バリ島シデメン ：ベジタリアン親子旅2023　sidemen

2023/09/17 - 2023/09/19

ベジタリアンになって26年。
バリ島は7年ぶりに今回12回目、23歳の娘は11回目。
いつも山派でしたが、今回は少しビーチエリアを増やしてみました。といっても、海にはほとんど入りませんでしたが。
アメッド・チャンディダサ・シデメン・ウブド・サヌールを周りますが長くなるので、いくつかに分けます。

旅先で困るのはやはりお食事だったりしますが、日本が一番ベジタリアンには大変！？と言うくらい世界にはベジタリアン対応のお店があって楽しいものです。
食事を中心にご紹介します。同じような方の参考になればと思います。
(乳製品、卵はいただきます)

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

チャンディダサからシデメンへのタクシーから海沿いで行われている儀式が見られました。

タクシーで1時間。9年程ぶり、2回目に来てみました。
渓谷と棚田の美しい場所でこの10年でかなり人気になり、拓けて来ているようです。

宿泊先DARMADAは川の横にあるエコリゾートで部屋にテレビとWi-Fiもなく、始終聞こえる川の音に癒される上に早寝早起きになれます。
スタッフも親切、ニコニコで、まさに天国。

ホテル予約サイト経由より安く予約できるとのことで、メールでやりとりして予約し、前金をWiseで支払いました。
この時は朝食付きで1泊1万円程度。
（ホテル予約サイトで確認したら2024年7月時点では倍の一泊2万円程度になっているようです！）
部屋のタイプによって異なります。
ダブルベッドのDeluxe suite room。２泊します。
人気の宿でなかなか思うような日程を取れなくて、こちらで泊まれる日程を押さえてから他を調整しました。

ロシア人やオランダ人っぽいお客さんがいました。

食堂はこんなにおしゃれ。
オランダ人女主人とバリ島シデメンご出身のご主人が運営しています。
元はタイルメーカーさんで施設内のタイルもとても可愛い仕上がりです。

ダルマダ エコ リゾート ホテル

ランチにガドガドをいただきました。
インドネシアのピーナッツソースがけ温野菜プレートです。

欧米人のお客が多いのにベジタリアンメニューが少なくてちょっと驚きました。

敷地内のスパを予約して親子してバリニーズマッサージを受けます。
タイルが建物ごとにガラッと異なり、いずれもおしゃれ。

ヴィラタイプのお部屋。
やはり山は少し涼しくてシーリングファンだけで過ごせます。
蚊も少ないし、ベッドに蚊帳があり、問題ありませんでした。
それぞれの部屋のテーマカラーがあってこちらはトルコブルー。

朝ごはん、2日分はこんな感じ。
朝食付きでつど、内容をいくつかのチョイスからオーダーできます。
パンケーキ、オートミール 、アサイーボウルのようなのを選びました。

翌朝、アクティビティとして近隣の棚田トレッキングにガイドさんを頼み、連れて行ってもらいました。
ちょうど良い曇り空。
そこらにいた犬も隊列に加わり、ずっと付いて来ます。
空の映り込んだ棚田ビューは素晴らしく、田んぼや草花の説明を受けながらワシワシと細いあぜ道を進む。二毛作で休耕期には唐辛子やとうもろこしを植えるそう。畦道にはパパイヤ、ジャックフルーツ、バナナ、ココナツ、キャッサバ、パイナップルなども。
田んぼの端に小さな蓮池もありました。
ガイドのおじさんはタクシードライバなども兼業する地元民だそう。
ひっくり返らないように手助けしてくれたり、穏やかで心和む時間でした。

ちょうど雨がぱらっと降る頃にアコモデーションに戻り、ゆっくり過ごします。
（受付とレストラン以外）wifiもテレビもない環境で時間がゆったりしていて、バリ島で過ごす豊かな時間の真骨頂です。昔を思い出しました。

夕飯は川の横の席にしてみました。
サラダのようなものとピザ、娘はサンバルパスタ（魚の発酵調味料が使用されていたようです）を。
敷地内が広く、散策したり、アクティビティが準備されていて（クッキングクラスやお供え物作り、占いなどもあり）、チェックインの際に予約して楽しく過ごすことができます。
地元の人への仕事を増やすためでもあり、とても良心的な価格なのでいくつも頼む事ができます。

翌日のランチは近隣のワルンWarung Tirta Undaに行ってみました。
早かったので、席に店の小学生くらいの男の子が座っているだけで、
あれ？やっているのかしら、と期待していなかったのですが、しばらくしたらぞくぞくと人がやってきて、長期滞在者やガイドに連れられた個人客たちであっという間に6席ぐらいが満席。ご夫婦のみがやっているお店。

欧米人が多いので、どの料理もベジタリアンバージョンがありました。
ナシゴレン、ミゴレンなどを頼みました。いずれも一皿400円程度。化学調味料を使っていそうな味ですが、なんだかとても美味しかったです。
画像はデザートに頼んだピサゴレン（バナナフライ）。
田んぼを見ながら風に吹かれて最高です。

出発まで時間があったので、シデメン のメインストリート　タボラ地区を散策しました。
暑い時間帯だったので人影があまりありませんでした。
昔のバリ島らしい呑気な雰囲気。
少しだけお土産屋や小さな寺院がありました。
昔のウブド近郊を思い出すような雰囲気です。

何もないなぁと歩いていて、ふと見た庭先に、祭りの楽団がぎっしりと座っていてびっくり。
写真を撮らせてくださいと声をかけたら、リハーサルなのか演奏まで始めてくれました。
迫力に感動。
あんまり長く演奏をしてくれて、引き際が分からなかったので、ドラの横の供物がある場所にお金を置かせていただいたら、皆んながニコニコしてくれ手を振ってくれました。
アコモデーションの近くの川辺で地元の儀式を行なっている様子で音だけが聞こえてきました。観光向けではなくてガチの儀式のガムラン演奏の楽曲が渋い。
全島で毎日のようにあちこち祭り事を行なっているので遭遇率が高く、文化度が高くてあちこちで感動。

宿でアクティビティや食事代をまとめて精算できます。
またタクシーに乗ってウブド へ向かいます。