2025/01/16 - 2025/01/16
167位(同エリア796件中)
玄白さん
島根2泊3日の旅行二日目は、我が家お気に入りのビジネスホテル「ドーミーイン」系列の「夕凪の湯 御宿 野乃 境港」に宿泊。
チェックアウト後、3日目のメインベントである足立美術館で、美しい庭園美や横山大観の名作を鑑賞。
事前に今回はノドグロが食べたいといっていた連れ合いだが、初日に予定していたフライトに乗れずに大幅に旅程が狂ったりして、ノドグロを食べるチャンスがなかったため、最後に境港の「大漁市場なかうら」でようやく、土産用のノドグロの干物をゲット。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「夕凪の湯 御宿 野乃 境港」の朝食。
我が家がドーミーイン系列のホテルを気にいっている理由の一つが、豪華な朝食のメニュー。シーフード大好き人間の我が夫婦、とりわけ気に入っているのは、自分で好きなように作れる海鮮丼を朝から食べられるということ。 -
ホテルの部屋からの境港の街並みと朝日が雲間から射す天使の梯子。
8:30にホテルをチェックアウト -
再び島根県内に入り、どじょう掬いの民謡、安来節で有名な安来市の足立美術館に向かう。人気の美術館なので、開館と同時に入場できるような時間帯を選んだ。
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美術館入り口の横には、足立美術館を創設した安来市出身の実業家、安来全康氏の銅像が立っている。
幼少のころから日本画に親しみ、大阪で不動産業や繊維問屋などの経営の傍ら、熱心に美術品の収集に努めてきた。特に横山大観に心酔していた御仁である。 -
この美術館は1970年に開館している。
アメリカのSukiya Living Magazine; The Journal of Japanese Gardeningという日本庭園専門誌で、2012年から2024年まで22年連続で日本庭園ランキング第1位に選ばれている。館内のポスターでは21年連続となっているが2024年も1位にランクされている。
美しい庭園で人気の桂離宮が2番目なのである。 -
この雑誌は、1998年に創刊。発行人はDouglas M. Rothという人で、鎌倉で5年間、造園修行をしたことがある日本建築家として、米国メーン州で活動しているという。日本滞在中、葉山で暮らしていた折、近くの葉山しおさい公園が、美しい庭園公園であるのも関わらず、庭園の美しさがほとんど日本人にも知られていないということから、日本の埋もれた庭園に光を当てようというのが、創刊のきっかけだったという
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フランスの旅行ガイド、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でも最高評価の三つ星を獲得している。
そのほか、トリップアドバイザーなど旅行関係のインターネットでも、ほとんどの日本庭園ベストという企画で、ランクインしている超人気の庭園美術館なのである。 -
5万坪の広大な敷地に、苔庭、枯山水庭、池庭、白砂青松庭など、多様な庭園が設えられている。
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細かいところまで目をこらしてみても、ごみはおろか、枯れ葉一枚落ちていない。
毎朝、開館前に全職員総出で、庭園の掃除をしているという。 -
あまりにきれいに整備が行き届いているので、逆に不自然さを感じるほどである。
奥には、庭園の美に彩を添えるための茶室があるが、残念ながらそばにいくことはできない。茶室は大観庵と名付けられている。もちろん、横山大観から名付けた名前である。 -
美術館としては、珍しく庭園部という部署があり、専属の庭師が8人在籍しているとのこと。地元の高校卒業した子を採用し、一からこの美術館の庭にあう庭師メソッドを教え込むのだという。
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イチオシ
一例として、遠くの山を借景とした白砂青松の庭の松の剪定は、手前の松は多めに剪定し、遠くの松は多めに葉を残し、奥の借景に自然に溶け込むように考えられているのだそうだ。
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ちなみにこの庭は、横山大観の絵をモチーフにしているという。敷地内の庭には800本もの赤松が植えられているというのだが、別のところで松を育成していて、庭の松が育ちすぎるとバランスが崩れるので、ときどき、植え替えをしているという。創設者、足立全康の孫で、現在の館長を務める足立隆則氏みずから、ときどきカメラを持って庭を視察し、植え替えの指示をするのだそうだ。
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手前の大きな楠が植えられているが・・
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根元の苔の手入れもみごとである。
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イチオシ
丸く刈り込まれたさつきやツツジは、春になればあでやかな色が加わり、違った印象の庭になる。
今回、真冬の一月に訪れたのは、うっすらと雪が積もった冬の静寂の庭を鑑賞したかったのだが、あいにく雪はない。 -
白砂青松の庭の反対側にある池庭
