2024/09/23 - 2024/09/24
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series165さん
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世界遺産「インドの山岳鉄道群」を構成する3路線の一つ、ニルギリ山岳鉄道。インド南部に位置し、ラックレールを使用して急勾配を登るアプト式の路線です。3連休に年休を加えた4連休で乗ってきました。
マイソールをバスで朝に発ち、ウーティへ。ニルギリ山岳鉄道に乗ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- インディゴ JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
目が覚めると午前3時前、日本は6時過ぎです。二度寝。
5時過ぎに起きだして支度して宿を出ます。まだ薄暗い中を歩くと道端でチャイ屋さんが出ているので一杯。染み入るうまさです。 -
歩いてすぐの中長距離バススタンドへ。トイレへ行ったり水を買ったりしてうろうろ。職員のおじさんに聞いたら4番乗り場周辺で待ってろと言われます。
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インドにも寝台バスが走っていますが、これはNON ACと書かれています。
エアコンなしの寝台バスか・・・結構ハードモードだなぁ。。 -
6:30を過ぎてもバスは現れず。まあそんなもんだろ、と思って待つこと20分、6:50頃にウーティ行きが来ます。職員の方が「あれだ!」と教えてくれます。
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列に紛れていそいそ乗り込みます。2列+3列席のローカルバスです。
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前から2列目に座ります。エンジンが目の前にあります。日本の博物館にある古いバスがこんなレイアウトだったような気がします。
7:15に発車。車内はほぼ座席が埋まっています。 -
しばらくして橋を渡ります。あれ?横に見えるこれって・・・
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昨日鉄道博物館で知ったKabini bridgeでは?!おぉ、思いがけず訪問できてうれしい。
降りて渡ってみたいなぁ。 -
お腹減ったのでバススタンドの売店でサンドイッチとこれを買ってありました。
パクというお菓子、マイソール名物らしいです。
とても甘く、芋菓子のような味わいで美味しい。が、ちょっと量が多いです。 -
車掌さんが回ってきてチケットを売っています。ウーティまで171ルピー。500ルピー札を渡したらお釣りは後でと。左下に返金額が書いてあります。しばらくしてからちゃんと返してもらえましたよ。
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小一時間でGundlupeteへ到着、休憩があります。車いすの老婦人と若い女性が乗ってきて、若い女性と車いすはエンジンの上へ。混んできた。
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辺りが山あいになってきて、ゲートを通ります。象と虎の生息地らしく、いわゆる自然保護地域のようです。時々道に凸凹が作ってあってスピードを出せないようになっています。
危ないから途中で停まるな!という標識があってビビります。象は怖いよね、虎は言わずもがな。 -
標高が上がってきて、進行方向左側は景色がよいです。右側はあんまり。
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Gudalurでも小休止します。結構お客さんが降りてやや空き、つづら折りの山越え区間に入ります。お茶の段々畑が目に入ります。
エンジンが苦しそうな音を立てています。しばらくして登りのヘアピンカーブ途中でギアが入らなくなって停まります。
しばらくぎっちょんぎっちょんしてましたが入らず。。。あれー、これはヤバいかな、山の中でエンコは後続バスへ乗り換えてすし詰め決定コース? -
しかし、ドライバーさんと車掌さんはまたか、という感じで笑っています。対応も手慣れたもので、バックギアに入れて少し下がったと思ったらすぐ切り替えて低いギアに入った!以降はあまり変速しないで走っていました。
Naduvattamでも休憩。トイレに行っておきます。 -
チャイをいただきます。濃くて美味い!10ルピー。
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マイソールから5時間余り、12時半前に着きました、ウーティ!
