2024/10/27 - 2024/10/28
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ミューママさん
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会社員時代にと~ってもお世話になった先輩との2人旅、その旅行記第三弾、豊島編です
第一弾から見たいと思ってくださった方は以下からどうぞ
https://4travel.jp/travelogue/11938932
■羽田から倉敷へ・倉敷泊
■倉敷観光後岡山駅へ・岡山駅近泊
■岡山から直島へ・直島泊
↓第三弾はこちらです
■直島から豊島へ・豊島泊
■豊島から羽田へ、帰宅日
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自転車 ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
こちらの小型船に乗って、直島から豊島に向かいました
-
船からの直島
-
海岸を見ていたら、何やら看板が…
よーく見てみると、「立入禁止」とあるようでした
海から上陸しようとする人がいたのですかねえ? -
約20分で豊島に到着、写真は港の施設です
-
お土産屋さんやレンタサイクルのお店がありましたよ
自転車は既に、全て貸し出し中でした~予約必須みたいですね
わたくしたちは泊まる宿から借りられるので、そちらでお願いしておりました -
その宿から送迎の方が来てくれていました
事前に到着時間をお伝えしておりましたよ -
チェックインまでは時間があるので、宿に荷物を預けて早速自転車を借りて観光に向かいました
写真は宿近くの家並み、そしてそこからの海です~
薄曇りの天気で暑すぎもなく、自転車で風を切るのが気持ちのいい日でしたよ -
海に向かう坂道
電動自転車なので楽ちんでした -
豊島美術館を日時予約していましたが、早めに到着しそうだったので、途中にあった臨時カフェでお茶しようと、、
それがなんと午後1時時点でクローズとな!
人気カフェだったのかな?本日のコーヒー豆終了とかだったのかな? -
ですが、臨時カフェから道路を挟んで反対側にこんな休憩スペースがありまして!
直島で買った激甘特大マカロンでお腹いっぱいだし、飲み物は持っていたのでこちらでしばらくゆっくりして、眺めを満喫いたしましたー
右にいるのは先輩 -
わたくしも同じ場所にて。写真撮り合いっこしつつ楽しみましたよ
とっても気持ちよかったです -
そこからすぐが、よくSNSなどで出てくる海へ向かう坂道です
みなさん自転車で海に向かって突進されてましたが、やはり危険みたいでこのような注意喚起の標識がありました
アラカンは言われなくても自爆必須なので、ゆるゆると進みましたよ~ -
ちなみに坂を降り切らずとも、この右側の未舗装の道からも美術館には行けたようです
自転車の場合は、坂を降り切ったところに駐輪場がありました -
こちらがその駐輪場、そして豊島美術館入り口です
豊島美術館 美術館・博物館
-
受付でスマホからチケットを提示して、案内を受けて向かいます
美術館本体は写真のようにすぐ右手に見えるのですが、直接は向かわず… -
こちらはカフェとショップの建物
それを右手に、左側の道から進みました豊島美術館カフェ グルメ・レストラン
-
その近くでは海を背景に、欧米の方が瞑想中
-
その先は群生するセイタカアワダチソウと美しい棚田
わたくし今回、この黄色い花の名前と姿が初めて一致しました
高速道路の路肩などによく咲いていて、たくましさを感じていたのですが、これを機会に調べてみて名前を知ったという、、、そして外来種なのですね
花は綺麗ですが、他の植物の成長を阻害する面もあるとのこと
なかなか複雑な気持ちになりました唐櫃棚田風景 (豊島棚田) 自然・景勝地
-
そして美術館へは、緑を楽しみながらこのような小道を進みましたよ
-
木々の間から、港が見えました!
