2024年12月　湯野上温泉1泊2日夫婦旅行

2024/12/29 - 2024/12/30

この度は、2024年12月29日（日）～30日（月）の1泊2日で、福島県南会津郡下郷町の「湯宿 にしきや」に行って参りました。

最近は、大韓民国か福島県の温泉ばっかり行っていることに、これを書きながら気づいてしまいました。

エリア 湯野上温泉(福島)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

12月29日（日）です。

約5分ほど遅れて運転しておりました。

上野駅 駅

11:48

やまびこ59号が、定刻より6分遅れで入線しました。

指定席はもちろん満席、自由席もデッキまで含めてかなり混んでいるとのアナウンスがありました。

前日まで3日間、ソウルで暴飲暴食の限りを尽くして胃腸を休めたかったので、朝食と昼食は抜きました。

途中、回復運転されたのか、定刻の2分遅れで郡山駅に到着しました。

14:31

郡山駅からは磐越西線に乗り換えて、会津若松駅に到着しました。
もう既に雪が降っておりました。

14:55

会津鉄道に乗り換えて、湯野上温泉駅に向かいました。

可愛いラッピングが施された気動車でした。

2両編成の車内は、ほぼ満席で立っておられるお客様もいました。

会津鉄道はSuicaが使えないので、久しぶりに切符を購入しました。

たまには切符を買って旅行するのも、非日常でいいなと思います。

白く降り積もった雪の中、オレンジ色に実った柿が、何とも美しい情景を作り出していました。

妻のテンションが爆上がりしていました。

15:35

湯野上温泉駅に到着しました。

想定していたよりもかなり雪がひどく、
「なぜスノーブーツを履いた方がいいと言ってくれなかったのか！」
と、妻から詰められました。

湯野上温泉駅 駅

駅舎が、もはや芸術的美しさでした。
尋常じゃなく寒かったですけれど。

しかしまぁ、本当に雪が酷く、積雪も結構あったので歩くのが大変でした。

後でお宿の方から聞いたのですが、お宿に連絡したらお迎えに来てくれたそうです。。。。

それを聞いた時、妻の顔が死んでいたことを備忘録として記します。

お宿へ歩いている途中、足湯がありました。

このクソ寒い中に、ここの足湯を堪能する変態はさすがにいらっしゃないと思いますが。

16:00

「湯宿 にしきや」に到着しました。

明治中期に建てられた民家を、昭和50年に温泉宿として開業されたそうです。
重厚感ある明治の古き良き建物に泊まることができて、嬉しかったです。

一期一会のおもてなし　湯宿　にしきや 宿・ホテル

とにかく、いちいちお洒落で清潔なお宿だなという印象をずっと持ちました。
こんなに見ていて飽きないお宿はなかなかないんじゃないかなと思います。

いちいちというのは、とても良い意味で使用しております。

1階の「花梨」というお部屋をご用意いただきました。

お食事処もお風呂も部屋から近くて便利でした。

こちらは8畳の居間ですが、ここだけでも十分な広さです。

綺麗なお部屋でした。

一つひとつの調度品全てに、オーナー様のこだわりを感じました。何一つ手抜きのない印象でした。

うーん、、、
寝室もいちいちお洒落です。
こういう寝室にしたいと妻も申しておりました。

源泉掛け流しのお風呂もお部屋にあります。

朝食後に入らせていただきました。

うーん、、、
部屋のトイレもいちいちお洒落です。

廊下にある共用トイレも見てみましたが、清潔感に満たされていました。

！？

イソップのハンドソープと、福島県の民宿でお会いできるとは予想だにしませんでした。

お茶請けです。
甘すぎないようかんで美味しかったです。

うーん、、、
本当にいちいちお洒落です。

何ともよく考えられておられます。
これで寝るときも安心してスマホを近くで充電しながら眠ることができました。

安心安全の金庫と冷蔵庫です。

冷蔵庫の中は空で、館内に自販機はないですが、冷水とお湯の入ったポットはご用意がありました。

お部屋から外を見たら、まさに異次元の銀世界でした。

早速、温泉に入ることにしました。

岩風呂と檜風呂の２つがあります。
24時間入浴可能で、貸切にできました。

いつ行っても、どちらかは空いていました。

まずは、空いていた岩風呂に入りました。

２人で入るには十分な広さです。

！？

ここにもイソップですか！
何か嬉しい気持ちになりました。

無味無臭、無色透明のクセのないアルカリ性単純温泉且つ源泉掛け流しで、適温に調整された最高に気持ちのいい温泉でした。

満足度100%のお宿であることを、この時点で確信しました。

18:30

夕食の時間となりました。

お洒落に盛り付けがなされていて、とても美味しそうなラインナップです。

まずは瓶ビールで喉を潤しました。

この後、オーナー様から一品一品料理のご説明がありました。料理への深いこだわりを感じました。

只見町のわらびです。
塩漬けしたものを戻したそうで、お酒のお供として最強です。

福島の郷土料理であるイカ人参をアレンジした、これもまたお酒が進む一品でした。

近くの猿楽台地のそば粉で採れたそば粉と本葛粉のみで作られたらしい蕎麦豆腐にいくらを乗っけた、これもまたお酒が進む一品でした。

ニシンの山椒漬けです。

