2024/08/01 - 2024/08/01
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たびたびさん
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二日目は、小松から松任、鶴来のコース。うち、松任と鶴来は、今回が初めてです。
その松任と鶴来は、広域合併をしてともに白山市。鶴来には2,000社以上ある白山神社の総本宮、加賀一の宮でもある白山比咩神社があって、白山信仰の聖地となっているんですね。ちなみに、白山は、立山、富士山と並ぶ日本三霊山。富山県、石川県、福井県、岐阜県の4県にまたがり、白山を水源とする九頭竜川、手取川、長良川は、その流域に多くの恵みをもたらしてきました。白山信仰の聖地としては、白山比咩神社のほかだと、福井の平泉寺白山神社や岐阜県の長滝白山神社も知られています。ただ、その筆頭はやっぱり白山比咩神社。死者のいる黄泉国へ赴いた伊弉諾尊(いざなぎのみこと)に助言した謎の女神、菊理媛神(くくりひめのかみ)を白山の神として祀ります。最寄りの駅は鶴来駅。鶴来駅からでも約3㎞も離れているのですが、バスの本数は少ないので、金劔宮や獅子吼高原を経由しての歩きにしました。なかなかの行程ですね。知らないばっかりに勢いでそうしましたが、やっぱり、普通歩きはないと思います。
白山比咩神社は、だだっ広い駐車場がまずはインパクトありでしたが、そこから向かった本殿等の建物は意外に穏やかな印象。富士山の周辺に構えるいくつかの神社と比べると思ったほどの迫力は感じない構えでした。むしろ、ちょっと荒れてはいますが、平泉寺白山神社の方が特別な神社という雰囲気はあると思います。
そんなこともあり、鶴来で一番印象に残ったのは、むしろ獅子吼高原。ゴンドラで上る金沢市と白山市に跨る標高650mの後高山の頂上からは、手取川が蛇行して流れる手取川扇状地から日本海の雄大な眺めが素晴らしい。そして、その雄大な眺めの中、複数のパラグライダーが悠々と軽々自由に舞う姿もまた一興。予想外の展開だったし、この光景は目を見張るもの。あの手取川の戦いにも思いを馳せて、深く心に刻まれたように思います。
なお、もう一方の松任の方は、戦国時代、上杉謙信、柴田勝家の勢力争いで何度も戦場となった松任城の松任城址公園に、千代女の里俳句館と中川一政記念美術館、松任ふるさと館など。特に、朝顔につるべ取られてもらひ水の加賀千代女はいいですね。表具師福増屋六兵衛の娘として生まれた一般庶民の娘が俳諧を学び、類まれなる才能を発揮。全国に加賀千代女の名をとどろかせたというのは、胸がすくような痛快さ。獅子吼高原とは違った意味で、一服の清涼剤になったような気がします。
鶴来が交通の便が悪いのにはちょっと往生しましたが、なんとか一日で予定のコースをクリア。この日のうちに無事金沢市内の宿に入りまして、翌日の金沢につながりました。まだまだ旅は続きます。
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まずは、早朝から小松の街歩きです。小松は、加賀藩二代目当主、前田利常が隠居城とした小松城の町。何度か歩いているのですが、今回はもう少し範囲を広げてみようと思います。
小松駅からすぐの小松中央通り商店街を抜けて -
本光寺は、小町の市街中心部にある山門の立派な寺。本折町築山子供歌舞伎上演の地という石碑があって、説明によれば明治34年、明治39年に上演。そして、平成13年、平成17年と上演され、見事に復活。地元に根差した文化の継承を記念する内容でした。
本折町築山子供歌舞伎上演の地 by たびたびさん本光寺 寺・神社・教会
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境内はそれなりに広いし、地域にも貢献しています。
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これは、兎橋神社。
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加賀国の初代国府、能美郡菟橋郷に鎮座し、
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イチオシ
それ以来加賀国守護のお社とされる創建1300年の延喜式内社です。
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境内には兎橋神社の兎にちなんで、カラフルな兎の置物。
兎橋神社 寺・神社・教会
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こんなのありましたっけ?
