高尾山へ臨時朝の京王ライナーのリクライニングシートで

2024/04/28 - 2024/04/28

高尾山へひさしぶりに登りました。
臨時で朝の京王ライナーが走るというので。
土休日の朝の高尾山行きは「マウント高尾号」で全区間ノンストップ・全席全区間指定席なんですが、突然、新宿朝７時発の「京王ライナー」がGW中のみ運転の発表が。昨秋にもあったけど好評だったのかな。いや、昨秋実際にみたらほとんど人乗ってなかったなあ。
「京王ライナー」なので府中から先は急行停車駅に停車、指定席料金なし。これは「府中から先で」乗らねば。
さて当日、やはりがらがら。席は選び放題。
珍しくリクライニングシートの車両にあたりました。最近の新車のみ、なんです。

エリア 高尾・八王子(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

高幡不動まで特急で先行。
珍しい光景が見れます。
３番線の発車時刻表に京王ライナーがありません。

待避線の２番線に入るのです。
各停を待避線側からぬくのです。

やってきました。

京王ライナーです。
高尾山口行きは「マウント高尾号」なのですが、
この臨時列車は「京王ライナー」
なぜわざわざ名称を分けるかというと、
この臨時列車、府中から先、指定席券なしで乗車できるからです。
普通の夕方から夜間の「京王ライナー」と同じなのです。
「マウント高尾号」は全区間座席指定という違いがあります。

乗車。がらがらでした。１両に１０人くらい。
臨時列車なので周知されていないのでしょう。
ところでラッキー。
リクライニングシートの車両にあたりました。
私の席は倒してみました。通路側はそのまま。これくらいの角度の差。

電球色のライティング。

まあ、あまり速くはないです。

北野を過ぎて山が迫ります。

京王高尾線 乗り物

高尾から単線。
中央線を右に見て

トンネルに突入。

川に沿ってゆるゆる登っていきます。

そして高尾山口到着。１７分ほどのクロスシート体験でした。

高尾山口駅 駅

高尾山口駅。京王ライナー。
この時点では唯一１本のみ。
２０２５年から平日１往復、土休日下り２本が定期運転になりました。
他に全区間座席指定のマウント高尾号が土休日２往復あります。
いろいろ指定区間も停車駅も違って面倒だし一般列車が不便になる一方なのでそろそろ全車指定ではなく一部指定にしてくれないかなあ。

