リニアと富士山ビュー特急、２つの鉄道を楽しむ大月日帰り旅行

2024/08/14 - 2024/08/14

この夏、青春１８きっぷの旅、第２弾として向かったのは、山梨県大月駅。
ＹｏｕＴｕｂｅで、富士山ビュー特急の映像を見て、面白そう！！
とビビっときて、ついでに気にはなっていたけど、
なかなか行く機会のなかったリニア見学間にも寄ってみよう！
という事で、大月日帰り旅行をしてきました～♪

エリア 大月(山梨)

東京駅から中央線で乗り換え１回、大月駅に到着。
駅からバスで20分程で、
リニア見学センターに到着。

山梨県立リニア見学センター 美術館・博物館

入館すると、まず、リニアの試験車両の実物が、
どどーんと展示されていて、
いきなりテンションが上がります！

運転席の窓、めっちゃ小さくて、
なんなんで運転に支障ないの？
と思いきや、リニアって運転手が不要なんだとか。
超高速なのに、無人とかすごい！！

車内も見学できまして、
んー座席は普通ですね。。。

３階に上がると、
リニアの試験走行が見えるデッキもあるのですが、
残念ながら今日は試験走行が行われない日。。。
ですが線路（？）にずらーっと設置された
大型の磁石がよく見えました。

他にもリニアのジオラマがあって、
リニアが走行しているんですが、
ジオラマと言えども、早いので、
駅に停車している様子を。
そーそー山梨県のリニアの駅は、
ジオラマ通り、甲府駅から徒歩圏内にできるのかなぁ？

２階では、ミニリニアにも乗車できます。
走り出しも、停車も、ものすごく静かで、
すーーーっと進んでいく感じでした。

そんなに広くもない館内なので、
１時間くらいあれば、見終わる感じで、
サクッと楽しめる場所でした。
リニアが実装される前に、
実際に走行しているところも見てみたいなぁ。

大月駅に戻ってきて、
今日のメイン、富士山ビュー特急！
きゃーかっこいい！！
じっくり外観を見ていたいのですが、
あまり時間もないので、
外観をサクっと撮って乗車します。

大月駅 駅

折角乗るならという事で、
予約したのは１号車の特別車両。
ボックス席や１人席など、
いろんな種類の席がある中、
選んだのは、円卓のテーブル席。
運転席の真後ろなので、
全面展望も楽しめます！

１号車は、乗車口から指定席まで、
アテンダントさんが案内してくれるほか、
ドリンクサービス（しかもおかわりOK）もついてくるので、
ちょっとリッチな気分になれます♪

車内は木目調で統一されていて、
明るさと温かみが感じられるのと、
座席のシートがカラフルなので、
乗っていて明るい気分になってきます。

車内の区画を分けるパーテーションも、
随分とおしゃれな感じです。

そうこうしてていると、
オーダーしたアイスティーが届いたので、
一旦車内撮影を中断。

と思ったのですが、
早々に今度は列車が出発。
大月駅を出て、少し走ると、
すぐ車両の両側には、
緑が広がる風景が広がり始めます。

どうやら円卓を予約したお客さんは、
他にはいなかったようです。
この日は、平日とはいえ、お盆期間中なので、
混むかなぁ？と思って、
指定席発売日に予約したのですが、
思いのほか混んでいなかったですね。

転倒防止のため、
椅子はがっちり床に固定されています。

アイスティーを飲み終えると、
すかさず、アテンダントさんに、
次のドリンクはどうしますかと尋ねられたので、
おかわりOKなら、遠慮なくという事で、
今度はアイスコーヒーをオーダー。
選べるドリンクも、７～８種類くらいあって、
色々と選べるのもうれしいですね。

列車は緑の中を駆け抜けていきます。

折角なので、全面展望を覗いてみました。
運転席は窓が広くて、どんどん景色が後ろに流れて行って、
全面展望もまた見ていて飽きません。

晴れていれば、
この辺りで富士山が見えるようなのですが、
こに日は曇り。
富士山の裾野も見えません。残念。。。

富士山も見えないのと、
折角の特別車両、
色々と見学しがいのある車内なので、
ふらちょろしてみます。
こちらは、車両後方のカウンターコーナー。
カウンターの上のかごには、
アテンダントさんが各席を回って、
お菓子やグッズを紹介・販売される際に
使用されていました。
ちなみに、お菓子や有料のドリンク、グッズなど、
色々と種類があるので、
どれにしようかちょっと迷ってしまいます。
私は、名前に魅かれて、
とりかわフライというスナック菓子を購入したのですが、
まじ美味しくて、手が止まらず、
追加でもう一袋、買っちゃいました♪
乗車した方には、ぜひ食べてもらいたい一品で、おすすめです。

