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〈小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ〉<br /><br />〈秋されば春日の山の黄葉見る奈良の都の荒るらく惜しも〉<br /><br /> 歌に登場する現場に行ってきました。

古より紅葉の名所として歌に詠まれた小倉山と春日山の山麓を歩く

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2024/11/28 - 2024/12/05

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koume

koumeさん

〈小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ〉

〈秋されば春日の山の黄葉見る奈良の都の荒るらく惜しも〉

 歌に登場する現場に行ってきました。

  • 11月28日。嵯峨小倉山の麓、紅葉が見頃となった二尊院へ。<br />寺名の由来は、極楽往生を目指す人を此岸から彼岸へと送る「発遣の釈迦」とそれを迎える「来迎の弥陀」のニ尊を祀っていることに由来しているとのことです。<br />

    11月28日。嵯峨小倉山の麓、紅葉が見頃となった二尊院へ。
    寺名の由来は、極楽往生を目指す人を此岸から彼岸へと送る「発遣の釈迦」とそれを迎える「来迎の弥陀」のニ尊を祀っていることに由来しているとのことです。

  • 総門から小倉山に向かって真っすぐ伸びている道は紅葉の馬場と称されています。

    総門から小倉山に向かって真っすぐ伸びている道は紅葉の馬場と称されています。

  • 正面に迫る小倉山。

    正面に迫る小倉山。

  • 周囲の木々が紅葉の馬場の名に違わぬ色どりを添えています。

    周囲の木々が紅葉の馬場の名に違わぬ色どりを添えています。

  • 紅葉の馬場を抜け階段を上ると本堂や書院などの建物のある区域に到着。こちらはその区域を囲う白塀沿いの紅葉。

    紅葉の馬場を抜け階段を上ると本堂や書院などの建物のある区域に到着。こちらはその区域を囲う白塀沿いの紅葉。

  • 正式な門は黒門なのですが、紅葉に見とれてこの小さな入口から入ってしまいました。

    正式な門は黒門なのですが、紅葉に見とれてこの小さな入口から入ってしまいました。

  • 本堂前の木々も見事に色づいていました。

    本堂前の木々も見事に色づいていました。

  • 紅葉のトンネル。

    紅葉のトンネル。

  • 本堂に上がりました。

    本堂に上がりました。

  • 黒門と紅葉。

    黒門と紅葉。

  • 本堂の外廊下に置かれた花手水?生け花?

    本堂の外廊下に置かれた花手水?生け花?

  • いずれにしろこの日の主役は紅葉。

    いずれにしろこの日の主役は紅葉。

  • 本堂前の広場を囲む紅葉も真っ盛り。

    本堂前の広場を囲む紅葉も真っ盛り。

  • 美しい紅葉に大満足して二尊院を後にしました。

    美しい紅葉に大満足して二尊院を後にしました。

  • 次はお腹を満たさねば。ということで清凉寺の近くにある〈おまっとう〉へ。

    次はお腹を満たさねば。ということで清凉寺の近くにある〈おまっとう〉へ。

  • 酒商と名のっておられるように、お酒の販売がメインですが、ランチも提供されています。

    酒商と名のっておられるように、お酒の販売がメインですが、ランチも提供されています。

  • そのランチがこちら。

    そのランチがこちら。

  • ランチの種類は一つですが汁物はこの酒かす汁か、上の写真の奥に少しだけ写っている肉吸いのどちらかを選べました。

    ランチの種類は一つですが汁物はこの酒かす汁か、上の写真の奥に少しだけ写っている肉吸いのどちらかを選べました。

  • 卵かけご飯。

    卵かけご飯。

  • 私たちは昼食にしては遅めの入店で、一番手前の席だけが空いていました。<br />そして食べ終わるのもいちばん最後。おかげでお店のお庭を拝見することができました。

    私たちは昼食にしては遅めの入店で、一番手前の席だけが空いていました。
    そして食べ終わるのもいちばん最後。おかげでお店のお庭を拝見することができました。

  • 12月5日。奈良に出かけました。目的は奈良の隠れた紅葉の名所〈春日山遊歩道〉。<br />春日大社の本殿奥からこちらへ行くルートが一般的だと思いますが、小梅パパが新しい登山靴を買ったものですから、歩き初めも兼ねて滝坂の道を回っていくことにしました。道の入口はわかりにくいところにあり、取りあえず〈志賀直哉旧居〉を目印に近鉄奈良駅から右往左往しながらなんとか到着。

