2024/06/04 - 2024/06/08
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Pメテオラさん
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ブルガリアのソフィアに行った。東欧も初めて、キリル文字圏も初めてであった。旅行前に思っていたよりもソフィアに慣れるのが早かったのは、やっぱりヨーロッパの一部だからなのだろう。けれども1人で行動すると、カップル文化の外に、はみだしているようで、ちょっぴり疎外感を味わうときもある。ブルガリアにはニッポン人はあんまり来ないし、観光立国ではないので接客スマイルは少ない。けれども食べ物は期待以上に美味しかったし、アジアからの来訪者に厳しい視線があたることもなかった。再訪できたら、有名なリラの僧院と、黒海沿岸のビーチ、それと何のことやら分からないまま推挙された湖とやらに行こうと思った。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【こじんまりしたソフィア空港】
ソフィア空港は、こじんまりしている。初めて見るナマのキリル文字にとまどいながらも空港第2ターミナルビルに出てきた。よっぽど治安に問題がない限り、私は電車やバスを使って都心部へ向かうのが好きなタイプ。
全然、関係ないがソフィアの地名をラテン文字で書いても、キリル文字からの訳であまり意味がないため、地名他の表記は耳で聞いた感じのカナ表記にする。ソフィア国際空港 (SOF) 空港
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ラテン文字のMETROの表示に従って歩いてくると、メトロの駅はT2(第2ターミナルビル)の端から徒歩10秒の位置に隣接していた。駅や内部は、とってもきれいで清潔。けれども、まだソフィア流のノウハウが全然分からないのであった。
地下鉄ソフィア空港駅 駅
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【メトロに乗れればこっちのもの】
ソフィア市内交通の電車バス利用のノウハウ情報は少なく、具体的な体験談も少ししかない。
有人窓口での英語の単語を並べた会話の結果、クレジットカードで切符類が買えないことが分かったので、背後のATMで現金を引き出し、駅員さんから「ソフィア・シティ・カード」0.8レフ(約70円)を買い、1日フリーパスをチャージしてもらった。地下鉄ソフィア空港駅 駅
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多分ブルガリア人旅行者の仕草を見ていると、クレジットカードの直接タッチで電車バスに乗れるようだが、委細が不明なので、独立したキップというかカードを利用することにした。クレジットカード直接タッチ式は、昨今のブームなのだが、スキミング・リスクとか考えると、海外で「はい、そうですか」と一気に使い始められないのである。古いタイプの旅人にご容赦あれ。
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【電車は意外と古いスタイル】
メトロの空港駅の新しさ、モダンさに比べると電車はひと時代前のスタイルで入ってきた。車内放送は、ブルガリア語、英語の順であるので安心。途中から乗ってくる人は多いが、都心部でも立ち客がちらほら程度の込み具合だった。旅人には安心材料である。地下鉄ソフィア空港駅 駅
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目指すセルディカ駅に着いた。質素な造りだが清潔で広々、照明も明るく好感度の高いメトロである。
ただし、改札を出た先の階段にエスカレータがないのは参った。シニアになると、トランクを引っ張り上げながら階段を昇るのが、すこしずつ辛くなるのだ。セルディカ駅 駅
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【ソフィア随一の目抜き通りビトーシャ大通り】
日本語の案内やブログの読み不足なのか否か分からないが、ビトーシャ大通りは、ソフィア随一の目抜き通りで、東京の銀座みたいなステータスである。 -
ビトーシャ大通りは、クルマを締め出して道幅全部が大きな並木道の歩行者専用道になっていて、センスがよくガラスがよく磨かれたお店が軒を連ねていた。
「これがソフィアか。気持ちよさそな繁華街だな」というのが私の第一印象であった。
ビトーシャ、という地名はソフィア近郊の山にもあり、メトロの別地点の駅にもあるので、ブルガリア流「富士見」みたいな感覚なのだろうか。 -
【ソフィア都心探訪】
場慣れ目的に、ホテルで一息ついたあとにビトーシャ通りに繰り出した。通りの北の端に遠望できた薄緑色の丸いドームの教会まで歩いていった。観光マップのラテン文字を見ると「(聖)ネデーリャ」教会と書いてある。私にとって現地での正教会の建物事始めである。聖ネデリヤ教会 (ソフィア) 寺院・教会
