2024年10月末から11月初旬にかけてスイス～フランスを旅行してきました。交通編です。<br /><br />今回の旅程は、以下の都市を回りましたのでご参考になれば幸いです。<br />①ジュネーブ<br />②ツェルマット<br />③ベルン<br />④ローザンヌ<br />⑤モントルー<br />⑥ディジョン<br />⑦パリ<br /><br />（１）航空券<br />航空券はAir Chainaの羽田発着の北京経由便、ジュネーブINのパリOUTでした。<br /><br />①メリット：お得かつ短いフライト時間<br />中国系航空会社はウクライナ情勢の影響を受けずロシア上空を飛ぶことができるので短時間のフライトが実現でき、かつ安いということで人気があるとのこと。なので欧州便は中国人よりも欧州人の利用が圧倒的に多いような印象を受けました。<br />エコノミー航空券の値段は一人当たり16万円でしたが、同じ旅程で中東系航空会社は30万円台でしたので相当お得です。<br /><br />②デメリット：空港での手続き・滞在は難あり<br />北京首都国際空港での乗り継ぎになりますが、国際線乗り継ぎの手続きを行う導線が多くの乗客を捌けるような仕様になっていないため、タイミングが悪いと長時間列に並ぶことになります。乗り継ぎ時間は3時間は確保した方が無難です。<br />また深夜早朝は空いているお店が少なく、またカードラウンジも開いていたりいなかったりなので準備が必要です。<br />また、チェックインカウンターは荷物の整理していない人が多かったりと並ぶことが多いので、３時間前には空港に到着するようにした方がよいです。<br /><br />（２）スイス国内移動<br />スイス国内移動はスイストラベルパスの1等を使用しました。結論から言うと定額乗り放題のこのパスを使ったことで節約でき、大正解でした。<br /><br />6日券をCHF602で購入したのですが、通常の切符購入ではCHF900以上にはなったので、随分と得でした。1か所に長く滞在しないのであれば、購入をお勧めします。<br />パスには2等と1等があり、6日券の値段はそれぞれCHF452、CHF602ですが、通常の切符の値差が時には3倍にもなり、1等の方が元を取るのが簡単です。1等車は座席が広く空いているので快適ですし、荷物も置きやすいです。<br /><br />パスはこちらから購入できます。<br />https://www.swiss-pass.ch/<br /><br />スイス国鉄のサイトや携帯アプリからでも購入可能です。特にアプリはかなり出来がよいのでインストール必須です。<br />https://www.sbb.ch/en<br /><br />（３）フランス国内移動<br />ジュネーブ⇒ディジョン、ディジョン⇒パリはSNCF（フランス国鉄）を使いました。<br />こちらはパス等は使わず通常の切符購入で手配しています。<br /><br />SNCFもアプリがあり、切符はアプリから買うのが便利です。<br />https://www.sncf-connect.com/en-en/<br /><br />ジュネーブ⇒ディジョンはリヨンで乗り継ぎが必要なため、時間がかかりました。2等車EUR56でした。スーツケース置き場があります。<br />一方でディジョン⇒パリはTGVが運航しており、便数も多く、時間を選べば安いチケットもあります。早朝便を選んだらEUR29で移動できました。スーツケース置き場がありましたが、車内に段差があるので、そこまで運ぶのが不便です。<br /><br />ちなみにスイス鉄道は車両も新しく定時運行が基本で清掃もキチンとされていますが、フランスは車両が古く使い方も汚い、メンテナンスが悪いなど一気にレベルが下がりますので、スイス⇒フランスと旅行するよりはフランス⇒スイスと旅行する方がよいかと思います笑

スイス～フランス旅行（交通編）

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2024/10/30 - 2024/11/10

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2024年10月末から11月初旬にかけてスイス～フランスを旅行してきました。交通編です。

今回の旅程は、以下の都市を回りましたのでご参考になれば幸いです。
①ジュネーブ
②ツェルマット
③ベルン
④ローザンヌ
⑤モントルー
⑥ディジョン
⑦パリ

（１）航空券
航空券はAir Chainaの羽田発着の北京経由便、ジュネーブINのパリOUTでした。

①メリット：お得かつ短いフライト時間
中国系航空会社はウクライナ情勢の影響を受けずロシア上空を飛ぶことができるので短時間のフライトが実現でき、かつ安いということで人気があるとのこと。なので欧州便は中国人よりも欧州人の利用が圧倒的に多いような印象を受けました。
エコノミー航空券の値段は一人当たり16万円でしたが、同じ旅程で中東系航空会社は30万円台でしたので相当お得です。

②デメリット：空港での手続き・滞在は難あり
北京首都国際空港での乗り継ぎになりますが、国際線乗り継ぎの手続きを行う導線が多くの乗客を捌けるような仕様になっていないため、タイミングが悪いと長時間列に並ぶことになります。乗り継ぎ時間は3時間は確保した方が無難です。
また深夜早朝は空いているお店が少なく、またカードラウンジも開いていたりいなかったりなので準備が必要です。
また、チェックインカウンターは荷物の整理していない人が多かったりと並ぶことが多いので、３時間前には空港に到着するようにした方がよいです。

（２）スイス国内移動
スイス国内移動はスイストラベルパスの1等を使用しました。結論から言うと定額乗り放題のこのパスを使ったことで節約でき、大正解でした。

6日券をCHF602で購入したのですが、通常の切符購入ではCHF900以上にはなったので、随分と得でした。1か所に長く滞在しないのであれば、購入をお勧めします。
パスには2等と1等があり、6日券の値段はそれぞれCHF452、CHF602ですが、通常の切符の値差が時には3倍にもなり、1等の方が元を取るのが簡単です。1等車は座席が広く空いているので快適ですし、荷物も置きやすいです。

パスはこちらから購入できます。
https://www.swiss-pass.ch/

スイス国鉄のサイトや携帯アプリからでも購入可能です。特にアプリはかなり出来がよいのでインストール必須です。
https://www.sbb.ch/en

（３）フランス国内移動
ジュネーブ⇒ディジョン、ディジョン⇒パリはSNCF（フランス国鉄）を使いました。
こちらはパス等は使わず通常の切符購入で手配しています。

SNCFもアプリがあり、切符はアプリから買うのが便利です。
https://www.sncf-connect.com/en-en/

ジュネーブ⇒ディジョンはリヨンで乗り継ぎが必要なため、時間がかかりました。2等車EUR56でした。スーツケース置き場があります。
一方でディジョン⇒パリはTGVが運航しており、便数も多く、時間を選べば安いチケットもあります。早朝便を選んだらEUR29で移動できました。スーツケース置き場がありましたが、車内に段差があるので、そこまで運ぶのが不便です。

ちなみにスイス鉄道は車両も新しく定時運行が基本で清掃もキチンとされていますが、フランスは車両が古く使い方も汚い、メンテナンスが悪いなど一気にレベルが下がりますので、スイス⇒フランスと旅行するよりはフランス⇒スイスと旅行する方がよいかと思います笑