ベトナム旅行2024～ハノイ1日観光→ホーチミン入り～

2024/07/19 - 2024/07/23

2024年7月に日系大手航空会社でも比較的安く行けるベトナムへ初めて行って来ました。現地3日目は夕方までハノイを観光した後、ベトナム航空を利用してホーチミンへ向かいました。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

8時前にホテルを出て朝の観光を開始。

1896年にフランス植民地政府が建てた収容施設「ホアロー刑務所」へ開館時間に合わせて訪問。当時はフランスの活動に反対するベトナム人を収容する為、使用されました。

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

ベトナム囚人が脱出の為に通ったという下水道と当時の様子が描かれた彫刻画。

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

実際に死刑の際、使用されたというフランスから輸入されたギロチン台。

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

ホアロー収容所 (ホアロー刑務所) 建造物

出場後に撮影した入り口の様子。ベトナム戦争時はアメリカ軍捕虜を収容する施設にもなっていました。

昨夜振りにトレインストリートへ。入口には警察官が居て入れそうになかった為、カフェの客引きを待ちましたが、近くの店にしか案内されず…。

ハノイ トレインストリート 散歩・街歩き

上下それぞれ1本の列車はどちらも把握していた時間に通過。先頭の牽引機はいずれも昨日見た形式と同じでした。

ハノイ トレインストリート 散歩・街歩き

ハノイ トレインストリート 散歩・街歩き

ハノイ トレインストリート 散歩・街歩き

1886年にネオ・ゴシック洋式で建てられたハノイ大聖堂。パリのノートルダム寺院をモデルにしたと言われています。

ハノイ大教会 (セントジョセフ教会) 寺院・教会

大聖堂を出た後はホテルへ戻って1時間程休憩。夕方にタンロン水上人形劇場での公演を鑑賞してからノイバイ空港へ向かう予定でしたが、最高指揮者が亡くなられた事による国葬で公演中止となった為、今後の行程をどうするか迷っていました。

ハノイ大教会 (セントジョセフ教会) 寺院・教会

チェックアウト後は歩いてすぐそこにあるブンボーナンボー店で早めの昼食を。この後は予定を変更してまずはホアンキエム湖方面へ行ってみたいと思います。

かつてはタンロン城の城下町として発展し、商業中心地であったハノイ旧市街。36の業種の組合によって支えられていた事から「ハノイ36通り」とも呼ばれ、それぞれの道には組合の名前が付けられています。

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

紅河が何度も氾濫を起こした事で出来たハノイ市民憩いの場「ホアンキエム湖」。ホアンキエムとは「還剣」を意味し、15世紀に黎利が神から授かった宝剣で中国軍を破り、大亀を通じて湖で剣を返上したという伝説に由来しています。

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

仕立て屋の方が解れていた靴を直してくれましたが、片方のみで控えて頂く事に。案の定ぼったくろうとしていましたが、10万ドン札を渡してその場を去りました。

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

湖の北側には玉山島が浮かび、寺院「玉山祠」が建っています。

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

ハノイ36通り (旧市街) 旧市街・古い町並み

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

棲旭橋を渡って玉山祠の正殿へ向かいます。

玉山祠 建造物

13世紀に元軍を撃退した陳興道と文・武・医の聖人である文昌帝君・関羽・呂祖が祀られています。

玉山祠 建造物

最大の見所は全長約2mで重さ250kgの大きさである1968年に捕獲された亀の剥製。

玉山祠 建造物

玉山祠 建造物

玉山祠 建造物

玉山祠 建造物

玉山祠 建造物

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

湖の南側にある「亀の塔」は王が宝剣を返上した場所と言われています。

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

ホアンキエム湖 滝・河川・湖

湖畔にあるリータイトー公園には李朝の初代皇帝である「リータイトー」のブロンズ像が建っています。

リータイトー公園 広場・公園

パリのオペラ・ガルニエをイメージして1911年に建てられた「ハノイ歌劇場」。次に行く場所までは距離があるので、Grabを手配する事に。

ベトナム王朝の都が置かれていた「タンロン城跡」へ。2002年に発掘され、2010年には世界文化遺産に登録されています。

タンロン遺跡 建造物

城内に入って最初の見所である「端門」。階段を上って楼閣の前へ行く事が出来ます。

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

階段に2つの龍の彫刻がある「敬天殿」。皇帝の宮殿があった場所ですが、現在は取り壊されています。

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

1967年に建てられ、ベトナム戦争時に様々な会議が行われた「D-67の家」と地下壕。

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

地下壕は爆撃にも耐えられる様、頑丈に造られました。

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

皇帝の側室やお世話役の女官達に使用された「後楼」。

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

タンロン遺跡 建造物

ホーチミン廟周辺へは西側からしか入らなかった為、遠回りする羽目に。曇り予報も出ていたのに、快晴で猛暑だった事は参りました。

蓮花台とも呼ばれている池の上に浮かぶ「一柱寺」。李太同皇帝が跡継ぎに恵まれていなかった頃、蓮花の上で子供を抱いた観音菩薩の夢を見てまもなく子供を授かったとされ、その感謝の気持ちからこの寺が建てられたと言われています。