今の時期だけのような気もしますが、ちょっと不明です。 -
小松市街の北を目指して、これは途中の芦城公園。
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イチオシ
これこそ、加賀藩三代目藩主前田利常が隠居としていた小松城の三の丸跡地に作られた公園。大名庭園らしい美しさを備えています。
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ちなみに、小松城は、本来、一国一城令もあって、隠居のための城など認められないことだったのですが、特別な計らいで出来たもの。小松は、加賀藩にあって、小松城があったため、城下町としての基礎ができました。
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どんどん進んで、これは葭島神社。創建は1614年(寛永19年)。前田利常が小松城中の葭島に護摩堂である五穀寺を建てたのが始まり。
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その後、現在地に移りますが、それも前田利常によるものです。
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赤瓦の社殿がなかなか美しい。艶々と輝いていました。
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イチオシ
さらに北に向かって、今度は小松天満宮。
創建は1657年(明暦3年)。 -
これも前田利常が金沢城の鬼門線上にあったこの地に前田家の氏神、菅原道真を祀ったのが始まり。
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京都の北野天満宮を4分の1に縮尺して建てられたということです。
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また、松尾芭蕉が「あかあかと日はつれなくも秋の風」の句を詠んだのもここに巡行した際のものとか。
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参道が境内の外塀をぐるりと回って進む構造。ちょっと変わっています。
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ここからは、また小松の中心部に帰りつつ。
来生寺は、室町中期に開創された天台宗の寺でしたが、現在は浄土真宗。寺らしからぬ構えですが、この門は、明治5年の小松城取り壊しの際に城内の鰻橋御門を移築したもの。堂々とした長屋門で小松城の数少ない遺構として貴重なものです。 -
土居原1号公園には、かつて、大阪と青森間を走っていた日本海白鳥の列車が展示保存されていました。
この列車は走行距離1052.9km。昼行の特急列車としては日本一の走行距離を有する列車。2001年のダイヤ改正で廃止されて、ここに来たということでしょう。 -
もうほとんど中心部に戻ってきました。
本蓮寺は、小松市街にある浄土真宗の寺。ピンクの塀に白い線が五本入った赤筋壁の塀が変わっています。格式を表すものですが、 -
つまり、明治11年、当寺が明治天皇が小松へお立ち寄りの際の行在所(宿泊所)となることで、行在所の慣例に従って設置された塀なのだとか。
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また、行在所もそのまま保存されているようです。
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さて、まだ朝飯を食べていないので。
小松駅に比較的近くて、早朝から開いているパン屋さんを探したら、ククーのパンがヒットしたので訪ねました。昔ながらの小さなパン屋さん。 -
何の変哲もないパン屋さんかと思ったのですが、ウインナーのパンはウインナーがけっこう上質だし、クルミパンはこれ以上ないくらい大量のクルミが入っていてちょっとびっくり。なにげにすごいパン屋さんでした。
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再び散策を続けます。
小松市立空とこども絵本館は、昭和6年、小松警察署として建てられた歴史的な建物です。茶色一色のレンガ造りの外観は胸がすくような思い切りがいいデザインですね。 -
白い近代的なデザインのもう一棟もあって、
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今の役割、絵本の図書館のスタッフがたくさんいらっしゃいました。
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さらに戻りますよ~
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ジャパン九谷のふるさと松雲堂は、小松駅からもほど近い小松市街の中心部。古い町家が並んだ一軒がこれ。明治九谷の第一人者で、人材育成に尽くした松本佐平こと松雲堂左瓶にちなんで整備されたこまつの文化活動発信の拠点。この建物は昭和7年の築。昭和初期の小松の町家形式。窯場も残されています。ただ、開くのは日曜日とかに限られるようです。
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そして、こまつ曳山交流館みよっさは、小松駅からでもすぐの小松駅西地区。
本光寺でも触れましたが、小松の町衆文化の代表、曳山子供歌舞伎の伝統を伝える博物館です。 -
イチオシ
中に入ると立派な曳山。
曳山子供歌舞伎は250年以上の歴史があり、豪華絢爛な曳山は、舞台を備えた本格的なもの。 -
5月に行われる莵橋神社と本折日吉神社の春季例大祭「お旅まつり」で披露されるのですが、
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女の子だけで演じられるのも大きな特徴。
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戦時中の名残りのようなことだそうで、
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スタッフの方が丁寧に説明してくれました。
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ところで、小松駅は、令和6年3月、北陸新幹線が敦賀駅まで延伸されたことで、新幹線駅となり、かなり整備されています。
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この小松駅観光情報センターもそれに合わせて整備されたものでしょう。小松駅の構内にあってとてもきれいな施設なのですが、ただ、ちょっと奥まった場所。もしかすると見つけにくいかもしれません。
