
2024/10/05 - 2024/10/06
30位(同エリア444件中)
yameさん
この旅行記スケジュールを元に
中国国慶節7連休、突如の企画で上海から新幹線で約30分の嘉興に行くことに。
嘉興には今年5月に来ていますが、その時は街の観光処は大方回っているので、今回は月河歴史街区内にあるホテルに宿泊し観光は水郷古鎮のみ。
そもそも嘉興に決めたのは古鎮内にあるホテル「嘉興月河客桟」が連休中なのに安い価格だったから。
安いのには訳が有るのかも?と思いながらも来た次第。
嘉興月河客桟:ツインルーム朝食付き 427元 アップグレード含む
新幹線:上海⇔嘉興南 片道@38元/人
為替レート:1元=約20円
上海在住者です
投稿日:2024年10月19日
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10月5日(土) 国慶節
上海虹橋駅
国慶節の7連休中ですけど、意外と混雑はしていません。
本当に混雑する時はこの大ホール床が見えない状況です。上海虹橋駅 駅
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10:03発 G1501 南寧東行
外国人のパスポート読み取り機がある改札口が、高齢者等の優先入場口と同じなため、我々も一般より先に改札を通過できました。数多く中国新幹線に乗車していますがこんな経験は初めて。
その関係で該当号車には一番乗りでまだ誰も居ません。
乗車時間は約30分弱ですが、最高速度は296Km/hだったと思います。
スピードも時間も速いです。 -
10:30 嘉興南駅
定刻通りに到着し、新幹線駅直結のトラムに乗車します。
スマホのアリペイ公共交通機関アプリが自動で嘉興に変わっていて、QRコードをかざし乗車。距離に関係なく一律2元。
10数年前の中国と変わり、車掌が居ない車内では自己決裁での信用取引。何割の方がタッチしているのかしていないのか?嘉興南駅 駅
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11:15 中山東路・建国南路
トラムはゆっくりなので約40分くらい乗車したでしょうか。 -
11:35 ホテル入口?
新幹線降車時はまだ降ってはいませんでしたけど、トラムに乗車中に小雨が降ってきました。大した雨ではないので問題ありませんが、約20分で携帯地図アプリ上で指示されたホテル入口に到着。 -
観光図上の左下紫矢印の方向がトラムの駅。
水色矢印が水郷古鎮の正面入口、緑矢印が立派な太鼓橋を渡っての入口、オレンジ矢印が古鎮内からのホテル連絡通路。
赤枠が今回宿泊するホテルエリアで赤矢印がホテル正面玄関です。
そして今回よく分からずトラム駅から歩いて来たところが黄色の矢印。
黄色の矢印の門をくぐると柵があり施錠されています。仕方なくその前にあるカフェにホテルの入口を尋ねると、柵の鍵を開けてくれ「そのまま進め」とのご指示。
そのままホテル玄関へ行けました。 -
嘉興月河客桟 11:40
「〇〇客桟」と言うと、日本的には民宿や安宿をイメージするものかと勝手に思っていました。
しかしこちらの客桟は立派なホテルでした。
それにしては宿泊費は高くないな~ -
ロビーも立派で中庭も綺麗な水景です。
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フロントも立派でバックの大型モニターも古き水郷の街の動画が映ります。
中国では12時頃になると大抵はチェックイン出来るものなのですけど、今回は部屋のアップグレードをしてくれるとの提案があり、そのためには部屋の準備に少し時間がかかるとの事。
アップグレードの理由の一つに、近隣のミュージックバーの夜間騒音を回避するためでしたので、当然アップグレードを選択します。
荷物だけ預け暫し散策へ出かけます。 -
ホテル側からの古鎮への入口です。
5月に来た時には壁に絡まる蔦みたいのが青々していましたが、季節と共に枯れ始めています。 -
嘉興月河歴史街区
水郷の良い雰囲気です。嘉興月河歴史街区 観光名所
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雨の水郷も悪くはありません。
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イチオシ
12:15 粽のランチ
ホテルの部屋が準備出来たら電話をもらうことになっていましたが、しばらく時間がかかりそうなのでランチにします。
ここも前回来たお店なので勝手は分かっています。ビールはありません。
オーダーを奥様に任せ私はビールの買出しに古鎮の外のスーパーへ。
2種の粽と簡単なおかずを3品。
74元+ビール7元×2本 -
嘉興月河歴史街区で一番大きな石橋です。
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京杭運河
世界遺産京杭運河の一部の運河だそうです。
細い水路の水郷も良い雰囲気ですが、大きな運河の風情もまた良いです。 -
ちょっと大き目な運河に沿って中国茶のカフェが並びます。
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急須のお茶と茶菓子や果物がセットになったものを注文し、ポットのお湯をつぎ足しながら何時間も居続ける感じのお店です。
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前回は気づきませんでしたけど古鎮の西端に花鳥市場がありました。
花屋さんを中心に小型の鑑賞用の鳥と、同じく観賞用の金魚などの魚類を売るお店です。
古鎮内で生花の束を持つ女性がやけに多いので前回気になっていました。
その時は花を持っての古鎮巡りがブームなのかと思っていましたが、単に花市場があったのですね。 -
細い水路の橋は平石を渡しただけみたいなものもあります。
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細い路地も味があります。
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イチオシ
屋根の形も水郷ならでは。
これは徳島県美馬市に多く残る防火延焼防止のための壁「うだつ」と同じ目的なのか?
