八島湿原の帰途、阿寺渓谷へ寄り道

2024/06/08 - 2024/06/09

二日目の空はどんよりと曇り、今にも降りそう

予定は湿原を昨日のコースの対岸を半周して鷲ヶ峰に登るつもりだったが
天気が思わしくないし、鷲ヶ峰も登山意欲をそそらない

中山道をのんびり走り、阿寺渓谷入口の「手打ちそば、おんたけ」で昼ご飯を食べようか。
去年は店外の大行列で1時間以上待った。
今日はどうかしら？
この頃大人気だし

ついでに阿寺渓谷の、キャンプ場の見学も兼ねてと、すぐに話は決まる

エリア 伊那(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

御射山ヒュッテ二日目の朝食は、６時半と７時半と言われ７時半を選択。
同宿の人たちは全員出発し、残ったのは私たちだけ。
朝食メニューはトースト一枚とコーヒー、または牛乳一杯。
トホホの朝食は、周辺の宿よりかなり安い￥８５００－だからそんなものかな

８時に出発をし、御射山神社跡を通過する。巨大な碑です


小屋から５分の所にある御射山神社脇の石塔

川が流れ、湿地に水たまりができ、クリンソウがポチポチ咲いていました

小さな橋の突き当りがお社跡

部屋の窓からも見え、目と鼻の先なのに、あんなにささやかな遺跡とは思わず
昨日はあちらこちら探し回りました

この地から、古墳時代の遺物がたくさん発掘され、古代人の集落があったのではないかと言われている。
長い年月を経て、地元の人たちが祠を立ててお祭りした跡地だそうです

昨日歩いた湿原の対岸をまたビジターセンターに戻ります
山から湧き出た水が道路下の水路を潜り

対岸に流れ落ちます。結構な量で小滝のような勢いがあります。
これが八島湿原を作っているのですね

トウダイグサ？のような、違うような。
最近、忘却力が強くて。ご存じの方教えてください

風の吹く笹やぶの、まだ硬いレンゲツツジのつぼみ

ところが、ちゃっかり木道を風よけに使っている、要領のいい株
人間も花も要領次第？

昔歩いたころは。もう少し湿原ぽかったように思うけれど
今は広大な草原の淵に少しばかりの水たまり……

まあ、湿原と言えば湿原だけど。乾燥化が進んでいるのかも

奥に昨日遊んだ、車山スキー場が見えます

満開のレンガツツジが一本。
空模様がはっきりしないので、八島ビジターセンターの駐車場に戻り
降らないうちに帰途に付きました

通りかかったら必ず寄る木曽大桑の「そばどころ、おんたけ」
絶景の特等席の先客が帰り、席を移動するのも面倒なので、写真を撮って満足

木曾山地から流れ出す渓谷の多い所ですが、
阿寺渓谷は寄ったことがないので、
霧ヶ峰を引き上げたのが早かったので、時間はたっぷりあります。
寄り道をしました

素晴らしい水の色です

淵や瀬や、花崗岩の大岩が転がる河原。車を降りて散歩をしてみたかったけれど
道幅が狭く駐車しにくいので、奥のキャンプ場を目指しました

対向車に注意しながら６キロほど進むと駐車場があり、６段の滝への遊歩道があるので入ってみました。
吊り橋や、杉林の中の踏み跡程度の道に先に、なかなかの大滝がありました

６段？　３段ぐらいしか確認できなかったけれど、滑りやすい岩を乗り越え

河原に降りてみました。
川の色は瑠璃色です

河原に降りるのは、大岩を乗り越えたり、なかなか大変で、ほとんどの人は滝を見て引き返しています

山アジサイが満開でした

登り返して

車でキャンプ場に移動しました。
ここはキャンプ場内です。日曜の午後、キャンプ客はみな帰り
息子は、管理人さんに案内されて、奥のテントサイトのほうに
行ってしまいましたが、私は付近をぶらぶら

とっても冷たい水です。
びっくりして美肌になるかも

奥のサイトに行く小橋。
人気のキャンプ場なので、シーズンは予約を取るのも大変そうです

登山はもう引退し、キャンパーになるのもいいかなと思うけれど
旅に出てまで、自炊したくないというのが、面倒くさがりの本音です。

阿寺渓谷に寄ったのは大正解でした

この旅行記へのコメント （1）

• crambon1948さん 2024/07/15 18:48:49

  トウダイグサで合っていると思います。

  Googleレンズ（花の画像をカメラで写すと名前が出る）で調べたところ間違いなさそうですよ。