景谷山大聖院（横浜市港北区箕輪3）

2024/10/04 - 2024/10/04

　横浜市港北区箕輪3にある大聖院は天台宗のお寺で景谷山東観寺大聖院という。
　大聖院というのは大聖不動明王（だいしょう・ふどうみょうおう）を本尊とするお寺をいう。大聖とは「この上なく尊い」という意味である。
　寺伝では大聖院の不動明王は、平安時代に活躍した円仁（えんにん）（後の慈覚大師）が彫ったという。円仁やその弟子たちの足跡を伝える円仁ゆかりの寺院や仏像などがあり、ここ大聖院もその一つである。それ故、大同年間（806年～810年）に円仁よって建立されたとされる。その後、文永元年（1264年）に什吽法印が開山したとも伝えられている。
　その後、永享元年（1429年）に忠含（永享12年寂）が中興したという。
　江戸時代には門前の諏訪神社の神宮寺であった。
　山門横に茶室がある。
　庫裡が大きくて立派だ。
　道路沿いの長い板塀は庫裡の前に当たり、枯山水庭園がある。
（表紙写真は大聖院本堂）

エリア 港北・長津田・青葉(神奈川)

大聖院門前。

茶室。

大聖院の板塀。

大聖院掲示板。

大聖院山門。

茶室。

大聖院本堂。

手水鉢。池の中にあるのは珍しい。

手水鉢。

大聖院本堂。

大聖院境内の大木。

大聖院釈迦堂。十一面観音立像も祀られている。

大聖院本堂。

大聖院山門。

客殿。

庫裡。

藤棚。

井戸と水場。

石仏と石碑。

庫裡玄関。