2025/01/11 - 2025/01/14
5079位(同エリア20579件中)
ヒデールさん
香港(HK)は今、急速に街が変わろうとしている...
ネーザンロードの象徴とも言えた通りに迫り出す看板が大量に撤去されたのもまだ記憶に新しい中、客家の村として400年の歴史を誇った茶果嶺村の住民全てが昨年10月に再開発を理由に退去させられた
次は牛池灣村の住民が立ち退きを命じられている
他にも幾つかの古い村は再開発の対象だ
新界地区に多く見られる古くからの住居も空き家になってしまえば朽ちるだけ
住人が居たら居たでリフォームしてしまうと沙田の曾大屋のように嘗ての味わい深さがなくなってしまう…
(勿論住人が自宅に快適さを求めることは当然のことと理解しています)
古民家や歴史を感じる建築物が好きなワタシは一刻も早く「観るべきものを観る」、
これに尽きる
-
いろいろあってpeachポイントで関空からHKまでの往復チケットを買った
ただ冬場の北陸は交通障害のオンシーズン
北陸発の国内移動は極力避けたいとこだがpeachポイントは半年期限なので仕事に穴を開けず、尚且つ安く行ける日程となると この1月の連休しかなかった
なので土曜日は移動日と割り切り、持ち過ぎなくらい余裕を持った行程を遂行
結果 出発3時間40分前に関空に着いた -
エアロプラザ3階の「なか卯」で晩めしを食い、2階の休憩スポットで時間を潰し2タミへ移動
え?
JEJU航空飛んでんの?
今の時間帯はフライト時間からズレてるので わからなかったがフライトボードにはソウル便が普通に載ってる
韓国での事故の原因が判明しない中で運航するとは怖ろしやー -
出発1時間15分前のチェックインでシートは5列目の窓側
peachは開業したての頃は運賃が安かったから有料の最前列シートを予約したこともあったが、大体は指定しない
なので後ろの方に追いやられることが多かったけど、最近は前の方なのでありがたい
その後は去年2タミに出来たというGLOBAL WiFiの窓口で予約したポケットWiFiを受け取り、荷物検査とイミグレをパスして MM067便に搭乗
午後9:10 ほぼ定刻の離陸 -
この路線、乗客はいつ乗っても香港人だらけ…
あ! スリッパ忘れた
せっかく機内用にと今朝買ったスリッパをリュックに入れたまま棚に上げてしまった
こんな時 窓側って不便
あとはいつも機内で書いてた出国カードが不要になったのは良い傾向ですね -
香港国際空港に到着
来た来たー!
何回来ても空港の到着ロビーに出るとテンションが上がる
結構イミグレが混んでて もう深夜1時45分
5,000円だけ両替してからタクシー乗り場へ
空港はレートが悪いので 5,000JPYは たったの 218HK$
1HK$=22.9JPY -
この時間は目的地へ向かうバスがないのでタクシーの一択だ
ホテルのある青衣は赤色タクシーのエリア
乗り場に着くと水色タクシー乗り場では見たことのない係員がいる
みんなその係員に行き先を告げ乗車してる
やがてオレの番になり、「チンイー / 青衣 」と告げて スマホで宿泊するホテルを見せ指示されたタクシーに乗車
一応乗ってからも運転手にGoogle Mapでホテルの場所を示す -
深夜2:20 青衣にある華逸酒店(Rambler Garden Hotel)に到着
空港からは約25分で着いた
しかしタクシー代が恐ろしく高い!
200HK$で収まると思ってたが甘かった
さっき空港で両替えした額をも上回る236HK$
てことは5,000円以上払ったってこと
HK入り早々円安の洗礼を思いっきし受ける -
このホテルはコロナ禍前に一度利用したことがあるので余裕のチェックイン
レセプションのスタッフから今年1月より導入された宿泊税3%徴収の説明を受け、13.7HK$を現金で支払う
このことは事前に予約サイトのBooking.comからメールで通知されていたので問題はない
ELVで30階へ上がる
部屋は一番下のランクのスーペリアダブル
土曜日の泊まりで400HK$代の三つ星ホテルはここと隣のランブラー系列だけだろう -
なので備品は最低限の物しか置いてない…
えー?
シャンプーないん?