「うだつが上がらない」の語源との解釈もある。 -
14:00 ホテルから準備完了の連絡がありチェックイン。
フロントがあるメイン棟ではなく、渡り廊下で繋がる細い水路に囲まれた地区にある別棟です。
部屋は割と広く綺麗です。 -
シャワーブースのみですけどバスルームも問題なし。
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冷蔵庫はありましたけど、温度設定を最大にしてもまったく冷えず。
音はしているので電源は入っているはず。 -
部屋の窓からの景色。
水路を挟んだ向かいも宿泊棟です。下段写真の平面配置図の赤丸が本日の宿泊部屋。 -
古鎮内を再度散策。
この茶館でお茶にすることに。 -
霧状の雨でちょっと風もあり肌寒いですけど、テラス席に陣取ることにします。
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茶菓子や果物が付いた豪華セットはやめて、中国紅茶と殻付きピーナッツを単品でオーダー。
今一つ 98元
ランチの粽屋でテイクアウトした月餅も一緒に食べる。@5元×2個 -
ホテルへ戻り敷地内を見学します。
敷地内といっても柵や塀がある訳では無く、古鎮内に一体となって存在します。 -
上段写真の水路右側奥が本日の部屋です。
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フロントロビー側から見る中庭
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イチオシ
反対側からロビー方向の風景。
良い感じの演出です。 -
18:00過ぎ 夕食処を探しに古鎮内を散策。
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レストランは多くあり直ぐに入れそうな店もありますが、何か今一つな感じがします。
その一方、多くの待ち客がある店も数店ありますが「2時間待ちです」考える余地のない店もあります。
どこにしようか外観や客入り状況、メニューを見ながら雨の中をさまよいます。 -
五味堂
決め手は特にありませんが地元的でもあり、色々なものがありそうなこの店にすることに。 -
席に着く前に食材や料理の完成品が並ぶエリアに行き、それらを見ながらスタッフへ注文をしていきます。
海老や蟹や各種海鮮類などの水槽もありますけど、それらは頼まず完成品の皿を見ながら決めます。 -
店の軒先に待ち客が行列するほどは無いものの、古典的な雰囲気の店内は空いた席には直ぐ次の客が来るくらい繁盛しています。
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高山竹林鶏(何の鶏?)の旨煮みたいなもの、大きい田螺の肉詰め、大腸と鴨の血豆腐、春菊のニンニク炒め。
2人では食べきれないので品数は多くは頼めません。メイン的な料理は無いもののどれも美味しく頂きました。
ビール2本含め267元
20:00前に店を出ます。 -
イチオシ
月河歴史街区にちなんでか、橋のライトアップが三日月に見えてきます。
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イチオシ
ベトナム・ホイアン風
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昼の景色が良い所は、夜も綺麗なのは当たり前なのか。
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一昔前と違い、緑やオレンジ、紫などの着色はしないほど良いライトアップです。
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ホテル近くのミュージックバーエリアを散策します。
昼間は総ての店は開店していませんでしたけど、夜になると営業をしています。
この路地の両側は総て大小のバーになっています。 -
所々で大音響でセミプロ的な歌手が?歌っていますけど、通りも店内も限りなく客は居ません。
これは雨のせいなのか、大連休の真ん中のせいなのか、そもそも閑古鳥の鳴く街区なのか、よく分かりませんがガラガラです。
ただしホテルの口コミの多くで、この地区の騒音が深夜の睡眠に影響を及ぼすとの書き込みが多くあり、今晩の状況が気になります。 -
夜の水郷古鎮も良い雰囲気です。
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ホテルに戻りましょう。
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結局この部屋ではバーの騒音は気になりませんでした。
22:30 風呂上がりに冷蔵庫に入れていた冷えないワインのミニボトルと福岡土産の明太ポッキーで初日終了。 -
10月6日(日)8:45 国慶節休暇6日目
嘉興月河客桟
純中華ですけど、品数も多く十分な内容です。
各種中華と粽、中国麺、中国粥、豆乳、コーヒー。 -
粽は小さいのが1種類
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麺やビーフン、ワンタンなどは好みで注文。
卵は目玉焼きの片面及び両面焼きのみ。
お粥は2種。
どれも美味しいです。 -
