2024/03/07 - 2024/03/19
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空飛ぶドクターさん
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南米は日本の真裏で遠いのですが、大好きで今回のコロンビアで南米の主な国は踏破しました。COVID-19 の前に最後に海外へ行ったのが隣国、エクアドルでした。アルゼンチンにはたぶん5回くらい、そしてブラジルには3回くらいは行っています。ペルーが2回。後は1回ずつ、ボリビア、チリ、ウルグアイ、パラグアイ、ヴェネズエラ。
それに比べると中米は半分程度です。メキシコがいつも迷いますが、北米とは呼ばないようでやはり中米でしょうか? 最近は行っていないけど、以前はアメリカのついでに何度も行っています(10回以上)。コスタリカに世話をした留学生に会いに行った時には実家にも泊めてもらって、欲張ってパナマとニカラグアにも行きました。
今回は若い頃と同じであまり細かくスケジュールを立てていません。とにかく、10日間は滞在できる、しかも欲張らずに一ヶ国だけのゆったりした旅です。ホテルはExpediaで、国内線の飛行機もSkyscannerで簡単に前日でも取れる時代です。若い頃のように、昼過ぎくらいまでに次の目的地に行って、Informationにて無料で安いホテルを案内、予約してもらうような必要はありません。最初の3日間だけはボゴタのホテルに滞在し、様子を見ながら具体的な次の行き先を決める予定です。もちろん、ある程度は下調べをして数ヶ所行くかもしれない観光地を決めています。最後の数日は、帰りのフライトに遅れないように首都のボゴタに戻ります。
3月7日(木)
朝早く福岡を午前7時の便で羽田空港へ。今回はANAの公式なサイトからビジネスクラスで予約したのですが、羽田便は何故かスターフライヤーでした。国際線乗り継ぎなので、福岡空港でチェックインしたら同じ時間のANA便があり、その方が荷物などもスルーでやり易いと変えてくれました。忘れていましたが、普通はアメリカで乗り継ぐ時は一度預け荷物を受け取って再度預けなおすのですが、同じスターアライアンスのユナイテッド航空に乗り継ぐ場合は受け取らなくていいそうです。
羽田空港では到着した第1ターミナルから国際線の第3ターミナルへ移動して同じANA便でアメリカ、ヒューストン往きです。10時25分発の便ですが、かろうじて初のANAの国際線ラウンジへ行き、軽く食べました。
ANAビジネスクラスの機内食はもちろん初めてですが、洋食を選びましたがイマイチでした。半年前の仕事で使ったJAL羽田~パリ便ビジネスクラス食の方が個人的には美味しかった気がします。時間はたっぷりありますが、映画は2本程度におさえました。時差があるので微妙ですが、今回は時間的にほとんど起きていました。休息を兼ねて一度だけ数時間横になって寝ただけでした。もちろん、フルフラットにはなりますが、これもJALの方が仕切りを立てられるので個室感があります。
時差が15時間(米国中部標準時間)あるヒューストンへは同日、午前7時頃到着しました。電子ビザESTAは一昨年6月取得したのがギリギリ有効です。いつの間にか米国入国(経由地)もかなり自動化されて簡単になっています。2年目と比べても。でも、次の便コロンビア、ボゴタ往きは午後4時40分です。あまりに時間があるので、わざと広いターミナルをぶらぶらしました。印象的だったのは、テキサス州の空港なのに日本(アジア?)を意識したお店があり、招き猫がたくさん並べてあったり、ローマ字でgyouza、zasshi、mizuなどと書いてあります。その横にはイタリア語のレストランがあります。
10時頃になってようやくユナイテッドのラウンジへ入りました。時間があるので軽くサラダを中心に食べました。流石にアメリカですから、そんなに大した食べ物はないです。時間的に朝食のような物が多いのですが、私の好きな野菜が少ないです。
UA207便、ヒューストン~ボゴタ行きは5時間くらいかかるけど中途半端で日本の国内線のファーストクラスと同じでゆったりはしていますが、フラットに倒して寝られるわけではありません。時間的にも2本映画を見ました。機内食は以前ひどい目にあったユナイテッド航空にしては、野菜サラダとラザニア風のナス料理でまぁまぁでした。ビジネスクラスのせいかもしれませんが。
