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※本旅行記は、JR東日本が発売する切符「のんびりホリデーSuicaパス」旅行エリアを東京にしていますが、内容には千葉も含まれていますのでご了承ください。<br /><br />2024年12月15日、のんびりホリデーSuicaパスを使用し、様々な珍しい車両、引退が近い車両に乗車した。本券はSuica限定のフリー切符で、原則土日祝日に限り発売されている。JR東日本のエリア内の指定された路線とりんかい線、東京モノレールが利用できる。<br /><br />なお、各車両の解説だが、乗車順に記載している。<br /><br />①新京成電鉄N800形 旧塗装復刻車<br /><br />N800形は京成3000形ベースで製造された車両で、デビュー時は他の車両と同じく茶色の塗装となっていた。しかし2014年から塗装変更がすすめられ、ピンク色に変更された。しかし、今年7月に旧塗装が復活した。運用は他編成と共通となっており、新京成線と京成千葉線(千葉中央まで)で運行される。いつまで運行されるかは不明だが、合併後もこの塗装が維持されるかに注目だ。<br /><br />②京成3500形3540編成 芝山鉄道リース車両 芝山鉄道塗装<br />京成3500形3540編成は、2013年に芝山鉄道にリースされた編成である。2019年に前面に芝山鉄道のロゴマークである「SRロゴ」が貼付され、2022年に芝山鉄道の塗装に変更された。<br />芝山鉄道塗装に復活は9年ぶりであり、かつこの色を3500形が纏うのは初めてである。運用は京成各線と芝山鉄道線である。<br /><br />この日は成田ー芝山千代田間で、夕方までしか運用されないことが判明したため、早いうちに乗りに行った。<br /><br />③新京成電鉄8800形 オリジナル色復刻塗装<br />8800形導入当時の塗装を再現したもの。いわゆる旧塗装。クリーム地に茶帯1本というシンプルな塗装が特徴である。運行終了時期は未定だ。<br /><br />④〃 京成千葉線直通色復刻塗装<br />2006年に開始された京成千葉線への直通に伴い、塗装をN800形をイメージした茶帯に変更した。京成千葉線に乗り入れに使用される車両はこの色をまとっていた。同じく、こちらも運行終了時期は未定だ。<br /><br />⑤東武亀戸線8000系 試験塗装(黄色)<br />亀戸線・大師線で運行されている復刻塗装車。昭和30年代当時、東武の各車両は茶色い列車ばかりであったが、塗装変更を検討するにあたり、試験的に採用された塗装を纏った黄色・緑の列車が走っていた。これらの塗装は短期間しか見られず、後にオレンジ色の塗装が「標準色」として採用され、試験塗装も塗装変更で見られなくなった。しかし、そんな試験塗装が復刻塗装として復活した。緑色は引退して見納めになったが、黄色い列車はまだ見られる。<br /><br />⑥〃 昭和30年代通勤車両標準色<br />試験塗装とよく似たデザインだが、このデザインは昭和30年代の東武の通勤電車に「標準色」として本格採用された。<br /><br />⑦日暮里舎人ライナー300形<br />開業時から運行されている車両で、2024年度中に全列車が330形に置き換えられる予定となっている。乗車した306編成も、もうすぐ引退する編成だ。<br /><br />移動ルート<br />東京→松戸→成田→東成田→(徒歩)→空港第2ビル→千葉→亀戸→曳舟→日暮里→西日暮里→帰宅<br /><br />※乗り納めが目的なので短区間しか乗車していない<br /><br />おまけ 乗車した鉄道路線の今後<br />【新京成電鉄】<br />新京成電鉄は松戸ー京成津田沼を結ぶ鉄道路線で、2025年4月に京成電鉄に吸収合併される予定で、合併後、路線名は京成松戸線に変更される。車両は、順次京成カラーを使った新塗装に変更されるため、現行のピンク色の列車は見納めになる。また旧型8800形、京成千葉線に乗り入れない8900形の動向が集まっている<br /><br />【京成電鉄】<br />2025年冬から営業運転開始予定の新型車両、3200形で3400形、3500形、3600形が置き換えられる予定であり、これらの旧型には早いうちに乗車することが推奨される。しかし、京成側では3400形、3500形の一部を残すことも検討されており、残された車両の使途などにも注目だ。また、将来的には成田スカイアクセス線にも「次世代型車両」の導入が検討されており、中長期的な車両動向から目が離せない<br /><br />【東武亀戸線・大師線】<br />2026年に自動運転対応の新型車両4本が導入される予定だ。現在、亀戸線と大師線では使用車両が共通となっているので、新型車両が亀戸線にも導入される可能性がある。大師線では、将来自動運転(レベル3・添乗員付き自動運転)が行われる予定だ。<br /><br />【日暮里舎人ライナー】<br />330形の増備で、300形が2024年度中にすべて置き換えられる予定だ。<br /><br />

