２０２４師走『愛と風のように』～　多賀城市に驚きのJAZZカフェが誕生、甲府へ富士山を見に、今年の映画

2024/12/30 - 2024/12/30

今年 ２０２４年も残すところ今日と明日だけになって
しまいました。
気がついてみると、今年は昨年のヨーロッパ旅の旅行記
のアップに終始していて、今年の旅は山形県・南陽市での
「森山良子コンサート」1編だけになっていました。

つい先日、４Tのマブ友satさんと話した際、別れ際に彼女は
「明日から山梨へ富士山を観に出かけてきます」と話してい
て、それを聞いた“あの街から“は、そう言えば私も富士山を観に
山梨に行ったっけ。よし！　あの日の事を含めて今年の私の旅を
アップしてみようかな。

と、危なくお蔵入りになりそうな今年の旅をアップする事に
しました。
これまでその年の旅を1編にまとめてアップした時には
『愛と風のように』とシリーズにしていました。
２０１４年・２０１５年・２０１６年・２０１７年に続いて
７年ぶりの復活となりました。

北の街から南の街まであまりにも、飛び飛びなので
Part1～Part3の3編に分けてみました。

旅行日もまちまちなので、旅行記アップ予定日の日付けに
しました。
この旅行記はそのPart3となります。

エリア 多賀城・塩釜・利府(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

１０月初旬　JR東日本「大人の休日倶楽部」
で、憧れの〈乗り鉄〉になって、久しぶりに
ひとり旅で歩いてきました。

この日は、新宿発ジャスト９：００発の
〈あずさ９号〉で富士山を観に甲府へ向かいます。

久しぶりに〈あずさ号〉に乗るので
もう、ワクワク感いっぱいで乗り込みました。(＾ｰ^)

今年iPodから１０数年ぶりで
SONYのウォークマンを新調
せっかくだからとノイズレスの
Bluetoothイヤホンもそろえて・笑
３２GB〈SDカード込み〉の容量
いっぱいにJazz・クラッシック
J-Pop・映画音楽・カンツォーネ
アメリカン&英國POPSとあらゆる
フォルダーを作り手鞄に入れてきました。

もちろん、この日の為にと
“あずさ２号“もフォルダーに入れてきてきました。
〈あずさ９号〉で聴く♪♪♪“あずさ2号“ 沁みました。

「大人の休日倶楽部パス」は、
今年から連続する５日間となり、
発売日は、指定された期間から
チョイスした旅をスタートする
初日の１ヶ月前からの発売なのです。

５日間〈乗り鉄〉をと考え効率よく回ろう
とすれば人気のリゾート列車や〈あずさ号〉
等全車・指定席の列車もあり、１ヶ月前には
買い求めなければなりません。

今回、みなさんの旅行記を見て富士山を観に行こう！
というのが何個か作ったミッションの１つでしたが
１ヶ月前に確かな天気予報はなく
当日は墨絵のような空模様。

甲府駅で下車し松本方面へ
遠ざかってゆく〈あずさ号〉

乗り鉄のみなさんなら
［E353系］とか詳しく
載っていますが、“あの街から“は
乗るのは好きなのですが車両型式は
不案内です。(⌒-⌒; )

甲府駅　１番ホーム
９時新宿発とゆったり目で
この日は、スタート。

甲府駅は、久しぶりで
やはりワクワク(⌒▽⌒)
久しぶりのひとり旅を
存分に楽しもう。

FBRUN'Sさんにいろいろお聞きしたので
甲府市周辺で富士山のきれいに観える所を始め
天気次第では韮崎までチョィと遠征して
中央公園さら富士山をみ
武田乃郷　白山温泉や大村美術館だったりも
回ってみようと予定を組んでいました。

その他にも行ってみたい所やしてみたい事等
ザックリと書いたメモを手に甲府に
向かいました。(⌒▽⌒)

甲府駅 駅

富士山を観る。
の次に挙がったのが
「小作」で、ほうとうを食べる。
でした。
ならば、王道の甲府駅前店に行って
おすすめの〈かぼちゃ〉ほうとうを
と、早速向かいました。
が、まだ開店前でした。(⌒-⌒; )

富士山を観る。の次に挙がったのが
「小作」で、ほうとうを食べる。
でした。
ならば、王道の甲府駅前店に行って
おすすめの〈かぼちゃ〉ほうとうを
と、早速向かいました。
が、まだ開店前でした。富士山を観る。の次に挙がったのが
「小作」で、ほうとうを食べる。
でした。
ならば、王道の甲府駅前店に行って
おすすめの〈かぼちゃ〉ほうとうを
と、早速向かいました。
が、まだ開店前でした。

