亀戸・両国あたり

2024/05/24 - 2024/05/24

久しぶりに育った亀戸あたりを歩いてみました。
全くの思い出歩きです。

エリア 亀戸(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

JR総武線の亀戸駅。
ここは小学校～高校まで過ごした街です。
時々は訪れますが、今回は弟と食事してぶらつこうかと思い来てみました。

南北に走る十三間通り（明治通り）は亀戸いちの商店街。
たたずまいは昔も今も変わりませんね。

香取神社は、実は初めて。
小さい時から、この前を通過して天神さんに行ってしまってました。
天智天皇４年(665)、藤原鎌足公が東国下向の際、この「亀の島」に船を寄せ、旅の安泰を祈り神徳を仰ぎ奉りましたのが創立の起因、と神社のHP。
古いんですね～！

亀戸 香取神社 寺・神社・教会

平将門が乱を起した際、追討使俵藤太秀郷が当社で戦勝を祈願して戦いに臨んだところ、めでたく乱を平らげたので神恩感謝として弓矢を奉納、「勝矢」と命名したとあります。
で、スポーツの神様として、数多くのスポーツ選手なども参拝に来ている神社だそうです。

おお、亀戸大根の碑が鎮座してます。
ちなみに、亀戸大根は江戸末期のに栽培が始まり、江戸っ子に大変重宝がられたそうです。小ぶりの大根です。
練馬大根に駆逐されてしまったそうです。

拝殿の下の大黒様と恵比寿様。
自分の痛いところを洗い清めるとご神徳があるそうで、左腕の調子がいまいちなので左手に水を掛けてみました。
あくる日から50％ほど痛みが和らいだように感じています。

力石、この勝石に触れると勝ち運と幸運を授かれるそうです。
2億年ほど前に堆積した層状チャートと鑑定しました。

また、「勝ち運の白星」と、境内の白い小石は勝ち運の白星と言われ、縁起が良いものだと書かれています。

境内の白い小石選び、社務所の「勝運袋」の中に入れ、社殿で祈願すると、力強いパワーを発揮してくれそうです。
さてどの白い石がいいかなって、迷ってしまいます。
玄武岩、チャート、砂岩、泥岩、、、、白いのはどれかな。

亀戸といえばこの天神さん。
私の高校・大学受験でも、息子たちの大学受験でも大変お世話になりました。
今回の参拝は、孫たちの受験と思いましたが、まだ小学生なのでずーと先の話でした。

亀戸天神社 寺・神社・教会

これをなぜるとご利益がある神牛（しんぎゅう）座像は、鼻から額は金色に輝いていました。

予約なしでしたので、11時開店にちょっと遅れて入りました。
なんとか席は確保できました。

亀戸升本 グルメ・レストラン

ランチは2種で、亀戸大根あさりせいろめしを注文しました。　　　
あさりせいろ飯、亀戸大根ステーキ、国産黒毛和牛と亀戸大根のステーキ、　　
亀戸大根３種盛り、季節の小鉢、亀戸大根汁。
で2200円でした。
ビールもあわせました。
　

住んでいた9丁目方面へぶらぶら。
5丁目のこの交番は60年前のままです。
いいね！と弟の弁。

東武亀戸線は短い路線で、亀戸駅～曳舟駅の間に３駅しかありません。
亀戸水神駅は亀戸から二駅目。
ここから向島の曳舟駅まで、高校の通学線でした。

亀戸水神駅 駅

京葉道路の亀戸7丁目あたり。
マンションが林立してます。中央の町工場のような建物が、かっては林立してました。

亀戸東公園。
ここだけはずーと昔の佇まいですね。

亀戸七丁目商店街。
昔はここで生活、食品などの買い物客で賑わってました。
昭和の街路ですね。

9丁目のこの辺りの道路沿いは町工場が広がってました。
この突き当りは中川の堤防です。

通った浅間小学校。今は合併して江東区立浅間竪川小学校だそうだ。
このあたりの地盤標高はマイナス1ｍ。地盤沈下で３ｍは沈下した地域です。

ちなみに、左のポールの天端は標高６ｍの中川堤防高で、その下の黄色の目盛りは台風などでの高水位を示してます。

このあたりは、東京湾の平均水位高TP=0.0mより、低いんですね。

その中川は、半世紀前とは全く様相が変わりました。
かっては天井川で高い堤防が連なっていました。

ふれあい橋 名所・史跡

かっては、隅田川もそうでしたが、排水が垂れ流されるどぶ川であり、岸部もありませんでした。
こんな光景は考えられませんでした。

中川上下流にある荒川ロックゲートで締め切っているので、中川本川の水位は低く抑えられ良好な水辺環境になってますね。

帰りに立ち寄った両国駅。　
幻の3番線ホームです。かっての両国橋駅、東武亀戸線もここにつながっていたそうな。
今は、駅としては使われていません。

両国駅 駅

駅から錦糸町方面へ7，8分ほど歩くと赤富士の歩道絵です。

すみだ北斎美術館にでました。
ここは開館当初に訪問しました。見ごたえがあります。
今回はスルー。

すみだ 北斎美術館 美術館・博物館

北斎美術館のちょっと先にある日本相撲協会推しの野見宿禰神社。
小さな神社で通り過ぎて、戻ったらこの神社でした。
日本書紀に登場する相撲の神様として知られる野見宿禰を祀っているそうです。

野見宿彌神社 寺・神社・教会

境内には初代から７３代照ノ富士までの横綱の名前を刻んだ2基の石碑が建ってます。
全部確認するのも面白いですよ。