全体的には割と広めの朝食会場ですけど、円卓などを朝だけ増設しているような配置で最低限の席は供給出来ている感じ。
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でももう少し早い時間だと大混雑なのかもです。
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10:30 チェックアウトはせずに、また古鎮を散策。
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本日もあいにくの雨模様。
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イチオシ
雨のせいなのか人も多くなく良い感じ。
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イチオシ
水路と石橋、そして柳、これぞ水郷古鎮。
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嘉興粽子文化博物館
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チマキに関する無料の博物館ですけど、公共のものではなく粽のお店の博物館だと思われます。
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昔は何かの施設だったのか、地元の名士の邸宅だったのか、大きな舞台付きの中庭もあります。
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粽作りの実演も。
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前回来た時と同じ笑顔の素敵な方でしたけど、実に素早く手際よく包んできます。
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昨日も来ましたが運河に架かる橋を見学。
嘉興月河歴史街区 観光名所
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カフェの客もほとんど居ません。
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水郷古鎮内は路地も含め色々な形の石畳になっています。
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水路の所々に空気を噴出し、水の浄化をしているようです。
遠目では濁った深緑色していますが、写真の水路へ降りる階段を見ると、ある程度は透明感もあります。 -
橋を渡ってホテルへ戻りましょう。
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12:00直前にチェックアウトを済ませ、ホテルレストラン内のカフェコーナーでお茶タイム。
ここは今朝の朝食会場のレストランですが、大きな円卓は片付けられゆったりしています。 -
あのホテルロビーの中庭が見渡せます。
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庭を眺めながら帰りの列車まで時間調整。
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イチオシ
カフェコーナーの女性スタッフがとても親切で、ヒマワリの種のお代わりや、小さな熟した柿を出してくれたりで、昨日の水路沿いのカフェに比べ断然良い感じでした。
総額 98元 -
14:00頃ホテルを出発し、霧雨程度の雨なので歩いてトラム駅を目指します。
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20分ちょっとでトラムの駅に到着
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つい最近ベネルクス3国へ行って感じてきましたが、街中にトラムが走る風景はとても良いです。
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トラムが到着しましたので乗車します。
大した距離ではありませんけど、交差点の信号待ちなどもあるので約40分くらいの乗車です。 -
嘉興南駅
15:50発 G7326
直前の計画だったので帰りの新幹線チケットが通しで買えませんでした。
嘉興南駅からは同じ車両でも2人別々の席で、途中の金山北駅からは車内を移動した別車両です。ここからは2人並び席ですけど、残り20分もない乗車時間ですので、通しで買えるのであれば別の席の方が楽ですね。嘉興南駅 駅
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16:28 上海虹橋駅
(写真はホーム向かいの別車両です)
中国新幹線は同じ列車でも先頭車両同士が連結している編成もあります。
この様な列車だと車両の移動が出来ない可能性もあるので心配でしたが、今回は問題なく移動出来てほっとしました。
7連休も事前の予定は特になく「どこか行く?」で急遽決めた嘉興の「月河歴史街区」。
今年2度目の嘉興ながら十分楽しめました。
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