幻の大仏鉄道遺構巡り

2024/03/30 - 2024/03/30

明治３１年から４０年までの９年間、当時の関西鉄道（カンセイテツドウ）の加茂駅ー大佛駅ー奈良駅を走っていた大仏鉄道の遺構を辿った。

ルート　歩行距離約１０ｋｍ
JR加茂駅-観音寺橋台-鹿背山橋台（カセヤマキョウダイ)-梶が谷隧道-松谷川隧道-黒髪山トンネル跡

１２０年ほど前に造られた橋台や隧道の遺構は堅牢で経年を感じさせない建造物で、日本の土木技術の素晴らしを感じる。
散策を終えて何時もの晴朗亭勝手口で懇親会。

エリア 奈良

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル 徒歩

ＪＲ加茂駅そばの公園内に建つ説明板

説明板のすぐ脇には機関車の動輪が置かれている

加茂駅のホームの中程に建つ、旧加茂駅跨線橋支柱

こちらも旧加茂駅の跨線橋支柱

観音寺橋台を目指して歩く

観音寺橋台に向かう途中に機関車が保存されている

蒸気機関車C５７

路傍のお社、村の鎮守かな

のどかな田畝の中を歩く

観音寺橋台、向こう側に並行してＪＲの橋台が掛かっている

時間が合えば電車の走る姿を見ることが出来る

案内板がポイン事に建てられており散策が楽しくなる

ここは鹿背山橋台

下を用水路が通っている

梶が谷隧道

ここは赤橋

赤橋の上は生活道路になっている

大仏鉄道公園
大仏鉄道のレールは広軌仕様、その様子を表すモニュメント

遅い昼をここで摂る

乾いた喉にビールが美味い

歩いた後だからか、こってりラーメンも美味い

関西鉄道の社章モニュメント

社章モニュメント横を下に降りると松谷川隧道が通っている

ここが松谷川隧道

説明板によれば、隧道の中は下に板を敷いて、物資の運搬にも使用していたそうだ

黒髪山トンネル跡を過ぎたところからバスに乗り奈良市内に向かい、
何時もの店晴朗邸に直行。

晴朗邸で打ち上げ
約１０ｋの歩行、お疲れさん

おまけ
大仏鉄道のパンフレット