予定通り1時間差(米国の東部標準時間と同じ)の22時30分にはボゴタへほぼ定刻に着きました。心配していた入国審査も前もってオンラインで手続き(直前に見つけたビザほどではないが、しておいた方が手続きがスムーズらしい)したのを印刷して渡したので、あっさりでした。そう言えば、米国では今回スタンプ(楕円形)をついに押してくれませんでした。確か2年前まではあったのに。心配していた荷物も無事に到着し、今回は夜遅いし珍しくエクスペディアでやや高い6,500円程度で専用のタクシーが1時間後の23時30分に到着口で待ってくれていますが、はるかに早く着きました。余裕をもってATMで現地通貨を9千円分ほど両替し、荷物受け取り所に期待通りあったSIMカードの会社Claroで1ヶ月、しかも通話もできるカードを買い、入れ替えもしてくれます。しかもイタリアと違いすぐに繋がります。値段も予想通り日本よりかなり安く、100,000コロンビア・ペソ(以後省略してペソ)で3,762円(1ペソは約0.038円)でした。クレジットカードで払いました。半年前に手続きして以来、ビザカードはすぐにLINEで使用した金額の連絡がきます。より安いので現地通貨(ペソ)で支払いましたが、すぐに日本円でいくらか分かります。
予約しておいたホテルは安いのにビックリするくらい立派で最初に部屋にベッドがないと思ったら、2部屋(1部屋は居間)もあり(スイートルーム?)、ベッドはもちろんダブル、バスタブもシャワーもあります。疲れているのでシャワーだけ浴びてすぐ寝ました。
3月8日(金)
朝は8時にゆっくり起きてフロントからかなり歩かせられる朝食場へ。果物が豊富でフルーツジュースもあり、今日は卵料理はパスしていつものように野菜サラダ中心に軽く食べました。イタリア式にオリーブオイルも置いています。少し塩、コショーして自分流のドレッシング、イタリア流です。
午後1時に前もってメールで約束したAFS(私が無償のボランティアをしている高校留学斡旋の公益財団法人)コロンビア事務所に表敬訪問です。地図で見ると広い首都ボゴタの北にあたる郊外です。今回はホテルの前にいるタクシー(白タク?)で乗るときに料金を言われましたが、距離の割には安かったです。最初は文科省に近い方がいいという日本の東京の虎ノ門にある日本事務所と比べて、やたら不便そうな郊外だなと思いました。タクシーでも田園の中の住宅街のそのまた外れのような所に連れて行かれました。治安は思ったほど悪くなさそうですが、さすがに南米で門は閉ざされ鍵はかかっています。
ベルを押すと開けてくれました。新事務局長のマヘ(男性)、プログラム担当のラウラ(女性)、広報のカロリーナ(女性)などが歓迎してくれました。フランスからの1年間の研修生の若い女性もいました。
中を案内してくれましたが、非常に広く何と宿泊施設があり、ここで直接オリエンテーションが宿泊込みでできるのです。30~40人くらいは泊まれそうです。やっとこんな郊外に事務所がある理由が判明しました。日本の東京事務所とは全く違います。今回日本の事務局長から聞いたのですが、私がAFSでコロンビアの名前をあまり聞かなかったはずで、日本への受け入れだけ年間1名程度、今年初めて4名だそうです。まだ外務省の基準では危険国ということで日本からコロンビアへの派遣はしていないそうです。今回の私のミッションは本当に危ないかどうかのチェックもあります。
結論から言うと、ほとんど危険性は感じない国でした。順序が逆になりますが、首都のボゴタをあちこち歩きましたし、観光地にも数ヶ所行き、そのために飛行機はもちろん中距離バスにも乗りました。ほとんど治安の悪さは感じませんでした。どうも普通の旅行者などには関係ない、陸路での国境などに一部危ない所がある程度のようです。
昼食を一緒にと準備してくれています。Ajiaco(アヒアーコ)というコロンビアの国でなく、このボゴタの名物料理らしいコーンスープを食べさせてくれました。中に3種類のポテトが入っています。英語でcorn on the cobという丸ごとの焼きトウモロコシ、ライス、チキン、アボカドも皿に盛りつけられています。こちらの定食みたいなものでしょう。普通に美味しかったです。
