続100名城北陸編　富山県（富山城、増山城）と石川県（鳥越城）編

2024/08/20 - 2024/08/23

敦賀まで北陸新幹線が延伸されたということで、福井中心に北陸方面の続100名城を攻めてきました。

富山駅→富山城→砺波城→金沢駅→香林（大和）
金沢城→兼六園→石川県立美術館→鳥越城→福井駅
福井駅→越前大野城→福井城→北庄城→見性院→西光寺
敦賀駅→ヨーロッパ軒→佐柿国吉城→玄蕃尾城→米原駅　

エリア 石川

残暑が厳しいですが、富山県までやってきました。
新幹線の駅はどこも綺麗。
富山市はコンパクトシティ化が進んでいるそうです。

駅から富山城へは歩いて行けます。

富山城には小さいながあら、庭園があります。
実はコンパクトサイズでお城より気に入ってしまった。
庭園越しに見た天守が美しい。

実はこの時期、年始に起きた能登地震のため、東の石垣が一部崩壊したため、修復中。

令和6年能登半島地震の影響により、国際会議場側から濠を通る入口と、県警のある松川側の入口は全面通行禁止です。

藩主の威容を示す5つの巨石「鏡石」。
金沢城に隠れがちですが、前田家の居城ですからね。

富山城は郷土博物館となっており、一通りの富山の歴史が学べます。

こちらは複合施設にある図書館（TOYAMAキラリ）。
能登の地震で約10万冊の本が落下したそうです。

うちの図書館は閉校した学校・・。

富山に来たら、ぜひおすすめなのが、富山県庁の展望台（無料）。
東西南北で異なった表情が楽しめます！

立山連峰方面。
冬はもっとすごいことになりそう。
富山出身の友人は「剣岳は登るものではなくて見るもの」と仰せでした。

西側は神通川（イタイイタイ病で有名となりました）。

能登方面のはず。薄っすら半島が見えます。。

富山城と展望台に満足し、次は、砺波駅が最寄り駅の増山城を目指します。
今回は鉄道使用にあたりお得な切符を探したのですが、北陸フリーパスはいまいちでした。
第三セクター増えて使用しにくくなっているような。

なお、砺波駅前の砺波駅観光案内所のレンタルサイクルは月曜日はお休みなので、道の駅まで行ってレンタルサイクルします。道の駅では埋蔵文化財センターへの生き方を丁寧に教えていただきました。

公共交通機関では増山城へのバスは１日２本くらいなので、タクシーかレンタルサイクルとなります。

道の駅の近くにはチューリップ公園があります。
シーズンではないので無料で入れますが、今の時期は閑散としてますが、少～しチューリップあります。

レンタルサイクルの場合、359号線で庄川を渡るところが上りなのでできれば電動自転車をお勧めします。

天気の悪いあちらの方面を目指します笑。
この日は本当にお天気が変わりやすくて、しかもお天気下り坂。

一瞬晴れました！
この天気続いて～。

359線沿いは、車量が多いので注意。
なお途中にコンビニと薬局のコスモスがあります。

砺波市埋蔵文化財センターは元小学校だったみたい。

なお、増山城とセンターはかなり離れています（自転車で約40分くらい）。
もう少し近くなりませんかね。。
センターの展示は戦国時代というよりは縄文時代のものが中心でした。
スタンプ頂きましたので金沢へ向かいます！

おなじみの太鼓門。

金沢名物のハントンライスが食べたくて、発祥のお店といわれる「オーツカ」さんに行列覚悟で行きましたが、なんと夏季休業。。
（私と同じような方が２名ほどいた模様）

気を取り直して香林坊大和のレストランでハントンライス頂こう、と思ってデパートに向かったら、ナニコレ～。

というわけで（どういう訳？）、吸い込まれてしまいました。
ガンプラの販売てした、

最上階の香林さんへ。
こちらのハントンライスも有名。
大きくとった窓からは金沢城のお濠とお城が飛び込んできます。
（予約もできるみたい）

個性的な形のハントンライスですね。
オムライスの卵もふわふわでおいしくいただきました。
（別途サラダとスープが付きます）

大満足で近江市場に行ったら、こんな自販機あった。。

翌日、早起きして金沢城（兼六園）に向かいます。
兼六園は朝7時に開園します。

近江市場方面からは尾山神社から向かいます。

加賀藩祖・前田利家公と正室お松の方を祀る由緒ある尾山神社。全国的にも珍しい和漢洋の3つの建築様式が用いられた「神門」は金沢市の代表的な観光スポットとして有名です。国の重要文化財にも指定されており、特に、最上階にはめ込まれたギヤマンは美しく、訪れた人を魅了します。また、日本現存最古の避雷針が施されています。

