フィリピン２０２４春旅行記　【８】マニラ

2024/03/02 - 2024/03/10

3月に1週間ほど休暇が取れたので、どこか暖かい所へ行きたくなり初のフィリピンへ。フィリピンの代表的な観光地、セブ島は日本人がたくさん居そうなので避けたくなり、今回はパワラン島とマニラへ行くことにしました。
初のフィリピンですが、行ったことがある人の話からするとベトナム同様、随分物価も高くなり、レストランは日本のファミリーレストランと変わらないほどの値段でした。一方宿や交通運賃は日本よりもまだまだ安いという感じです。
観光の方ですが、まずはパワラン島の中部にあるプエルトプリンセサ地下河川国立公園の洞窟、鍾乳洞内に生息する鳥類もさることながら、河川の別世界のような美しいさに絶句です！そしてパワラン島最北端のエルニドからのアイランドホッピングの海岸、そして他のリゾートでは見られないラグーンの別世界のような美しさに感嘆です！またエルニド自体のビーチも絵葉書にも使われるような美しい青い海、光景に超感動です！そして首都のマニラは大都市の喧騒の中、コロニアルの教会の素晴らしさに感動しました。

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スケジュール

　3月2日　成田空港－マニラ空港－プエルトプリンセサ空港－
　　　　　（トライシクル）－プエルトプリンセサ市街
　　　　　［プエルトプリンセサ泊］
　3月3日　プエルトプリンセサ観光－（トライシクル）ホンダ湾ー
　　　　　（ボート）コウリー島観光－プエルトプリンセサ　
　　　　　［プエルトプリンセサ泊］
　3月4日　（現地ツアー）プエルトプリンセサ地下河川水国立公園観光
　　　　　　[プエルトプリンセサ泊]
3月5日　プエルトプリンセサ－（乗り合いバン）エルニド観光
　　　　　　[エルニド泊]
3月6日　（現地ツアー）アイランドホッピング観光　［エルニド泊］
　3月7日　（現地ツアー）アイランドホッピング観光　［エルニド泊］
★3月8日　エルニド観光－（トライシクル）エルニド空港－マニラ空港－
　　　　　（タクシー＋電車）マニラ市街　[マニラ泊]
★3月9日　マニラ観光　[マニラ泊]
★3月10日　マニラ観光－（タクシー）マニラ空港－成田空港

エリア マニラ(フィリピン)

• 旅行の満足度: 3.5

パワラン島のエルニドから国内線でマニラへ移動しています。機内から見える南シナ海の夕日、とてつもなく美しいです。

18時45分頃、マニラ空港に到着です。

空港からの移動手段はタクシーしかありません。ターミナル4は一番小さいターミナルですけれども、情報によると公的料金のタクシーカウンターがあるようです。中々見つかりませんでしたが、建物外の一番隅に小さなディスクがありました。
予約しているホテルがあるエルミタ＆マラテ地区までは結構長距離で値段もたかいので、空港から一番近い列車（LRT）の駅までタクシーで行くことにします。
ちなみにタクシーは各会社、個人で入り乱れていて、当初タクシー会社の制服、カードをぶら下げているスタッフに値段を聞いたら、言い値が公共定額制の3倍もの料金を吹っかけてきました。

商店街に入ると物凄い人混みですが、その中をタクシーが入り込みます。日本だったら車両通行止めになりそうな人混みで渋滞です。

タクシーを降りてマニラ市内を走るLRTに搭乗します。マニラでは列車に乗る時、何と荷物を検査機に通す必要があります。

LRTに乗って約15分後、エルミタ&マラテ地区のキリノ駅で下車します。

キリノ駅から思ったよりも歩いて20時半頃、ようやくホテルに到着です。

ホテルのすぐ傍のバー兼レストランでディナーを摂ります。ほぼマニラ湾沿いです。

フィリピンの焼きそばも本当に美味しいです。こうしてこの日は昼までエルニドに滞在後、マニラへ移動しました。

3月9日

この日は終日マニラ市内を観光します。

最初はスペイン統治下時代の歴史建造物や要塞があるイントラムロスへ。このエリアは近くにLRT駅がないのでホテルからタクシーで行きます。ホテルが配車アプリを手配してくれたので料金交渉は不要でした。朝は比較的ゆっくりして、9時過ぎにホテルを出発します。