最後に英語でカロリーナを相手にインタビュー録画をされました。たぶん、広報用に使うのでしょう(たまたま2ヶ月後に偶然インスタグラムでこの録画を見ました)。幸い、私はこういうのには慣れています。
実は帰りはどうしようかと思っていたのですが、マヘがわざわざホテルの近くまで高速道路(無料)で約30分間送ってくれました。それから、ホテルで一眠りして外を見ると軽く千人以上の大集団でデモをやっています。手は出さないけど完全防備した警察も出ています。ガザに対するイスラエルへのデモかと思ってフロントで聞いたら何とInternational Women’s Day 「国際女性デー」のデモのようで一緒に付いて行って近くで見ると確かにほとんどが女性です。Feminita! と盛んに言っています。野次馬的に近くで見ていたら、中には過激なトップレスの女性もいます。
夜はコーラとで12,000ペソ、480円以下のホットドッグで済ませました。あまり腹が減りません。でも、歩いて帰る途中、南米ではよく見るエンパナーダを3千ペソ、120円で軽く追加しました。おやつ感覚です。
ここで私が早くも取得した暗算での通貨の日本円への換算方法を披露します。お気づきのように桁が大きいので、お札にも12,000(COP、コロンビア・ペソ)は12 Mil Pesoと書いています。ちなみにMilとは英語のMillionと語源的には似ていますが、百万ではなく千です! ですから、3つの0(Mil)を消して大雑把に40倍すれば先ほどの480円弱がすぐに暗算できます。海外のこの換算で大事なのは端数ではなく、桁を間違わないことです。当たり前ですが、千円と一万円を間違うと大変です。慣れない国の通貨は特に注意が必要です。
この日も早めに寝ました。
3月9日(土)
朝食をすませ、部屋で明日からの旅行の続きの準備を。結局、スカイスキャナーで調べたらボゴタ~メデジン(2番目に大きな都市)~ペレイラ~ボゴタと周遊できそう(しかも直行便で)なことが分かり予定が立てやすくなりました。取り敢えず、メデジンからもバスが1時間毎にあり2時間くらいで目的地のグアタペのホテルに着きそうなので、2泊ゆっくり田舎で過ごすことにしました。
それから、Transmilenio(トランスミレニオ)の普通(一両だけ)のバスに方向だけ確かめ乗り込みました。でも、磁気カードを事前に購入しておかないと支払えないので、入り口で立ったままで次の停留所で降ろされました。でも、そこで露店のおばさんが目の前のビルの2階でカードが買えることを教えてくれました。取り敢えず窓口で一往復分だけでいいと言ったら、たったの6千ペソ(240円)でカードごと購入できました。
いよいよ久しぶりの本当に気ままな旅行の始まりです。賑わっているらしい(古い地球の歩き方情報)Calle(カジェ)70(地図で見ると東西に走る大通り)あたりでグーグルマップを参考に適当に下車しました。確かに、住宅街というよりは繁華街に近い、つまりレストランやお店が結構ある地区でした。ブラブラ歩きます。これが楽しいのです。
すると早速、面白いものを見つけました。緑色中心のスカートに派手な民族衣装の女性が横断歩道にいます。各国で色々な経験をしている私にはピンときました。正解でした! 赤信号になるや否や、女性は真ん中に立ってスカートの裾を両手で広げダンスを始めます。ほんの30秒か1分です。そして、ダンスが終わると両手を合わせお願い(おねだり?)するような表情で各車に近づき小銭のチップ(?)を求めます。しばらく見ていたら、もちろんそれを繰り返します。毎回ではありませんが、車内からチップ感覚でお金をくれる人もいます。
ついでに書きますと、後からですが同じように赤信号で停まっている短時間に車の窓を磨いてくれるサービスもあります。小銭をあげればいいだけです。もちろん、始める前に断ることも簡単です。結構、発展途上国ではよく見る光景です。このダンスのようなパターンは初めて見ましたが。
ぶらぶら歩いていてスーパーを見つけました。これも楽しみです。特に、野菜・果物コーナーに私は興味があります。珍しい野菜・果物がどこの国にもあるからです。やはりここコロンビアは果物が豊富です。コーヒーで有名ですが。ちょうど切らしていた砕くセット付きのブラックペパーを19.5Mil、歯ブラシ2本セットを15.4M、合計日本円1,319円で買いました。
