2024/07/02 - 2024/07/06
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0712302hさん
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5年ぶりのスイス。
最後にスイスに行ったのは2019年12月。
年明けてすぐコロナが流行して、5年。
昨年台湾と韓国に行って、「来年はヨーロッパに行きたいなあ」という思いを強くした2024年、最後までパリとスイスで迷って、五輪開催中のパリはさすがにマズいだろう、ということで「やっぱり、スイス」。
久しぶりにエッフェル塔を見たいし、壁崩壊35年のベルリンにも行きたい(前回訪問は壁崩壊25年だった)のだけれど「やっぱり、スイス」。
久しぶりのヨーロッパに関する感想は3つ。
「遠くなったなあ」…コロナ前はロシア上空が飛べてたのに。
「高くなったなあ」…物価高と円安の影響ですね。
「何も変わらないなあ」…街は、コロナなんてなかったかのような賑わい。
そして、大好きなマッターホルンも何も変わらず迎えてくれました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
SBB(スイス連邦鉄道)のアプリで確認すると、VispからZermattへの電車が何か変。
調べると、数日前起きた土砂災害で鉄道が一部通行止めになっている模様。
「え? 行けないの?。どうすればいい??」
大丈夫でした、Vispから途中まではバスが(時間通りに)代替運送。
12月まではバスが代替運送する感じでした(が、10月に再訪したときは、鉄道は工事区間はあるものの、完全復旧していました)。マッターホルン ゴッタルト鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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到着した日は曇り。
噴水で水を汲んで、Coopでヨーグルトとパンとチーズを調達、ホテルで食べて就寝。
明日の予報は「快晴」。信じて眠る。日本人橋 建造物
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時差ぼけのせいか、遠足に行く子供の気分か、起床は早め。
青空は見えているけど、マッターホルンはまだ雲の中。 -
天気さえ良ければ、どのルートも最高だから、迷う。
たった1日しかないZermatt、「どのルートを歩くか」という大問題。
昨日、ゴルナーグラート鉄道で「終点まで行って歩いて帰ってきたい」と言うと「今は災害の影響で歩けないよ」との回答。
ならば、スネガエクスプレスで同じく「終点まで行って歩いて帰ってきたい」と言うと「終点はまだ雪があるから無理よ。その1つ手前から歩けば?」との回答。
7月なのに雪があるのか、と驚きつつ、明日はスネガエクスプレスでBlauherdまで行って、歩いて街まで帰ってくるルートにする。 -
Blauherdに到着する頃には雲一つない青空。
心躍る天気の良さ。
晴れるか、曇りか、雨か。マッターホルンが見えるか、見えないか、は全くの運。
何カ月も前から飛行機を予約している私にできることは、祈ることだけ。
1日でもこんな快晴なら、高い飛行機代も時差ボケで本調子でない身体も頭も、全てが吹っ飛ぶ。
ただただ、運の良さに心から感謝。 -
日本語はあまり耳にしなかった。
日本人の団体は結局見かけなかった(ような気がする)。
代わりに、元気な中国人なのか韓国人なのか台湾人なのか、たくさん。
そういえば、7時からの朝食を待っているときに、白人系のお姉さまに声をかけられた。「あなた、日本人?」と。
今や、アジア系以外の外国人にとって、一人旅をしているアジア人は日本人、というイメージなんだろうか。シュテリゼー (シュテリ湖) 滝・河川・湖
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一人で歩く、と言っても、特にこの時期は観光客で溢れている。
油断は禁物だが、天気のいいこんな日は、どこかで誰かが歩いている。
SwitzerlandMobilityというアプリを片手に、元気な中国人らしき人について行くと、こんな素敵な風景に出会えた。
途中で風が出てきて、水面が揺れてはいるけど、最高の景色。
“Reflection” という言葉が頭の中をグルグルする。 -
この時期に訪れるなら、高山植物も楽しみたい。
花に詳しくないのが残念。
近くではマーモットのピーッと鳴く声も聞こえる。よくよく目を凝らしてみると遠くに可愛い家族連れの姿。
YouTubeとかで見ると、マーモットって本当に愛らしい。しかも、なかなか賢いらしい。 -
タイトルをつけるなら、「マッターホルンとわたし」
誰もいない、音のない世界。
写真を撮るのは大好きだけど、撮られるのは大嫌いなので、このくらいがちょうど良い加減。タイマーで自撮り。
景色も空気も独り占め。 -
ここまではマッターホルンを背に歩き、折り返してマッターホルンを正面あるいは横目で見ながら歩くことになる。
ずーーーーーーーーーーっとマッターホルンが見える。
どこまでも歩いていける、いつまでも歩いていたい気分。 -
数年前、別のチケット売場で「片道?往復?」と聞かれた。
変なこと聞くな…と思いながら「往復」と答えて、頂上でその意味が分かった。