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(聖)ネデーリャ教会は拝観無料、写真撮影5レフ、と英語で書いてあったので5レフ払って写真を撮った。暗色と金色をうまく組み合わせた、やや派手目な装飾であるが、東方教会(正教会)系の内部のイメージ通りの空間に満足である。
聖ネデリヤ教会 (ソフィア) 寺院・教会
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アーチとドームの組み合わせも正教会のイメージどおり。あんまり宗教的な雰囲気を出していないのも良い。ブルガリア人も俗っぽくなりすぎて、教会には頭の痛い問題なのだろうが、変な宗教上のタブーや締め付けを感じない場所が私は好きだ。でも、宗教には、きちんと尊敬の念をいだいて拝観しているので、ご安心あれ。
聖ネデリヤ教会 (ソフィア) 寺院・教会
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【社会主義の残映】
ネデーリャ教会を出たら、前の大通りを、いかにも社会主義時代的スタイルの市電が走っていた。ソフィアも、市電、トロリーバス大国であるが、21世紀風の連接車両もあればソ連スタイルの電車もあり、市電観察はとっても面白かった。 -
ネデーリャ教会と、私のソフィア事始めのセルディカ駅は目と鼻の先。セルディカ駅をくぐり抜けてみると、ローマ時代の遺跡と古い教会があった。説明板によると、地下鉄工事中にローマ時代の遺跡に当たったようだ。
セルディカの遺跡 史跡・遺跡
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ソフィアは、山すそにきれいな水が湧いていたのため人々が早くから集住したヨーロッパ有数の古い都市だそうだ。そして欧州ではマドリードに次いで標高の高い海抜550メートルの地点にある首都なのだそうだ。
セルディカ遺跡の彼方に、イスラムのモスクらしき塔が見えたので近づく。セルディカの遺跡 史跡・遺跡
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【トルコや隣国には複雑な感情】
セルディカ遺跡から見えたバーニャバシ・モスク(ジャーミイ)はソフィア市内唯一のモスクだそうだ。ブルガリアとトルコは隣国同士だし、人々の顔つきや食文化も似ているのに、心の中は全然違うとの話。ブルガリア滞在中は、トルコ以外でもお隣さんの話は、こちらから持ち出さないほうがガイジンには無難の様子。バーニャ バシ ジャーミア 寺院・教会
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【共産党時代を感じる場所】
セルディカの交差点に立って東の方を見た時に目に入るY字型の三叉路にそびえる権威的なビルは旧共産党本部。今も何らかの官庁であることには変わりないのだが、ブルガリア現代史を強く感じる空間だった。旧共産党本部 建造物
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旧共産党本部の周囲も、だいたい官公庁系の建物。大統領府なんかもあるようだが、あんまり長居する場所ではなさそうなので、そそくさと歩いて緑の多い方へと向かった。
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権威的なビル群の谷間にある緑地を歩いていると、テラス式のカフェがあって若いカップルなどがワインやビールを飲んで談笑中。ブルガリアもまぎれもなくヨーロッパだと感じた一コマだった。
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【アレクサンドゥル・ネフスキー教会】
いちおう、ソフィアでトップの観光名所とされている正教の教会。1912年建立の近代建築物で見た目も堂々としている。でも内部は、ほぼ備品なしの空間。写真撮影料は10レフなので内部は見るだけにした。さきほど見たネデーリャ教会と50歩100歩の壁画やドームの造りである。アレクサンダル ネフスキー寺院 寺院・教会
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アレクサンドゥル・ネフスキー教会の側面。金色のドームの輝きが美しい建物である。
アレクサンダル ネフスキー寺院 寺院・教会
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【官庁街と大学】
ぶらぶらと歩いてきたら国会議事堂と、議事堂真向いに建つロシア皇帝アレクサンドル2世(在位1855~1881年)の騎馬像に当たった。せっかく来たので、ふうんと見ながら通過した。国会議事堂 文化・芸術・歴史
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国会議事堂前から遠くに見える大きな銅屋根の建物は何だ、と思って地図を見たらソフィア大学本部だった。メトロの駅名にもなっている。教育機関というより官公庁のような感じなので通り過ぎる程度でヨシとした。
ソフィア大学 現代・近代建築
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【駅と高速バスターミナルを見る】
