後期高齢者間近でも台北一人旅は楽しい　1日目（3泊4日）

2024/10/01 - 2024/10/04

帰国日に74歳の誕生日を迎えて後期高齢者まで目前となりました。それでも一人旅の気ままさに惹かれて、格安チケットを入手した。妻と娘に重要事項を整理したUSBを渡して旅に出ます。
台北は人に優しい、食べ物も合う。公共交通機関は便利だし、手軽なYoubike（レンタサイクル）もある。
年寄りよ書を捨てて町に出よう。
最後に費用の概算明細を公開します。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
• 航空会社: スクート
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝最寄り駅の小田急「経堂」駅に行ったら人身事故で止まっている、家人に車で京王線「桜上水」駅に送ってもらう。
新宿・京王百貨店前から成田に向かいます。予定よりも40分も早いバスに乗れました。

新宿西口駅 駅

成田に早く着いたので朝食を食べる。
なかなか適当なものがなくて、第１ターミナル３階の展望台のほうまで行きました。
この後、コンビニでおにぎりを1個買う。

成田空港第1ターミナル 空港

11時になったのでカウンターに行くと、少し列が出来ている。
予めWebチェックインはすませてあるので、列はスルーしてキオスク端末で手荷物タグを印刷すれば列に並ばないで済みます。

成田空港第1ターミナル 空港

これは日本でWebチェックインをして搭乗券をダウンロードしたものです。
注意書きで、モバイル搭乗券は目的地では利用できませんとの事。
キオスクに入力したら、カウンターまで来てくださいというペーパーが出てきました。

結局さっきの列に並んでいたら、係りの人が端末から出てきたペーパー（カウンターに行け、って書いてある）を見て、こちらへどうぞと言われた。
そこで簡単に手荷物の重さをチェックされて直ぐにタグをくれた。
これで検査に行けます。
日本から搭乗する時はWebチェックインして搭乗券をスマホにダウンロードしても、空港でカウンターに行って紙の搭乗券をもらうのか（ちょっと納得いかないけど）。

成田空港第1ターミナル 空港

今回の荷物はこれだけです。スーツケースの大きさはScootの規定よりは一回り小さい。
重さは８Kg弱でした。ほとんどのLCCが７Kgまでなのですが、ScootとTigerは10Kgなので助かります。

成田空港第1ターミナル 空港

ゲートに行ったら来てました。
Scootは初めてです。機内の様子を事前にネットで調べてきたのですが・・・実際はどんな感じでしょうか。

成田空港第1ターミナル 空港

定刻に飛びそうな感じ。
搭乗は12時10分からです。優先搭乗から始まりZONE別に搭乗していきます。
今日は２３Cです。

成田空港第1ターミナル 空港

今日の機材はB７８７ドリームライナー。中距離用の双発エンジン搭載です。
昨年（2023年11月）にシンガポール航空に20基を納入して、2013年のANA初納入から通算1,000機が製造・納入されてます。
足元は、こんな感じです。小柄（160cm）な私には問題ありません。
ここだと座席指定は900円ですが足が延ばせるスーパーシートやストレッチシートだと2000円以上の料金です。最高で2,400円。
不安だったエアコンの温度は日本の会社よりは低いけど、我慢できないほどではなかった。
それでも長袖はあったほうが良いと思います。私はTシャツ、半袖シャツ、長袖カーディガン（ユニクロ）です。
非常用にカイロも用意してましたが使いませんでした。

成田の出発時に空港混雑で30分遅れ、桃園空港に着いたのも30分遅れ。
入国審査は空いていてサクッと出てきて、まずは抽選。外れました。
ATMで現金を引き出してからMRT空港線の乗り場に向かいます。