前回泊まった時のことは記憶にないが、シャンプーくらいは置いといて欲しかった
コンビニは隣にあるが24h営業かわかんないので今日は諦めて寝る -
1月のHKは初体験
聞いてたとおり夜は冷える
12月とは違うな~
スウエットの下だけでも持ってくれば良かった…
2:50 就寝 -
HK滞在1日目 午前8:30. 起床
カーテンを開けると真っ青な青空が広がる
いい気分でスタートが切れるね -
隣接するビルの地下に小さなセブンがあって、そこでお茶とシャンプーを購入
部屋に戻りシャワーを浴び、夜食の残りのパンを食べて荷物をまとめる
面倒だが今晩はホテルを変える -
午前10:30. チェックアウト
不要な荷物をレセプションに預け、ホテル裏手の小巴(ミニバス)乗り場から88Fの小巴に乗車、青衣站へ向かう
目指すは元朗の長盛街という古い住居が残るエリア -
7~8分で終点の青衣站に到着
駅直結の巨大ショッピングモールのコンビニに寄ってから乗り継ぎするバス停へ向かう -
徒歩4分、乗り継ぐバス停の青衣轉車站(Tsing Yi BBI )に着くが 周辺一帯がマンションの影になってて寒い
Googleの情報だとまだ20分ほど待ち時間があるので暖かい場所を求めて付近を散策…
近くで陽の当たる場所を見つけて時間調整 -
10分前になりバス停に向かって歩いて行くと…
あああ~
目の前を乗りたかった68Eのバスが通過して行く
これでまた30分待たないといけない…
Googleに載ってるバス時刻なんて当てにならないことが よーくわかった
その後 午前11:50. 68Eに無事乗車 -
元朗では長盛街を歩くことと、もう一つ添記焼臘飯店でめしを食べる予定だったが 営業時間が週末は12:15までとNETに載ってる
残念だけど別の店で食べるか…
午後12:17. 元朗の合益路のバス停に到着 -
ダメもとで添記焼臘飯店に来てみた
まだ店内では食べてる人が数人いる
5分ほどオーバーしてるが特に閉店らしき表示は見当たらない
おっ イケんじゃね
入ってみる -
店員が現れたので「ヤッワイ / 1人」と答え案内された円卓に着く
持ってるスマホで食べたい料理の画像を店員に見せると、「もうない」と言われる
う~ん どうやら売り切れのようだ 残念...
「でもこれならある」と言われた料理も美味そうだったので
「ゴーイウコーコ / それ下さい」とオーダー -
来た 焼肉飯(シウヨッファン)
ドでかい豚バラ肉の塊をカリカリに焼いて包丁で削ぎ落した肉片がタイ米のような細長いご飯の上に豪快に乗っかってる
でもこれオレが食べたかったのと一緒じゃね?
と思いながら いただきます!
うーん 美味いっ
特に外側の皮の部分がカリカリでちょっと塩が効いてて こいつはイケる
付け合わせの漬物みたいのは結構しょっぱいが
卓上にはセルフのお茶があるので自分でコップに注いでいただく -
後から隣の席に座った40代くらいの香港人の男性と拙い広東語と拙い英語で会話を楽しみながらHKの下町に染まる
折角なので一緒に写真でも撮っておけば良かったとちょっと後悔
まだ旅は始まったばかり
これからいろいろ慣れていくでしょう
マイタン!/ お勘定!
めし代は29HK$
日本円にして600円
金額を聞いて更に満足感が増した
こりゃ人気があるはずだ
店主にお礼を言ってから店を出る -
これから長盛街へ向かう
軽鉄が走るメイン通りの青山公路を越え朗業街という通りを西へ進む -
10分ほどで長盛街の入口に到着
3ヶ月前に火災に遭った大王古廟の看板も今までどおり外されてはいない -
長盛街に入る
ひと気のない静かな通りを進む… -
最初に突き当った辺りには年季の入った古い家が並んでる
-
当時の西洋建築を取り入れた洒落た煉瓦造りの住宅は既に空き家だ
ここに住んでた住人は引っ越したんだろうか?
それとも亡くなったんだろうか?