13時過ぎになったので適当なレストラン、Asador Casa de Carnes(ステーキ店)を見つけ入りました。期待通り、ちゃんとした牛肉のステーキが54.5Mペソで美味しかったです。ドリンクはlimonade (英語でlemonade) Yerbabuena を。どうもコロンビアのレモナ―デは名前だけで他の果物などが入っていることが多いようです。飲んでいる時は美味しかったけど何だろうと思っていました。後で調べると、良いハーブ、いやミントのことのようです。8.5Mペソで合計68.85Mペソ(2,600円程度)で高くありません。円安、ドル高、ユーロ高で欧米では日本円の安さが身に染みるこの頃ですが、幸いコロンビアの物価は日本円に換算しても高くなさそうです。
今回は久しぶりにウーバーをタクシー代わりにかなり使いましたが、タクシーより安く行き先も地図で決めればいいので簡単で便利でした。北側から自分のホテル・テケンダマを通り越して旧市街のカテドラル(大聖堂)プラザまで一気に行きましたが、たったの16.0Mペソ(約640円)でした。同じような所を歩いて何回もぐるぐる回ってようやく目的地のエメラルド博物館へ行きました。どこかの会社のビルの中に入り口があるので見つけるのに難渋しました。
もちろん、エメラルドを買う気もないのですが、バーチャルリアリティと建物が高く市内の景色を楽しめました。もちろん、写真もたくさん撮りました。
近くの公園で黄色い花、たぶんミモザの花を見かけました。昨年イタリアのフェイスブック・フレンドから知りましたが、女性に捧げる花のようで昨日がちょうど国際女性デーでした。
次に行ったボテロ(Fernando Botero)美術館は無料でしたが、最初の部屋に入るなり笑いました。こんな美術館は初めてです! いきなりボテロ解釈の絵、モナリザが展示しています。ボテロにかかると全員が太っているのです。ほとんどみんな二重あごです。ですから複雑な表情のモナリザも太っているので何となくユーモラスです。ボテロによる彫刻もありますが、これも忠実にみんな太っています。他にもボテロ自身が収集したピカソ、ルノアール、ミロなどの有名な作品も寄付されています。だから、こんなに立派な美術館なのに無料のようです。出身は明日飛行機で行くMedellin(メデジン)のようです。
夕食は旧市街から歩いてホテルへ戻る途中にあった Giovanni Albeiro Gamboa Riveraへ午後7時頃で食べました。Sopa de Mondongo(牛もつ入りスープ)22.0Mペソ、Pollo al Broiler(チキン料理)32.0Mペソ、Natural lemonade(普通のレモネード) 7.0Mペソ、合計67.1Mペソ(10%の税込!)で暗算で2,684円(VISAカードからのすぐに来る通知で2,536円)でした。有難いことにそんなに高くありません。お土産屋が並んでいる一画で、自分用にコーヒカップとコロンビアのマグネットを買いました。
3月10日(日)
今日は移動日でしかも13:30発の便で、午前中は暇です。ホテルの近くのカジノAlladinへ行ってみましたが、朝はガラガラでましてや私が唯一楽しむブラックジャックには人もいません。
それで仕方なく早めにUberでボゴタ空港へ行きました。30Mペソ程度で距離の割には1,200円程度と安いです。でも、国際線ターミナル(第3ターミナル)らしく私の便は名前もありません。そう言えば、航空会社の名前も聞いたこともないしよく覚えていません。赤い特殊文字でClicと書いています。親切な男性がいて無料シャトルバス乗り場まで案内してくれました。専用の小さな国内線専用のターミナルのようです。地図で見ると少し離れています。やっと自分の乗る予定の航空会社名がClicと確認できました。いつも不思議なのですが、実際はオンラインで購入しただけでパスポート情報を入力した覚えがないのに、パスポートだけで発券してくれます。
荷物検査を受け、待合室に入るとゲートは6つくらいの小ささです。何とか軽食は買えるのでハム&チーズのサンドイッチを食べました。首都ボゴタから第2の都市メデジン行きですが、懐かしい天草航空で定期的に乗っていたブラジルのエムブラエル機です。もちろん、プロペラ機で機体の後方から乗り込むのが特徴的です。福岡~天草(熊本県)で毎月一回は病院の当直へ行くのに乗っていた懐かしい機体に南米で再会するとは!