お酒が進んで仕方ありません。

今の時期採れる会津産のお野菜を、芸術的に並べた一品です。

ホタテの貝柱から取った出汁で野菜を煮た、会津の郷土料理であるこづゆも、出汁が効いていて最高に美味しかったです。

会津産の馬刺しだそうです。

赤身と炙りがあり、辛子味噌を付けていただくと、日本酒を永遠に飲める、控えめに言って最高でした。

40分かけて、会津産こしひかりを炊くとのことでした。

他の2組のお客様もお酒を嗜む方々だったので、ゆっくりお酒を楽しむことができました。

基本的に1日3組まで受け入れていると伺いました。

日本酒の飲み比べセットを発注しました。

オーナー様が、その場でこの達筆で銘柄をお書きになられました。

私は写楽、妻は風が吹くが1番好みでした。
山の井も言うまでもなく美味しいです。

この後追加で、福島県の地酒である飛露樹、泉川、花泉を1合ずつ発注しました。

鮎の塩焼きが熱々で提供されました。

頭から尻尾まで骨まで食べることができ、全て美味しくいただきました。

福島牛と焼き野菜をいただきました。

もう、全部美味しいです。

しんごろう、つと豆腐と呼ばれる福島県の郷土料理をいただきました。

しんごろうが、ふわっとした食感のお団子でとても美味しかったです。

おこげも美味しい、炊き上がった会津産こしひかりと優しいお味のお味噌汁を最後にいただきました。

過去1位の夕食の満足度でした。
満足度150%のお宿です。

お部屋に帰ってしばらくイッテQ3時間スペシャルを見ている途中、妻が限界を迎えてベッドにいったら、何と湯たんぽが備え付けられていました。

本当に至れり尽くせりの、満足度180%のお宿だと思います。

22:30

寝ている妻を起こして、檜風呂の方に来ました。
こちらの方が、岩風呂よりも圧倒的に広くてキレイでした。

湯気でうまく撮れませんでしたが、2人で入るには贅沢すぎるお風呂でした。

満足度200%のお宿です。

12月30日（月）です。

6:15

起床して外を見たら雪は止んでおりました。

檜風呂に入りたかったのですが、別のご家族がお入りになっていたので、岩風呂でゆっくり朝から温泉を満喫しました。

7:45

朝食の時間となりました。

今日も朝から炊き立ての会津産こしひかりをいただくことができそうで、楽しみです。

朝から彩り豊かな、そして野菜中心の健康的で美味しい食事をいただくことができて幸せです。

白米が美味しすぎて、4杯食べてしまったことを備忘録として記します。

あと、お食事処で隣に座っておられた宮城県から来られたご夫婦も、お米をこちらで買って持ち帰られておりました。

満足度250%のお宿です。

食後に、とても美味しいコーヒーをいただきました。

9:45

チェックアウトしました。
会津を代表する縁起物らしい、起き上がり小法師をいただきました。

「湯宿 にしきや」
・食事　　5
・泉質　　4
・コスパ　5
・接客　　5
・清潔感　5
・総合　　5

「ここは本当に民宿ですか？」
と思うほど、素晴らしいお宿でした。
いいお宿を見つけてしまいました。

必ず再訪いたします。

妻が無邪気に雪だるまを作って童心に帰っておられました。

オーナー様に駅まで車でお送りいただきました。
雪解けしてきていて滑りやすい路面になっていたので、とても感謝しております。

滅多に氷柱を見ることはないので、氷柱を見ただけでつい写真を撮ってしまいがちです。

囲炉裏のある駅舎内、雰囲気があってとても好きです。

お宿でお茶請けとして出されたくるみようかんを、妻が大変お気に召したらしく、こちらで購入しておりました。

うーん、、、
言葉で言い尽くすことのできない、美しい日本の冬の光景でした。

10:13

会津若松駅まで向かいました。

芦ノ牧温泉駅から多数の乗車があり、立ち客の方もいらっしゃるくらいに混みました。

車窓から外の光景を眺めているだけでも、十分に楽しい観光です。

10:51

会津若松駅に到着しました。
遠くには磐梯山を望むことができました。

30分ほどの待ち時間がありましたが、磐越西線にて郡山駅に向かいました。

車窓から見える磐梯山は、写真で見るより相当近く感じて、とても綺麗でした。

12:36

郡山駅に到着しました。

郡山駅 駅

郡山市の郷土ラーメンである「郡山ブラックラーメン」が食べられるこちらのお店で、昼食をいただくことにしました。

枡はん グルメ・レストラン

「枡はん」

・味　　　4
・コスパ　4
・接客　　4
・清潔感　5
・総合　　4

見た目ほど濃くない、昔懐かしい感じの味がする醤油ラーメンで美味しかったです。
チャーハンもしっかりとした味付けで、とても美味しかったです。

「マツコの知らない世界」で、駅弁マニアの人が厳選した駅弁のランキング1位だった、福豆屋ののり弁当が気になっていて、郡山に行くことがあったら買いたいと思っておりました。

エキナカスタンド 福豆屋 グルメ・レストラン

買ってしまいました。

14:06

やまびこ56号にて家路につきました。
上り東京方面にも関わらず、指定席は満席でした。

帰宅して、夜ご飯として福豆屋ののり弁当をいただきました。

結論：駅弁は電車内で食べるのが1番美味しい

とても心身ともに癒された1泊2日でした。

ここまでご高覧いただき、誠にありがとうございました。