-
こちらが美術館メインの建物入り口
靴を脱いで入りました
そしてこの先は撮影禁止 -
なので写真は建物を出たところ
そしてここからはね、この建物内で起こったこと、感じたこと、考えたことになります。ちょっと長文になりまする
これから行かれる方は、詳細を知らずに行かれた方がいいので、建物などの描写は避けています。ご安心ください -
わたくしたちが訪れた時はおよそ20~30人くらいが中にいたのですが、外国人観光客がとても多く、おそらく8割以上はいらしたように思います。欧米系、中華系、東南アジア系の方もいたでしょうか
そしてみなさん、ゆっくり歩いたり、座り込んだり、中には寝転んでいる人もいて、とても静かに空間を楽しんでいました
そんな中、ある外国人男女のお子さんがぐずり出したのです
静かだったので、その泣き声がだんだん響いていきました
お父さんが抱っこしていたのですが、わたくしはそのお父さんの気持ちになってしまい、焦っているだろうな、お困りだろうな、などと感じ気持ちがざわついてしまいました
けれでもそのお父さんのお顔を見ると、困った顔というよりは、満面の笑顔で我が子をあやしていたのです
わあ、なんと気持ちに余裕があることよ
それでも子どもは泣き止まないので、さすがのお父さんもその子を抱っこしたまま出口に向かって行きました
でですね、わたくし更にびっくりしてしまいまして
静かに足早に出口に向かうお父さんと子どもに対し、周りの方々の目線が優しかったこと
いや、少し違うでしょうか。優しいというより、何も気にしていない、大した事ではない、みたいな?
そして中には子どもに向かって手を振る方もいたのです
これは何なんだろうと思いました
考えた理由としては2つ
ひとつは、海外の方が多かったこと
海外の方は、日本人より物音に寛容なのかな?と思いました
日本の多くの美術館では、ちょっと会話すると係の方に注意されたりしますし、そもそも幼児を連れてくる方はあまりいないように思います
でも、わたくしが知る限りではですが海外の美術館ですと、学校の先生が生徒を連れてきて、作品の前で講義していたり、
親子や仲間同士で来て、作品について話し合ったりしてるシーンに多く出会いました。広さがそもそも違う、という面もあるかもしれませんけれど
また、例えば電車内でも海外では、イヤホンせずに動画を見ていたり、通話していたりしてますしね…
日本人は、公共の場で物音を立てて他者に迷惑をかけるべきではない、というような、共通認識が強めなのかもな、と感じました -
そしてもうひとつの理由として感じたのは、この美術館によるもの
その空間の中では、ほとんどの方がとても寛いでリラックスできていたと思うのです
人は自分が満たされていて、それによってその心が穏やかでいられると、寛容な気持ちになるのではないかな。そんな風にも感じました
そのくらいその空間は、なんだか気持ちの良い、静かな、優しい場でした
心のデトックスができたみたいな気持ちになりましたよ
余談
ちなみに子どもが泣き出してしまった、お母さんの方なのですけれど、それが全くの余裕で、「あなたに任せたわ~」的な感じで出ていくお父さんと子どもに構わず続きを楽しんでいらしゃいました
いやーいいなそれ!
これはわたくしの勝手な想像ですけれど、その場その場で役割分担して、協力しあっているのだろうな。だから、小さな子どもを連れて海外旅行もできるのかな、なんて感じてしまいましたよ
日本と諸外国のどちらがいいとか悪いというわけではないのですが、わたくしはとてもほっこりした気持ちになったのでした
長文お読みいただき、ありがとうございました
(写真は建物の外、美術館を見終わったらしきカップルが海を眺めて寛いでいましたよ) -
豊島美術館の後は、もうひとつ行きたいところがありまして
そちらに自転車で向かっていたところ、にゃんずに遭遇 -
道路で我が家のように寝入るにゃん
自転車で近寄っても微動だにせず -
通りすぎても我関せず
-
この子はどんどん近づいてきてくれた
-
店番にゃんこ
-
さて、こちらがもうひとつ来てみたかったアートの入り口
-
心臓のアーカイブ
入館時間ギリギリでした
心臓アートのインスタレーションは少し怖かったのだけど、別室にいろんな人の心臓音を聞けるコーナーがありました