小作 甲府駅前店 グルメ・レストラン

いやぁ、ここで早くも難題とはナ・ン・ダイ　
ここは、笑うところです。(⌒-⌒; )

甲府に着いたら、やろうとしていた
ベスト2が、ここで　コケそうになってしまったからです。

〈ほうとう〉を食べて
韮崎に向かおうと予定していたのですが
生憎の天気（；゜０゜）
富士山を絡ませた計画は頓挫
ならば
とにかく雨は降ってないので
街歩きを楽しもうと予定変更。

『徽典館』
難しいなぁ
徽章のキ
テンで典
ローマ字が無かったら(⌒-⌒; )

時折り薄日が差したり
小雨パラパラだったり
しながら街歩き。

それにしても
看板を見ているだけでも
楽しくなる店が散見され

少しずつワクワク感が
戻ってきました。

何故に〈江戸家〉とか

ン、京都ぽい　って
城下町ですし
呉服屋さんの老舗は
甲府にも健在かぁ。
など　街歩きを楽しみながら

Googleさんに連れられて
それでも２０分程は歩いたかなぁ。

FBRUN'Sさんには
甲府土産まで紹介していただきその中で
桔梗屋のどら焼きをお土産に買って帰ろう。
とメモしてきました。
天候不順で予定変更し時間に余裕ができたので
桔梗屋の本店へ行ってみようと

桔梗屋 甲府本館 グルメ・レストラン

やって来ました。
『桔梗屋本格』
先ほどの「小作」から　
カメラ片手に２０～３０はかかったでしょうか。

想像とは違って、商店街にあるのではなく
住宅街にで～んと構えたいかにも本店という
お店でした。

桔梗屋 甲府本館 グルメ・レストラン

信玄プリンやどら焼きなど

美味しそうなスイーツが
並んでいます。

お土産は
一番人気だとおすすめの
桔梗屋信玄餅に決まりました。

「美味しい）と喜んでもらえ
(＾ｰ^)ました。

懐かしい！
街中に〈プレイガイド〉健在！
うわぁ　いいなぁ。♪♪♪

蔦の絡まるここは
JAZZ CLUB
だろうか。
ここは、夜の帳が下りてから
来たらいいのだろうなぁ。

桔梗屋本館を往復して
「小作」に戻ってきました。
開店まだ間もないのですが
ギリギリ1順目の席に通していただきました。

ウィークデイというのに開店早々に満席
人気店なのですね。広い１階２階が
みるみるうちに満席になり後から後から
お客さんがやって来ます。

入り口のスタッフさんの応対を
見ているとお客さんをさばいている風で
何だか昔修学旅行で訪れたお土産屋さんを
思い出しました。笑

小作 甲府駅前店 グルメ・レストラン

テーブル席に案内してくださった
スタッフさんは、「当店初めてですか」
と聞いて「はい」と答えたら
丁寧にいろいろ説明してくれました。

桔梗屋本館からの帰り道
小雨パラパラで少し寒いなぁと思いながら　
歩いていたらやや体調不良(⌒-⌒; )に。

念願の〈かぼちゃほうとう〉は、
あったかくって美味かったけど、
体調不良につき少し残してしまいました。(⌒-⌒; )

こんな事もあり、ほうとうを食べた後は
甲府駅に直ぐに戻り、早い時間のあずさ号に
指定券を変更し帰ってきました。
電車を「お茶の水駅」で降り
せっかくなので駅前の「Disk Union」に
寄ってみました。

家の近くの蔦屋TSUTAYA併設の
レンタルショップや中古本コーナーが
撤退し、近頃店頭に並んできる
CDを見る機会が激減し淋しく思っています。

この日は、ひとり旅ということも
あり、予定外のディスクユニオンで
中古CDをゆっくり眺めることができ
これはと思う２枚を買ってお茶の水駅の
反対側に出てきました。

毎年９月になると翌年の日記帳が
発売となる糸井重里の『TOBICHI』
神田店に行き２０２５年のダイアリーを
買いました。

ここもGoogle君に導かれてやって来ましたが
大通りからやや奥まったオフィス街の中の
目立たないビルに在りますが
ウィークデイの夕刻ですが、地元の人という
よりは、観光客らしきお客さんが
次々にやってきておりました。

東京駅の大丸の８階に在る
イノダ珈琲でひと息。

混み混みの『京都』へは
あまり行く気がしないので
せめて
イノダ珈琲を味わいながら
しばし愛しの京都を忍びます(⌒▽⌒)

