ダラムシャーラー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
※自分の記録用も兼ねています※<br /><br />~旅のきっかけ~<br />もう何十年も前からチベットに興味関心があって。何がきっかけだったか覚えていない、SevenYearsInTibetを見たからかダライ・ラマ14世の何か見たからか、心に響いて・残っていて昔から一生のうちいつかは訪れたいと思っていたチベット。地球の歩き方チベット版を当時まだそんなにメジャーではなかったAmazonで購入したことも懐かしい(行けないと思い手放してしまったけど)遥か遠い国で渡航費も高くとても行ける状況ではない、と諦めていた。<br />今のチベットは、鉄道などが通っていたり建物もやたら近代化していたり、漢字で溢れていることも通過が元なことも違和感。中国化されたチベットを訪れても本来のチベットの良さではないと思うし、チベットの人たちにとって良いかどうかも疑問。<br />そこで、ダライ・ラマ14世のHPでダラムサラのことを知り、思い切って長期休暇を使い行ってみることにした。<br /><br />~ダラムサラ滞在~<br />山奥に沿って建物が密集。<br />インドやヒンズー教の店や建物も数多いけど、至る所でチベット文化を感じることができ感激。<br />ダライ・ラマ法皇の住居があるお寺に行って多くのチベット僧侶と礼拝を目の当たりにした時は思わず色々な思い(チベットであった出来事、歴史、悲劇、無念さなど)が込み上げ思わず涙が出た、とまらなかった。自分みたいな何の力もない一介の日本人がチベットの為に何ができるんだろう。何もできない。せめてチベットの食事を食べチベットのお土産を買うことぐらいしか。そこでお祈りした時は自然と「チベットに平和が訪れますように」と祈っていた。<br /><br />今回は予定がガッツリ組み込まれたガイド付きプラン。<br />予定が終わった後はフリータイムなので、街中散歩したり(途中で変なインド人に絡まれかけたので場所によっては要注意)途中一人で歩いていたチベット人ぽいおじさんの後を着いて行ったら、多くのマニ車とタルチョで彩られた礼拝道のような散策道だった。私もおじさんに続いてマニ車を回しながら歩き途中お祈りしたり、その道はツクラカン寺に続く道だった。おそらく観光ルートではない地元の人しか知らないような道だったのかも。<br /><br />予定に組み込まれていたノルブリンカに行った時はショップでPCケース、ポストカードなど自分用にお土産を数点購入。もっと買えばよかった。実質1.5日ほどの短いダラムサラ滞在だったがチベット仏教やチベット文化にあらためて魅了され、少しでも彼らにとって良い状況になってほしいと願わんばかり。<br /><br />今回残念だったのが後述する理由によってチベット食事ができなかったこと、チベットのお土産がノルブリンカ以外で買えなかったこと。悔やまれる。次回来るチャンスがあったら絶対チベットのお食事を食べお土産買うと心に決めた。<br /><br />~残念だったこと~<br />今回ガイドのインド人のヒンズー教徒の企画ツアーだったため、結果としてインド9チベット1のような仕上がりになってしまった。<br />移動に無駄な時間が非常に多く(電車待ち時間8時間とか、一日無駄にしてる)ホテルもヒンズー系、食事も全部インド料理。空き時間にガイドがインドのヒンズー教の寺やそれにまつわる公園等を案内してくれるが、全く興味ないし目的でもないので大分辛かった。<br /><br />インドで泊まったホテルはお湯が出ず(何時から何時に使用する旨伝えないと出ないらしい、今回その時間にも出なかった)真冬に水で髪や顔を洗ったのは若干トラウマ。トイレは紙なし当たり前、水も流れないところ多く苦労した。暖房もなく(どうやら有料らしい)とにかく寒かった。<br /><br />インド人ガイドは高額チップを要求するし全体的にぼったくってる?と感じる状況多々。最終日に、アユールベーダしてください7000ルピーですお金おろしてきてください。と言われた。また定番のお土産屋に連れて行かれインド文化やお土産は正直興味ないしお金使いたくな語ったので断ると態度が豹変。大声でドライバーと文句らしきことを言っていた。その後、当初の予定時刻までまだまだ時間あるのに空港に連れて行かれ下された。そんなことある?急に空港で一人ポツンと下され悔しさと寂しさと無念さで思わず泣いてしまった。<br /><br />インドは人口すごいが貧富の差が激しい。至る所でお金を無心する子供、無視し続けているとめっちゃキレてくる。道端で物乞いする障がい者。(同情を引くためにあえて障がい者にされる場合もあると後で知り驚愕)ノルブリンカ入り口で赤ちゃんを抱きかかえこの子の食べるものがないんです恵んでください的なかんじで声を掛けてくる女性。どうやらインド人が通ったらスルーで外国人だけに声かけている。また、赤ちゃんをずっとあやすでもなくターゲットが来るとヨイショといった風に赤ちゃんを抱えわざと同情をひいてるようだった。こういったビジネス物乞いもならではなのか。<br />また一度、一人の子供にお金渡したらとんでもない数の子供を引き連れてずーーーっと後をついてきた。しつこさに根負けた。生きることに必死。次回もし同様のことがあればお金ではなくお菓子などをあげるか何もしないでおこう、と決意。<br /><br />今回自分の中でメインはダラムサラだったはずだけど実際は目的地を車で回り、ちょっと見て午前中には今日の日程終わり、あとはフリーでと言われ放置された。ガイドがヒンズー教徒なので他宗教の施設などをあまり回りたくない興味ない感が滲み出ていた。シーク教寺院にいった時ももうちょっとゆっくり見たかったのにサクッと終わられてしまった。<br /><br />食事付きプランにしたけど、夕食ない日もハンバーガー1個だけの日もあった。ちゃんとお金払ってるはずなのに。<br />もう二度とインド人ガイドは頼まない。ツアー利用するなら大手(でも大手は一人向けツアーないのがジレンマ)を利用しようと思った。今回は高いお勉強代になった。次はもっとよく調べてからにしよう。<br /><br />~驚いたこと、良かったこと~<br />インドではアジア人が珍しいようで、(なぜかコリア?チャイナ?と言われることあった)一緒に写真撮ってくださいと5人くらいに言われた(全て女性)<br />ダラムサラで宿泊したホテルはヒンズー系のホテルで受付の女性は手にヘナTATOOをした笑顔が素敵で親切な女性。最後の日に一緒に記念撮影してくださいと言われた。最後お別れの時、感謝を込めてメッセージカードを持ってきた缶々に入れて渡したらとても喜んでくれた。ありがとう。<br /><br /><br />書き出してみると残念なことが多かった気がするが、そんな中でもダラムサラでの滞在体験は貴重だった。<br />また機会とお金があれば行きたい。

