ANA特典航空券で道東動物紀行2/2 羅臼シャチ 養老牛温泉シマフクロウ さくらの滝サクラマス遡上 神の子池

2024/07/04 - 2024/07/06

　羅臼で白いシャチが2匹現れたというニュースに触発され、以前から見たかった野生のシャチを見に羅臼に出かけました。通常、シャチが見れるのは7月上旬までらしく、その7月上旬に天気が良さそう時期があり、かつ仕事の都合がつきそうだったので直前に手配しました。直前だと飛行機を安く手配できないため、今回はANA特典航空券を利用しました。
　今回、羅臼でのシャチウォッチングにからめて、ラッコやエトピリカ目当てに根室の落石ネイチャークルーズにも参加してきました。落石ネイチャークルーズ後からの分になります。

7/2
16:15-17:55 羽田-釧路 ANA4773（AIRDO機材）特典航空券
18:05-19:00 釧路空港-釧路駅前 リムジンバス
　ラスティングホテル ツイン朝夕食付（駅徒歩5分）

7/3
11:15-13:26 釧路-根室 ★花咲線（別寒辺牛湿原）
14:00- トヨタレンタカー
★根室市歴史と自然の資料館（樺太の国境標石）
★納沙布岬
　照月旅館 和室 朝夕食付

7/4
10:30- 受付
11:00-13:30 ★落石ネイチャークルーズ（エトピリカ・ラッコ）
　らうす第一ホテル 旧館和室 朝夕食付（ビジネスプラン）

7/5
★知床峠
12:30- 受付
13:00-15:30 ★羅臼ネイチャークルーズ（シャチ）
　湯宿だいいち ツイン朝夕食付（★シマフクロウ）

7/6
-11:00 チェックアウト
★さくらの滝のマスの遡上
★神の子池
-14:00 レンタカー返却
14:45-16:40 根室中標津-羽田 ANA378 特典航空券
（雷警報のため、羽田空港で3時間30分機内待機）

エリア 羅臼（らうす）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

落石ネイチャークルーズ後、羅臼に向けて出発、途中道の駅スワン44に立ち寄りました。

道の駅 スワン４４ねむろ 道の駅

風蓮湖の眺めが良いので道の駅のレストランで遅めの昼食としてエスカロップを頂きました。

道の駅スワン44から羅臼の宿まで124kmあるので途中道の駅おだいとうで休憩（ここまで58㎞）。

道の駅 おだいとう 道の駅

野付半島の尾岱沼（野付湾）の眺めが良かったです。

その後は羅臼の宿へ、知床横断道路にある2軒の温泉宿のうち、らうす第一ホテルに宿泊。ビジネスプランという2食付きの格安プランがあったのでこちらの宿にしました。

陶灯りの宿 らうす第一ホテル 宿・ホテル

ただ、ビジネスプランだと和室で駐車場側になり、ベットのお部屋は選べませんでした。

お風呂は源泉掛け流しの白濁、硫黄の香りがする温泉で露天風呂もあり、気持ち良かったです。

夕食は堀こたつの個室で頂きました。通常プランよりも1人あたり5,000円ほど安かったのですが十分な食事でした（これにプラスごはんと味噌汁付き）。

ロビーにはふくろうの陶灯りがたくさんあって洒落た空間になっていました。

朝食は通常プランと同じものでした。

今日は曇り予報でしたが午前中は天気が良さそうなので知床峠に羅臼岳を見に行きました。数年前にウトロ方面の登山口から登りましたが自分が登った山を見るのは感慨深いです。

知床峠 自然・景勝地

羅臼方面の海、今日は霧がなくて視界が良さそうです。

北方領土の国後島もうっすら見えました。

昼食まで時間があるので途中、知床羅臼ビジターセンターに立ち寄りました。

知床国立公園知床羅臼ビジターセンター 自然・景勝地

歩いてすぐのところに羅臼間欠泉があり、ちょうど吹き上がる時間だったので見に行きました。最大で8mほどらしくあまり迫力はなかったです。

羅臼間歇泉 自然・景勝地

お昼は道の駅知床らうすの1階にある知床食堂でミニウニいくら丼3,100円を食べました。普通に美味しかったです。食堂が混んでいて集合時間に間に合うかハラハラしましたがなんとか間に合いました。

午後からはシャチを見るためのクルーズに参加。メジャーどころの会社は英語での募集もしており、マナーの悪い外国人客がいると不快になるので比較的マイナーな北の知床観光さんにしてみました。