    12月5日。奈良に出かけました。目的は奈良の隠れた紅葉の名所〈春日山遊歩道〉。
    春日大社の本殿奥からこちらへ行くルートが一般的だと思いますが、小梅パパが新しい登山靴を買ったものですから、歩き初めも兼ねて滝坂の道を回っていくことにしました。道の入口はわかりにくいところにあり、取りあえず〈志賀直哉旧居〉を目印に近鉄奈良駅から右往左往しながらなんとか到着。

  • 玄関横の紅葉は色づいて、そろそろ散り始めているようです。<br />春日山遊歩道の散紅葉に期待が高まります。

    玄関横の紅葉は色づいて、そろそろ散り始めているようです。
    春日山遊歩道の散紅葉に期待が高まります。

  • 滝坂の道は、奈良市の奈良公園の中心部から市の東部柳生一族が暮らした柳生の里までをつなぐ30㎞ほどの古道の一部、近鉄奈良駅から円成寺までの12㎞の区間の名称のようです。<br />〈旅籠長谷川〉柳生十兵衛も泊まったのかしら。

    滝坂の道は、奈良市の奈良公園の中心部から市の東部柳生一族が暮らした柳生の里までをつなぐ30㎞ほどの古道の一部、近鉄奈良駅から円成寺までの12㎞の区間の名称のようです。
    〈旅籠長谷川〉柳生十兵衛も泊まったのかしら。

  • 錦秋の山が迫ってまいりました。

    錦秋の山が迫ってまいりました。

  • 志賀直哉旧居を過ぎても住宅街の細い道をしばらく進みます。

    志賀直哉旧居を過ぎても住宅街の細い道をしばらく進みます。

  • そしてようやく山道に。

    そしてようやく山道に。

  • 滝坂の道では紅葉はあまり期待していませんでしたが、いたるところで色づく木々に出会うことができました。

    滝坂の道では紅葉はあまり期待していませんでしたが、いたるところで色づく木々に出会うことができました。

  • 道は沢に沿って進み、このような小さな滝と何度も出会うことができます。

    道は沢に沿って進み、このような小さな滝と何度も出会うことができます。

  • すると前方にたくさんのハイカーが。<br />歩こう会的な?催しの参加者のみなさんのようです。<br />この岩をのぞき込んでいらっしゃいました。<br />スタッフの方の説明では寝仏が彫られているとのこと。<br />この位置からはよくわからぬまま取りあえず写真に収め、先に進みます。

    すると前方にたくさんのハイカーが。
    歩こう会的な?催しの参加者のみなさんのようです。
    この岩をのぞき込んでいらっしゃいました。
    スタッフの方の説明では寝仏が彫られているとのこと。
    この位置からはよくわからぬまま取りあえず写真に収め、先に進みます。

  • ハイカーの列はまだまだ続きました。

    ハイカーの列はまだまだ続きました。

  • こちらでもスタッフの方が岩壁の上の方を指さして説明されています。<br />うまく夕日観音の摩崖仏を見つけました。

    こちらでもスタッフの方が岩壁の上の方を指さして説明されています。
    うまく夕日観音の摩崖仏を見つけました。

  • 下の方にも。

    下の方にも。

  • さらに先に進みます。

    さらに先に進みます。

  • 先に進みつつも細い道で渋滞気味になると、思い出したように周囲の風景にカメラを向けます。

    先に進みつつも細い道で渋滞気味になると、思い出したように周囲の風景にカメラを向けます。

  • 滝坂の道にはところどころにこのような石畳が残っています。

    滝坂の道にはところどころにこのような石畳が残っています。

  • 朝日観音…

    朝日観音…

  • これもうまく見つけることができました。

    これもうまく見つけることができました。

  • そして首切り地蔵に到着。<br />といってもお地蔵さんがどこにいらっしゃるのかわからず。<br />ハイカーグループのみなさんはここの広場でお弁当タイム。ハイカーの長い列、細い山道。しかしここでようやく集団から抜け出せそう。<br />われわれはサッとおにぎりを頬張り滝坂の道を離れました。<br />