13時30分発で予定よりも早く14時15分にはもう到着しました。急いでウーバーで北バスターミナルへ移動しました。これはたったの17Mペソ(約650円)です。でも南米らしくバスターミナルは充実しています。列車がほとんどないせいかもしれません。目的地のグアタペ往きは地下2階とのこと。急いで乗車券を買います。行先別らしくなかなかどこにあるか探すのが大変でした。でもたったの200Mペソ(800円以下!)です。
しかも運よく5分後出発の午後3時発に間に合いました。意外と小さなミニバスでしたが、途中で乗る人も結構いて一時は満席でした。半分くらいは高速道路で速いのですが、予想通り近づくと田舎道でスピードダウンです。ちょうど2時間で着きました。これがたったの800円以下です! 安い! 昨夏のスイスは論外ですが、今年1月に下見に行ったイタリア、ナポリなどで感じた円安による物価高はここコロンビアでは全く感じません。そういう意味でも、いい場所です。
5時にはGuatapeへ明るいうちに到着しました。途中、明日予定しているPiedra del Pen~ol(悪魔の岩)(実際はnの真上に~が付き、この場合ペノールでなくペニョールと発音します)が見えました。歩いて行ける場所に予約したChromaticホテルがあります。男の私には恥ずかしいくらいのショッキングピンク色の壁で、入り口はお店で奥にフロントがある、いかにも家族経営の小さなホテルです。母親と娘がいました、家族経営なのでしょう。カウンターでウェルカム・コーヒーをサービスしてくれました。
早速散策を始め、近くの公園へ行くと、大ボリュームでノリのいい音楽が建物から聞こえてきます。どうも、白い教会の中から聞こえて来るようです。日曜日の夕方のミサでしょうか?しかも中にいる人々はラテンのノリで楽しそうに踊っています。サルサ?ズンバ?何らかのラテンダンスです。世界中で色々な教会を覗きましたが、こんな陽気な雰囲気の教会はさすがに初めてです。
カラフルな家々で有名になったこの町グアタペですが、取り敢えず東の端へ歩いてみてもそんなにカラフルな家はありません。むしろ、暗くなってからでも中央部の公園、教会周辺の方がみんなカラフルな建物です。私のホテルもピンク色です。
3階建てのホテルとしては小さく、私の部屋は2回でシャワーのみです。それは覚悟していたのですが、お湯が出ないのは困りました。冷蔵庫もありません。
夕食は大失敗でした。何故か、午後6時半頃で薄暗くなり、池の前の大通りの店がどんどん閉まっている雰囲気で、急がないと食べる所がなくなると勘違いしてチキンローストの店へ飛び込みました。メニューもあまりなく、他に小ポテト2個とトウモロコシでできた餅のようなものを2つ注文しました。手持ちの炭酸水を飲んでも文句は言われません。コロンビアペソの手持ちがほとんどなく、こんな店でクレジットカードも使えません。南米なので念のために持参した米ドルが役に立ち、たったの2.5米ドルですみました。それも25セント玉のコイン2つも受け取ってくれました。
3月11日(月)
ホテルでもらった朝食券は朝8時から10時までと言われましたが、提携している公園前の食堂へ行くと何と9時からしか開かないと! 仕方ないので、ブラブラ歩き回るとちょうどコロンビアペソの現金が欲しかったのでmoney exchange (cambio) を見つけました。田舎過ぎてATMもなさそうです。幸い10時オープンと明記しています。今のうちに帰りのバスの切符を買っておこうと切符売り場に行ったらまだ人がいません。
やっと9時になり、食堂へ戻り普通のスクランブルエッグ、ジュース、トースト、コーヒーの朝食にありつきました。ホテルに戻り、パスポートを持参して両替商に。こういう時のために南米方面では米ドルの現金を持っています。60米ドル(約9,000円)を両替し、約223Mペソを受け取りました。
ペニョールにある「悪魔の岩」 (La Piedra del Penol)へはmotocarroと呼ばれるオート三輪で行きました。昨日は聞き違えでたったの2Mペソと思ったのですが、12Mペソの間違いでした。それでも、たったの480円以下です。バイクですからたったの10分で到着しました。但し安い料金で麓までで、少し駐車場もある入り口までは少し階段を上ったりする必要があります。10分ほどかかりました。入場料25Mペソを支払いました。
まだ頭痛はありませんが、高地であることは間違いなく高山病の予防の意味でも無理をせず頻回に休憩を取り、約700段の階段をゆっくり上りました。それでも途中で少し息が上がり、少しめまいがしました。それでも40分程度で頂上へ上りました。期待通り、絶景です。ソフトクリームを食べたりして、ゆっくり360度の全景を楽しみ、沢山の写真を撮ってから降りました。当然、下りは楽で10分もかかりませんでした。