イノダコーヒ 東京大丸支店 グルメ・レストラン

日記を買ったので
クリスマスカードも買っておこう
クリスマスカードを買うなら
やっぱり「伊東屋」だよなぁ。と

伊東屋 銀座本店 専門店

銀座・伊東屋本店に
やって来ました。
ムム残念！
まだ、クリスマスカードのコーナーは
出来ておらず　機会を待つことにして
帰ってきました。

さて、今年の『愛と風のように』
シリーズ３編の最後は、
今年一番のうれしい(⌒▽⌒)驚きだった
この『JAZZ cafe』の紹介です。

年に数回訪れる仙台。
仙台市の南隣り街に友だちが住んで
いるせいもあり、時々「◯◯がある
から遊びに来ないか」と連絡が入ります。

彼からの今回の誘いは
「凄い店を見つけたから」との事だった。
「凄いって、何がなんの店だい？」と聞いても
「行けばわかるよ」のだけしか教えてくれず
そう言われると興味がわき
晩秋の頃連れて行ってもらいました。
この扉を開けるまで何の情報も与えられず
にやって来ました。

アーリーアメリカン調の白い扉を開け
びっくりしました。

ちょっぴりそこだけレトロ感のある
白い扉の向こうは
街中の教会の建物の様に三角屋根で
天井が高く陽射しがまばゆいくらい
の空間が開けていて

まだ新しい木の香りがプンプンして
気持ちがいい。
１１：００開店時間に合わせて
連れてきてもらったので、
まだ他にお客さんは誰もいない。
正面のどデカいスピーカーと
ズラリと並んでいるLPを見て
JAZZ喫茶らしいとようやくわかった。

温厚そうなマスターに「どこでも
好きなお席にどうぞ」と導かれて
写真を撮らしてもらえないか
と聞いてみたら「どうぞ」と物静か。

Jazzを聴く前に　建物も雰囲気も
いっぺんで好きになった“あの街から“

各テーブルの上には、断り書きが
小さなプレートに出してある。
・静かに音楽を聴いてください。
・４人以上のグループはお断りします。
・撮影はOKですが、
　他のお客さまが映り込まないように願います。

テーブルの小さな掲示プレートを見るまでなく
往々にして
Jazz喫茶の店主は気難しいとのイメージがあるのですが
このピッカピカの空間　興味津々な気持ちは
抑えられず、他にお客さんも未だ居ないこともあり
恐る恐るマスターに気になることをいろいろと聞いてみました。

マスターは質問したことは丁寧に話してくれますが
後は物静か。

・LPレコード・アルバム
４０年間かけて収集した７０００枚の
LPと一部CDコレクションとのこと。

Jazzカフェには、珍しく禁煙
２０２２年12月の開店というから
新築の木の香りがプンプンして気持ちがいい

このスピーカーとアンプの左奥には
２台のプレーヤーとパソコンが並び
コンピュータ制御室のような部屋もある。

白髪で凛々しい奥さまと
温厚なマスターのお２人の
この空間は　素晴らしい。

夢のようなJAZZ喫茶ができたものだ。

マスターは、その部屋で次の演奏LPなどの
セット作業でお店にはあまり顔を出さないようだ。
同様に、奥さまも、テーブルにオーダーされた
飲み物などを運ぶ以外は、ほとんど
カウンターの奥まった所に腰をおろし
あくまでもお客さまにいい音を聴すための
環境を整えているかのよう。

マッキントッシュの真空管アンプ
も、素晴らしい。

オーダーを受けてから
豆を挽いて入れてくれる
珈琲もとても美味しい。

どうやら夕方からは
Jazz Barになるらしい。
オーナーは、もともとインポーター
としてワイン業界で長いこと活躍
していたらしく、店の入り口の右側には
小部屋がありワインの販売コーナーも
併設されていました。

リクエストにも応えてくれますが
お客さんの持ち込みのLP＆CDは
タブーで
同じものが有れば〈ほとんど有るようですが〉
マスターの収集棚からかけてもらえます。

正面に鎮座しているのが
アメリカJBL社で１９５７年～１９８３年まで
世界でたった１０００台しか製造されなかった
『Paragon』パラゴンです。

広い店内にパラゴンと対極に鎮座している
スピーカーは
現在JBL社の最高峰スピーカー
その名も「エベレスト」

スピーカー「エベレスト」
旅行記を作成する際
音楽を愛する旅人としては
いささか◯◯ですが
スピーカーエベレストを
検索したら販売価格が出ていました。
それは想像の桁違いで破格の
１本　数１００万円とも１,２００万円とも
まさに夢の名器でした。