鼠多門口から金沢城公園に入ります～。
金沢城は100名城の際に訪問しているので今回はサラリと見学します。

玉泉院丸庭園。ここは兼六園より人が全然いないし、こじんまりしていて好き。
朝８時前ですが、清々しくて気持ちいい～。
というかこの時間でもすでに暑いです。

五十間長屋まで来ました。
復元されたばかりなのできれいですね。

引いて全景を納めます。
この長さ、長屋では日本一では？
手前の芝生もいいね。

こちらの噴水は特に名前はないのですが、日本最古の噴水です。
動力は使ってなくて、高低差の自然の圧力で3.5メートルまで上がります！

なお、入園時に地図を頂かなかったのでだんだん迷子になってきました。
いろんなルートがあるからね・・。

霞ヶ池まで来ました。
ここら辺になると観光客がいっぱい！
外国の方が多いですね。

ことじ灯篭。（ことじ、の漢字が変換できないｗ）
外国の観光客が並んで撮影してました。
兼六園の代表的な景観なんだそう。

さらっと見学、と思ってもそこは兼六園。
1時間以上は見ておいたほうがいいですね。
兼六園自体が高低差が結構あるので庭園からの眺めもなかなか。

大好きな青紅葉を眺めながら石川県立美術館へ向かいます。
ここら辺は石川県の美術館関連が集中するエリア。

石川県立美術館の国宝色絵雉香炉と古九谷は必見です。
香炉は実際使用された跡がありますので、置物ではなかったんだと思います。

聖徳太子像なんだけど、怖い。

この土器気に入った！

さて、電車の時間も近いので、次は鳥越城を目指します！

金沢駅の「むすび」さんでおにぎり購入！

このとろろ昆布のおにぎりがおいしい！
いままでとろろ昆布おにぎりって、積極的に選ぶメニューではなかったけど、見方が変わりました。
もちろん、とろろ昆布をお土産に買ったのは言うまでもありません笑。

西金沢駅は、IRいしかわ鉄道と北陸鉄道石川線の両方が接続してますが、駅前はほぼ何もないので、食事の調達は金沢駅をお勧めします。

金沢駅から鶴来駅へ向かいます。
鳥越城へは時刻表必須です。

終点の鶴来駅までやってきました。
ここでバスを待ちますよ。

バス停で下車しますが、帰りのバスは時間によってバス停が違ってしまいます。
歴史館の方は「歩いて15分くらいですぐ着きますよ」と仰せでしたが、バス停にたどり着けなかったらつらいので、同じバス停からの出発にしました。
それでもバスの乗り換えがあるので、ちゃんとバス来ますように、と祈ってました。

鳥越城とは
WIKIより
白山麓山内惣庄の旗本鈴木出羽守を城主とし、天正初年（1573年）頃、織田信長による加賀一向一揆討滅の経路がはかられる中で、門徒集団である山内衆の抵抗の拠点として築城されたもの。
天正8年（1580年）、織田方の柴田勝家軍によって落城し、山内衆の主領鈴木一族は滅ぼされる。その後この城は織田方の吉原次郎兵衛の管理下に置かれたが、白山麓門徒の抵抗は続き、攻防戦が展開された。
しかし天正10年（1582年）3月1日、織田方の佐久間盛政によって鎮圧され、三百余人が磔に処せられた。
この城は、加賀一向一揆の栄光と挫折を最後まで担い続けた、白山麓門徒たちの記録として歴史上の意義をもつ。

すぐ近くの手取川は血に染まったそうな。

続100名城のスタンプはここ！
展示室の内容とビデオが充実してますので、スタンプだけではなく、見学をお勧めします。

そういえば石川出身の森元首相も県議員になったきっかけが、火事で仏壇を救ったって逸話を聞いたことがあるわ。信心深い方が多い県なのかな。

金沢駅まで戻り、たい焼き工房 土九 金沢駅あんと西店でおやつにたい焼きいただきます。あんこ沢山で嬉しい。
かき氷もありましたよ。

さらにお寿司もいただいて、福井に向かいます。