昼食は「悪魔の岩」の出入り口にいくつかあるレストランから一ヶ所を選びました。ここからも人工池などの絶景を見ながら食事ができます。ずっとメニュー写真で気になっていた魚の素揚げ(フライ) Tilapia を注文しました。絶品です。白身の魚で骨がかなり硬い魚です。日本語でも外来種でティラピアのようです。付け合わせはイマイチでしたが。それから、わざと場所を変えて同じく絶景を見ながらコーヒーとケーキを楽しみました。
帰りは予定通り、運動のために歩いて帰りました。1時間以内でグアタペの街へ戻れました。正解で、もちろん運動にもなるし、写真もゆっくり立ち止まって撮れました。街の入り口のカラフルな家の写真もたくさん撮れました。ホテルに戻りしばらくゆっくり休憩してから、また街をブラブラしました。近くのカラフルな家々の写真も撮りました。最近各国でよく見る広げた傘の飾りの通りもあります。朝買えなかった明日のバスの切符も8時半のが買えました。たったの20Mペソ(800円以下)です。
今回の旅は久しぶりに現地で詳細を決めます。ある程度下調べはしていますが。明朝のバスでメデジンへ行き、また国内線のフライト(メデジン~ペレイラ)を1.5万円程度(手荷物1個)で予約しました。またClic航空です。ホテルはバスでペレイラから移動できそうなサレント(Salento)の町、ペケーニョ・ホテル(珍しく現地払い)で取り敢えず2泊予約しました。
今晩は慌てずに、公園近くのちゃんとしたレストランで地元に敬意を払いコロンビア名物料理 Bandeja paisa(バンデハ・パイサ)を食べました。内容はアレパ(コーンの餅、白い)、チチャロン(ポークでベーコンの厚焼き)、白米、焼きバナナ、豆料理、アボカド、目玉焼き、などです。それなりに美味しかったです。ブラックベリージュースが最高に美味しかったです。だいたい私は色んな種類のベリー系が大好きです。ジュースやジャムなど。
3月12日(火)
今日は移動日です。朝8時半のバスで2時間のはずが少し遅れて10時45分頃メデジンへ着きました。またウーバーで車を呼びましたが、バスターミナルで待っていても来ません。ウーバーの画面を確認すると、運転手からメッセージが来ています。英語がわかるかと聞くとNoのようです。スペイン語でseconda pisoと来ました。幸い、スペイン語も少しわかるし、看板などの文字を読む癖があるのでいろいろなスペイン語の単語を思い出します。これもホテルのエレベーターで見ていたので、2階のことだとピンときました。中南米は列車があまりなく、バスが主流でバスターミナルが巨大で空港のように到着口と出発口で3階建てのこともあります。急いで2階へ降りて同じ位置で待っていたら肩をたたかれ運転手が迎えに来てくれました。
前回失敗したので、今回ははっきりと国内線専用のClic 航空のターミナルへ直行してもらいました。念のためにスマホに航空券の情報が分かるようにしていますが、パスポートを見せるだけで紙のチケットをすぐにもらえます。不思議です。国際線ではなく、必ずしもパスポート情報を入力した記憶がないので。
13時の便ですから、小さいターミナルで中へ入ると食べる所がないかもしれないので、スタンド風のところでゆっくりサンドイッチを食べてから、12時過ぎにゲートへ行きました。またしても塔乗橋などなく地面を歩いてプロペラ機へ後ろから乗り込みます。12時半には機内へ乗り込み、予定より早く出発して13時半にはもうPereiraへ到着しました。
今度はペレイラ空港からバスターミナルへウーバーで移動します。途中、盛んに運転手から行き先を聞かれSalento と言うと、このまま車でサレントへ行こうと誘いますが、もちろん断ります。
ペレイラのバスターミナルも大きくてわかりにくかったですが、何とかいろいろ聞いて行き先で会社や階が違うことがわかり、Alcaiaという会社の14時45分発のバスにちょうど間に合い、約1時間でサレントへ着きました。たったの11.5Mペソ(440円程度)です。グアタペと同じでバス停から歩いてホテルまで行けます。Hotel Salento Pequeno (nの真上に~が付き、ペケーニョと発音し、小さいという意味)で名前通りの小さなホテルでしたが、一軒家風の部屋で広く快適でした。珍しく現地のホテルでの2泊分支払いで553,356ペソ(20,864円)でしたが、クレジットカードが使えました。
早速、どうやってValle de Cocora(ココラ渓谷)へ行けるか調べようとしましたが、ホテルのフロントの女性はスペイン語しか通じません。何とか聞きだせたのが、教会の前の広場へ行けばValleまで行けるジープがありそうということだけでした。広場へ行ってみると確かにジープがあり、片道たったの5Mペソ(200円)でジープがありそうです。
首都のボゴタは別として、グアタペ、サレントのホテルはフロントも全く英語が通じません! やはり、ゲリラとかの治安の問題でようやく観光客が来だしたレベルのようです。ですから、私の片言のスペイン語の知識が役にたっています!