スペイン建築様式で、石造りの教会としてはフィリピン最古のサン・オウガスチン教会です。世界遺産に登録されています。

日本では戦国時代にフィリピンはスペイン統治下だったのですね。石造りの素晴らしく美しい景観の教会に超感動します！

フィリピンにスペイン様式の教会があるとは、フィリピン旅行の少し前まで知りませんでした。

何とい美しい景観でしょうか！まさにパンフレットに使われるような光景に絶句します！

近くで見ると壮大で素晴らしい石造りが確認できます！

教会の出入口を背にしています。

中に入ると、内部は煌びやかで美しい内装です！

煌びやかな祭壇にシャンデリアはフランスから取り寄せたそうです。

カーサ・マニラ博物館の中庭です。

美しい外観に絶句します！

美しい中庭の景観ですね！感動します！

時間の都合上、内部は見学しないことにします。

東京の真夏ほどではないですが、暑い中歩くのでのどが渇きます。

イントラムロス博物館です。これも壮大です。

この外壁の形状、景観、実に見事で美しいので絶句します！内部に入りませんが、外観見るだけでも気分良くなります。

今度は巨大で様式が異なる棟が複合された教会が現れます。マニラ大聖堂です。何という壮大で美しい大聖堂でしょうか！絶句します！

ちょうど大聖堂前を馬が通ります。絵になりますね。

ドーム型と尖塔、天井が２様式ある大聖堂です！

大聖堂前の広場を囲んでいる建物群の景観も良いです。

目の前に立つと、実に壮大で美しい教会に超感動します！

彫刻技術が絶句するほど素晴らしいです！

最初に建築されたのは1571年のようです。先ほどのサン・オウガスチン教会よりも古いですが、石造りの教会としてはサン・オウガスチン教会がフィリピン最古のようです。第2次世界大戦で焼失して現在に再建されたとのことです。

イントラムロスのエリアには色々な政府機関の建物があります。

全体が見える位置に下がります。まさに絵葉書に使われるような素晴らしい景観です！

内部に入ると、ステントグラスが何と美しいことでしょうか！

この先に要塞がありますが、大聖堂から大分距離があります。イントラムロス地域の観光も結構体力使います。

あちこち遺跡の跡が見られます。

振り返ると、あの大聖堂が小さくなります。良い景観です。

サンチアゴ要塞です。イントラムロス地域の北端に位置します。

東南アジアの遺跡によく見られる、黄緑色のプールがここでも見られます。

要塞のバックに高層ビルという中々滑稽な景色です。

あちこちに出入り口となる空洞が形成されています。

左側の建物はリサール記念館です。リサールという人が処刑されるまで過ごした自宅です。博物館になっていますが中に入らないことにします。

スペイン軍との戦いで指揮官を務めたラジャ・スレイマンの名を付けた劇場です。

1967年に再建築されたので、綺麗に整っていますね。

中南米の要塞の端によくある小さな塔です。

川を越えればビル群です。中々素晴らしい街並みの風景です。

中々絵になるような光景です。

要塞とはいえ、これほど短い距離でいくつも壁が張り巡らされているのも珍しいかも。

素晴らしい形状と彫刻の門です。絵葉書にも使われそうですね。

広大なイントラムロスを抜けて、キアポ地区にあるキアポ教会へ向かいます。この辺はLRTの駅がなくタクシーか30分以上かけて歩くしかありません。流れのタクシーは交渉制になります。マニラのタクシーは思いっきり吹っ掛けてくるので、歩くことにします。

イントロラムロスの一部の建物、要塞を廻っただけでもう昼時になりました。キアポ地区へ歩いている途中の12時半頃、ファーストフード店で昼食を摂ります。

オーダー後、中々来ない所がフィリピンらしいです。

雨が降ってきました。フィリピンに来て１週間経ちますが初めてです。

要塞に近接している川を渡ります。

チャイナタウンです。お腹空いていたのをもう少し我慢して、チャイナタウンで昼食摂った方が良かったかも。

何の教会か忘れましたが、これも違う様式の棟が複合された教会ですね。

日本で言えば商店街ですね。

物凄い密集している露店と人の数です。

14時15分過ぎ、キアポ教会に到着です。Googleマップでは要塞から約30分の表示でしたが、実際はランチタイムを除いても50分ぐらいかかりました。結構疲れます。

1582年にスペイン人によって建立されました。コロニアルな教会、マニラでは多くは日本の戦国時代に建築されているのですね。

教会に近づきます。正面の外装も2つの塔も絶句するほど美しいです！

周囲が賑やかな繁華街の中、このような美しい歴史的建造物があるのは感動です！

中に入ります。「ブラックナザレ」と呼ばれている黒いキリスト像です。”＃癒しの力”があると言われ、全国のフィリピンのカトリック教徒がこの像に祈りをささげに訪れる僧です。

奥行きが広く、正面は壁や祭壇が煌びやかです。

絶句するほど美しい内部の祭壇、装飾、クリーム色の壁です！絵葉書にも使われそうで絶句します！

外に出ると雨が止んでいます。

依然にぎわっている商店街です。

大型百貨店や高層ビルがたくさんあるマカティ市へ行ってみます。キアポ教会の最寄り駅カリエド駅から列車に乗ります。

乗り換えもしますが、2ヶ所の駅とも乗車する前に荷物検査があります。乗車券も自販機ではなく窓口オンリーなので大変混雑。近郊列車やメトロに乗るのにこれほど時間がかかるのは初めてです。

