奈良　御杖村・半夏生の群生地へ

2024/07/05 - 2024/07/05

・半夏生という植物を知ったのは、十数年前の京都でした。

以前、御杖村の役場の食堂で見た半夏生の群生地のポスターに惹かれて
御杖村のインスタグラムで、見頃をチェック
相方は「遠いやん」と渋々
相方に懇願して、訪れました。

・半夏生〔はんげしょう〕
夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間
夏至から数えて11日目の7月2日頃から
七夕（7月7日）頃までの5日間が半夏生

半夏生はこの時期だけ
葉の一部を白くする不思議な植物です。

半夏生の名前の由来は
太陽の黄経が100°になる日の頃に
花を咲かせることに由来する説と
葉の一部を残して白く変化する様子から
「半化粧」とする説がある。
葉の片面（表面）だけが白くなることから
古くはカタシログサ（片白草）
とも呼ばれています。

エリア 奈良

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

御杖村に到着、車を置いて、歩きます。
駐車場には、2台止まってました。

沿道の紫陽花が綺麗

害獣避けの扉なんでしょうかねぇ

清流の音が涼し気です。

おぉ　白い葉っぱが広がってます。
柵と金網で囲われてます。

半夏生の一部の葉が白く変化しています。
全部の葉が白く変化するでもないんです。
そして時期が過ぎれば、緑に戻ります。
不思議な植物だなぁと思ったものです。

結構頑丈そうな柵と金網
とりあえず一回りしてみます。

こんな道です。
ぬかるんでいるので、滑りにくい、水が浸みない靴が良いですよ

柵の外にも半夏生が生えてます。

綺麗な水が勢いよく流れています。
涼し気な音です。

一周しました。
地主の方のご厚意で開放して下さっているんですねぇ
感謝です。

この景色をみつつ、京都の半夏生を思い出したりして

時期が過ぎれば、この景色が緑一色に変わるんですねぇ

相方にせかされて、駐車場へ

逞しい木の根っこ

害獣対策の為、門はしっかり閉めましょう！！
７月13，14，15日（土、日、祝日）
午前10時～午後３時
岡田の谷マルシェ　が開催されるそうですよ。（雨天中止）

車窓からあれ何？って、ちょっと立ち寄り

相方が時々口にする伊勢街道の道標でした。

帰る道すがら、東吉野をドライブです。

天誅組　いつぞや、私もちょっと調べたなぁ
相方が、西郷さんが動く前に、若者達が命を散らせた話を始めるのです。

天誅組吉村寅太郎の墓 名所・史跡

涼し気だわぁ

苔むす静かな場所です。

天誅組吉村寅太郎の墓 名所・史跡

相方は、清流の冷たさと遊んでました。

166号線を走っていると車窓からオオカミの像が見えたので立ち寄り。
「ニホンオオカミ最後の地」
ニホンオオカミは明治38年（1905年）1月23日、奈良県吉野郡東吉野村鷲家口(わしかぐち)で、地元の漁師によって捕獲されたのを最後に、絶滅したと言われています。
捕獲された狼は大英博物館の標本となって展示されているそうです。
この標本には、採集地「ニホン・ホンド・ワシカグチ」と記録され、動物学上の貴重な資料となっています。
ニホンオオカミの像は等身大のブロンズ像で昭和62年に設置されました。
「天皇陛下行幸跡」の碑
「狼は亡び木霊ハ存ふる　純也」と書かれた句碑があります。

日本オオカミの像 名所・史跡

車窓から
おぉ　太公望が、流れは速そうだけど

テレビで見た尼寺は、ここなんだぁ
ちょっと寄るつもりで上り坂を歩き始めると、若い女性二人がぐったりして降りて来られて、相方が声をかけてみる。
上り坂に負けて、降りて来られたそうです。
あきらめて、車に戻ると尼さんが車で来られて、声をかけると、もう４時過ぎで、５時には閉めるそうで、今回はパスという事に。

ご縁があれば、又来ましょう。