【初めてのインド・ダラムサラ】チベット文化圏 初めてのインドはとてもヘビー

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2024/01/20 - 2024/01/27

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モナコ

モナコさん

※自分の記録用も兼ねています※

~旅のきっかけ~
もう何十年も前からチベットに興味関心があって。何がきっかけだったか覚えていない、SevenYearsInTibetを見たからかダライ・ラマ14世の何か見たからか、心に響いて・残っていて昔から一生のうちいつかは訪れたいと思っていたチベット。地球の歩き方チベット版を当時まだそんなにメジャーではなかったAmazonで購入したことも懐かしい(行けないと思い手放してしまったけど)遥か遠い国で渡航費も高くとても行ける状況ではない、と諦めていた。
今のチベットは、鉄道などが通っていたり建物もやたら近代化していたり、漢字で溢れていることも通過が元なことも違和感。中国化されたチベットを訪れても本来のチベットの良さではないと思うし、チベットの人たちにとって良いかどうかも疑問。
そこで、ダライ・ラマ14世のHPでダラムサラのことを知り、思い切って長期休暇を使い行ってみることにした。

~ダラムサラ滞在~
山奥に沿って建物が密集。
インドやヒンズー教の店や建物も数多いけど、至る所でチベット文化を感じることができ感激。
ダライ・ラマ法皇の住居があるお寺に行って多くのチベット僧侶と礼拝を目の当たりにした時は思わず色々な思い(チベットであった出来事、歴史、悲劇、無念さなど)が込み上げ思わず涙が出た、とまらなかった。自分みたいな何の力もない一介の日本人がチベットの為に何ができるんだろう。何もできない。せめてチベットの食事を食べチベットのお土産を買うことぐらいしか。そこでお祈りした時は自然と「チベットに平和が訪れますように」と祈っていた。

今回は予定がガッツリ組み込まれたガイド付きプラン。
予定が終わった後はフリータイムなので、街中散歩したり(途中で変なインド人に絡まれかけたので場所によっては要注意)途中一人で歩いていたチベット人ぽいおじさんの後を着いて行ったら、多くのマニ車とタルチョで彩られた礼拝道のような散策道だった。私もおじさんに続いてマニ車を回しながら歩き途中お祈りしたり、その道はツクラカン寺に続く道だった。おそらく観光ルートではない地元の人しか知らないような道だったのかも。