涼しいですが晴れていて日差しが強い! -
小腹が減ったので、バススタンドの売店でチャイとワダ(ドーナツ)をいただきます。おぉ、ミルクを冷ます動作がかっこいい。
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ワダ美味い。素朴な植物性の風味で、病みつきになります。
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さて、まずは駅へ行ってみます。ニルギリ山岳鉄道はここウーティの街中にあるUdagamandalam駅が終点です。
駅舎が見えてきましたが工事中のようで中に入れず。脇からプラットホームへ向かいます。 -
駅名標と線路。
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蒸気機関車時代の給水設備が残っています。
雰囲気の良いプラットホームで、ベンチでくつろいでいる方がちらほら。 -
線路っ端では牛が草を食んでいます。長閑です。
ニルギリ山岳鉄道は広軌ではなく、メーターゲージで敷設されています。 -
ホームの向かい側には蒸気機関車と客車が展示されています。
残念ながら中には入れず。 -
Udagamandalamから終点のMettupalayamまで行く列車は1日1本、14:00発です。少し時間があるので街中を歩きます。
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チョコレートを扱う店舗が多い。名物のようですが、カカオが採れるようにも思えず。
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道すがらの店舗で店員さんと目が合い、昼食にします。マッシュルームビリヤニ。素朴な味わいでやや薄味なものの美味しい。毎度毎度量が多くてお腹いっぱいです。
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魚屋さん。川魚ですよね・・・海からはかなり離れていますから・・・
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駅へ戻ってコーヒーを一杯。チャイはないそうです。
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13:50過ぎ、折り返しとなる列車がやってきました!最後尾に機関車をつないだ推進運転です。
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こちらはMettupalayam方、小型のディーゼル機関車がけん引します。
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一等車は窓が大きく近代的な外観ですが、側面にたくさんドアがある古典的な構造。
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こちらは二等車、バス窓っぽい不思議な窓です。車内は簡素な座席が並んでいます。
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私が乗るのはこちらの一等車。運転台付きの最後尾です。わくわく。
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みな思い思いに記念写真。欧米系の方も目立ちます。東アジア系はあまりいません。
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座席はインド人のご家族団体が陣取る一角。進行方向向きの窓側という良席ですが、荷棚がない上に座席下の空間は周辺ご家族のスーツケースでいっぱい。リュックを抱えて座ります。
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14時過ぎ、出発!長閑な田園風景を進みます。
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車窓に映る見事な茶畑を眺めながらゆっくり走ります。
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岩山をくりぬいた、内部が覆工されていないトンネルを通ります。周辺との標高差が合って景色は抜群!
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Coonoor駅が近づいてきました。スイッチバックになっており、眼下にプラットホームが見えます。
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Coonoor駅に到着。しばらく停まります。隣の家族連れのお父さんから「エンジンチェンジだ、15分停まるよ」と教えてもらいます。
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古風な駅舎へ行ってみます。世界遺産となったことを示す誇らしげなレリーフ。
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補修中ですが素敵な石積みの駅舎があります。1897年築、127年前です。
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構内には謎の軽快な客車がいます。あれより今まで乗ってきた車両のほうが雰囲気があって良いな。
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遠く煙を上げている機関車がいます!どうやらあれが連結されるようです。
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やってきました!タンク機関車で、水槽部分からエンジン音がするので蒸気とエンジンのハイブリッド?と思われ。
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連結シーンに人だかりができています。辺りに煙の臭いが漂います。
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出発!蒸気機関車に牽かれ茶畑の丘をかすめて進みます。
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こりゃまた見事な茶畑です。高低差があって管理するのが大変そう。
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Hillgrove駅へ着きます。眼下にホームが見えてきました。
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Hillgroveではしばらく停まります。振り返って撮影。レールの間のギザギザがわかると思います。アプト式鉄道のラックレールです。これを頼りに上り下りしているわけです。
日本国内でも大井川鉄道井川線の一部区間で採用されています。古くは国鉄信越本線横川~軽井沢間が有名です。 -
みな思い思いに休憩しています。私も駅舎の売店でチャイを一杯いただきます。ジンジャーチャイです。風味が違ってこれもまた美味い。
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駅ホームにアプト式の駆動輪が。
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ここから断崖を桟橋で渡る区間が連続します。前方にはうっすら煙を上げる機関車が。登りならもっと煙が上がるのかな?
本当はチェンナイからウーティへ登るルートを考えていたのですが、どうにも登りの列車の席が取れず、逆経路となった次第。 -
アトラクションかと思うような岩山の穴に突っ込んでいく列車。
トンネルに入ると当たり前ですが煙が車内に入ってきます。うっすらなので気にもならないのですが、インド人の家族はみんな鼻をつまんでいます。 -
遠く平野を望めます。広いなぁ・・・
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橋が連続する区間が近づいてきました!石積みの橋脚が見ものです。
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沢の流れを眺めながら進みます。
ニルギリ山岳鉄道は開業から120年余りが経っており、これらの橋脚もおそらくはそのくらいの年数がたっているものと思われます。もともと堅牢なのでしょうが、地震が少ないのってすごい。 -
終点のMettupalayamが近づいてきました。アプト式は一駅手前で終了。
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Mettupalayam到着!向かい側のホームは広軌です。
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機関車です。お疲れさん!