人の心臓音なんて、聞いてもどうなるものでもないと思っていたのですが、一人ひとり全く違っていて驚きました
鼓動の速さは違うだろうと思っていたけれど、音の強さやリズム、それから全体の流れというかなんなのか、が、結構違うのですよ(全部違うんやん)
それらを聞いていると、この鼓動によって人は生かされているだな、なんだか生命って不思議だな、、
な~んて感じてしまったのでした心臓音のアーカイブ 美術館・博物館
-
そしてこの建物は海岸沿いに建っていましたよ
-
こちらが建物向かい側。しばらく海沿いを散歩しましたよ
そして何かを見つけたような先輩、、、何を見つけたのだろう、、、、 -
そこからこちらのイオベット&ポンズ によるアートに寄りました
「勝者はいない─マルチ・バスケットボール」
そっかー勝者はいない、のか、、
争っても無意味だよとか、楽しければいいよね、なのか、、受け取り方は自由でいいのかな、、
帰ってこの旅行記を書きながら作品タイトルを知り、考えてしまったわたくしです… -
作品の斜向かいには、なぜかドラえもん
これはアートなのか?たまたまなのか? -
さてさて、そこからやっと宿にチェックインするため、このような気持ちのよい道をサイクリング致しました
生い茂るセイタカアワダチソウ -
泊まったのはこちら、ウミトタ
ディレクションはmina perhonenの皆川明さんで、あらゆるところにこだわりを感じられました
ですがこちらのお宿、室内の撮影は可能ではあるのですが、SNSへの投稿はご遠慮くださいとのこと
そのこころは、初めて宿泊される方には詳細を知らずに訪れてもらいたいからだそう。
わたくしたちも実際そうだったのですが、確かにその方が驚きや印象深さが違うな、と感じました
ですのでこちらの文章においても、詳細は語らずにおきますね、実際とても居心地のいい空間でした。
お値段お高めではありますが、1泊では足りなかったです
次回はぜひ2泊して、島も宿もじっくりゆったり楽しみたいなと思いました -
少し暗くなると、このように宿名が点灯します
お店などと間違えて入ってきてしまう方もいるそうで、必ず施錠してくださいと注意書きがありました -
室内にはこの籠と花瓶があり、宿の敷地内にあるレストランの花畑で自由にお花を摘むことができましたよ
そんな体験なかなかできないので嬉しかったです -
夜ご飯は海沿いのこちら、その名も「海のレストラン」
https://maps.app.goo.gl/vwz4XvJtuMo65TdF6?g_st=com.google.maps.preview.copy
経営が同じとのことで、宿を予約する際一緒に予約できました -
最初は突き出し的な?こちらのスープをいただきました
が、しかし、んー、なんのスープだったかな?きのこ系だったような?旅行記ってすぐ書かないと忘れますねえええ
いずれにしろとてもおいしかったですよ汗 -
それからこちらはたしか…コーンスープ?
-
しいたけソテー
え、きのこのソテーなんて付け合わせじゃないかって?思いましたよね、きっと?
それがね、結構おいしかったのですこれも!
白ワインすすむすすむ -
味付けしたお米を揚げた、アランチーノ
-
豚も頼んでみましたよ
あああすぐに旅行記書かないから味わいとか全く忘れてしまっているというね… -
食事後、宿へ向かう道はほんとうに真っ暗
ちょっと足元が怖かったですが、無事に宿まで戻れました
アラカンですから転んだらたいへんです
普段いかに明るい夜に慣れてしまっているのか…
便利さと引き換えに、人間は暗闇での行動力や、方向感覚を失ってきているのだろうなあ、などと感じてしまいました -
その夜はひさびさのサイクリングのせいかめっちゃ早寝をしてしまいまして、あっという間に朝です
朝食は、海のレストランから届けてくれるしくみでした
とても地味深い味わいでしたよ
ここにはメニューだけの投稿としておきます -
話は変わりまして
わたくし豊島美術館のショップでビビビときたお花のピアスがありまして、即決で買ってきておりました。この右側のピアスです
そうしましたら、この作者さんの本が宿の本棚に置いてあったのです!
