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前売券を買ったのに急用が出来て行けなくなったからと、チケットをいただきました。「企画工芸展のテーマがポケモンとは、子どもだましか?」と少し感じながら久しぶりにMOA美術館を訪れましたが、素晴らしいものでした。<br />時間が合わず、東海道新幹線はひかり号ではなくこだまで。<br />https://youtu.be/5C3rpJwJHvY?si=27mgZOAzjsRvXT6R<br />熱海駅のバスロータリーの8番乗り場へ向かうと、朝9時過ぎだというのに長蛇の列! 若者たちは「歩いて行った方が早いんじゃね?」と言って歩いて向かい始めましたが、無茶です。かなりの標高差があるのです。企画展期間最後の日曜だったようで、私たちよりも後に到着して乗り切れないお客さんも、同時刻に増発された別のバスにちゃんと乗れていました。直線距離では近いのですが、いかにも熱海らしいかなりの急坂とカーブを、エンジンが苦しそうな音を立てつつ登って行きます・・・。<br />エントランスから宇宙につながるかのようなエスカレータを何本も乗り継ぎ、企画展の入口に到着すると、案内誘導の不手際もあって少し混乱していましたが、識別のリストバンドを着けた私たちはお蔭さまで優先入場列(ファストパス列のようなもの)につくことが出来ました。通常入場列(スタンバイ列)は、優先入場の3分の1程度の進み具合のように見えました。途中、列から外れて黄金の茶室も見学させていただけました。やはり此処に来た限りは見ておいた方が良いと思います。<br />企画工芸展は、人間国宝の方から注目の若手まで、その道を究めようとする作家さん20名の技と思いが形になった作品ばかりでした。多様な素材感も魅力でした。私が特にコレ欲しい!と思った作品(もちろん非売品ですが)は信楽焼の壺・香合・棗などでしたが、多くの来場者が取り囲んでいたのは、「森羅万象ポケモン壷」でした。500匹以上が居るそうです。突然野々村仁清作の国宝が展示されているのですが、皆さん素通りでした。こちらもお見逃し無く!<br />高台にある美術館からは海が綺麗でした。初島だけでなく大島も望めました。<br />充分大人でも満足できるレベルの作品群に感心し、帰りも急坂をエンジンブレーキをかけながら下るバスで駅まで戻りました。<br />https://youtu.be/kuZ-HSUj8Us?si=X2nkGpgbyBAysPSU<br />さて、腹拵えです。レトロで熱海人気が復活していると聞いてはいましたが、日曜の昼前、熱海駅から平和通りや仲見世通りを進んだ所にある海鮮の店は、いずれも10組以上待ちの行列でした。残暑厳しき9月では暑過ぎるので、駅ビルラスカ内の伊豆太郎さんを最終的に選びました。10組に満たない待ち状況で、待っている時も冷房が効いていて快適でした。私が注文した地魚海鮮丼は人気No.2だそうで、伊豆の地魚や近海ネタ、生しらす、生桜海老、伊東の釜揚げシラスなどを盛り込んだ仲買人の海鮮丼でした。また、家内は人気No.1という海鮮のっけ丼を注文。2枚以上あるネタを交換しつつ贅沢に楽しみました。カマスが特に美味しかったです。<br />そして、熱海に来たらやはり温泉でしょう。日帰り温泉は午後少し経たないとやっていない所も意外に多く、仲見世通りを抜けて国際医療福祉大学熱海病院の向かい側に建つKKRホテル熱海へ。徒歩5~6分といったところでしょうか。此処は昼前にオープンし、1,600円と入浴料もリーズナブルです。最上階にある大浴場からは、相模灘をほぼ180度見渡せます。自家源泉のナトリウム・カルシウム  塩化物温泉とのこと。気に入ったのはジャグジー。手前に初島へ行き交う船、奥に大島を眺めながら、いつまでも浸かっていられる心地良さでした。もちろん露天風呂も。快い海風を感じながらゆっくり出来ました。いつものごとく家内はそう簡単には出て来ないので、風呂上がりのビールは必須です。車で来なくて良かった!と思う瞬間です。<br />帰りは熱海駅まで坂道を上ることになるので、交差点近くの大学病院前バス停から路線バスで駅まで戻りました。<br />駅ビルラスカで石舟庵まんじゅうや生しらすの山椒くぎ煮ほかのお土産を買い込み、特急踊り子号で帰宅したのでした。<br />https://youtu.be/oaju_h9u7pk?si=Fv6x8-psvJp9uGGW<br />

