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サマルカンドからブハラへの移動の途中、寄り道してシャフリサーブスに立ち寄った。シャフリサーブスは、ティムール帝国の創設者であるティムールの故郷だ。当時の建造物が残り、世界遺産に登録されている。<br /><br />世界遺産区域は城壁に囲まれ、樹木や芝生の緑が鮮やかだった。最も迫力があったのはアクサライ宮殿跡で、巨大な門が残っていた。ドルッティロヴァット建築群はモスクや霊廟が美しく、穏やかな雰囲気も良く、心安らぐ場所だった。さらに、ティムールの遺体を納める予定だった棺を見学した。<br /><br />

ティムールの故郷、シャフリサーブス:シルクロードの古都を訪ねようとウズベキスタンへ (2)

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2024/05/27 - 2024/05/27

5位(同エリア83件中)

2

20

Takashi

Takashiさん

サマルカンドからブハラへの移動の途中、寄り道してシャフリサーブスに立ち寄った。シャフリサーブスは、ティムール帝国の創設者であるティムールの故郷だ。当時の建造物が残り、世界遺産に登録されている。

世界遺産区域は城壁に囲まれ、樹木や芝生の緑が鮮やかだった。最も迫力があったのはアクサライ宮殿跡で、巨大な門が残っていた。ドルッティロヴァット建築群はモスクや霊廟が美しく、穏やかな雰囲気も良く、心安らぐ場所だった。さらに、ティムールの遺体を納める予定だった棺を見学した。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
クラブツーリズム
  • 5月27日。基本的にはサマルカンドからブハラへの移動日だけれど、アミール・ティムールの故郷、シャフリサーブスへ寄り道してくれる。<br /><br />写真はティムールの肖像画だ。グリ・アミール廟で撮影した。ソ連の科学者たちが遺体を計測した結果に基づいているそうだ。<br /><br />ティムールは1336年にシャフリサーブス近郊で生まれ、ティムール帝国を作り上げ、1405年に没した。軍事的天才で残酷な面はあったけれど、サマルカンド再興など文化的貢献も大きく、今日のウズベキスタン国民に敬愛されているようだ。

    5月27日。基本的にはサマルカンドからブハラへの移動日だけれど、アミール・ティムールの故郷、シャフリサーブスへ寄り道してくれる。

    写真はティムールの肖像画だ。グリ・アミール廟で撮影した。ソ連の科学者たちが遺体を計測した結果に基づいているそうだ。

    ティムールは1336年にシャフリサーブス近郊で生まれ、ティムール帝国を作り上げ、1405年に没した。軍事的天才で残酷な面はあったけれど、サマルカンド再興など文化的貢献も大きく、今日のウズベキスタン国民に敬愛されているようだ。

  • やはりグリ・アミール廟にあったティムール帝国の地図である。緑色の部分が帝国の本体(最大の時)で、バクダッドやデリーが入っている。黄色い部分は強い影響下にあった国々。帝国の首都はもちろんサマルカンド。

    やはりグリ・アミール廟にあったティムール帝国の地図である。緑色の部分が帝国の本体(最大の時)で、バクダッドやデリーが入っている。黄色い部分は強い影響下にあった国々。帝国の首都はもちろんサマルカンド。

  • サマルカンドからシャフリサーブスへは、休憩時間を含めて3時間ほどかかった。<br /><br />史跡が保存されている世界遺産区域は城壁に囲まれている。バスは城壁の外に止まり、私たちは歩いてアクサライ宮殿に向かった。樹木と芝生の緑が目立つ気持ちのいい道だ。

    サマルカンドからシャフリサーブスへは、休憩時間を含めて3時間ほどかかった。

    史跡が保存されている世界遺産区域は城壁に囲まれている。バスは城壁の外に止まり、私たちは歩いてアクサライ宮殿に向かった。樹木と芝生の緑が目立つ気持ちのいい道だ。

  • 巨大な建物が見えてきた。アクサライ宮殿だ。いや正確には宮殿跡。<br /><br />アクサライ宮殿はティムールの命で着工された巨大な建物だ。現存するのは、門の一部だけ。高さ38mあり、迫力満点だ。門の間から、遠くティムールの像がのぞいている。

    イチオシ

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    巨大な建物が見えてきた。アクサライ宮殿だ。いや正確には宮殿跡。

    アクサライ宮殿はティムールの命で着工された巨大な建物だ。現存するのは、門の一部だけ。高さ38mあり、迫力満点だ。門の間から、遠くティムールの像がのぞいている。

    アク サライ宮殿跡 城・宮殿

  • 近寄ると、残っている青タイル装飾がハッキリ分かる。

    近寄ると、残っている青タイル装飾がハッキリ分かる。

  • 私たちはティムール像の方へ進んだ。凛々しい立ち姿だ。

    私たちはティムール像の方へ進んだ。凛々しい立ち姿だ。

  • 像が立っているのは、芝生の緑が目立つ、小高い場所にである。いい雰囲気だ。<br /><br />

    像が立っているのは、芝生の緑が目立つ、小高い場所にである。いい雰囲気だ。

  • さらに歩いてドルッティロヴァット建築群に達した。<br /><br />目立つのはコク・グンバスモスク。ウルグベクが創建した。レギスタンで見た星のマークが入り口の上部に見える。