アラヤ駅で下車します。このエリアはマニラ最大のショッピングセンター街です。カリエド駅に入ってから予想外の1時間もかかり、時刻は15時40分です。

駅と繋がっている大型百貨店です。ガイドブックに紹介されています。

建物内を廻ってちょっとしたお土産を買いました。もう少しこの近辺を散策したかったですが、上記に記載した通り列車に乗車するのに時間がかかるので、マニラ湾のサンセットを見るためにこのエリアを後にします。

ホテルの最寄り駅で下車します。時刻は17時50分です。

駅から歩いてマニラ湾沿いへ。日没にぎりぎり間に合ったでしょうか。ご覧のように実に美しいマニラ湾の夕焼けです！

マニラ湾岸沿いは絶好の夕日スポットとして紹介されています。

北方向は依然青空が広がっています。ビル群もかなり先も素晴らしい湾外沿いの風景です。

ズームアップすると、まるで絵の世界のような美し過ぎるサンセットに絶句します！

この空とビルのコラボ、まさに絵葉書にも使われるような美しさです！

空がさらに暗くなって、夕焼けが一層赤紫色に染まっています！まさに絶景に何の言葉も出ません！

素晴らしいシチュエーションです！

18時半過ぎホテルに戻って1時間少々休憩します。20時前、ディナーを摂りに外出します。

Googleマップによると、ハーバー沿いのレストランがあるので行ってみます。フィリピン最後のディナーなので、少し高くても良いです。ホテルから歩いて25分かかります。

マニラ湾沿いを歩きます。湾岸沿いの夜景も綺麗です。夜は涼しくなり、歩いていて気持ちが良いです。

サンセットの時に眺めた海岸が小さく見えます。

ホテルから歩いて30分少々でレストランに到着です。夜は少し涼しくなって気持ちの良い外気の下、ディナーを摂ります。

最後はチキンから揚げです。

帰りはジプシーが走っているのを見つけて、ジプシーでホテルに戻りました。
こうしてこの日は終日マニラを観光しました。

3月10日

旅行最終日のこの日、午前中はホテルから歩いて行けるほどの周辺を散策後、帰国します。

朝8時半過ぎ、ホテルをチェックアウトします。

ホテルの１Fにセブンイレブンがあります。マニラでもおにぎり売っていました。

ホテルから歩いて約20分、リサール公園に入ります。最終日は晴天のようで、良い景色の公園が見られます。

大都市のマニラながら広大な公園です。

遠くにホセ・リサール記念碑が見えます。この公園のシンボルです。

色々な記念碑が建てられています。

フィリピンの英雄、ホセ・リサール記念碑です。この記念碑の下にリサールが埋葬されています。リサールはスペインがフィリピンを攻略していた日本の戦国時代の頃の人物なので、非常に歴史的意味がある公園です。

とにかく記念碑だらけの広大な公園です。

公園沿いの大通りを渡ると、昨日サンセットを眺めたマニラ湾ビーチです。

サンセット同様、晴天のマニラ湾ビーチも美しいです。大都会の海岸なのに白砂です。

高層ホテルもしくはマンションと白浜のコラボは良い風景です。

こちらは昨夜行ったハーバーレストランの方向です。

ホテルに戻る途中ですが、まだ時間があるので豪華な建物内にあるスタバに立ち寄ります。

ホテルのすぐ傍にあるマラテ教会です。ガイドブックやウェブサイトの写真と違って、正面が白色です。彫刻技術が素晴らしく、白く眩しく美しいです！

メキシコなどの中南米もそうですが、日本の戦国時代にスペインは中南米やフィリピンを次々と征服、その際無数の教会を建築したのですね。美しい光景に絶句します！

側面は薄茶色です。珍しいですね。

ホテルに戻りスタッフにタクシーを呼んでもらいます。配車アプリを使っているので値段交渉不要です。交渉制では思いっきり吹っ掛けるマニラのタクシーですが、配車アプリでは思っていたよりも料金が安いです。午前11時にホテルを出発します。このホテルには２泊しましたが、１泊約6,000円の割には綺麗でグレードがよく、マニラ湾の傍で場所も良かったです。

ホテルから約25分でマニラ国際空港第2ターミナルに到着です。

ラウンジで昼食を摂ります。マニラのラウンジの料理も結構豊富です。

14時前にセブ航空成田行きの便に搭乗します。

19時半頃、成田空港に到着です。こうして９日間のフィリピン旅行が終了しました。世界遺産の地下河川と洞窟、別世界のような美し過ぎる島々、大都市の歴史的建造物など様々な景色の観光を楽しみました。