レア車両乗車記

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2024/12/15 - 2024/12/15

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y_Ryoko

y_Ryokoさん

この旅行記のスケジュール

2024/12/15

  • 松戸まで移動

  • 新京成線 松戸ー八柱 N800形 旧塗装復刻車乗車

  • 八柱ー成田

  • 成田ー東成田 3500形 芝山鉄道リース車

  • 東成田ー千葉

  • 千葉ー亀戸

  • 亀戸ー西日暮里

  • 西日暮里ー日暮里 日暮里舎人ライナー300形乗車

この旅行記スケジュールを元に

※本旅行記は、JR東日本が発売する切符「のんびりホリデーSuicaパス」旅行エリアを東京にしていますが、内容には千葉も含まれていますのでご了承ください。

2024年12月15日、のんびりホリデーSuicaパスを使用し、様々な珍しい車両、引退が近い車両に乗車した。本券はSuica限定のフリー切符で、原則土日祝日に限り発売されている。JR東日本のエリア内の指定された路線とりんかい線、東京モノレールが利用できる。

なお、各車両の解説だが、乗車順に記載している。

①新京成電鉄N800形 旧塗装復刻車

N800形は京成3000形ベースで製造された車両で、デビュー時は他の車両と同じく茶色の塗装となっていた。しかし2014年から塗装変更がすすめられ、ピンク色に変更された。しかし、今年7月に旧塗装が復活した。運用は他編成と共通となっており、新京成線と京成千葉線(千葉中央まで)で運行される。いつまで運行されるかは不明だが、合併後もこの塗装が維持されるかに注目だ。

②京成3500形3540編成 芝山鉄道リース車両 芝山鉄道塗装
京成3500形3540編成は、2013年に芝山鉄道にリースされた編成である。2019年に前面に芝山鉄道のロゴマークである「SRロゴ」が貼付され、2022年に芝山鉄道の塗装に変更された。
芝山鉄道塗装に復活は9年ぶりであり、かつこの色を3500形が纏うのは初めてである。運用は京成各線と芝山鉄道線である。

この日は成田ー芝山千代田間で、夕方までしか運用されないことが判明したため、早いうちに乗りに行った。

③新京成電鉄8800形 オリジナル色復刻塗装
8800形導入当時の塗装を再現したもの。いわゆる旧塗装。クリーム地に茶帯1本というシンプルな塗装が特徴である。運行終了時期は未定だ。

④〃 京成千葉線直通色復刻塗装
2006年に開始された京成千葉線への直通に伴い、塗装をN800形をイメージした茶帯に変更した。京成千葉線に乗り入れに使用される車両はこの色をまとっていた。同じく、こちらも運行終了時期は未定だ。

⑤東武亀戸線8000系 試験塗装(黄色)
亀戸線・大師線で運行されている復刻塗装車。昭和30年代当時、東武の各車両は茶色い列車ばかりであったが、塗装変更を検討するにあたり、試験的に採用された塗装を纏った黄色・緑の列車が走っていた。これらの塗装は短期間しか見られず、後にオレンジ色の塗装が「標準色」として採用され、試験塗装も塗装変更で見られなくなった。しかし、そんな試験塗装が復刻塗装として復活した。緑色は引退して見納めになったが、黄色い列車はまだ見られる。

⑥〃 昭和30年代通勤車両標準色
試験塗装とよく似たデザインだが、このデザインは昭和30年代の東武の通勤電車に「標準色」として本格採用された。

⑦日暮里舎人ライナー300形
開業時から運行されている車両で、2024年度中に全列車が330形に置き換えられる予定となっている。乗車した306編成も、もうすぐ引退する編成だ。

移動ルート
東京→松戸→成田→東成田→(徒歩)→空港第2ビル→千葉→亀戸→曳舟→日暮里→西日暮里→帰宅

※乗り納めが目的なので短区間しか乗車していない

おまけ 乗車した鉄道路線の今後
【新京成電鉄】
新京成電鉄は松戸ー京成津田沼を結ぶ鉄道路線で、2025年4月に京成電鉄に吸収合併される予定で、合併後、路線名は京成松戸線に変更される。車両は、順次京成カラーを使った新塗装に変更されるため、現行のピンク色の列車は見納めになる。また旧型8800形、京成千葉線に乗り入れない8900形の動向が集まっている

【京成電鉄】
2025年冬から営業運転開始予定の新型車両、3200形で3400形、3500形、3600形が置き換えられる予定であり、これらの旧型には早いうちに乗車することが推奨される。しかし、京成側では3400形、3500形の一部を残すことも検討されており、残された車両の使途などにも注目だ。また、将来的には成田スカイアクセス線にも「次世代型車両」の導入が検討されており、中長期的な車両動向から目が離せない

【東武亀戸線・大師線】
2026年に自動運転対応の新型車両4本が導入される予定だ。現在、亀戸線と大師線では使用車両が共通となっているので、新型車両が亀戸線にも導入される可能性がある。大師線では、将来自動運転(レベル3・添乗員付き自動運転)が行われる予定だ。

【日暮里舎人ライナー】
330形の増備で、300形が2024年度中にすべて置き換えられる予定だ。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩
  • 新京成電鉄N800形 旧塗装復刻車両<br />旧塗装が約10年ぶりに復活した