遠回りしながらホーチミン廟や国会議事堂の付近にある「バーディン広場」に漸く到着。ホーチミン廟付近の歩道は立入禁止なので、要注意を。

バーディン広場 広場・公園

15時になり、警備員によるホーチミン廟の衛兵交代式が始まりました。

バーディン広場 広場・公園

バーディン広場 広場・公園

バーディン広場 広場・公園

バーディン広場 広場・公園

バーディン広場 広場・公園

バーディン広場 広場・公園

ベトナム全土にあった自然の素材を用いて1973年から1975年に掛けて造られたベトナム国民の父「ホー・チ・ミン」の遺体が収容されている「ホーチミン廟」。彼自身は死に際して火葬及びベトナム全土への分骨を望んでいましたが、政府によって永久保存処置を施した上で遺体が収容される事になりました。

バーディン広場 広場・公園

一柱寺周辺に戻ってから「ホーチミンの家」に行こうとしたらその先は立入禁止区域だったので、警備員に笛で注意されてしまい(入る前に引き返そうとしているところでしたが)…。迂回しないと行けなさそうだったので、施設を出てGrabを手配し、次の場所へ。

Ga Láng駅から2021年に開業したハノイメトロ2A号線に乗車。途中駅でも降りて撮影を試みましたが、ホーム上の係員による監視が厳しめで難しそうだったので、乗車前に撮影したこの1枚で我慢…。

ドンダー湖の上を走る様子。2A号線の車両は中国製となっており、フランス製車両が活躍する3号線も訪問後の8月に開業を果たしています。

終点のカットリン駅まで乗車し、徒歩で1070年に李朝第三代皇帝リー・タイントンによって建てられた「文廟」へ。「孔子」が祀られている事もあって学問に利益があるパワースポットとなっており、多くのベトナム人が合格祈願に訪れています。

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

首都がフエに移るまで官僚等の優れた人材を生み出したベトナム最古の大学「国子監」。1076年に李朝第四代皇帝リー･ニャントンによって建てられましたが、1946年の抗仏戦争で破壊された為、現在の建物は2000年に再建されたものとなっています。

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

タンロン城跡を出てからは心残りとなる場面がしばしばありましたが、最後は充実した観光を楽しめました。

文廟 (孔子廟) 寺院・教会

15分程歩いて1902年にルネッサンス洋式で建てられたハノイ駅へ到着。中央部分はベトナム戦争によって破壊された為、1976年にソビエト様式で建て替えられています。

旧市街を経由しながらハノイ駅とノイバイ空港を結ぶ86系統バスに乗車。料金は片道45,000ドンで旧市街から少し進んだ地点で料金徴収が行われます。

紅河を渡ると一気にローカルな雰囲気に様変わり。ハノイの街並みに別れを告げます。

到着時に利用したターミナル2。こちらは国際線用なので、素通りして…。

国内線用のターミナル1に到着。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

出発時刻の約2時間前にターミナルへ到着し、休憩しながら搭乗を待ちます。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

搭乗便はホーチミン行ベトナム航空265便で国際線の間合い運用となっている機材での運航なので、ランプバスに乗ってターミナル2側へ。使用機材はB787-9 VN-A866でプレミアムエコノミークラス席の装備はなく、専らアジア路線で運用されています。

ノイバイ国際空港 (HAN) 空港

イヤホンはポケット内に備えられておらず。背後の入れ物へ山積みにされていましたが、客室乗務員より配られる様なので、それまでは観光案内ビデオ等を観てみたり。

邦楽特集チャンネルは途中からの再生が出来ない仕様。邦楽アルバムはほぼ趣きの無いラインナップだったので、このチャンネルを聴いて過ごしたかったのですが…。

離陸から30分程で軽食が配られました。

自分の列にはイヤホンが配られない上に客室乗務員に依頼しても対応してくれず、時間が経ってしまったので、結局フライトマップを見て過ごす事に。モニターは途中からタッチパネルが壊れて操作に苦労しました。

15分程遅れてホーチミンに到着。折角ベトナム国内線でワイドボディ機に乗れたのにエンタメがほぼ楽しめませんでしたが、欠航となる事も多い便の様なので、飛んでくれただけでも良しとしたいです。

折り返し便がソウル行となる為にターミナル2側の駐機場に到着したので、降機後はランプバスで国内線用のターミナル1まで移動。左隣にはカタール航空の簡易塗装機が駐まっており、機外で待機している間は撮り放題でした。

タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港

Grabの乗車地点となっているターミナルより向かい側の商業施設内にあるK5番の柱へ。機内からターミナルまでバスでの移動となった上にGrabが来るまで15分程掛かった為、到着から1時間近く経って漸く空港を出発する事に。

宿泊地はベンタイン市場に程近い場所にある4ツ星ホテル「ネスタホテル サイゴン」。翌日のホーチミン1日観光に備え、1泊お世話になります。

ネスタ ホテル サイゴン ホテル