予定に組み込まれていたノルブリンカに行った時はショップでPCケース、ポストカードなど自分用にお土産を数点購入。もっと買えばよかった。実質1.5日ほどの短いダラムサラ滞在だったがチベット仏教やチベット文化にあらためて魅了され、少しでも彼らにとって良い状況になってほしいと願わんばかり。

今回残念だったのが後述する理由によってチベット食事ができなかったこと、チベットのお土産がノルブリンカ以外で買えなかったこと。悔やまれる。次回来るチャンスがあったら絶対チベットのお食事を食べお土産買うと心に決めた。

~残念だったこと~
今回ガイドのインド人のヒンズー教徒の企画ツアーだったため、結果としてインド9チベット1のような仕上がりになってしまった。
移動に無駄な時間が非常に多く(電車待ち時間8時間とか、一日無駄にしてる)ホテルもヒンズー系、食事も全部インド料理。空き時間にガイドがインドのヒンズー教の寺やそれにまつわる公園等を案内してくれるが、全く興味ないし目的でもないので大分辛かった。

インドで泊まったホテルはお湯が出ず(何時から何時に使用する旨伝えないと出ないらしい、今回その時間にも出なかった)真冬に水で髪や顔を洗ったのは若干トラウマ。トイレは紙なし当たり前、水も流れないところ多く苦労した。暖房もなく(どうやら有料らしい)とにかく寒かった。

インド人ガイドは高額チップを要求するし全体的にぼったくってる?と感じる状況多々。最終日に、アユールベーダしてください7000ルピーですお金おろしてきてください。と言われた。また定番のお土産屋に連れて行かれインド文化やお土産は正直興味ないしお金使いたくな語ったので断ると態度が豹変。大声でドライバーと文句らしきことを言っていた。その後、当初の予定時刻までまだまだ時間あるのに空港に連れて行かれ下された。そんなことある?急に空港で一人ポツンと下され悔しさと寂しさと無念さで思わず泣いてしまった。

インドは人口すごいが貧富の差が激しい。至る所でお金を無心する子供、無視し続けているとめっちゃキレてくる。道端で物乞いする障がい者。(同情を引くためにあえて障がい者にされる場合もあると後で知り驚愕)ノルブリンカ入り口で赤ちゃんを抱きかかえこの子の食べるものがないんです恵んでください的なかんじで声を掛けてくる女性。どうやらインド人が通ったらスルーで外国人だけに声かけている。また、赤ちゃんをずっとあやすでもなくターゲットが来るとヨイショといった風に赤ちゃんを抱えわざと同情をひいてるようだった。こういったビジネス物乞いもならではなのか。
また一度、一人の子供にお金渡したらとんでもない数の子供を引き連れてずーーーっと後をついてきた。しつこさに根負けた。生きることに必死。次回もし同様のことがあればお金ではなくお菓子などをあげるか何もしないでおこう、と決意。

今回自分の中でメインはダラムサラだったはずだけど実際は目的地を車で回り、ちょっと見て午前中には今日の日程終わり、あとはフリーでと言われ放置された。ガイドがヒンズー教徒なので他宗教の施設などをあまり回りたくない興味ない感が滲み出ていた。シーク教寺院にいった時ももうちょっとゆっくり見たかったのにサクッと終わられてしまった。

食事付きプランにしたけど、夕食ない日もハンバーガー1個だけの日もあった。ちゃんとお金払ってるはずなのに。
もう二度とインド人ガイドは頼まない。ツアー利用するなら大手(でも大手は一人向けツアーないのがジレンマ)を利用しようと思った。今回は高いお勉強代になった。次はもっとよく調べてからにしよう。

~驚いたこと、良かったこと~
インドではアジア人が珍しいようで、(なぜかコリア?チャイナ?と言われることあった)一緒に写真撮ってくださいと5人くらいに言われた(全て女性)
ダラムサラで宿泊したホテルはヒンズー系のホテルで受付の女性は手にヘナTATOOをした笑顔が素敵で親切な女性。最後の日に一緒に記念撮影してくださいと言われた。最後お別れの時、感謝を込めてメッセージカードを持ってきた缶々に入れて渡したらとても喜んでくれた。ありがとう。


書き出してみると残念なことが多かった気がするが、そんな中でもダラムサラでの滞在体験は貴重だった。
また機会とお金があれば行きたい。

旅行の満足度
3.0
観光
3.0
ホテル
3.0
グルメ
2.0
ショッピング
2.0
交通
1.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 タクシー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
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