高速バスとレンタサイクルで観光した別所温泉一人旅(2日目)

2023/06/16 - 2023/06/17

別所温泉に宿泊してレンタサイクルで、塩田平と別所温泉を巡ります。
本日は2日目です。

エリア 別所温泉(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日は、旅館の朝ごはんからスタートです。
和の定食です。定番の味でおいしいです。

チェックアウトの後、上田駅のそばのバスの営業所で、自転車を借ります。
坂道が多い場所を走るので、電動アシスト自転車が必須です。

最初の目的地は、塩田平の溜池のなかでも有名な、舌喰池です。

舌喰池というのは、人柱になることになった若い娘が、舌を噛み切って身を投げた、という伝説に基づくもののようです。

ただ、この日の池は大変穏やかでした。

次の目的地は、中禅寺です。こちらには、重要文化財に指定されている、薬師堂があります。大変古い建物で約800年前と考えられています。

こちらは、龍光院というお寺です。こちらは、塩田北条氏の菩提寺と伝えられています。

龍光院の羅漢堂という建物です。

次に向かうのは前山寺です。前山寺は、長野県上田市にある真言宗智山派の寺院で、812年に弘法大師空海が開創しました。

境内には「未完成の完成塔」と呼ばれる国の重要文化財である三重塔があります。

こちらでは名物のくるみおはぎを楽しむこともできます。

くるみおはぎは、お寺でとれたくるみをつかったたれと、地元のお米で釣ったおはぎです。
また、梅のしそ巻きも添えられていて、味の変化を楽しむこともできます。

次の訪問地は、無言館です。
こちらは、1997年に開館した美術館です。
第二次世界大戦で戦死した画学生たちの作品や遺品が展示されています。
館内には、彼らが残した絵画、スケッチブック、手紙、写真などが展示されており、訪れる人々に戦争の悲惨さと若者たちの無念を伝えています。

ここでランチタイムとなったので、坂を下って、ガーデンカフェ花音というお店に入ります。
大通りから少し入ったところにあって、少々わかりにくいです。

ポークソテーの定食なのですが、大量に小鉢がついてきて、大変、お得なランチです。
店主の方が1人でやっているお店のようですが、味もおいしいし、雰囲気もアットホームです。

ランチを終えて、温泉街に戻ってきました。
別所温泉は、温泉街にも、お寺が多いので、順番に巡ります。

最初は、常楽寺です。

こちらは常楽寺の本堂です。こちらも茅葺屋根が特徴的です。

常楽寺本堂左側の道の上に、多宝塔と呼ばれる石造の塔が一基建っています。
常楽寺の多宝塔は、鎌倉時代の1262年に建立された石造の塔で、国の重要文化財に指定されています。
この多宝塔は、全国的にも珍しい石造多宝塔の一つとのことです

次は、安楽寺です。
安楽寺は、曹洞宗の寺院で、平安時代に円仁によって創建されたと伝えられています1。

安楽寺には、国宝に指定されている三重塔があります。
安楽寺の八角三重塔は、鎌倉時代末期の1290年代に建立されました。この塔は、日本で唯一の木造八角三重塔といわれ、大変、珍しいものだそうです。
一見、四重塔のように見えますが、現在は一番下の屋根がひさしと解釈されています。

寺院めぐりの最後は、温泉街の中心にある、北向観音です。
天長2年（825年）に慈覚大師円仁によって創建されたこの寺院は、その名の通り本堂が北を向いています。
長野市の善光寺との両方を参拝する「両詣り」が推奨されています。

本堂には、厄除け観音としても信仰を集める北向観音が祀られています。

ここまで巡って、まだ帰りの高速バスまで少し時間があったので、北向観音のそばにある、大師湯という共同浴場に行きました。
こちらは、厳選かけ流しの温泉です。

これで帰りの高速バスの時間になったので、東京に帰ります。

今回の旅行はここまでです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。