そんなことをふと思う -
50~60年前はこういうベランダが流行ったんだろうね
HKに限らず広東省の同年代の古民家にはよく見られる光景
ここんち ちゃんと住んでいらっしゃるのが立派
メンテナンスは大変やろうけどね -
長盛街を北へ進む
ここからはちょっと道が狭くなる
背後から誰か歩いて来た…
ここで初めて商店以外の人と遭遇する -
左手の建物の壁に大王古廟を示す看板が貼ってある
近くにある北帝廟の看板も一緒だ -
古民家がある場所には必ず廃屋が存在する
陽と陰 -
ちょっと先には逆に古民家をリノベーション中のお宅もある
民家として利用されるかはわからないけど、古き良き部分を残しつつ手を加える、そのバランスがこの建物は凄くいい
リノベのお手本だね -
ついに左手に大王古廟が現れた
自分が次の旅にここを訪れようと決めた矢先にその出来事は起きる
昨年10月21日の夜に火災が発生
消防が駆け付け1時間後に鎮火したんだが本堂は全焼
300年以上の歴史の中でも初めてという火災により、香港一級歴史建築の価値は消えてしまった
そんな価値よりも生活の一部として関わっていた地元住民の喪失感の方が遥かに大きいだろう -
本堂の入り口はシャッターで閉ざされ
所々ビニールシートで覆われた姿が痛々しい
焼け落ちずに残った入り口の門の庇は煤で真っ黒だ -
正面に立つと左手の方へ矢印が書いてある
向かって行くと入り口がある
入ってみると管理人のおばさんが1人いた
「ネイホー、ゴーハイヤップンヤン / こんにちは、ワタシは日本人です」と挨拶する
すると広東語で何か返されるが意味がわからない
続けておばさんはオレを本堂へ案内してくれた
写真を撮るのはダメだよ、と言った広東語だけは理解できた
ただそこには見たことのない光景が広がっていた
火災現場そのものだ
屋根はもうなく、焼け焦げ崩れ落ちた煤まみれの木材が一帯を埋め尽くしている
線香の煙はまるで火災後も燻ってる火種の煙のように見えてくる
なんて生々しいんだろう
恐らく鎮火したまま殆ど手つかずの状態と思われる
ふと奥に目をやると焼けて白くなった仏像が2体鎮座している
この廟で祀られていた洪勝王と楊侯公だろうか?
この火災の中を耐え抜いた不屈の仏像だ
お香代10HK$をおばさんに渡し線香の束を頂く
そして流儀に習い3本づつを香炉に供える
何かここは生半可な気持ちで参ってはいけないような気がして普段よりも念を込めて手を合わせた
そもそも廟が全焼したような報道だったので参拝できるとは思ってなかった
訪れて良かった
貴重な体験だ -
廟の横、通りを挟んだ向かいに嘗ては質屋だった古い建物がある
香港一級歴史建築だけあって屋根の装飾がなんとも立派だ
ただ ここも空き家のようだ
古廟の火災時はこういった周りの建物に延焼が及ばなかったことと犠牲者が出なかったことが不幸中の幸い
火事の原因については冷蔵庫の配線がショートしたためらしい -
いつかまた再建されることがあれば訪れたい
-
また長盛街を歩く
-
暫く歩くと右に交差する通りがある
ここが利益街だ
この通りも古民家が多いらしい
歩いてみよう -
ベランダが洒落てる緑色の壁のお宅は香港二級歴史建築に選ばれている
ただ建物の中は瓦礫と雑草で埋まってる
いつ取り壊されても不思議ではないレベルだが、考えてみると隣の家と壁がくっついてる
こういう造りって厄介だろうね -
この建物は以前からよくNETで見かけていた
ついに対面を果たした
ここ同益桟はHKで唯一現存する清の時代の旅館だ
旅館と言われても雰囲気が重過ぎて泊まりたくはないが(笑)
中の様子はわからないが外観は他の古民家などと比べても保存状態は良好だ
基礎部分に花崗岩が用いられ煉瓦造りでありながらも安定感のある重厚な雰囲気がある
香港一級歴史建築に納得である -
古い建物は全て通りの南側
北側は新しい家ばかりだ -
同益桟の2軒隣にも古民家があるが、これはどういう状態なんだろう…
リノベーションの作業中なのか?
それとも放置されてるのか?