高尾山口駅。
数年前にリニューアル。
ウッディーな感じ。

高尾山口駅 駅

きっぷの自販機とほぼ同数の指定券販売機。力の入れようがすごい。

さて行動開始。
川に沿ってケーブルカーの登山口駅を目指します。

あ、焼き栗製造機。
時期じゃないけど。
秋には大活躍、かな。

川沿いの道から右折。急勾配。

高尾山薬王院の石柱がみえると

ケーブルカーの駅です。

道の駅 清滝駅 道の駅

列はないですね。
昔は長蛇の列がよく話題になりました。
歩いて登る人が増えたのかな。
それともピークは９時より後なのかな。

高尾山ケーブルカー 乗り物

左は稲荷山コース。右は６号路。
前回は稲荷山コースだったので今日は後者にします。

ケーブルカーの駅の真横をとおります。

日本一の急勾配のケーブルカー。山の下の駅（清滝駅）ではまだ勾配が緩いので車体は前傾姿勢。

行ってらっしゃーい。
さほど混んでませんでした。

さて歩行開始。
けっこうな人の数。
前回は新宿発の初電で登山開始朝６時半だったからほとんど無人だったなあ。

しばらくは病院までの車道。ここから登山道。
案内があります。

混雑期は６号路は途中から登り専用です。

沢に沿って登っていきます。

小さな滝があったりもします。

琵琶滝と琵琶滝水行道場。

琵琶滝。

琵琶滝 自然・景勝地

ここから一方通行。

落石覆いと琵琶滝水行道場隠しのための覆い板。

沢に降りられる場所は意外に少なかったです。

橋もありました。

２回目の橋。

沢の幅が狭まり、沢と登山道の高さの差がほとんどなくなってきました。
前方に人がかたまってます。
６号路のハイライト、沢歩き開始地点のようです。

川の中を歩きはじめます。
水量も少ないので水から出ている部分を歩けば普通の靴で大丈夫。

こんな感じ。

こんな感じ。

ついに沢の最上部に到達。
ここからZ坂で川を離れ尾根に向かいます。

階段も現れます。

頂上近いところで広場が。そしてベンチも。
ここで朝食にします。
持参のお茶とおにぎり。

さて登山再開。

メインの登山路と合流。人が一気に増えると

頂上到着。

見晴らし案内。
今日は春霞で見えないですが。
冬がいいかなあ。

ビジターセンターでいろいろ勉強と情報収集。

高尾山 自然・景勝地

地形。

さて山頂広場の西側。
富士山は、というと、

高尾山 山頂展望台 名所・史跡

雲の上に白い山頂がかろうじて見えました。

見晴らし案内。
江ノ島も見えるのね。

オリエンテーリングの標識だろうなあ。
懐かしい。

高尾山案内図。

山頂広場の混雑風景。

高尾山 山頂展望台 名所・史跡

ルート案内図。

青紅葉。

山頂の標柱の記念撮影の行列。

さて、下山します。
いつもとちがう、吊り橋のある４号路にします。

おもしろい階段。

人は多く、道幅は狭く、写真のために止まることもできず、ノーファインダーで吊り橋の撮影。

みやま橋 自然・景勝地

１号路に合流。高尾山薬王院の下の門の脇になります。

高尾山浄心門 寺・神社・教会

ベンチがあったのでおやつタイム。

メイン登山道なので車道（車は朝晩関係者のみ）だし幅も広い。
ゆっくり自分のペースで。
名勝「蛸杉」。
道路で根の伸長が堰き止められて曲がったのかなあ。

高尾たこスギ 自然・景勝地

山裾側は普通でした。

さる園と野草園があります。
今回は通過。
ここから土産物屋さんの中を通ります。

高尾山さる園 野草園 公園・植物園

北側と西側が見通せるところに出ました。

ケーブルカーの山上駅（高尾山駅）到着。

駅の横と駅の下が展望台。

ここまで今日は見通せない。

山のすぐ手前まで街。

ちょっとむこう。多摩丘陵。

八王子の街でしょうか。

茶色い高層ビル。学園都市八王子。大学っぽい。

ケーブルカー。
山頂では急勾配なので前面はほぼ垂直。
なお駅の上はビアガーデン。前に早春にきたときは無料展望台として開放されていたのですが今回は営業中で入れませんでした。

高尾山ケーブルカー 乗り物

ケーブルカーの駅の先はリフトの駅。

高尾山エコーリフト 乗り物

こちらは整理番号配布。
もう下山ラッシュがはじまってました。

メインルートを下山。
花の群落。

蛸杉ほどではないけどけっこう派手な根っこ。

メインの登山道も尾根から谷におりるZ坂あり。
その先端部に展望台があります。
登山道からちょっと入ったところになるのでほとんど人はいまぜん。
金毘羅台。
ここから降りる下山路もあるのですが未体験。

山頂の展望台より標高は低いですが眺めはこちらの方が開けててるかも。

金比羅台 自然・景勝地

案内板。
今日は東京湾は見えず。

金毘羅台。このようなところです。

金比羅様があるので金比羅台。

さらに降りていきます。
杉いっぱい。

下山口。ゲートがあります。歩行者は脇をとおります。
実は山頂まで車道。お土産物屋さんはケーブルカーの営業前にここを登ってるのです。前回確認。

高尾山ハイキングコース 公園・植物園

建物があらわれます。そろそろケーブルカーの駅。

到着。

スタンプラリーやってました。

さて昼食。１４時。遅めですがまだ並んでいるお店もありました。
私は鳥南蛮そば。

むぎとろ つたや グルメ・レストラン

妻はとろろそば。

むぎとろ つたや グルメ・レストラン

こちらでした。

むぎとろ つたや グルメ・レストラン

高尾山。最近いろんな施設できてます。
「高尾599ミュージアム」観光案内センターと博物館と休憩所がまざった感じ。

高尾599ミュージアム 美術館・博物館

あ、温度計。
２８℃。GWなのに気温は真夏だわあ。

川に沿って下って高尾山口駅へ。

なんて直接的な宣伝。２倍くらい安い。

帰りは普通の電車。
高尾山口駅舎内には温泉までありましたがパス。

高尾山口駅 駅

北野の手前でJR横浜線を越えます。
ここからは平地だ、という区切りのような感じ。
高尾山口駅到着から出発まで６時間。標高差４００m弱。
ちょうどいい軽登山ですね。