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ただ、その続きに小松土産店というショップがあって。
びっくりするくらい洗練された陳列がすばらしい。小松駅の必見ポイントになっていると思います。 -
イチオシ
小松駅の東口の方を出て、
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これは、サイエンスヒルズこまつひととものづくり科学館。小松駅から近いことは近いのですが、微妙な距離ではありますね。
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地元の企業、小松製作所がバックアップしている施設だと思いますが、建物全体を覆う緑の丘の屋根や明るい館内の雰囲気とか。
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奇抜なデザインの外観もまずは大きな見どころだと思います。
小松はここで終わり。 -
小松から松任に移動します。
松任城址公園は、松任駅の南側。歩いて本当にすぐですね。 -
松任城は、平安時代末期、加賀守護職富樫氏の一族、松任範光が築いたとされる城。後に、北加賀一向衆の中心的前線基地となりますが、上杉謙信を経て柴田勝家が落とし織田方の城となると城下町の整備も進められ、加賀藩二代藩主の前田利長も一時居城に。
ここは本丸跡地 by たびたびさん松任城址公園 名所・史跡
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さほど広い公園ではないのですが、ここは本丸跡地。緑の多い公園となっています。
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ここからいくつか訪ねますが、すべて松任駅のそばなのでありがたいですね。
白山市立博物館は、 -
松任城跡遺跡出土品や荘園遺跡として初めて国史跡に指定された東大寺領横江荘遺跡ほかの考古学の分野から、刀剣の人間国宝、隅谷正峯の作品など。
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そして、どうしてここに展示されているのかは不明ですが、特に目を引いたのは法隆寺金堂の壁画。赤外線写真で撮影された原寸大の写真12面が展示されていてなかなか圧巻です。
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聖興寺は、松任四ヶ寺のひとつ。創建は、明応4年(1495年)。在地領主であった徳光弥二郎政明が、蓮如上人に帰依し徳光寺を建立したのが始まりです。ぐるりを厳めしい塀が囲んで大寺の風格。
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加賀の千代女の辞世の句「月も見て 我はこの世を かしく哉」を刻んだ千代尼塚があることでも知られます。
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境内の緑がきれいでした。
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松任駅の方に戻って。
これは、千代女の里俳句館。 -
冒頭に触れましたが、「朝顔やつるべとられてもらひ水」の句で知られる江戸時代の女流俳人、加賀の千代女を記念する博物館。
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元禄16年(1703年)、加賀国松任の表具師の娘として生まれ、17才の頃、芭蕉門下の各務支考にその才能を認められ、一気に名を全国に知られるようになったとか。
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展示室には千代女賛の句竪幅、書簡横幅などを含め、千代女と俳句の世界をメルヘンチックに表現したり。気軽に楽しく拝見できる内容でした。
気軽に楽しく拝見できる内容です by たびたびさん千代女の里俳句館 美術館・博物館
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続いては、松任ふるさと館。
名前だけではなんなのか分かりにくい施設ですが、なんでも、明治から昭和期にわたり、金融、米穀、倉庫業等の実業界で活躍した吉田茂平氏の私邸を移築したもの。 -
建物は、明治初期の建築で国の登録有形文化財。格調の高い玄関の意匠から大広間は漆塗りの板戸も印象的な豪壮な構え。庭の方もそれに劣らず、豪快です。施設は地元の文化交流の場としても活用されていて、この日も何かの団体が利用していました。
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建物は、明治初期の建築で国の登録有形文化財。
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格調の高い玄関の意匠から始まって、
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大広間は漆塗りの板戸も印象的な豪壮な構え。
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庭の方もそれに劣らず、
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イチオシ
豪壮で豪快です。
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施設は地元の文化交流の場としても活用されていて、この日も何かの団体が利用していました。
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白山市立松任中川一政記念美術館もすぐ近く。
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施設は、中川一政の母親が白山市出身であったという縁のよう。その文化勲章受章者の中川一政から寄贈を受けた絵画や書等の作品を展示しています。
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コレクションの中から季節毎に少しづつ展示しているようですが、初期の作品も含めてなかなか網羅的。
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イチオシ
ただ、よく知られる色鮮やかな薔薇の絵はわずかなので、中川一政にしてはちょっと地味な印象もなくはない。
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中川一政の鮮やかな色彩のイメージがある方は少し目線を変えて鑑賞する必要があるかなと思います。
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松任はちょっと駆け足でしたが、ここから鶴来に向かいます。