カウンターの前方両脇には、
この地域の名産やパンフレットなどが
綺麗にディスプレイされていました。

こちらもディスプレイ。
地域の名産品は車内で売ってたのかな？

かっこいいポストカードも展示されてました。
葛飾北斎の富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」をバックに走る富士山ビュー特急。
富士山だけあって、富嶽三十六景を採用したんだろうなぁ。
でも、この背景、神奈川の波であって、
山梨じゃないけど。。。そこは気にしてないのかなぁ？

所狭しと名産品などが並んでいる中、
申し訳程度に、テーブルの端っこに設置された
富士山ビュー特急乗車記念のスタンプ。

このスタンプも、あとで、アテンダントさんが
一席一席に、スタンプを押しませんかと持ってきてくれるので、
至れり尽くせりのサービスです♪
私も綺麗に押せました♪

列車はだいぶ進んで下吉田駅に到着。
ホーム上には、この辺りの出身で、
若くして亡くなった、
フジファブリックの志村正彦氏と、
フジファブリックの代表曲が紹介されています。
ちなみに列車接近のメロディーも
紹介された2曲が使われているそうですが、
乗車している方だと聞けないのが残念。。。

下吉田駅 駅

終点2つ前の富士山駅でスイッチバックをするので、
運転席には、車掌さんがやってきました。

スイッチバックの後は、
間もなく終点河口湖駅に到着。
約1時間の乗車、車窓も車内も見どころが多く、
あっという間でした♪

河口湖駅に到着。
大月駅で時間を取れなかった分、
ここで、じっくり外観の見学です。

真っ赤な車体もインパクトがありますが、
そこに窓枠部分の黒がアクセントとなっていて、
かっこいい外観ですねー♪

河口湖駅 駅

運転席の窓に沿って、
アルファベットで列車を紹介しているのも
お洒落で素敵です。

富士山ビュー特急のロゴマークもおしゃれです♪

折角河口湖まで来たので、
帰りの電車まで、河口湖散策。
とはいえ、天気が悪いので、
駅の周りで遅めの昼ご飯で時間をつぶすことに。

で、駅目の前に、ほうとう不動があったのですが、
午後2時班を回っているというのに、
店の外にも長蛇の列。。。
サクッと諦めて、
隣の、昔ながらの観光地にある感じの喫茶店へ。
あまり味に期待をしていなかったのですが、
ふつーに美味しくて、
長時間並ばず、美味しいほうとうを食べれてラッキー♪

平井売店 グルメ・レストラン

ほうとうを食べている間に、
雨も上がったようで、
日に当たる列車は、
赤色がまぶしい！

折角、富士山ビュー特急に乗りに行くなら、
行きだけじゃなくて、帰りも。という事で、
大月までの帰りも、
この列車を予約をしたので、
少し早いですが、乗車口に向かいます。

英語のロゴマークは、
富士山が描かれていて、
こっちもいいですねー。

帰りも、予約したのは１号車の特別車両♪

車内に入ると、
青と赤の洋画の富士山が飾られていますが、
見たことあるような画風だけど、誰だっけ？

車内には、富嶽三十六景の
神奈川沖浪裏が掛けられています。

絵画を横目に進んでいくと、
バーンと広がる
木のぬくもりを感じられる車内。
なかなか壮観な眺めです。

帰りはボックスシートを予約できました。

床も木目調で統一されています。

天井が木目調だと、温かみがある明るさで、
乗っていて、ほっと落ち着く感じがあっていいですよね。

そうこうしているうちに、
すぐに、ウェルカムドリンクをもってきていただきました。

ドリンクのおつまみに、
行きで目を付けた、
とりかわフライを買いに行きますかね。

本来は、アテンダントさんが、
各シートに回ってきてくださるのですが、
早く食べたかったので、ちょっとフライング。

のどかな田園風景を眺めながらいただく、
スナックとドリンク。
心からリラックスできる贅沢な時間です。

列車は緑の中を駆け抜けていきます。

くつろぎタイムもあっという間。
帰りも１時間で大月に到着。
運賃に＋1,300円でコレが楽しめるのなら、
もう1号車しか選択肢はないでしょう！
河口湖方面に行く際は、
ぜひ乗車して、そのくつろぎ間を満喫してほしい、
素敵な観光列車でした。
次は、富士山が見えるときに乗りたいなぁ。