2024/10/14 - 2024/10/18
655位(同エリア927件中)
緑子さん
滞在中、1ヶ所くらいは別の場所に観光に行こうと思っていました
前に上海から「中国のベニス・蘇州」を訪れましたが、割と水のイメージが薄かったため、写真が美しい「烏鎮 -うちん-」という所に行こうと決めてました
が、最終的に「南潯古墳 -なんじんこふん-」に変更
南潯古墳の情報は少ないのですが、水郷としてのエリアが広く、その昔、豪商が住んでいた豊かな街だというところに惹かれまして
ただ、移動手段をどうするかは迷いました
蘇州は上海から新幹線で簡単に行けた記憶があるのですが、杭州から南潯古墳までのルートがなかなか決まらなくて
結局、乗り換え不要の長距離バスにしました
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
杭州4日目
今日から天気が回復する予報 -
昨夜までに
地図アプリで「南潯古墳」までの行き方を検討
しかし、何度やってもイメージがつかめない
35元の列車が一番安い行き方だが
乗り継ぎが必要で
60元でダイレクトに行ける長距離バスに決めた -
宿からバスターミナルまで距離があるため
レンタサイクルでまず杭州駅まで
GoogleMapにナビしてもらったが
すんなりいかず
かなり迷う -
杭州駅の近くにパスターミナルがある
-
窓口では
行き先を中国語で書いたメモを見せる
この方法が確実 -
南潯古墳行きの切符を購入
60元 -
9:30発
昨夜立てた計画通り
片道2時間くらいかかるので
観光+帰路を考えたらこの時間がギリ -
バスは
ターミナルと同じく
古くてボロい
シートベルト着用の
アナウンスなし -
地図アプリで
高速を行くバス -
高速からの眺めは
まさに都会 -
バスは先に「烏鎮」に寄った
烏鎮(うちん)とは
同じ水郷地帯で
日本では
「南潯古墳」より有名みたい
だが私はあえて南潯古墳を選んだ
南潯はむかし栄えた街で
豪商の家が残っていると知り
建物を見てみたかったから -
こちらが終点の南潯古墳
バスから降りた場所で
いつものように
帰りの乗り場を確認しようとしたが
まったくわからず -
とにかく交通機関の案内が
どこにも見当たらない
翻訳アプリで人に尋ねても
まとはずれな答えが返ってくる
15分ほどウロウロしたが
時間がもったいないので
後で考えることにした -
こちらは
インフォメーションセンターの
役に立たない地図
文字が小さく解像度が悪いため
正確な文字がわからず
翻訳アプリで読めない
ただ位置関係だけはわかる -
南潯古墳と言われるエリアは広い
私が入った南門から
一番遠いところに
酒造があるらしいが
辿り着けず
結局
全体の下(南)半分あたりで
時間切れとなった -
南潯は
明代後期から清代にかけて
運河交通で商業が栄えた街 -
運河の川幅はそれほど広くないが
よく手入れされていて -
美しい
-
そして建物は
明清時代の伝統的な建築様式らしく -
屋根の形がユニーク
-
川辺には
貸衣装を着て
観光する若い女性が往来 -
奥に貸衣装屋
-
水路の両側が歩道になっており
-
歩道には
私の苦手な
土産物屋が並んでいるのだが -
中心の水路が美しいので
気にならない
ニャー -
そして
-
古い建物の壁と
-
路地の景色が
-
これまた美しいので
許せる -
お土産屋ばかりでなく
-
王家織物の指定原料となった
蚕糸で裕福になった地域なので -
いくつかの歴史的建造物
-
いわゆる豪商邸の内部が見学できる
-
豪邸には
中庭がいくつもあり -
なにげなく
お掃除を見ていた時
この箒(ほうき)の
穂先の豊かさに
釘付け
欲しい、、、
と思ってパシャパシャ撮ってたら
不審な顔をされる
ファインダーをずらして
ごまかす -
また
この地域は
筆で有名らしい -
いくつか
書道具の店もあった -
水で試し書き可能
-
とりあえず一本購入
しかし
帰国してわかったが
先日の画材屋の物の方が
書き味はよかった -
ところで
9時半に出発して
お昼に到着した私は -
まず小腹を満たすために
揚げパイ購入
おいしかった
ただ
どんな味だったが
記憶が飛んでいる -
東京を立つ時は
そろそろ肌寒くなった感覚があったが
こちらでは
10月半ばだというのに
気温高め -
滞在予定時間の半分で
川を折り返し
アイスで休憩 -
疲れた、、
-
写真撮って
スケッチして
アイス食っていたら -
あっと言うまに
帰る時間になっていた
そしてここから
災難が始まった -
まず帰りのバス停がみつからない
住人に教えられた広めの場所に行ってみたが
バスも止まってない
待合室らしき所にも誰もいない
引き返して人に聞く
結局、同じ場所を指され
行くが誰もいない
この状態が30分ほど続いた
日暮れが近く
だんだんと心細くなる -
で、4度目くらいに
教えられた場所に
前はなかったバスが停まっている!
「杭州行」と書いてある
やった!
ところが今度は
支払いアプリがエラーになった
こんなこともあろうかと
複数のカード情報を入れてあるが
全てエラー
もちろん現金は持っていない -
ドライバーは親切な若い男性で
嫌な顔ひとつせず
事務所に携帯で問い合わせたりして
待ってくれているが
原因わからず
ここで10分ほどが過ぎる
万事急須と思ったところに助け舟
乗客のひとり(中年女性)が何やら操作して
彼女の携帯に送金して
そこから支払うという裏技で成功
行きはボロ車で60元
帰りは新車で35元
やった!
しかしまだ災難は続いた -
とにかく杭州駅に着けば
あとは大丈夫
大安堵に包まれる私
ドライバーはほんとうに親切で
ノートに数個の停車駅名を書いてきて
「どこで降りますか?」と聞いてくれた
しかも<ホスト座り>で
その親切に酔うオバちゃん
そのひとつ
最後の行を指さした
この時
眼鏡をかけて文字を確認すべきだった -
降ろされたのは知らない場所だった
地図アプリで現在地を確認すると
杭州駅から遠く離れた別の駅だった
多分、杭州駅は通過駅だったのだ
ここで初めてアプリでタクシーを呼ぶことにした
使い方はYoutubeで予習していた -
ところが予想しなかった落とし穴が
ウーバーを何度か使ったことがある私は
待っていれば来てくれると思っていた
しかし、捕まえた車は私が行くのを待っている
私は位置関係がわからずたどり着けない
数台を試したが全てダメ
仕方なく近くの駐車場に留まっている
通常のタクシーの窓をたたいた -
なぜアプリを使おうとしたか
普通のタクシーは料金が高めで
ぼられる心配があるからだ -
実際
私の乗った車は遠回りをした
地図アプリでルートを確認していたからわかった
しかし背に腹は代えられない
帰ることが大事 -
30分ほどかけて
宿の近くの杭州局公安所に到着
タクシーを使う場合
ここをランドマークにと決めていたのだ -
お腹がすいた
お昼から
揚げパイ1個とアイスしか食べてない
ただ店を探す気力は残っておらず
日本仕様の豚骨ラーメンを食べて
その日は終わった
ラーメンの味は聞かないで
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