新西金沢駅で、北陸鉄道石川線の乗り換え。 -
ここから鶴来駅へ。白山神社の総本宮、白山比咩神社に行くにはこれを使うしかありません。貴重な路線です。
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鶴来駅に到着。
うーん、駅の周辺には本当に何もありませんねえ。バスの本数も少ないし、ここからは歩くしかありません。ただ、ここから予想以上の過酷な歩きになることは、まだ知る由もありません。 -
鶴来駅からまず向かったのは、金劔宮。白山七社のうちの一つで、かつ、白山比咩神社、三宮、岩本と並ぶ本宮四社の一つ。かつては劔神社(つるぎじんじゃ)で、「鶴来」の地名の由来とも。
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鶴来の市街から鳥居の先の石段を上って行きます。途中、大きな自動車道が心配でしたが、迂回路がちゃんとあって、大丈夫でした。
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本殿は雪囲いに守られていて、やっぱりこの辺りは雪が深いところなんだろうと思います。
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境内はなるほど。
なかなかいい雰囲気です。 -
金劔宮から、改めて、獅子吼高原、白山比咩神社方面に向かいます。
石川県ふれあい昆虫館は、その途中。国道103号線沿いにあって、敷地も広いし意外に立派な施設。 -
入り口から
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奥に進んで。。
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おびただしい蝶の標本が
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続く部屋。
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世界中の蝶の標本ですね。
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ただ、この標本も圧巻ですが、いろんな種類のカブトムシの飼育箱や
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最後の
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蝶が自由に飛び回る温室とかはまさにここならでは。
かなり本格的で見応えのある内容で、ちょっとびっくりの施設でした。 -
国道103号線をさらに進んで、獅子吼高原が見えてきました。
いやいや、ここまで来るのはかなり遠かったですね~
ちなみに、獅子吼高原は、標高650mの後高山を中心とした山麓から山頂まで含めた一帯。山麓がパーク獅子吼、ゴンドラに乗って上がった山頂がスカイ獅子吼という関係です。一番の見どころはやっぱり山頂エリアでしょう by たびたびさん獅子吼高原 自然・景勝地
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イチオシ
また、しばらく歩いて。
パーク獅子吼にやっと到着。もうけっこうヘトヘトです。 -
パーク獅子吼から山頂のスカイ獅子吼に向かうゴンドラです。
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ここが乗り場。
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では、さっそく向かいますよ~
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ゴンドラはぐんぐん高度を上げていきます。
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標高650mって言っても、けっこうなもの。
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蛇行をして流れる手取川の姿もはっきり見えて、ダイナミックじゃないですかあ。
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さて、スカイ獅子吼に到着。
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所要時間はさほどでもありませんが、山頂の空気はまたちょっと違うような。
見晴らし台に進んで行くと -
すぐ目の前にはパラグライダー基地。
あれあれ。 -
これから飛び立つところですか。
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イチオシ
風をはらんだパラグライダーが
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ふわり。
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あっという間に飛び立っていきました。
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イチオシ
飛び立つ先には、
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手取川扇状地の雄大な景色。
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これはたまりません。
これは今までの石川県のイメージではないですね。痛快、痛快。
大きく言えば、この景色も白山の恵みなんでしょうか。なんとも予想外の素晴らしさですよ。
ちなみに、手取川と言えば手取川の戦い。織田軍と上杉謙信の戦いです。織田方は上杉勢の攻勢に耐え七尾城に籠る能登畠山氏の要請に応じて、柴田勝家以下4万の軍勢で向かったのですが進軍に手間取り、七尾城はついに落城。手取川を渡った後にそれを知った織田軍は退却しようとしますが、その織田軍に上杉謙信軍の8000が襲い掛かり、散々に撃ち破ったという展開。謙信は悠々と能登を平定し、織田軍のリベンジは武田家を滅ぼした後、上杉景勝次の時代まで待つこととなりました。その戦場を今こうして見下ろしているのですね。
ちょっと凄すぎ。いろんな意味でこの景色に酔ってしまったたびたびです。 -
スカイ獅子吼から降りてきて、今度はパーク獅子吼をチェックします。
パーク獅子吼には、獅子を展示する獅子ワールド館、カフェのあるふれあい館、ほうらい祭りの出し物を展示する造り物の館とかいくつかの施設があるんです。
まずは、この獅子ワールド館。 -
全国各地の獅子を集めて展示していますが、その前提として、石川県や富山県辺りの獅子舞は、種類の多さと演じる団体の多さが凄いですからね。私の感覚では、その多彩さや盛り上がり度とか日本一ではないかと思っているんですけどね。