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つくばいが設置されていたり、
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池には錦鯉が泳いでいる。
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雁行の石橋
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年に一度は、この鯉も池から上げて、池の水を抜き底を掃除するのだという。
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池から奥に続く飛び石の列
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庭は生きた日本画だという創設者、足立全康氏の芸術観を具現化している四角い窓による額縁効果の庭。奥に見える滝は亀鶴の滝と名付けられた人工の滝で、1973年に作られた。これも横山大観の絵「那智乃滝」をモチーフにしたものだという。
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イチオシ
アングルを少し変えて撮影した白砂青松の庭
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思いがけず、館内には茶室「寿楽庵」があった。迷うことなく連れ合いは勇んで入り、抹茶とあずきの和菓子「日の出前」をいただく。和菓子の銘は、安来市出身の陶芸家で、のちに民芸運動にも携わった河井寛次郎によるものである。
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茶室の窓からも生きた日本画の庭が見える。
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床の間の掛け軸は「不風流処也風流」風流ならざるところ、また風流なりという意味の禅語で、書は大名茶人、松平不昧公のものだという。
この禅語、なかなか味わい深いものがあり、覚えておいて使わせてもらおう。 -
亀鶴の滝をアップで撮影。
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2020年にオープンした食通にして、陶芸家、北大路魯山人の器を展示した魯山人館。作品は撮影不可なので、説明版のみ。
創設者の足立全康が集めた200点あまりに加え、現館長の足立隆則氏が精力的に収集し、現在500点あまりの作品が収蔵されていて、順次、公開されている。
横山大観や魯山人の作品など、館内で展示されている作品は撮影不可となっているので、ここでは紹介できない。 -
館内には、茶室「寿楽庵」の他に喫茶室「大観」がある。魯山人や横山大観の作品を鑑賞したあと、ここで昼食かわりに、しばし、くつろぐ。
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窓側の席に通されたので、すぐそばで池庭が眺められる。
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イチオシ
足立美術館をあとにして、再び境港方面に戻る。途中、米子空港を通り越して「大漁市場 なかうら」へ。
シーフード大好きな我が家なので、日本海側の海の幸を買い求めるのが目的である。とりわけ、当初予定していたノドグロが初日の飛行機乗り遅れアクシデントのため、まだ一度も口にしていなので、生は無理でも干物を買って帰ろうというのである。
入り口には、松葉ガニを抱えたゲゲゲの鬼太郎とネズミ男が、出迎えてくれる。 -
新鮮な魚介が並べられているが、さすがに茹でた松葉ガニは、値段もさることながら買って帰るわけにはいかない。
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ようやく、ノドグロの一夜干しが入っている干物セットを見つけ、買って帰ることにした。右側の魚がノドグロ、左上の魚は、エテガレイというカレイの一種。山陰沖で採れるカレイの一種だが、初めてみる魚だ。正式な名前はアカガレイといい、山陰沖の特産物である。煮つけや、新鮮なものであれば刺身に茹でた魚卵をまぶして食べる「子まぶり」という郷土料理もあるらしい。
下の3匹はオマケのアジの干物 -
初日のアクシデントがあったので、帰りは時間的に余裕を持って米子鬼太郎空港に向かう。出雲で借りたレンタカーは、空港内の日産レンタカーで乗り捨てである。
空港の待合室の窓には、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪たちが鎮座している。 -
天井からも、鬼太郎と仲間の妖怪たちがぶら下がっている。
境港と米子では、水木しげるは郷土が誇る偉人なのである。 -
帰りは定刻どおり、ANA388便で羽田に向かって飛び立つ。
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普段は、我が家は旅先では、あまり土産物はたくさん買わないのだが、今回は、いつになくたくさんの土産を持ち帰った。日本酒は玄白の希望だが、それ以外は、すべて連れ合いが買い求めたものである。一番高価なみやげは松江の湯町窯で買い求めた2個のエッグベーカーとスリップウェアの皿とマグカップである。
完
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