2024 山の辺の道（１）

2024/08/18 - 2024/08/19

２０２４年の夏、奈良の山の辺の道（天理から桜井）の周辺を観光して巡りました。その旅行記（１）

エリア 奈良

• 交通手段: 自家用車 徒歩

夕方過ぎ京都から天理に移動し、最初に行ったところが天理ラーメンの老舗 彩華ラーメンの本店。元々は屋台の店だったそうですが行列ができるほどの人気店で、家族連れの客が多数いました

彩華ラーメン 本店 グルメ・レストラン

これが、天理ラーメンとして知られる彩華ラーメン。ニンニクの効いたスープが癖になる味で、女性でも平気で食べられます。野菜はちょっと多めで、もう少し少なくてもいいかと

彩華ラーメン 本店 グルメ・レストラン

食後は予約していたグランヴィリオホテル奈良 ‐和蔵‐へ。ルートインホテル系のホテルなので、ビジネスホテルかと思いましたが、温泉や、食事処があるしっかりとしたホテルでした

グランヴィリオホテル奈良 ‐和蔵‐ 宿・ホテル

宿泊した部屋は別館　生駒の山のツインの部屋。眺望は隣の棟しか見えませんが、本館の部屋よりも新しく綺麗でした。また、靴を脱いでくつろげるのも良いです

グランヴィリオホテル奈良 ‐和蔵‐ 宿・ホテル

翌日、山の辺の道へ行く前に天理教の総本山 天理教教会本部に立ち寄りました。新宗教にはあまり興味はないのですが、有名な天理教の本部は西本願寺の様な大きさで驚きました

天理教教会本部(神殿) 寺・神社・教会

天理から始まる山の辺の道巡りの最初は石上神社へ。教科書でも最古の書物と習う古事記に名前が登場する日本最古の神社の一つです

石上神宮 寺・神社・教会

境内を進んで行くと、鶏が多く放し飼いされていました。見たこともない鶏（尾長鶏、烏骨鶏等）が自由に歩き回っており、びっくりしました

石上神宮 寺・神社・教会

拝殿前を取り囲むように建てられて回廊はなんとなく、春日大社の回廊ににています。しかし、古いものではなく昭和になって建てられたものです

石上神宮 寺・神社・教会

回廊は新しいため彩色が施されていますが、楼門は1318年に建てられた古いもので、重要文化財に指定されています

石上神宮 寺・神社・教会

そして、石上神宮で一番の見所が拝殿。現存最古の拝殿で石上神宮で唯一国宝に指定されている建物です

石上神宮拝殿 名所・史跡

ここから、山の辺の道は桜井の大神神社まで続きます

山の辺の道 名所・史跡

天理中学校の近くにある西山古墳。国内最大の前方後方墳（前方後円墳ではありません）で南西部には濠も残っています

西山古墳 名所・史跡

写真では分かりませんが、東側にある案内板の手前は天理大学馬術部の馬場になっていました。こちらから見るとただの草の茂った小山にしか見えません

西山古墳 名所・史跡

次に訪れたのは夜都伎神社。田んぼの奥にある森の前に石鳥居が建っています

夜都伎神社 寺・神社・教会

拝殿は珍しい茅葺の建物でその裏に朱に塗られた本殿があります。また、拝殿の前に灯籠と狛犬が鎮座しているのも珍しいです

夜都伎神社 寺・神社・教会

時間を稼ぐために少し飛ばして長岳寺へ。大門を潜り参道を進みます。参道の両脇にはつつじが植えられており、春に行くと綺麗だと思います

長岳寺 寺・神社・教会

鐘楼門は長岳寺創建時の物で日本最古の楼門で、重要文化財にしていされています。この楼門を潜ると本堂があります

長岳寺 寺・神社・教会

こちらが浄土式庭園の前に立つ本堂。この中に5体の重要文化財に指定される仏像が安置されています

長岳寺 寺・神社・教会

運慶の父 康慶の作と言われる阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩の三尊。両脇に置かれた多聞天、増長天の５体は見応えがあります

長岳寺 寺・神社・教会

長岳寺から県道を越えて西へ1km程のところには濠の中に浮かぶ前方後円墳の黒塚古墳があります。卑弥呼の鏡といわれる三角縁神獣鏡が33面出土したことで知られています

黒塚古墳 名所・史跡

黒塚古墳の脇にある公園には黒塚古墳の石室を再現し、三角縁神獣鏡（複製）を展示する天理市立黒塚古墳展示館がありましたが、月曜は休館。見られなくて残念
2024 山の辺の道（２）へ続く

天理市立黒塚古墳展示館 美術館・博物館