歩きたくなるんだ。
整備された道と澄んだ空気、最高の景色を見ると、登るのは大変だしキツイから躊躇するけど、下りならいける!。歩いて帰りたくなるんだ。だから、チケット売場のお姉さんはあんなこと私に聞いたんだ。
その日、往復のチケットを購入したにも関わらず、歩いて下山したのはいい思い出。街に到着する直前、土砂降りの雨にやられたこともセットで思い出。 -
スイスは、ハイキングルートの整備を憲法で制定しているらしい。
「スイスの歩道とハイキングコースは良好で安全な状態に保たれていなければならない」という世界でも珍しい、とても素敵な法律が存在している。
これを考えた人に敬意を表したい、本気で。
おかげで、とても快適なウォーキングを楽しめる。
SwitzerlandMobility はいいアプリ。YAMAPみたいに歩いた軌跡が付くとなお良し、ですが(私がそのやり方を知らないだけ、という可能性あり)。 -
花が咲き誇る季節。
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ポーズを決めてマッターホルンをバックに自撮りしてる女の子と出くわす。
「取りましょうか?」と声を掛けると、携帯電話を手渡された。
携帯電話に現れた言語はハングル文字。韓国人のようだ。
「韓国から来たの?」と聞くと、ドイツ留学中で、休みを利用して遊びに来たんだそう。「こんなに天気がいいなんて、本当にラッキーです!」と笑う彼女、こっちまで元気が出た。
キラキラした若さが羨ましい笑。
ここライゼーも時間帯によっては、逆さマッターホルンを拝むことができる。
そして、ここから見るマッターホルンが一番美しい、と言う人もいるほど素敵な場所でもある。スネガ 山・渓谷
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スネガからzermattまでさらに下っていく。
ここは、「地球の歩き方」にも写真が掲載されている場所。
掲載されるにふさわしい、雄大すぎる景色。 -
黄色い花が咲く、ここはまさにハイジの世界観。
ペーターが羊を連れて歩いている横にはクララが……。
向こうからはヨーゼフ(セントバーナード犬)が走ってきそう。 -
でも、以前聞いたことがある。
スイス人にとっての心のふるさとはグリンデルワルトの方。
アイガー、メンヒ、ユングフラウ。
マッターホルンはスイスとイタリアに跨っているせいで、「我らが山」という意識は薄いらしい。
個人的には、山を登るなら尾根歩きを楽しめる「連峰」、山を見るなら「独立峰」が好きだ。
このくらい山容が美しいと、麓でも十分楽しめる山、だと思う。もちろん、私に登る技術があるなら、制覇してみたいと願うのかもしれないが。 -
「電車が通らないかなあ」と思って待っていると、ちょうど電車が通る。
マッターホルンに少しだけ雲がかかり、思いがけずカッコいい写真が撮れた。
昼過ぎに街に到着。
さて、午後はどうしよう。
たしか、ゴルナーグラート鉄道は16時以降は安くなるはず。それまで買い物でもして時間をつぶして、また出かけよう。 -
時間つぶしに、スイスのスーパーへ。
「スイスって高いでしょ?」とよく聞かれるが、私が購入する範囲の話で言うと、スーパーで売ってるヨーグルトとチョコレートはそんなに高くない(高級なチョコは、とても高い)。
しかも、種類豊富でどれも美味しい。
ちなみに、固形のミルクチョコレートを発明したのはスイス。
スーパーに行くと、これでもか!とチョコレートやヨーグルトが陳列されている。
見るだけでも楽しいが、どれを買えばいいのかとても迷う。
まあ、どれも外れはないのだが。 -
「日本人橋」。
マッターホルンがとても綺麗に見える場所だ。いつも人がいて、写真を撮っている。昔、日本人がたむろしていたから、こんな名前が付いたらしい。今、そこに日本人はほとんどいない。日本が元気だったころの名残が残る場所。
街にはマッターホルンが見える場所がたくさんがあるが、ここは確実にベストポジションの一つだろう。
少なくとも私は、zermattに来たときは、必ずここを訪れる。日本人橋 建造物
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16時を待って、ゴルナーグラートへ。
スネガにあったハートのモニュメントといい、このモニュメントといい、演出が憎らしい。ゴルナーグラート展望台 自然・景勝地
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リッフェルゼーも逆さマッターホルンの聖地。
5年前に訪れたときは、凍結した湖の上に雪が積もり、どこに湖があるか全く分からない状態だった。
「どこにあるの?」と尋ねると「あの辺」とザックリした答えが返ってきた記憶。
登山道も雪に覆われて、歩くことは叶わなかった。
今朝見た逆さマッターホルンもそうだけど、見るには、色々な条件が重なる必要がある、と改めて実感。
明日は帰国。今回も見れなかった、残念。リッフェル湖 滝・河川・湖
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「おまけのプレゼント」。
帰国の朝、7時過ぎの電車で飛行場に向かう、その1時間前。
日本人橋から見えたモルゲンロート。
また、絶対来るから。
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