2024/10/13 - 2024/10/14
4037位(同エリア7475件中)
うーたさん
愛媛県の「別子銅山」、栃木県の「足尾銅山」、茨城県の「日立鉱山」が、日本三大銅山と呼ばれています。
そのうちのひとつ、別子銅山は「東洋のマチュピチュ」と呼ばれているそうで。
本物のマチュピチュは見た事ないけど見ておかないと!!
そして、その周辺の地図を見ていたら、愛媛県と高知県にまたがる場所に「四国カルスト」というのを発見。
調べてみるとそれは、山口県の「秋吉台」、福岡県の「平尾台」と並び日本三大カルストのひとつと言われている場所。
さらに「日本のスイス」と呼ばれているとのこと‥。
東洋のマチュピチュだとか、日本のスイスだとか‥ほんとに~? という気持ちでいっぱいですが、日本三大〇〇ならば、素晴らしいに違いないという事で。行ってみよう!出発~☆
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しまなみ海道を車で渡って四国入りします。
今回訪れる「別子銅山」も「四国カルスト」も公共交通機関では限りなく行きずらい場所。
別子銅山へは路線バスが運行していますが、とても便が少ない。四国カルストにおいては公共交通機関では行けませんとまで書いてあります。
車の運転が難しい場合は、旅行会社が催行するバスツアーがあるようなので、そちらを利用するのがよさそうです。 -
最初に訪れたのは「マイントピア別子」。
愛媛県新居浜市にある、別子銅山採鉱本部跡地を利用した鉱山のテーマパークです。
銅山跡の見学だけでなく、砂金堀りや観光トロッコ列車、日帰り温泉施設などもあり、世代に関わらず楽しめる施設です。マイントピア別子 名所・史跡
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この施設の拠点は「端出場」ゾーン。
端出場は、別子銅山の最後の採鉱本部が置かれた採鉱の拠点だった場所です。
こちらのゾーンに入場すること自体は無料で、トロッコや砂金堀などプラスアルファで体験したい項目があれば、券売機でチケットを購入するシステムです。
私達は、予め電話予約をしておいた「東平」ゾーンへ行くガイドツアーの料金をこちらでお支払い。 -
東平ゾーンは、端出場ゾーンが栄えるより古い時代、大正から昭和初期にかけて、別子銅山の採鉱本部が置かれていた所。
端出場ゾーンから車で30分離れた山の中にあります。
自家用車でも行くこともできるけど、途中からかなり道が細くなるので、ツアーの利用が推奨されています。(ツアーの開催は3月~11月のみ)
祝日のこの日は11時と13時の2回催行。所要時間は約2時間で料金は1800円。 -
この日のツアーは、マイクロバスが一台追加になるほどの盛況ぶり。私たちの乗った一号車も満席。補助席もフルに利用して出発します。
祝日など、混雑が予想されている日はあらかじめ電話予約しておいた方が良さそうです。 -
バスはスムーズに出発。この看板を左折してからが本番。細くて急な上り坂の始まりです。
私も夫も車酔いや船酔いなどしないタイプだから、連続する細いクネクネ道をドキドキわくわく楽しめましたが、乗り物酔いする人は酔い止め薬が必須な道。 -
バスの前を走る車は先導カー。
すれ違い困難な場所まで先に行き、対向車を停めておいてくれます。
ツアーの予約が取れなかった人なのか、運転技術によほど自信がある人なのか…? 意外と対向車が多くて冷や冷や。
先導車の必要性を痛感!! -
耳抜きが必要なぐらい高い所まで上がってきたなと思っていた頃、視界が開けた山肌に石垣が見えました。
ここは最近、住友林業が木を伐採したので見えるようになったという住居跡。
この段々畑のような石垣に何件も長屋が建てられて、ここで働く多くの人が住んでいたんだそう。 -
標高約750mほどの東平地区に到着。
端出場ゾーンは、汗ばむ陽気だったのに、こちらは風が強くて肌寒くてびっくり。マイントピア別子 東平ゾーン 名所・史跡
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駐車場でバスを降り、インクライン跡という、この階段を下りて見学がスタートします。
当時はこの傾斜面にレールを敷いてトロッコで生活物資や資材の揚げ降ろしをしていたそう。今は階段がつくられ、段数は220段。 -
階段を降りたところには広場が。
最盛期には約3800人が暮らしていたそうで、銅山関連施設だけでなく、学校・病院・娯楽場・配給所などの生活関連施設が全て整っていたんだそう。 -
広場の下に見えるのが、採掘集落の復元。
この跡地で7軒(7家族)の住居スペース。
共同炊事場、お風呂はなし。というのも、重金属を扱う地域のため、水も金属汚染されている可能性があり、遠く離れた場所から生活用水を運んでくる必要があるため、水がとても貴重だったんだそう。
一部しか屋根がないのは、せっかく復元したこの場所が台風の風の通り道だったから右端の屋根以外、全部飛ばされてしまったんだって。 -
そして、さらに進んだ広場の先には立派な石の建造物。これが貯鉱庫跡。
この角度から見た姿が「東洋のマチュピチュ」と呼ばれているみたい。
マチュピチュって、こんな感じだったっけな?
