらい沢山
  泳いでますので、是非ドウゾ！
  お料理もお湯も人もイイお宿ですよ。
  小千谷の棚田（池）の景色もサイコーでした！
  西の風情とはまた違う土の匂いのする場所です。
  
  今後ともよろしくお願いします！
  Q太郎