ミヤマキリシマの花を求めて、くじゅう山、阿蘇山を歩く

2024/05/17 - 2024/05/17

　5月17日早朝、筋湯温泉街を散策して宿に戻り朝食をとり、9時過ぎ牧ノ戸峠に向かった。牧ノ戸峠の駐車場はすでに満杯状態だったが、どうにか車を停めて久住山をめざした。途中、下山してくる登山者に聞いてみると、ミヤマキリシマはまだつぼみが多いという。しかたなく沓掛山まで行き引き返した。沓掛山の展望台は素晴らしい。眼下に長者原湿原、遠くに由布岳や鶴見岳、さらに英彦山も見える。
　牧ノ戸峠を後にして、やまなみハイウエイを阿蘇に向かった。瀬の本高原を過ぎてからの草原の道は、何度は走っても気持ちが良い。阿蘇に着いて阿蘇神宮に参拝した。前回は熊本地震によって被災して改修工事中だったが、今はほとんど改修され多くの人で賑っていた。昼食後、久しぶりにパノラマラインを登って阿蘇山に向かった。少しずつ高度を上げていくと、途中放牧された牛や馬がのんびりしている姿は絵になる。米塚を右にみて左折して草千里に向かった。火山博物館前の駐車場は満杯で車がおけない。しかたなく、阿蘇山西の駐車場まで走った。ここも多くの車で混雑していたが、どうにか車を置くことができた。周りの山はミヤマキリシマが満開で、素晴らしい景色だ。そこから火口までは、阿蘇の火山活動でバス道も歩道も通行禁止だったが、阿蘇山の景色を満喫した。
　熊本まで国道57号を西進し、途中道の駅「大津」で休憩し、熊本の宿に着いたのは午後4時頃だった。チェックインを済ませた後、歩いて10分ほどの水前寺公園まで行った。30年ぶりの水前寺公園で、以前のことはまったく覚えていなかった。庭園の規模はあまり大きくはないが、庭木や池のバランスがよく、1時間弱の散策には絶好のコースだった。

エリア 熊本

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

筋湯温泉街マップ

宿泊した筋湯温泉ホテル名山

ホテル名山の露天風呂

筋湯温泉近くにある八丁原地熱発電所。見学もできる。

牧ノ戸峠の久住山登山口。

沓掛山の展望所からみる長者原タデ原湿原。

遠くに由布岳や鶴見岳も見える。

遠くに英彦山や阿蘇の外輪山も見える。

やまなみハイウエイを西に走る。のどかな風景。

振り返るとくじゅう連山。

城山展望台からみる阿蘇山と阿蘇の町。

地震から復活した阿蘇神社の門。

阿蘇神社本殿

阿蘇パノラマラインを登る。ところどころで放牧された牛に遭遇。

阿蘇米塚

ミヤマキリシマ満開の阿蘇山。

阿蘇山西付近のミヤマキリシマ。

阿蘇山西にある小さな祠。

国道57号にある道の駅「大津」。

熊本水前寺公園

水前寺公園内にある出水神社。

水前寺公園入口付近には土産物店が並ぶ。

宿泊した水前寺共済会館グレーシア。