小倉と福岡の史跡・戦跡散策

2024/12/01 - 2024/12/02

静岡と大阪でイベントがあり、その後、行きたかった九州北部を周りました。
初めての小倉と、福岡の陸軍墓地、福岡城などです。

表紙写真は、「乃木希典居住宅の跡」の碑を後ろから撮影しています。
向いている先は小倉城です。

乃木希典（wikipedia等）
明治8年（1875年）12月、歩兵第14連隊長心得に任じられ、小倉（現・福岡県北九州市小倉北区）に赴任した。
明治10年（1877年）2月、乃木は小倉の歩兵第14連隊を率いて、西南戦争に参加する。そこで同連隊の連隊旗を奪われ、これを一生後悔している。
遺書において、乃木の自刃は西南戦争時に連隊旗を奪われたことを償うための死である旨を述べている。

エリア 小倉・北九州市中心部(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

静岡から大阪、九州の小倉へ向かいます。

小倉駅のモノレール。

古い常盤橋です。今回は通行禁止でした。

常盤橋 名所・史跡

小倉城際の乃木希典居住宅の跡です。
この場所を見つけるのが第1目的でした。
ネットで詳しい場所がわからないので、近くの年配の人に声を掛けて、案内してもらいました。

碑の後ろに案内板があります。
GPS情報を入れています。

城内の八坂神社の建物の向こうは小倉城の天守です。

八坂神社東楼門

八坂神社 寺・神社・教会

立派な忠魂碑

明治ニ七・八戦役記念碑

記念碑群。
真ん中の石碑は、記念碑建設作成部隊、第12師団の説明のようです。
大正11年です。

軍馬忠霊塔

八坂神社一の鳥居と小倉城天守です。

小倉城 名所・史跡

小倉城松ノ丸の小倉連隊区司令部（歩兵第12旅団司令部）の正門です。

第12師団司令部正門跡の横にある四年式十五センチ榴弾砲です。

四年式十五センチ榴弾砲　復元記念碑とあります。

横には野戦重砲兵第二旅団司令部跡の碑があります。

天守前に第十二師団司令部跡。

本丸から勝山公園へ向かいます。

「北九州市平和のまちミュージアム」の南側に、歩兵第十四連隊の跡の碑があります。

北九州市平和のまちミュージアム 美術館・博物館

小倉から福岡へ到着。
ランチ代わりのどら焼きとコーヒーでブレイク。

福岡陸軍墓地の慰霊碑群です。

拉孟雲南地区戦没者の碑。

ガ島戦士の碑。

福岡県護国神社

「あゝ特攻」の碑。

福岡城です。

福岡城の南丸西隅櫓。

鴻臚館広場と鴻臚館跡展示館。

夜は屋台で、焼きラーメンを食べました。
福岡はこれで終わり、翌日、太刀洗へ向かいます。

この旅行記へのコメント （4）

• 横浜臨海公園さん 2024/12/13 09:24:33

  六本松陸軍墓地

  junさま、おはようございます。
  
  旅行記を何時も篤と拝見させて頂いております。
  
  福岡六本松所在の陸軍墓地については、父から六本松に存在した旧制福岡高等学校入学当時に、肝試しと称し先輩から深夜に陸軍墓地を廻る様に指示され、実際に日華事変や大東亜戦争戦死者の遺骨から発するリンが青白く尾を引いて気味悪い思いをした話を聞いております。
  
  神奈川県は全国最後の護国神社遷宮地として昭和２０年（１９４５年）６月１日開設を予定していた処、５月２９日の横浜大空襲で全滅し、戦後は運動競技場となっておりますが、小生の祖父は第２次上海事変の折に海軍中佐で現地に派遣され、腸チフスにり患し戦病死した者が肉親に居る事から、靖國神社に祀られるだけではなく、地元護国神社が無いのは歯痒い思いがしてなりません。
  そう言う父も、昭和１９年（１９４４年）に海軍短期現役将校として軽巡洋艦矢矧で通信士官として坊津沖で撃沈救助された体験を有しております。
  
  
  
  
  横浜臨海公園

  junさん からの返信 2024/12/13 10:59:05

  Re: 六本松陸軍墓地

  以前の陸軍墓地はそうだったのですか。肝試しはしたくないですね。
  神奈川県に護国神社は無いのですか。砲弾狛犬の神社が神奈川県に集中しているのと関係があるかもしれませんね。
  矢矧の話はすごい。近くで大和も沈んだ状態なわけですね。

  横浜臨海公園さん からの返信 2024/12/14 09:40:54

  拝復

  junさま、おはようございます。
  
  
  父は訓練後、海軍少尉に任官、呉鎮守府勤務に決定し、昭和２０年（１９４５年）２月に赴任後は矢矧に配属され通信士として父親みたいな部下を持ち頑張っていた様です。
  米軍から攻撃中に、３秒前まで会話をしていた兵曹長と別れた直後、激震が襲い煙が薄れた跡を見たら、その兵曹長の首から上が爆風で吹き飛ばされ無くなっていた事や、総員退艦命令後、海に飛び味方の救助も待つ間、米戦闘機が海に漂う将兵目掛け機銃掃射を仕掛け、某１等兵は頭を打ちぬ替え脳漿が飛び散り、それを目掛けてサメが寄って来て立ち泳ぎの兵の足を海中に引っ張っていくなど、ビビットな話も聞いております。
  駆逐艦に救助され呉に戻った際に、旧制中学校で首席を争い、４年次で海軍兵学校2番入校２番卒業の親友に出会い、イ４０１型潜水艦勤務が決定したとの事で軍機艦だったイ４０１を案内してもらったそうですが、戦艦大和などより凄い艦だったと今でも申しております。
  
  
  
  横浜臨海公園

  junさん からの返信 2024/12/15 10:45:44

  RE: 拝復

  ほんと、貴重な話ありがとうございます。
  我々は、これらの話を次世代に伝えて行きたいですね。
  
  > junさま、おはようございます。
  >
  >
  > 父は訓練後、海軍少尉に任官、呉鎮守府勤務に決定し、昭和２０年（１９４５年）２月に赴任後は矢矧に配属され通信士として父親みたいな部下を持ち頑張っていた様です。
  > 米軍から攻撃中に、３秒前まで会話をしていた兵曹長と別れた直後、激震が襲い煙が薄れた跡を見たら、その兵曹長の首から上が爆風で吹き飛ばされ無くなっていた事や、総員退艦命令後、海に飛び味方の救助も待つ間、米戦闘機が海に漂う将兵目掛け機銃掃射を仕掛け、某１等兵は頭を打ちぬ替え脳漿が飛び散り、それを目掛けてサメが寄って来て立ち泳ぎの兵の足を海中に引っ張っていくなど、ビビットな話も聞いております。
  > 駆逐艦に救助され呉に戻った際に、旧制中学校で首席を争い、４年次で海軍兵学校2番入校２番卒業の親友に出会い、イ４０１型潜水艦勤務が決定したとの事で軍機艦だったイ４０１を案内してもらったそうですが、戦艦大和などより凄い艦だったと今でも申しております。
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