布を、植物などナチュラルなもので染めてアクセサリーなどを作っている作家さん。思い出の品になりそうです~ -
そして朝食後は、ウッドデッキにチェアを置いて…
-
海を眺めたりしましたよ
暑くもなく寒くもなく、薄曇りで日焼けの心配もさほどなく、ちょうどよい日よりでした~ -
その後は宿の隣のショップ棟(写真手前)に行ってみたり…
-
こちらはその窓から、チェアの上でリラックスしている先輩を撮影したりしました~
額縁に入った絵みたいに撮れましたよ -
ショップでは、この写真の両端にある、グレーと紺のフェイスタオルを買いました
今は自宅の洗面所とトイレのタオルとして使っていて、見るたびに豊島を思い出しております~
真ん中は宿泊者へのプレゼントとのことで、宿からいただいた豊島の風景写真集でした
結局チェックアウトギリギリまでゆっくりしました~
でもほんとうに、1泊では足りませんでした
宿を満喫する日、豊島のアートや自然を満喫する日、のように2日いられるのがベストと思いましたよ -
チェックアウト後は、またまたスタッフの方に車で港まで送ってもらえます
私たちはこのこちらの写真の豊島横尾館に寄りたかったので、ここまで送ってもらいました -
横尾忠則さんの、生と死をテーマにした絵画及び空間作品空間
とてもよかったですよ
撮影はこのお庭くらいが許されていて、あとは撮れませんでしたが -
目印はこの煙突
「あるもの」を象徴しているそうですが、ここで書くのは憚れるのでやめておきます。
ですがこの煙突を含め展示は、前述のとおり生と死がテーマなのですが、死をイメージさせつつ、生きるエネルギーみたいなものをわたくしは感じました
一緒に行った先輩もポジティブなイメージを受け取ったみたいで、行ってよかった場所となりました -
さて、豊島横尾館を出ますと、このようなカフェもありましたよ
港から船が出るまで時間があったら、ここでゆっくり美術館の余韻に浸るのもよさそうでした
わたくしたちはあまり時間がなかったので寄らず終いでした~ -
豊島横尾館から港は歩いてすぐですが、途中このようなアート策作品もありました
-
え、田園調布??
これもアートみたい??? -
港の施設のすぐ近くにお土産ショップがありまして、このTシャツを買いましたよ
料金の一部が瀬戸内オリーブ基金に寄付されるとのこと。好きな緑色なのも気に入りました
瀬戸内オリーブ基金とは、ご存じの方はご存じ、ユニクロにいくとレジに募金箱があるあれです
豊島は以前、とある工場から有害産業廃棄物が流されました。そして香川県知事の謝罪と原状回復を求めて、1990年から国と居住者側原告とで長期間に及ぶ裁判が続けられたそう
最後は香川県が明確に責任を認め、住民たちに謝罪することによって2000年に合意。ですが汚染の処理と原状回復には時間がかかり、2024年現在でもまだ一部の作業が残っているとのこと
瀬戸内オリーブ基金はその公害調停成立を機に設立されて以来、瀬戸内海エリアの美しい自然環境を守り、再生することを目的に活動されているそうです -
さてこちらは無農薬レモンです
買って帰って塩レモンにしましたよ -
港待合室の椅子もかわいいレモン柄
-
豊島からはこんな小ぶりな船に乗りました
-
さようなら豊島、すっごくよかった、また来るよー
-
あああ、この写真、スマホ画像では泊まったウミトタが見えるのですが、こちらにあげると解像度が下がるようで見えないですね、、
いい宿でした~お高かったけれども、、、 -
宇野港に船で着いてから、電車1時間で岡山駅
そこから岡山空港までシャトルバスに乗ってからのクラフトビールです -
搭乗待っている間にたこめしも食べてしまったという、、、
-
そしてやっとの搭乗です
帰りはいろんな時間がなかなか合わず、豊島から羽田まで5時間半、、、自宅埼玉なんで更に1時間という長時間移動となりました~
12:55豊島家浦港発(船)
13:20宇野港着
↓
13:41発宇野駅発(みなと線乗車茶屋町駅乗り換え)
14:29岡山駅着
↓
(ここめっちゃ時間空いて駅にてお土産とかお弁当とか見て回りました~)
↓
15:40岡山駅発シャトルバス
16:10岡山桃太郎空港着
↓
17:20岡山空港発(ANA658)
18:35羽田着 -
自宅最寄り駅のコンビニにて
なんと岡山駅で迷って買わなかったきびだんごが売っていて、これは買えとの思し召し?と思って地元で買って帰ったという、、、
ここまでお読みいただきありがとうございます
ルート検討がちょっと面倒でしたが、頑張って調べた甲斐ありトラブルなく楽しむことができました
島はいいな~とも思った旅でした~
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旅行記グループ アートに浸った倉敷と瀬戸内の島々
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