蒸気機関車は、擬人化というか生物に見立てやすい気がします。息切れしているような音や漏れ出る蒸気など。 -
駅の手前にニルギリ山岳鉄道の博物館があるようなので行ってみます。
今乗ってきた列車が車庫に引き上げます。運転士さんが手を振ってくれます。 -
博物館。ほとんど人はいませんが入ってみます。
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開業から現在までの歩みを、写真と当時の道具の展示を絡めて簡単に説明している内容でした。
ラックレールをまたぐ台車が面白く、見入ってしまいました。 -
あれ?貨物列車が・・・あるのかな、蒸気機関車が無蓋車を引き連れて出てきました。
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さて、1時間弱の接続でCoimbatoreへ行く列車があります。窓口でチケットを買います。10ルピー。
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ホームの売店でまたチャイをいただきます。
おっさん「どこから来た?」
私「日本だよ」
おっさん「Thank Youは日本語でなんという?」
私「アリガトウというよ」
おっさん『アリガトウ』 こちらこそありがとー! -
列車がやってきました。こぎれいなコミューターです。辺りはそんなに栄えているようには見えないのですが、大勢の人が下車します。
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車内は明るく清潔、トイレまであります。チェンナイやムンバイ、コルカタのやつとは別ものです。ドアを開けっ放しで走るのは他と同じ。
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40分ほどでCoimbatore Jn.へ到着。大きな駅です。
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ご飯がてら、周辺を少し歩きます。
駅近くのセント・マイケルズ大聖堂。 -
きらびやかに電飾でライトアップされています。
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セント・マイケルズ大聖堂の斜め前にそびえるアラルミグ・コニアマン寺院。キリスト教とヒンズー教が向い合せ。
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Annapoornaさんで夕食にします。Coimbatore市内に数店舗ある南インド料理店のようです。
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ドーサとコーヒーをいただきます。でっか。
カレーは辛すぎず優しい味で美味しいです。熱々のドーサに載せて手で食べます。
毎度白くて黒い点々の混ざったドロッとしたものが付いてくるのですが、これが草の味というかなんというか、植物の味がして癖になる美味しさ。名前がわからない。。。 -
さて最後にちょっと列車でも眺めるか、と駅へ。長距離列車が停車しています。
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THREE TIER ECONOMYと書かれた車両がいます。なにこれ?中を見たら何やら近代的な寝台車です。値段は違うんだろうか?
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さて、空港へ向かいます。オートリキシャも考えましたが結構距離があるのでOlaでタクシーを呼びます。なかなか来ませんでしたが無事遭遇。
日本から来たと言ったら、何日インドに?インドは好きか?日本食はなにがうまい?と質問攻めに。 -
20分ほどでコーヤンブットゥール国際空港へ到着、400ルピーでした。
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国内線搭乗ゲート脇にAnnapoornaの支店が!21時過ぎですので既に閉まっていましたが。
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乗るのはバンガロール行きインディゴの6E5355便です。後ろのドアから搭乗。
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やや遅れ、バンガロール空港の第1ターミナルを出たのは0:30過ぎ。やばい、成田行きのJAL JL754便は定刻2:05発、1時過ぎにはチェックインを締め切っちゃう!
JALからWhatsAppで「第2ターミナルへ急いで!」「いまどこ?」とチャットが来ます。電話も来ましたが電波が悪く会話できず。チャットに「今第1ターミナル、急いで行きます」と返信しておきます。
ターミナル間の連絡バス乗り場にはいくらか人が並んでいます。早く来ないかな。 -
5分ほどで来たっ!
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煌びやかな第2ターミナルに到着!足早に中へ。
すぐに寄ってきた係員の方に「○○さんですか?」と日本語で声をかけられ、引率されてカウンターへ。無事チェックインできました。。 -
運用を開始して間もない第2ターミナルは、まだ店舗が出そろっていないところもあるのですが、免税店界隈はなかなかすごい。天井が星空です。
イミグレーションで、現パスポートにビザ印が押されていないことを咎められ、旧パスポートを出したらビザ印をなかなか発見できず係員氏が不機嫌。。
もちろん問題はありませんでした。 -
JL754便はB787-9です。
ディスカウントマイルキャンペーンで12,250マイル+3万円でした。 -
窓側のエコノミー席です。座席間隔が広くて快適。ほぼ定刻に離陸します。
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水平飛行に入ったころに軽食が配られます。フルーツとヨーグルトとパン。あまりお腹は減っていませんが有り難くいただきます。
この後熟睡。 -
日本時間の11時半過ぎに食事が配られます。ベジタリアンメニューのボロネーゼと、ノンベジのそぼろ丼から選べ、これはそぼろ丼。こちらも美味しくいただきます。
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14時前に九十九里浜を通過、定刻よりやや早く成田着。
駆け足の移動でしたが、マイソール宮殿に行けてニルギリ山岳鉄道にも乗れた満足のいく4日間でした。
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