    そして首切り地蔵に到着。
    といってもお地蔵さんがどこにいらっしゃるのかわからず。
    ハイカーグループのみなさんはここの広場でお弁当タイム。ハイカーの長い列、細い山道。しかしここでようやく集団から抜け出せそう。
    われわれはサッとおにぎりを頬張り滝坂の道を離れました。

  • そして静かな春日山遊歩道に入りました。

    そして静かな春日山遊歩道に入りました。

  • 散紅葉が敷き詰められた道を春日大社に向けて進みます。

    散紅葉が敷き詰められた道を春日大社に向けて進みます。

  • たくさんの落ち葉にもかかわらず木々はたっぷり色づいています。<br />

    たくさんの落ち葉にもかかわらず木々はたっぷり色づいています。

  • 小梅ママ深まる秋を満喫中。

    小梅ママ深まる秋を満喫中。

  • 4㎞ほどの林道をのんびりと下ります。

    4㎞ほどの林道をのんびりと下ります。

  • ほとんど人と出会いことはありませんでしたが、ようやくお二人目を発見。

    ほとんど人と出会いことはありませんでしたが、ようやくお二人目を発見。

  • 赤、橙、黄そして緑。自然が作り出す彩色美。

    赤、橙、黄そして緑。自然が作り出す彩色美。

  • 春日山原始林は春日大社の神域され、古より狩猟や伐採を禁止されてきました。<br />この木々も気の遠くなるような時間を世代をつないで今に至っているのでしょう。

    春日山原始林は春日大社の神域され、古より狩猟や伐採を禁止されてきました。
    この木々も気の遠くなるような時間を世代をつないで今に至っているのでしょう。

  • 緩やかな下りが続きます。

    緩やかな下りが続きます。

  • 首切り地蔵から1.3㎞下ってきました。春日大社本殿まであと3㎞。

    首切り地蔵から1.3㎞下ってきました。春日大社本殿まであと3㎞。

  • 紅葉見物なら春日大社から上る方が近いのですが、単調な林道歩きは下りの方が楽。そのぶんその分紅葉狩りも楽しめたように思います。

    紅葉見物なら春日大社から上る方が近いのですが、単調な林道歩きは下りの方が楽。そのぶんその分紅葉狩りも楽しめたように思います。

  • 山道の途中に妙見宮というお寺(日蓮宗)が現われました。

    山道の途中に妙見宮というお寺(日蓮宗)が現われました。

  • 紅葉の道はまだまだ続きます。

    紅葉の道はまだまだ続きます。

  • おっ。第三旅人発見。<br />他にも3人ほどお見受けしました。<br />シカとは出会えませんでしたが、あの子たちは紅葉より煎餅ですものね。

    おっ。第三旅人発見。
    他にも3人ほどお見受けしました。
    シカとは出会えませんでしたが、あの子たちは紅葉より煎餅ですものね。

  • まもなく遊歩道もおしまい。

    まもなく遊歩道もおしまい。

  • 街なかに出てすぐ、広大な春日大社の北東にある入口に到着。

    街なかに出てすぐ、広大な春日大社の北東にある入口に到着。

  • 若宮神社に向けてまっすぐ続く道を進みます。

    若宮神社に向けてまっすぐ続く道を進みます。

  • 若宮神社前から本殿に向かって下ります。<br />シカさん登場。

    若宮神社前から本殿に向かって下ります。
    シカさん登場。

  • 本殿周辺の紅葉。

    本殿周辺の紅葉。

  • ニ之鳥居前。

    ニ之鳥居前。

  • 別にシカを撮ろうとするつもりではないのですが、不思議とレンズの前に現れる。

    別にシカを撮ろうとするつもりではないのですが、不思議とレンズの前に現れる。

  • 一之鳥居を抜けて奈良公園へ。

    一之鳥居を抜けて奈良公園へ。

  • 右手奥に猿沢池が見えます。

    右手奥に猿沢池が見えます。

  • 近鉄奈良駅に向かう途中、高速餅つきで有名な中谷堂に立ち寄り蓬もちを購入しました。そのあと〈もちいどの商店街〉にあるサンマルクカフェでコーヒーをいただき京都へ帰りました。

    近鉄奈良駅に向かう途中、高速餅つきで有名な中谷堂に立ち寄り蓬もちを購入しました。そのあと〈もちいどの商店街〉にあるサンマルクカフェでコーヒーをいただき京都へ帰りました。

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