岸を離れてすぐイシイルカを発見。海上に出てくれなかったのではっきりと姿を確認できませんでした。

今回も船酔いが心配で酔い止め薬を飲みました。比較的波は穏やかだったので酔いませんでした。岸から遠ざかると知床連山がきれいに見えました。

国後島との国境付近にクジラを見つけたので見に行きます。

マッコウクジラだそうです。マッコウクジラは小笠原でも見たことがあります。

マッコウクジラの潮吹き。

潜水する前に勢いをつけているところ。

最後、尾びれが見えました。

別のマッコウクジラがいるというので見に行きましたが近づく前に、潜ってしまいました。

その後はシャチを探すもなかなか見つかりません。今回5隻の船が出ていましたが、それぞればらけてシャチを探しました。

今日は無理かなと思っていたところ、知床半島北のかなり離れた場所で他船がシャチを発見したというので現場へ直行。

現場に行くまで30分ほどかかりました。居ました、シャチが。

画像を拡大してみましたが正真正銘のシャチです。

3頭の背びれが見ます。シャチによっては船に近づいてくれたり、ジャンプしたりしてくれるのですが、このシャチのグループは警戒心が強いとガイドの方が説明していました。

なので船が近づことするとすぐに潜られてしまいます。何度か近づこうとしましたが、すぐに潜られて結局近くで見れませんでした。

港に戻る期間になったので今回はここまで。念願の野生のシャチは見れましたが、少し消化不足ぎみなので再度近くで見れるようにチャレンジしたいと思います。

道の駅にあったシャチの背ビレの大きさを示す展示、2m近くあるそうです。

道の駅 知床 らうす 道の駅

シャチクルーズ後は中標津近くの養老牛にある温泉宿へ移動。途中、北標津あたりでタンチョウヅルを見かけました。以前冬に釧路のタンチョウヅルを見に行きましたがまた見に行きたくなりました。

80㎞運転して養老牛温泉の湯宿だいいちに到着。

湯宿だいいち 宿・ホテル

今回で2度目になります。ここは夜シマフクロウを見ることが出来るし、川沿いの温泉も気持ちがよいのでリピートしてみました。

直前での予約したため、メゾネットタイプの部屋しか空きがありませんでした。

なので先ほどの和室の上に寝室があるタイプのお部屋になります。

まずは温泉に入って、

19時15分から夕食を頂きました。最初の前菜、ここでも花咲ガニが出ました。根室は解禁前ですが釧路では捕れるらしいのでそれなんですかね。料理は次々運ばれてどれも美味しかったです。

夕食後、シマフクロウが見れるカウンター席に座って待っていると、フクロウの鳴き声が聞こえるというので、スタッフの方がエサの魚を追加してました。15分ほど待つとシマフクロウがやってきました。

今回は21時にやってきました。

羽を広げると迫力があります。

いけすから一度に3匹捕まえました。

食べているところ。食後、森の中に飛び立っていきました。見れたのはほんの10分ほどでした。

昨日、シマフクロウは1回しか観測できなかったみたいです。その1回に見れてラッキーでした。

朝食は種類も多く手作りで美味しく頂きました。

本日の天気予報は曇りでしたが朝から雨。シャチクルーズの時に乗り合わせたお客さんに教えてもらった斜里の清里町にあるさくらの滝のサクラマスの遡上を見に行きました（養老牛から摩周湖中標津道路を経由して39㎞）。

摩周湖を超えると青空が見え、晴天に。無料駐車場から歩いてすぐのところにさくらの滝があります。

ここがさくらの滝。

さくらの滝 名所・史跡

滝の段差は約3ｍあるそうです。サクラの滝のサクラマスの遡上は道内のニュースでも放送されるほど有名で週末のためか、次から次へと人が見に来ていました。

15分ほど眺めていましたがほとんどのサクラマスが滝を登れず、応援したくなります。滝を登れるマスは1割ほどらしいですが、今日の水量だと滝を登るのはかなり大変そうでした。

中標津空港に戻る途中、レンタカー返却までまだ時間があるので神の子池に立ち寄りました。摩周湖中標津線からの林道は比較的広めで池のすぐ脇まで行くことが出来ました。

斜里は晴れてましたがこちらは雨、それでも透明度の高い綺麗な色をしていました。

神の子池は木道も整備されており、雨でもおすすめです。

神の子池 自然・景勝地

中標津空港でレンタカーを返却、正面の車が今回借りた車。返却時事故の電話が来てました。道内ではついついスピードを出してしまうので安全運転を心掛けないと。

トヨタレンタカー 中標津空港店 乗り物

ちょうどお昼なので空港内のレストランで食事にしました。

標津産のホタテを使ったホタテカレーを頂きました。

羽田からの飛行機の到着が遅れ、出発が20分ほど遅れました。

中標津空港 (根室中標津空港) 空港

羽田空港に到着前、ディズニーランドが見えました。羽田空港に無事到着したのですが、空港に雷雲が接近して飛行機の誘導などのグランドハンドリングが中止になったため、機内で待たされてることに。

最初は1時間ほどの予定がどんどん待機時間が伸び、念のため機内のトイレへ。トイレ希望者が多く、プレミアムシートに座らされて順番を待ちました。こちらのシートは快適ですね。今度利用してみたいと思います。

最終的に3時間半も機内に閉じ込められました。20時半に機内を出て、沖止めの送迎バスで空港施設に着いたのが21時前でした。疲れましたがまだ交通機関が動いてる時間だったので家に帰れたのが救いでした。

羽田空港(東京国際空港) 空港