私もリクエストをしたくなり
マスターとアイコンタクト
早速マスターが席にやって来てくれ
どちらのスピーカーで鳴らしましょうか
と聞いてくれました。

もちろんどちらのスピーカーも夢の名器ですが
あえて、どちらの音が好みかと聞かれれば
現在最高峰のスピーカー「エベレスト」と答えます。
乾いた音がたまらなく良かったのです。

このスピーカーでイーグルスのアルバムが聴きたいなぁ。
と密かに思いました。

『Paragonian パラゴニアン』
仙台市のお隣り多賀城市の住宅街に在ります。
駐車場もありますが、JR多賀城駅から歩いて
１０分～１５分くらいです
ワインを楽しむ際には電車もいいですね。
営業日は、木曜日から日曜日で
月曜日から水曜日は閉店しています。
１１：００～１５：００がカフェタイム
１８：００～２２：００は、バータイム
昼飲みでワインのオーダーもOKだそうです。
ラストオーダーは、２１：００
日曜日は　　～１９：００（Lo １８：００）

従来のJazzカフェのイメージを一掃
禁煙で木の香りも気持ちの良い
素敵な空間で至極のJazzタイムが過ごせます。

【付録】
このところ年々映画館で映画を観ることが
少なくなっている“あの街から“
今年観たうちから次の２本を取り上げてみます。
ボブマリーの半自伝的映画「ワン・ラブ」と
今年初めに発表された米国アカデミー賞で
作品・監督・主演男優・助演男優なと７つの
賞を受賞した「オッペンハイマー」
クリストファーノーラン監督の渾身の作品でした。
ラスト近くオッペンハイマーとアンシュタインが
湖畔を歩きながら語りあっていたシーンが
心に残りました。

代官山の「ミケランジェロカフェ」
以前、好きでよく通いましたが
近頃は、通り過ぎて
「蔦屋TSUTAYA・代官山」へ行ってしまいます。
この日もそうでした。
次回の機会には「ミケランジェロカフェ」で
お茶をと思ってます。

この旅行記へのコメント （4）

• あいさん 2025/01/05 21:33:18

  新年明けましておめでとうございます

  あけまして🎍おめでとうございます。
  ここしばらく新作にお目にかかれなかったので新作をお待ちしておりました。その甲斐あっていっぺんに３作は嬉しいです。あの街からさんにきっかけを作ってくれたＳatさんに感謝です。
  たくさんの見どころ読みどころまんさいでしたが、Jazzカフェが素敵でした。あんな凄いスピーカーあるのですね。東京駅の地下街のタンノイのスピーカーある店知ってますよ。やはりタンノイは弦楽器を聴くのがいいですよね。
  
  今年も新旅を楽しみにしています。
  それから、ヨーロッパ旅の続きも
  よろしくおねがいします。
  　　　　　　　あい

  あの街からさん からの返信 2025/01/06 07:47:53

  Re: 新年明けましておめでとうございます

  あいさん　新年あけましておめでとうございます。
  本年も“あの街から“の旅行記に飛んできてください。
  そして、いろいろ楽しい旅のお話をいたしましょう。
  
  危うくお蔵入りの旅行を年末にバタバタと作りました
  ので(⌒-⌒; ) JAZZカフェを始めとして、もう少し書き
  加えた方が良かったかな。と思うところが数カ所ありますが、それでも多賀城〈仙台市の隣町〉の凄いJAZZカフェに連れて行ってもらって扉を開けた時の感激やら、素晴らしいJAZZカフェを全国のJAZZファンの皆さんに発信できたかな。と満足の旅行記になりました。
  
  ありがとうございます。
  また、お越しください。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの街から

• エヌエヌさん 2024/12/31 18:11:59

  良いお年を！

  あの街さん
  こんばんは！
  
  ♪8時ちょ～どの♪あずさ2号で～♪
  あずさに乗ってあずさ2号！ステキ(*^▽^*)
  小作美味しいですか？
  実は散々目の前を通るけど入ったことないんです。(;'∀')
  
  ディスクユニオン
  昔大量のCDを売った記憶が・・・
  
  来年も仲良くしてくださいな。
  
  

  あの街からさん からの返信 2025/01/01 14:42:36

  RE: あけましておめでとうございます

  エヌエヌさん　
  あけましておめでとうございます。
  本年もよろしくお願いいたします。
  　　　　　　　　あの街から