桃園空港第1ターミナル駅 駅

まず空港線で三重駅まで行きます。
そこでMRT中和新蘆線（ちゅうわしんろせん）に乗りかえて民権西路駅で下車してホテルに向かいます。
この方が台北駅まで行くよりも乗り換えで歩く距離が格段に短いです。
ただ、三重駅は各駅停車しか停車しませんので、急行で台北駅に行くよりも時間がかかります。
MRTの博愛座（優先席）は、このように健常者は座らないことが多いです。
日本の優先席は、譲るべき乗客が来たら席を譲るという感じとは、前提が違うようです。
私も白髪の老人ですが、ファッション（短パンとTシャツ、サコッシュ）のせいか老人には見えないようで、席を譲って貰うことは少ないです。
たまに女子高生なんかが席を譲ってくれるとジーンと来ます。

三重駅 駅

民権西路駅で下車、徒歩数分でホテルに着きました。
向かい側の通りからホテルの全景を見ます。
細長い感じですが、実は奥の方は模擬側のビルの後ろの方まであります。

ホテルサンルート台北 ホテル

セミダブル、枕2個（柔らかいのと固いのが2種類は有難い）にテーブルと椅子もあります。
一人では充分すぎる。広さは１７㎡と書いてありました。

ホテルサンルート台北 ホテル

デスクも狭いながらもあります。デスクの下には冷蔵庫と電気ポットもあります。
ペットボトルの水は、毎日2個ありました。

ホテルサンルート台北 ホテル

ベッドの横には1個コンセント（アウトレット）があるので寝ながら充電できます。
USB端子は有りませんでした。

ホテルサンルート台北 ホテル

日本のビジネスホテルをほうふつさせます。
ウォッシュレット付きは、このクラスであるのはうれしいです、もちろんトイレットペーパーも流せます。
お湯の勢いも問題ないです。
シャンプー、リンスが日本製かな。ごわごわしないで使いやすかったので、持参したシャンプー、リンスは使わずに済みました。

ホテルサンルート台北 ホテル

中山駅近くの福大蒸餃館に蒸し餃子を食べに行きます。
新生三越の駐車場入口の道を入って、次の通りを左に曲がると直ぐにあります。
行列が出来ているの分かりやすい。
今日は雨模様なのでいつもよりは短い列で、15分位で順番が来ました。
福大蒸餃館

店頭には日本語メニューが貼ってあります。
先に進むと、そこにもメニューが置いてあるのでこれは事前に見ておくだけで大丈夫。
まずは注文します、そして先払い（現金）です。
ポストイットのメモをくれます、これが注文書です。私はカウンターの壁に貼っておきました。

ここで必ず頼むのが、蒸し餃子。
おおぶりの餃子が8個、110ドル。
タレは自分で取りに行きます。紙の小皿に自分でタレを作ります。
醤油、お酢、辛いやつを入れて調整します。
お箸とレンゲ（紙製）も忘れずに。
お約束の旨さ、台北に来たって感じです。
月曜日が定休日です。

玉子スープは少し遅れて持ってきてくれました。
これで全てです。
スープもたっぷりでアツアツで美味しい。酸辣湯も美味しいです。
私は貰った注文メモのポストイットを壁に貼っておきます。
最初にこの店に来た時にカウンターで注文して全部来ると、店員が壁にポストイットを貼って、帰りにこれをもってレジで支払え、と言われました。
今は先払いシステムに変わりましたね。
１５５ドルのお支払い、大満足。

蒸し餃子を食べたら豆花を食べに行きます。
中山駅から地下街で雙連まで歩いて榕美樹館まで行くと、台風なので15時閉店の紙が貼ってありました。
そこで近くの（徒歩10分以内）の杉味豆花に行きます。
こちらは営業してました。良かった。

杉味豆花 (民生西路店) スイーツ

トッピングは紅豆（あずき）と芋です。
器からあふれるまで入れてくれのが嬉しい。
ほんのりとした甘さ、今日は暑かったので氷を入れたので冷たくて気持ち良い。
懐かしい味です。
60ドル。
ここからは１駅なので、腹減らしに歩いてホテルまで帰りました。
台風の影響でしょうか、いくつかのお店が閉まっています。
明日からが少し心配です。

杉味豆花 (民生西路店) スイーツ