    さらに歩いてドルッティロヴァット建築群に達した。

    目立つのはコク・グンバスモスク。ウルグベクが創建した。レギスタンで見た星のマークが入り口の上部に見える。

  • モスクと向かい合って2つの霊廟が並んでいる。

    モスクと向かい合って2つの霊廟が並んでいる。

  • まずはモスクに入場した。繊細な装飾が天井も壁面も、びっしりと覆っている。心地よい空間だ。

    まずはモスクに入場した。繊細な装飾が天井も壁面も、びっしりと覆っている。心地よい空間だ。

  • 次に、奥にある霊廟へ。ウルグベクが子孫のために建てた。床に4つの墓石が置かれている。

    次に、奥にある霊廟へ。ウルグベクが子孫のために建てた。床に4つの墓石が置かれている。

  • そして手前の霊廟へ。天井の装飾が綺麗だ。

    そして手前の霊廟へ。天井の装飾が綺麗だ。

  • この霊廟はティムールの父などを祀っている。<br /><br />ドルッティロヴァット建築群は、心安らぐ場所だった。サマルカンドで感じた圧倒的迫力はなかったけれど。

    この霊廟はティムールの父などを祀っている。

    ドルッティロヴァット建築群は、心安らぐ場所だった。サマルカンドで感じた圧倒的迫力はなかったけれど。

  • さらに少し歩いてから、ガイドさんが、この地下へ降りるように言った。

    さらに少し歩いてから、ガイドさんが、この地下へ降りるように言った。

  • 地下室にはティムールが入るはずだった棺が置いてあった。ティムールは、この故郷の地に埋葬されることを望んでいた。しかし冬季で交通事情が悪く、望みはかなわず、彼はサマルカンドに埋葬された。イスラム教徒であったティムールは土葬されなければならず、死去から埋葬までに許される時間は限られていた。<br /><br />英雄ティムールであっても自分の永眠の地を決めることさえできないのです。人間にできることには限りがあるのです。ガイドさんの言葉が心に残った。

    地下室にはティムールが入るはずだった棺が置いてあった。ティムールは、この故郷の地に埋葬されることを望んでいた。しかし冬季で交通事情が悪く、望みはかなわず、彼はサマルカンドに埋葬された。イスラム教徒であったティムールは土葬されなければならず、死去から埋葬までに許される時間は限られていた。

    英雄ティムールであっても自分の永眠の地を決めることさえできないのです。人間にできることには限りがあるのです。ガイドさんの言葉が心に残った。

  • 来た道を引き返して行った。<br /><br />名残惜しく景色を眺めると、ドルッティロヴァット建築群のモスクと霊廟が、青いドームを輝かせていた。

    イチオシ

    来た道を引き返して行った。

    名残惜しく景色を眺めると、ドルッティロヴァット建築群のモスクと霊廟が、青いドームを輝かせていた。

  • 観光の後は昼食。まずサラダが出てきた。沢山のサクランボがあるのがいい。

    観光の後は昼食。まずサラダが出てきた。沢山のサクランボがあるのがいい。

  • 揚げ餃子によく似ている。

    揚げ餃子によく似ている。

  • メインは肉と野菜料理。肉じゃがを思わせる。

    メインは肉と野菜料理。肉じゃがを思わせる。

  • 昼食後、バスはひた走り、夕方にブハラに着いた。<br /><br />明日は写真のようなブハラの景色が見られるだろう。

    昼食後、バスはひた走り、夕方にブハラに着いた。

    明日は写真のようなブハラの景色が見られるだろう。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • sanaboさん 2024/07/09 23:55:51
    ティムールの故郷、シャフリサーブス
    Takashiさん、こんばんは

    チンギス・ハーンにより破壊され尽くしたサマルカンドを再建し
    一大帝国を築き上げたティムールの肖像画を初めて目にしましたが
    威厳に満ち溢れた質実剛健な佇まいからは、今も国民の尊敬を集める
    英雄であることが伝わってきました。
    そんなティムールでさえも、自らの意に反しサマルカンドに
    埋葬されることとなり、故郷の地での永眠は叶わなかったのですね。
    所詮、人間は自然の摂理の中で生かされているに過ぎない存在という
    ことですね。

    ドルッティロヴァット建築群の霊廟の淡い色合いの装飾が美しいですね。
    まばゆいばかりの壮麗なシャーヒズィンダ廟群とは様相を異にする、
    まさにTakashiさんが仰ってらしたように心安らぐ空間ですね。

    ティムール帝国の地図のお写真をPCで拡大し、現在のグーグルマップと
    対比しながら拝見しましたが、カスピ海を取り囲むほどの広大な領土を
    誇っていたのですね。
    当時の栄華に想いを馳せ、ますます訪問が楽しみになりました。
    ブハラ編も楽しみにお待ちしております♪

    sanabo

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2024/07/10 11:54:37
    RE: ティムールの故郷、シャフリサーブス
    sanaboさん

    おはようございます

    コメントを頂き、大変ありがとうございます。

    ドルッティロヴァット建築群の良さは、予想外でした。霊廟の装飾は、ゆっくり眺めていても、飽きが来ませんでした。訪問者の数が少なく、落ち着いているのも良かったです。近くにはタイサンボクのような花が、ただ静かに咲いていました。ティムールが、この場所に葬られたいと願ったのは、もっともなことだったのでしょう。

    カスピ海を取り巻くような領土、確かにそうですね。ティムール帝国の壮大さを、改めて思います。ちょうどそのころは、オスマン帝国の勃興期のはずですが、そのオスマン帝国を打ち破って、本拠地のはずの小アジアも支配下に置いてしまうのですから凄いです。文化が優れていた幾つかの地域を領土としていたいたからこそ、サマルカンドの壮麗な建築群を作り上げることができたと思います。

    ポーランドのクチコミを楽しませて頂いています。旅行記も期待してお待ちいたします。

    Takashi

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