別の日にメトロに乗ってソフィア中央駅と、隣接の高速バスターミナルを見に行った。次回ブルガリアに来るとき陸路だったら到着する場所をチェックしてもいいかなという魂胆である。
まずは、ガラス張ビルが目立つ高速バスターミナル。国内線用だが、英語表記は「中央バスステーション」。ソフィア 中央バスターミナル バス系
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国内線用のビルの隣に国際線用の高速バスターミナルがある。国内線用に比べて地味で人も少ない。会社別切符売場の目的地表示をみると、イスタンブール、テッサロニキ、スコピエなどが目立ったが、セルビア方面もちゃんとあるのだろう。
ソフィア 中央バスターミナル バス系
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バスターミナル内部には旅行者向けサービスはたいていある。会社別の切符売場、カフェや食堂、旅行用品や雑貨店、ATM、営業休止中の両替店の看板などがあった。全体的に、あんまり人は多くない。変な奴がうろうろしていないのは良いが、発着便のアナウンスもいっさいない。バスはドアの外に停車するので、ビル内はかなり静かな空間であった。
ソフィア 中央バスターミナル バス系
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続いて、バスターミナルに隣接の中央駅を見た。コンクリート造の大きな建物である。バスターミナル以上に閑散。
ソフィア中央鉄道駅 駅
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2024年現在、ソフィア発隣国行きの国際列車はないので、陸路での国境超えは専ら国際高速バスのようだ。発着時刻表を眺めても国内の特急や急行の本数も少なそう。けれども、怪しげな雰囲気もなく鉄道の旅も安心してできそうな気がした。
ソフィア中央鉄道駅 駅
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【国立文化宮殿とは何だ】
ビトーシャ大通り界隈を行き来しているうちに、メトロの駅名にもなっている「国立文化宮殿」なる大型建築物も目にした。社会主義時代のような命名であるが、これはいったい何だ、とうのが感想。地上階のテラスのカフェやバルは夕方に大賑わいとなり、ヨーロッパムードだった。 -
【ソフィア市民の暮らしを感じるマーケット】
中央駅から踵を返し、市電に乗ってラボフ・モスト停留所で降りた。橋の欄干がライオンになっていて、下を小さな川が流れていた。人々が歩いてくる方向に行くと、そこは、いわゆる青空青果マーケットだった。 -
屋根だけのアーケードが延々と続く下に、八百屋と果物屋を主にいっぱい食料品店が並んでいて、大勢の市民たちがお買い物をしていた。大声で客引きしていたり、あちこちで値引き交渉という感じではない。ソフィアの素顔の暮らしぶりは、温和でのんびりしている様子だ。肉屋さんや雑貨店はアーケード両脇の道路沿いの建物内に並んでいた。夕方、もう一度、通ったらほんんど店じまいだったので、マーケット観光は、ここでも午前中が勝負だ。
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マーケットには、たまに私のようなガイジンも来るらしい。ブルガリア特産の陶器や手工芸品を並べて、笑顔で「どうぞ」と観光客と思しき人々を誘っていた。陶器は重いので、お買い上げはせず、見るだけでごめんなさい。
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【国立歴史博物館へブルガリア人を感じに入る】
ある日、世界遺産のボヤナ教会に行くことにした。同じ方角の市街南部の山すそにある国立歴史博物館へも入った。市電とバスを乗り継いで都心部から30分ほどで到着。芝生の向こうにコンクリート造の現代建築が横たわっていた。国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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その日は、何かの民俗イベント開催日のようで、歩道の脇には民俗衣装を着こんだ少年少女のグループがいっぱいいた。自分たちの出番が気になるらしく、明らかに異邦人が通っても、ほとんど無関心の様子。これはこれで、ちょっとがっかり。「どこから来たの?」くらいはあっても良かったな。
国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館の展示は、先史時代、ローマ帝国から旧ブルガル王国時代、トルコ時代、19世紀後半の独立後の4区分で整理されていた。東欧の歴史を世界史の授業プラスαくらい知っていると、とても理解が進む。
国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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トルコのオスマン朝統治下の歴史は、淡々と展示されていて、けっこう中立的。複雑な国民性を想うと、けっこう好感が持てた。