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これは、大きさの意味だと思いますが、日本一という赤と金の夫婦獅子頭。
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その他もろもろ。かなりがんばって集めた感はありますね。
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ただ、外光や照明の関係がイマイチ。
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逆光になって写真が撮りにくい頭も多くあって、改善が必要な気がします。ちょっと残念でした。
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これは、ほうらいの杜「造り物の館」。
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金劔宮の秋季祭、ほうらい祭りで使われた造り物と呼ばれる巨大人形を展示しています。
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造り物は、神輿に随行する役割ですが、祭りを華やかにするもの。ちょっと荒い造りですが、大胆で奇抜な姿が楽しめます。
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三国祭りでも大きな人形が主役でしたが、これもそれに通じるものがあるような気がします。
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同じ北陸ですから、それも不思議はないですね。
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では、いよいよ白山比咩神社に向かいますよ~
ただっぴろい駐車場の先のこの白い鳥居が一の鳥居です。全国にある白山神社の総本社 by たびたびさん白山比咩神社 (白山ひめ神社) 寺・神社・教会
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表参道から二の鳥居、三の鳥居を過ぎて、これが神門。
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神門から入った正面が幣拝殿、本殿です。
白山比咩神社は、冒頭にも触れましたが、日本三霊山のひとつである白山にかかる白山信仰の神社。全国にある白山神社の総本社であり、加賀国一宮でもあります。
ただ、想像していたのとはちょっと違って、全体としてはさど大きな建物でもないし、至って穏やかな印象。むしろ、駐車場の広さがかなりあって、変な話、そちらの方にインパクトを感じたくらいでした。有力な庇護者がいなかったのかもしれないし、各地の白山神社に資源が分散したのかもしれないし、いろんな事情があったのではないかと思います。 -
その辺りに関係しているかもしれないのが、この古宮公園。
白山比咩神社から手取川の方へしばらく降りて行ったところにある公園なのですが、手取川沿いにあって、かつて(霊亀2年(716)~文明12年(1480))白山比咩神社はここにあったのですね。名前の古宮はそういうことから。水害とか火事とか移転の原因は不明ですが、なにか不都合なことがあったのは確かです。
また、白山手取川ジオパークとかの説明板もありましたが、付近はちょっと荒れているし、そんなに気持ちのよい場所ではありません。 -
で、これが手取川。白山に源を発し北流。加賀平野を経て日本海に注ぎます。
ちなみに、名前は、倶利伽羅峠の戦いの後の篠原の戦いの際、増水して濁流の川を渡るにあたって義仲軍の兵士が互いに手を取って流されないようにして渡ったことに由来するもの。ここから見ると薄い青の少し濁った流れ。水量も豊富です。 -
手取川を挟んで白山比咩神社の対岸には、道の駅 しらやまさん。
木造の美しい建物が印象的ですが、食事処は閉店したようでちょっと不便ですね。白山手取川ジオパークの関連のパネル展示もありまして、中は悠々。休憩所としては申し分なしです。 -
では、ここから鶴来駅まで戻ります。来る時は国道103号線でしたが、帰りは鶴来の市街地を抜けて行きます。
菊姫合資会社は、鶴来の市街中心部。永禄13年(1570年)頃に創業したという歴史ある酒蔵です。ブランドは「菊姫」。店舗は木造の古民家風の構えで、なかなかの風情。中に入ると製品がずらりと並んでいましたが、広さは限られていて、まあ、こじんまりといった感じです。 -
菊姫合資会社の敷地の続きにあるのは、鶴来横町うらら館。木造の長屋建築です。この建物は、天保3年(1832年)に建てられ、江戸時代は加賀藩の年貢米の蔵宿や金融業、郵便局、町医者と時代の先端を行く事業を行っていたとありました。今は、無料休憩所です。
さて、帰りもひと苦労でしたが、なんとか鶴来駅に到着。 -
鶴来駅からはそのまま金沢に向かうつもりだったのですが、野々市にもりもり寿しの本店があるという情報を得て、途中下車することにしました。
もりもり寿しは、近江町市場でも有名なお寿司屋さんですからね。
ただ、結果として、本店だからということで特別な感じはないですね。 -
しかし、改めてですが、しっかり食べてもリーズナブルな範囲に収まる感じ。
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やっぱりありがたいお寿司屋さんには違いないなと実感はしました。
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野々市駅から今夜の宿がある金沢駅に到着。
もう晩飯も済ませたし、ここでついでにこれまで気になっていた石川県立音楽堂に寄ってみます。 -
音楽堂は、金沢駅東口からすぐ。オーケストラ・アンサンブル金沢の本拠地となっているコンサートホールです。
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一方で、邦楽ホールの邦楽や人形浄瑠璃や歌舞伎など芸能全般の舞台もあるようで、
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ロビーにはその関係の展示がしっかりあってそれだけでもけっこう楽しめました。
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うんうん、いいと思います。
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そして、今夜の宿は民宿 銀松。ひがし茶屋街の街中にある安宿です。敷地内に立派な松の大木があって、それが名前の所以かな。ここも金沢駅から歩きました。
そんなこんなで、今日は歩き詰め。明日の金沢市内に備えて、あとはもう寝るだけです。
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