一応ここも香港二級歴史建築の建物だ -
今までも屏山文物徑や龍躍頭文物徑、錦田の水頭村周辺など古跡が多く残るエリアを歩いたが その多くは廟堂が中心だった
しかし長盛街から利益街に関しては古民家や商店が多く残ってる
ただ廃屋やその予備軍もあり今後どこまで、どんな形で残るのか残らないのか、
この先も自分のような古き良き物を好む者が訪れる街であり続けてほしい -
道は左に折れる
どこからとなく住人らしき人が現れ挨拶をする -
利益街の北に酒街という名の通りがある
ここは割と新しいお宅ばかりだ
それにしてもお向かいさん同士の距離が近過ぎやしないかい? -
酒街は一度写真を撮った以外は立ち止まることもなく通過
また長盛街に戻って来た
こちらのお宅は屋根のプレートからもわかる通り1963年築
べランダがない代わりに屋上にテラスがあると思ったが後付けっぽい -
近くに理髪店があった
壁に貼られた料金表がなければここが理髪店だということはわからない
そう言えばこの辺りは100年前は商店が軒を連ねる一大商店街だったそうだが、そんな面影はほとんど残っていない
それより この店覚えやすい名前だな「カミノケ」 -
長盛街にはもう一つ立派な廟堂がある
長盛街の北端にある玄關二帝廟こと北帝廟だ
ここも300年の歴史を持つ古刹で香港一級歴史建築に認定されてる
熱心な信者の方が参拝中だ
オレは大王古廟を参拝したのでここはパス
外から眺めるだけにしときます -
北帝廟の裏側に行くと神木らしきガジュマルがあった
手を合わせてから幹タッチする
勝手にパワーを頂いた気になっておく -
長盛街の散策は40分ほどで終了
大王古廟を参拝できたのはとてもラッキーだった
帰りも往路と同様YOHO MOLL II のバス停から68Eの路線バスに乗車
午後1:58. 元朗を発つ -
往路と同じ青衣轉車站(Tsing Yi BBI )で降り青衣站の前から また小巴に乗る
-
午後3:10. ホテルに戻り預けた荷物を受け取る
これから今晩宿泊するホテルのある銅鑼灣まで移動だ -
ホテル裏手の小巴乗り場から葵芳行きの88Gに乗車
このルートは前回Rambler Gardenに泊まった時もよく利用した便
10分ほどで終点の葵芳站に着く -
MTRに乗り尖沙咀で途中下車
-
目的は両替え
重慶大厦のGFを隈無く周り2軒あったベストレートの両替店のうちの客が少ない方に並ぶ
店の名は「 Hello Money Exchange 」
本日のレートにより、
15,000JPY → 738HK$
両替えを終え重慶大厦の出口の隅に立ってスマホでGoogle Mapを見てたら中東系の男から「ハロー このホテルどうだい?」みたい感じで声をかけられた
こんなところで勧めてくるホテルなんて怖くて泊まれたもんじゃない
キッパリ断ったが、金のないバックパッカーに見えたんだろうね(笑)
もうちょっと持っとるわい! -
ここまで来たらビクトリアハーバーが近いので寄ってみる
う~ん 天気が良くて気持ちいいー -
クロックタワーをバックに自撮りするが背景が白くなって却下
スマホのカメラ未だに使いこなせてない -
ビクトリアハーバーって自分もそうだが本当に外人が多い
嘗ては日本語もちょいちょい耳にしたが、最近は全く聞かれない
重慶大厦の辺りでも全く気配がない
別に日本人に会いたいわけではないが、国力の衰えを感じる状況がちと寂しい
まぁそれ以外の理由もあるだろうけど… -
チムから中環へは定番スターフェリーに乗船
何回乗ってもいいね~ -
午後4:41. 香港島の中環に到着
-
目の前にある中環碼頭のバス停からホテルの近くまで行く25番の路線バスに乗る
ナイスタイミング!
ちょうど今から出発するところだ -
「湾仔消防局」のバス停で下車
ホテルの所在地は湾仔だが かなり銅鑼灣寄り
MTRの駅からはちょっと離れてるがバス停とトラムの駅は近いんでロケーションはいいはず -
ホテルに向かって堅拿道を歩いてるとマサトシと遭遇
HKで人気あるって聞いたことないけど
客入るんかなあ…
と、要らぬ心配をしてしまう -
着いた!
本日の寝床は華麗銅鑼灣酒店(Best Western Hotel Causeway Bay)
NEXT旅行記「香港48時間 主教山に眠る地下宮殿 前深水埗配水庫を巡る」へつづく
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