国立歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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【ボヤナ教会はバスに乗る距離】
地図やブログによると、国立歴史博物館から世界遺産ボヤナ教会までは、ぶらぶら歩き程度の距離のように感じたが、現実は数キロ離れているうえに、登り坂だったのでバス移動に即決。バス内で、英語が片言のお兄さんに「ボヤナ教会への道は、ここ?」と聞いて降りてから15分かかって、ふうふう言いながらボヤナ教会に着いた。ボヤナ教会 寺院・教会
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門を入って、少し進んだ右側に切符売場がある。大人1人10レフ(約900円。2024年6月現在)
木立のなかにたたずむボヤナ教会は、小さく、可愛く、そして品があった。ボヤナ教会 寺院・教会
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外観のレンガ造の部分が本堂、石造りの部分は前段のホールみたいな空間。内部は撮影禁止だが、正教の宗教画がアーチ天井や壁面を美しく、そして厳かに飾っていた。
ボヤナ教会 寺院・教会
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教会内の拝観は、完全入れ替え制で各回10分ずつ。混雑時には、何回か順番待ちだと思うが、私は1回目ですんなり入れた。公式サイトで絵画その他が見られるが、本物を是非見に来るようにしたいものだ。
https://boyanachurch.info/en/wall-paintings-en/ボヤナ教会 寺院・教会
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【ブルガリア料理を美味しく食べる】
青空の昼下がりにボヤナ教会近辺のレストランに入った。家族連れやカップルが多いガーデンレストランで雰囲気もよく、偶然の割には当たり。 -
ブルガリアは緑の大地が拡がる国なので、サラダが新鮮で、とても美味しかった。私は、あんまり凝っていないグリーンサラダ系が好き。1皿に、いっぱい盛ってある。
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ブルガリア料理のメインは肉料理で、ステーキもあれば、串焼き風、チーズ包み焼きなど、トルコやギリシャと類似の料理が多い印象である。こってり感はあまりなく食べやすいのであるが、1人前の量は、日本人感覚の倍くらいある。
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【ブルガリア・ヨーグルト】
日本人の年配者は、30-40年前の明治乳業提供のTVコマーシャルの影響下にあるので、ブルガリアの食べ物と言えば「ブルガリア・ヨーグルト」一択のイメージから抜けきれない。私も、それを覚えているので朝食セットメニューで注文したが、普通に美味しいヨーグルトであった。 -
【おもてなしブルガリア料理】
少し郊外のガーデンレストランで、レトロな雰囲気の中でブルガリア流「おもてなし料理」を食べた。とても美味しかったが、量もすごかった。 -
手の込んだサラダからスタート。3~4人分の盛り合わせが、このお店のスタイル。
ちなみにブルガリアの夕食時間は午後8時過ぎスタート。6月の日没は9時近いので、これまたヨーロッパスタイルである。 -
なんとなくギリシャ、トルコ風の揚げ物料理。名前は忘れた。
この後、スライスしたステーキ、ポテト添えなども出てきたが、かえってヨーロッパ共通要素の多い料理だったので省略。お酒は、地場ワインもあればビールもあり、みんな美味しいレベルだった。 -
ブルガリア風お米料理だそうだが、発想はピラフだと思しき一品。ヨーグルト添えがご当地風である。観察した結果だけであるが、ブルガリアも「いただきます」フレーズはなく、みんな、お皿が到着すると思い思いに食べ始めていた。
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【ビトーシャ大通りは外国料理がオシャレ】
ハイセンスなビトーシャ大通りでは、外国料理やハイネケン・ビールがオシャレなので、ラテン文字のお店やイタリアンの店などが何軒もある。私も1回、イタリアンに入ったが美味しかった。 -
【週末のビトーシャ大通りは大賑わい】
暑い昼間は閑散気味のビトーシャ大通りも、午後8時ごろからいっぱい人が集まってきた。日本のように、人込みをかき分けるような混雑はないが、お店はテラス席も店内席も金曜土曜は、ほぼ満席。みんな楽しそうなウィークエンドライフを満喫していた。何割かの人たちは食事後に大通りの背後のカラオケとかディスコに行くんだろうね。 -
金曜土曜の夜は長く、ビトーシャ大通りの人混みが減るのは午前0時過ぎ。裏の方では徹夜で遊ぶ若い人たちがいるんでしょうが、シニアはこの辺で切り上げてお休みなさい。ソフィアの旅は期待以上の内容で楽しかった。 了
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