ふぅ~ん‥としか言えない。 -
でもマチュピチュかどうかの件は置いておいて、頑丈に作られたこの建造物は存在感と迫力が大!!
ガイドさんによると花崗岩の中でも、固くて上質な花崗岩を取り寄せて作ってあるので、風雨にさらされてもこれだけの姿で残っているんだそう。 -
レンガの部分も、かなりしっかりと作ってあるけれど、石の部分と違って少しずつ風化してきていて。崩れたレンガの間からススキが生えて風になびいていて。
力強さと儚さが同居していて、何とも言えない感情に。 -
マチュピチュというより、まるで「天空の城ラピュタ」の世界。
このレンガの奥からロボット兵が出てきそう。 -
駐車場近くにある、こちらの赤レンガ造りの建屋は、明治期は配電所、大正期は林業課事務所、その後は保安本部として活用されていた場所。
銅山が閉鎖されるとき、山火事の原因とならないよう、木造の建造物は全て破壊されたけれど、レンガ造のこの建物は燃える可能性がないことから唯一残されたという貴重な建造物。 -
同じく駐車場の近くには「東平歴史資料館」もあります。
こちらは観光資源として新たにつくられた施設。 -
鉱山の町として賑わっていた頃の写真や、ジオラマでの人々の生活の様子、採掘時に使われていた道具のレプリカなどが展示。
ツアーの限られた時間では、この資料館をじっくり見る時間がないのが少し残念。 -
東平ゾーンに約1時間滞在し、またバスに乗って端出場ゾーンに帰ります。これにてツアーは終了。
下山した後は端出場ゾーンを見学に。 -
チケットを購入して、観光坑道に向かうトロッコ列車に乗車します。
トロッコ乗車と坑道内見学料で1300円。
時速10kmでゆっくり走る鉱山観光列車。乗車時間は約5分です。 -
乗車するとすぐにトンネルへ。
このトンネルは当時のままのレンガ造り。 -
端出場坑道の入り口がこちら。
この観光坑道は旧火薬庫を利用したもの。坑道内は約333m。 -
槌とノミを使用して採掘していた江戸時代の様子を表す「江戸ゾーン」からはじまり、ダイナマイトやクレーンを使うようになった明治・昭和時代の様子を表す「近代ゾーン」へ、人々の様子や道具の移り変わりの様子が学べます。
本物の坑道だから、時々岩肌から水滴がポタッと落ちてきます。その水滴がとても冷たくて。臆病な私はその都度ゾワっと。かなり怯えながらの見学、内容は半分ほどしか入ってきてないです‥。 -
坑道を見学し、出口を出た先の山側には煉瓦水路が。
これは、有害な鉱毒水を浄化処理施設まで流した鉱害防止の努力の跡。ひっそりだけど、しっかり残っています。 -
再びトロッコに乗って戻ります。
遊歩道もあるけれど、工事中のためしばらく通行止めになっています。 -
駐車場に戻る前に、本館に展示してある金鉱石を見に。
重さ2トンのこの石、2012年の時価で2642万円だって!!今はさらにすごい金額‥。 -
マイントピア別子は17時営業終了。
夕日を見ながら松山方面へ移動します。松山市内へは車で約1時間。 -
宿泊先の「ホテルマイステイズ松山」にチェックイン。
以前松山を訪れた時、通りがかりに、併設するレストランが賑わっているのを見ていいなと思っていたホテル。
ワイン樽がずらっと並んだお店のテラス席で外国人がワイングラスを片手にゆったり過ごしていて。オシャレだな~って。ホテルマイステイズ松山 宿・ホテル
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お部屋はスタンダードダブル キャッスルビューのカテゴリー。広さは17.12㎡。清潔だけど年季の入ったお部屋でユニットバス。
レストランをきっかけに選んだホテルだけど、詰めが甘くて、この日はレストラン貸切営業日。
残念だけど、仕方ないので市内に繰り出そー!! -
夕食は、ホテルからとほ15分ぐらいの、食べログで評価が良かった「和食みよし」へ当日予約でうかがいます。寡黙な店主が営む静かなお店。
店主の雰囲気ピッタリな真面目に調理された日本料理。 -
静かに和食をいただいて、何だか盛り上がりに欠けると思いながら、松山市内を歩いていたら、突如賑やかな音楽が聞こえてくるお店が!
「pepps on the table」はエジプト料理が食べられるお店。この日はライブイベント開催中!pepps on the table グルメ・レストラン
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このお店の一押しはエジプト料理の「コシャリ」。(画像左上)
コシャリとは米にマカロニ、レンズ豆、ヒヨコ豆を混ぜたものにトマトソースをかけ、さらに揚げたタマネギをトッピングした料理とのこと。
酢のような「ダッア」と唐辛子ソースの「シャッタ」をかけて味変しながら食べます。
マカロニ抜きで作ってもらったけど、やみつきになりそうな程よいクセとスパイシー感。陽気な音楽と共に楽しい気分で一日目を終えることができました。 -
翌朝。
ホテルの部屋からの松山城。キャッスルビュー♪
とっても近いけれど、今日は松山城には行きません。 -
向かうは日本三大カルストのひとつ「四国カルスト」。
松山市内から車で約2時間と、それ程時間はかかりませんが‥ -
とにかく狭い山道。ずんずん上がっていきます。440号線はいわゆる〝酷道〟ってやつです。
高度の上昇も半端ではないので、車内で飲んでいた、お茶のペットボトルが、ベコッと凹みます。
飛行機でなるやつ!! -
対向車と道を譲り合いながら、やっと到着。
標高1,400mの「姫鶴平」は四国カルストの中央に位置する観光拠点。 -
ふもとは燦々と太陽が照っていて、半袖でも全く問題ない気温だったのに、山頂は曇り空。
そして寒いー!!