    新京成電鉄N800形 旧塗装復刻車両
    旧塗装が約10年ぶりに復活した

  • ドアステッカー<br />新京成独自のステッカーの下に京成のドアステッカーが貼付されている。<br />恐らく合併に備えてのものだろう。最近貼られたのだそう。

    ドアステッカー
    新京成独自のステッカーの下に京成のドアステッカーが貼付されている。
    恐らく合併に備えてのものだろう。最近貼られたのだそう。

  • 路線図<br />こちらも合併後は見納めになるだろう

    路線図
    こちらも合併後は見納めになるだろう

  • 昼食は日高屋<br />豚骨ラーメン&半チャーハンセット

    昼食は日高屋
    豚骨ラーメン&半チャーハンセット

  • ねぎ焼き鳥

    ねぎ焼き鳥

  • 芝山千代田行車内<br />人は殆ど乗っていない

    芝山千代田行車内
    人は殆ど乗っていない

  • 3500形芝山鉄道リース編成<br />帯が緑と赤に変更されている<br />1本しかないレア車両

    3500形芝山鉄道リース編成
    帯が緑と赤に変更されている
    1本しかないレア車両

  • 側面<br />「芝山鉄道」のプレートが貼られている<br />成田空港の広告も貼られている

    側面
    「芝山鉄道」のプレートが貼られている
    成田空港の広告も貼られている

  • 東成田駅<br />かつて成田空港駅として使われていた駅で、奥のホームは成田空港駅時代の名残<br /><br />現在は空港職員が主に利用しているのだそう。また、巡回中の警察官の姿もあった

    東成田駅
    かつて成田空港駅として使われていた駅で、奥のホームは成田空港駅時代の名残

    現在は空港職員が主に利用しているのだそう。また、巡回中の警察官の姿もあった

  • 東成田駅②

    東成田駅②

  • 壁の向こうに店の跡が

    壁の向こうに店の跡が

  • 曲水の宴の再現

    曲水の宴の再現

  • 説明文

    説明文

  • 日通の広告<br />ペリカン便の広告だが、ペリカン便は2010年に廃止されている

    日通の広告
    ペリカン便の広告だが、ペリカン便は2010年に廃止されている

  • 改札口<br />横の通路が空港第2ビル駅への連絡通路

    改札口
    横の通路が空港第2ビル駅への連絡通路

  • 連絡通路<br />空港第2ビル駅へはこの通路を歩き続けなければならない

    連絡通路
    空港第2ビル駅へはこの通路を歩き続けなければならない

  • このような看板が100Mごとに設置されている

    このような看板が100Mごとに設置されている

  • 空港第2ビル駅にて<br />車両は横須賀・総武快速線で活躍するE235系<br />人は成田駅まで乗っていなかった

    空港第2ビル駅にて
    車両は横須賀・総武快速線で活躍するE235系
    人は成田駅まで乗っていなかった

  • 新京成8800形 オリジナル色側面

    新京成8800形 オリジナル色側面

  • 前面

    前面

  • 3500形<br />側面を撮影。2025年冬デビュー予定の3200形で置き換えられる予定

    3500形
    側面を撮影。2025年冬デビュー予定の3200形で置き換えられる予定

  • 新京成8800形 京成千葉線直通色<br />4本の茶帯と白帯を纏っている

    新京成8800形 京成千葉線直通色
    4本の茶帯と白帯を纏っている

  • 東武亀戸線・大師線で活躍する8000系 試験塗装(黄色)

    東武亀戸線・大師線で活躍する8000系 試験塗装(黄色)

  • 東武亀戸線・大師線で活躍する8000系 昭和30年代通勤電車標準色

    東武亀戸線・大師線で活躍する8000系 昭和30年代通勤電車標準色

  • スカイツリー<br />曳舟駅で撮影

    スカイツリー
    曳舟駅で撮影

  • 舎人ライナー300形側面

    舎人ライナー300形側面

  • 300形前面

    300形前面

  • 中央線グリーン車<br />現在各編成に順次連結しており、10両と12両編成が混在している状況だ。<br />グリーン車付きの列車はJR東日本アプリから確認からできる。「12両」の表示がある列車がグリーン車付きの列車だ。<br /><br />現在から3月14日まではお試し期間となっており、乗車券のみで利用できる。<br />なお、車内Wi-Fi,トイレ、アテンダントによるサービスは利用できない<br />この時は満席であった

    中央線グリーン車
    現在各編成に順次連結しており、10両と12両編成が混在している状況だ。
    グリーン車付きの列車はJR東日本アプリから確認からできる。「12両」の表示がある列車がグリーン車付きの列車だ。

    現在から3月14日まではお試し期間となっており、乗車券のみで利用できる。
    なお、車内Wi-Fi,トイレ、アテンダントによるサービスは利用できない
    この時は満席であった

  • ドアに貼られている案内<br />現在は普通車として運行されている旨が記されている

    ドアに貼られている案内
    現在は普通車として運行されている旨が記されている

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