復活の熱海 日帰り入浴旅

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2024/09/08 - 2024/09/08

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TOSHI

TOSHIさん

前売券を買ったのに急用が出来て行けなくなったからと、チケットをいただきました。「企画工芸展のテーマがポケモンとは、子どもだましか?」と少し感じながら久しぶりにMOA美術館を訪れましたが、素晴らしいものでした。
時間が合わず、東海道新幹線はひかり号ではなくこだまで。
https://youtu.be/5C3rpJwJHvY?si=27mgZOAzjsRvXT6R
熱海駅のバスロータリーの8番乗り場へ向かうと、朝9時過ぎだというのに長蛇の列! 若者たちは「歩いて行った方が早いんじゃね?」と言って歩いて向かい始めましたが、無茶です。かなりの標高差があるのです。企画展期間最後の日曜だったようで、私たちよりも後に到着して乗り切れないお客さんも、同時刻に増発された別のバスにちゃんと乗れていました。直線距離では近いのですが、いかにも熱海らしいかなりの急坂とカーブを、エンジンが苦しそうな音を立てつつ登って行きます・・・。
エントランスから宇宙につながるかのようなエスカレータを何本も乗り継ぎ、企画展の入口に到着すると、案内誘導の不手際もあって少し混乱していましたが、識別のリストバンドを着けた私たちはお蔭さまで優先入場列(ファストパス列のようなもの)につくことが出来ました。通常入場列(スタンバイ列)は、優先入場の3分の1程度の進み具合のように見えました。途中、列から外れて黄金の茶室も見学させていただけました。やはり此処に来た限りは見ておいた方が良いと思います。
企画工芸展は、人間国宝の方から注目の若手まで、その道を究めようとする作家さん20名の技と思いが形になった作品ばかりでした。多様な素材感も魅力でした。私が特にコレ欲しい!と思った作品(もちろん非売品ですが)は信楽焼の壺・香合・棗などでしたが、多くの来場者が取り囲んでいたのは、「森羅万象ポケモン壷」でした。500匹以上が居るそうです。突然野々村仁清作の国宝が展示されているのですが、皆さん素通りでした。こちらもお見逃し無く!
高台にある美術館からは海が綺麗でした。初島だけでなく大島も望めました。
充分大人でも満足できるレベルの作品群に感心し、帰りも急坂をエンジンブレーキをかけながら下るバスで駅まで戻りました。
https://youtu.be/kuZ-HSUj8Us?si=X2nkGpgbyBAysPSU
さて、腹拵えです。レトロで熱海人気が復活していると聞いてはいましたが、日曜の昼前、熱海駅から平和通りや仲見世通りを進んだ所にある海鮮の店は、いずれも10組以上待ちの行列でした。残暑厳しき9月では暑過ぎるので、駅ビルラスカ内の伊豆太郎さんを最終的に選びました。10組に満たない待ち状況で、待っている時も冷房が効いていて快適でした。私が注文した地魚海鮮丼は人気No.2だそうで、伊豆の地魚や近海ネタ、生しらす、生桜海老、伊東の釜揚げシラスなどを盛り込んだ仲買人の海鮮丼でした。また、家内は人気No.1という海鮮のっけ丼を注文。2枚以上あるネタを交換しつつ贅沢に楽しみました。カマスが特に美味しかったです。
そして、熱海に来たらやはり温泉でしょう。日帰り温泉は午後少し経たないとやっていない所も意外に多く、仲見世通りを抜けて国際医療福祉大学熱海病院の向かい側に建つKKRホテル熱海へ。徒歩5~6分といったところでしょうか。此処は昼前にオープンし、1,600円と入浴料もリーズナブルです。最上階にある大浴場からは、相模灘をほぼ180度見渡せます。自家源泉のナトリウム・カルシウム 塩化物温泉とのこと。気に入ったのはジャグジー。手前に初島へ行き交う船、奥に大島を眺めながら、いつまでも浸かっていられる心地良さでした。もちろん露天風呂も。快い海風を感じながらゆっくり出来ました。いつものごとく家内はそう簡単には出て来ないので、風呂上がりのビールは必須です。車で来なくて良かった!と思う瞬間です。
帰りは熱海駅まで坂道を上ることになるので、交差点近くの大学病院前バス停から路線バスで駅まで戻りました。
駅ビルラスカで石舟庵まんじゅうや生しらすの山椒くぎ煮ほかのお土産を買い込み、特急踊り子号で帰宅したのでした。
https://youtu.be/oaju_h9u7pk?si=Fv6x8-psvJp9uGGW

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