長崎　外海　五島　黙想の旅　その8

2024/05/25 - 2024/05/25

福江島のホテルをバスで出発し、美しい海を見ながら、まずは再宣教後、最初に献堂された常崎天主堂へ。そして楠原牢屋跡を見て、楠原教会へ、そして白亜の水の裏教会へ。そして最後は福江港からジェットフェリーで長崎に戻り、有名な大浦天主堂に行きました。

エリア 五島列島(長崎)

常崎天主堂の近くにバスは停まり、美しい海沿いを歩いて教会へ向かいます。

本当に透き通って何と美しい海でしょう！

教会の敷地に着きました。中へ入って行きます。

これが外観です。マスクをしてる方が福江島地元のカトリック信者のガイドさんです。

常崎教会の説明

中に入りましたが、撮影は禁止。資料館のようになっていて、沢山の展示物がありました。

外は写真OK、これは殉教した26人聖人のひとりヨハネ五島の殉教像です。

カトリックなので、マリア像が奥にあり、宣教師が武士に宣教してる絵もあります。

常崎に赴任したフランス人宣教師は、福音の宣教の他に、不幸な生い立ちを背負った子供達を救済するための活動もしました。

外海から多くの潜伏キリシタンが流れついた場所

本当に美しい海、、ツアーでなければもっとこの海を見ていたい、、、
でもまたバスに乗って次の場所へ向かいます。

次は、キリシタンが迫害され牢屋や閉じ込められた場所、、

その前にはマリア像。

今は、こんな平和な村ですが、ここで沢山の信者が酷い迫害が起こり牢屋に閉じ込められたのですね、今もこの島の人達はほとんどがカトリック信者ですから、そうやって殉教していった方のことをいつも忘れずに生活しているのでしょう。

そして次の楠原教会に着きました。

楠原教会の説明。信徒総出で作り上げた教会。

ポルトガルのティファマで羊飼いのところにマリアが現れた話が書いてある。

それをちなんで、マリアが羊飼いにメッセージを語ってる様子。
キリスト教では、マリアはイエスの母でメッセージは語らない、福音を語るのはイエス様なのですが、プロテスタントとカトリックの違い、興味深いですね。

それは天主堂の横にあります。さて、楠原教会を後にします。

次に来たのは、外海からの移住信徒から始まった水ノ浦教会。

和洋混合の美しい白亜の教会ですが、中の写真はNGでした。

でも裏の丘にはイエス様の苦難の十字架までの道のりの碑石の道があり、それに沿って登ると、、

最後はイエス様がいて(人類の罪の身代わりとなって十字架にかかって死なれ、復活されたイエス様の姿ですね)

その丘の上から美しい海が見えました。

周りは花も咲いていて、本当に素晴らしい景色です。

そしてまたバスで福江港へ向かいます。
バスガイドさんが自分で書いたもので節子してくれました。
潜伏キリシタンが命がけで船に乗って五島に移住して来ました。

途中で最後のランチをいただきました。
名物五島うどんあり、鯖寿司あり、デザートはこれも名物のかんころ餅。そしてお刺身はいつも美味しかった。

福江港に着くと、ここには教会の絵が入ったバラモン凧が。

さて、フェリーで長崎に戻ります。

そして最後に大浦天守堂！

ここは外国人のミサのために作られた天主堂だったが、浦上の信者が訪れ、自分達は迫害に耐えながら信仰を守り続けて来た潜伏キリシタンだと神父に伝えた事から、信徒発見の場所となった。その記念碑。

右にあるのは資料館。二十六人聖人についての資料が沢山あった。

このツアーの初日に、二十六人聖人記念館を訪れ、そして最後にここ大浦天守堂で、またその二十六聖人に触れ、このツアーが完結した気持ちになりました。本当にこの地でこんなに酷い迫害が起こり、多くのクリスチャンが殉教し、または潜伏しながら信仰を守っていた事実を初めて知り本当に感動しました。場所にメッセージがあるとはこういう事です。ただの教会巡りではなく、ちゃんと説明を聞けたこのツアーに参加して本当の良かったです。おわり。

この旅行記へのコメント （1）

• おくさん 2025/03/21 18:03:24

  楠原教会

  福江島は全ての教会を訪問しました。
  教会には五島巡礼用のスタンプが必ずあるのですが、この楠原教会だけは何処からも入ることが出来ずスタンプを貰えませんでした。余りに惜しいので隣のカトリック幼稚園まで行ってみましたが、そちらもお休みでした。
  残念～。