念のため薄手の羽織物を持っていたけど間に合わない。薄手のダウンを着ている人もいるぐらい。 -
駐車場もあるけれど、路駐もオッケーみたいで、結構な車の数。大型バイクの人もいっぱいです。
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姫鶴平は、キャンプ場としても有名な場所で、そのキャンプ場の拠点となるのがこちらの「姫鶴荘」。
この周辺でトイレを利用できるのはこちら一箇所だから、休日のデパート級に並んでいました。姫鶴荘 宿・ホテル
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お食事は姫鶴荘ではBBQができるし、キャンプ場にキッチンカーがたくさん出店しているので困ることはありません。コーヒーやスイーツ、本格ウインナーやラーメンまで。
キッチンカーの大きな車もあの酷道を登って来るんだね‥運転技術すごいな。五段高原姫鶴平キャンプ場 キャンプ場
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展望台から見たカルスト地形の景色がこちら。
実際この景色を見た時は、わぁー!って思ったはずだけど、こうして写真で振り返ってみるとその感覚は蘇らなくて。
パッと見で、変わった地形を感じられる秋吉台に比べて、規模が広すぎるから、見所がわからないという感じかな‥。 -
とはいえ、雲が切れて光が差してくると、のどかな草原風景が一気に明るく美しくなって。
大草原の間を通る一本道は、まさに絶景ドライブルート!!
この一本道の風景は「日本百名道」に選定されています。 -
私たちは、その一本道を愛媛方面から入り高知方面へ進んでいきます。
途中、停車できるスペースもちょこちょこあるから思い思いにドライブできます。
この写真は少し進んだところから、姫鶴平の全体を見たところ。
〝日本のスイス〟は一体どの辺りだろう‥謎。
〝東洋のマチュピチュ〟よりもさらに謎‥。 -
牛もたくさん至近距離に。
どんなに人が近くに来ても、我関せずで草をもぐもぐ。 -
四国カルスト東端にあるのが「天狗高原」。
この建物は3つ星ホテル「星ふるヴィレッジTENGU」。満点の星空を楽しめるホテルとして予約困難な施設。
宿泊しなくてもランチ利用できるので、BBQやキッチンカーでの軽食じゃなくてしっかりお食事したい時に選ぶと◎星ふるヴィレッジTENGU 宿・ホテル
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天狗高原を突き抜けて高知方面へ。仁淀川に添ったドライブルートです。美しい仁淀川の景色は見えるけれど、こちら側もやっぱり酷道。
そして、このほとんどの道のりでスマホの電波がアンテナゼロ。Googleマップも開かないから、車のナビだけ信じて大丈夫かと不安になりつつ進みます。 -
1時間30分ほど走り高知県佐川町へ。目的地は「佐川地質館」。
佐川盆地や高知県内の地質・地形をはじめ、地球や生命の歴史も学べる施設。料金は300円。佐川地質館 美術館・博物館
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高知県佐川町は、古生代から中生代の化石の宝庫として知られている場所。
ドイツ人の地質学者エドムント・ナウマン博士が地質を調査して以来、日本の地質学発祥の地といわれるようになったそう。
数多くの化石や鉱石の展示だけでなく、地質変動の様子が分かりやすい、動く大陸プレートや年表など大人でも見応え抜群。 -
もちろん、四国カルストの説明も。
私たちのように現地を訪れてから、こちらで勉強しても、こちらで勉強してからあの景色を見に行ってもどっちでも◎ -
中庭には、約2億2千万年前の地層から運んできた土が置かれ、その中から二枚貝の化石採集ができます。
見つけた人は持ち帰りOK!
こんな施設に、娘たちが小さい頃に連れて来ていたら嬉々として化石探しをしただろうなぁ。こじんまりだけどかなり充実した博物館でした。 -
せっかく高知に来たのに鰹を食べていない!!
という事で、最後は地質館の近くにある「和田鮮魚店」さんへ。地元の鮮魚を刺身や寿司にして販売されています。
新鮮な鰹は、タタキでも刺身でも、分厚めの生ニンニクが添えられていて、これぞ高知の鰹~♪ と満喫できます。海苔巻の中の刺身も太切りで食べ応え抜群な上リーズナブル。
持ち帰り用に氷もたくさんもらえるので、テイクアウトして夕食に。辛口の日本酒と相性抜群です。
旅の締めくくりはやっぱり美味しいもので☆
おしまい。
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