ホテルへ戻る途中で英語のツアー会社を見つけました! これで全て解決です。内容がよく理解できます。正直、今回会えなかった以前福岡へAFS高校留学生として来たバルバラ(ヴェネズエラ出身)からこのココラ渓谷がいいと勧められたので、私は勝手にコーヒー園かと勘違いしていました。コーヒーとは関係ないものの有名な景色のいい渓谷のようで軽い山歩きのようで高いパームツリーが有名なようです。明日、午前9時半から出発して(ホテルの朝食が8時半と遅いから)約6時間のValleツアーでガイドが付き、ランチ、おやつも付くようです。交通費も含みます。260Mペソ(9,900円程度)でこんな相場でしょう。しかも、行きたかった近くのコーヒー農場ツアーも明後日、午前9時半から午後1時までに戻って来れます。その日に、バスでペレイラまで戻れます。これも210Mペソ(7,900円程度)です。
小さい街で、広場の北側にある眺めのいい高台まで歩いて行きました。のんびりできます。帰りにマッサージ店も二件並んでいるのを見つけました。明日歩き疲れた後に間に合うかもしれません。夕食は縁のあるヴェネズエラ料理店を見つけました。ジュースは美味しく、スープも微妙なミックスの味でした。肝心のメイン料理は野菜炒めたっぷりでしたが、ビーフが写真のように少しソースがくどく、肉も硬くまで焼き過ぎでイマイチでした。
外国ではよくあることですが、ホテルの洗面所でお湯も出ません。右側から水だけは何とか出ます。でも、奇跡的にシャワーのお湯は出ました! もちろん、バスタブなどはありません。
3月13日(水)
朝、鶏のコケッコーの声で目が何度も覚めましたが、最近ではCPAPを使っても早朝覚醒はあります。歳のせいとほとんど気にしなくなっています。でも、久しぶりに田舎の感覚を思い出しました。後から合わせて犬のワンワンという鳴き声も聞こえます。
8時半になると、約束通り朝食を運んで来ました。まぁ、バイキングはつい食べ過ぎるのでちょうどいい程度です。 トマト、ピーマン入りのスクランブルエッグ、食パン、ジャム、チーズ、バナナとパパイヤのデザート、コロンビアですからもちろんブラックコーヒーも付いています。
計算通り、ゆっくりと9時半に旅行会社へ行きました。何のことはない、まずは昨日自分でチェックしていた教会前の広場に沢山待っている、たった5Mペソ(200円)のジープに13人も乗って50分くらいでサレントの街から目的地のValle de Cocoraへ行きました。後からの説明でわかったのですが、Cocoraの「ラ」にアクセントがあるのが神話での娘の名前、それを2番目の「コ」に移動しただけで男の名前に変えたそうで、現在の正しい発音はこれだそうです。
到着すると目の前に低い山、草原が広がっています。入り口と思われるところに南米でどこにでもある (Valle de)Cocora の看板(飾り)があり、みんなその前に立ち写真を撮っています。
たった一人の客である私にガイドの男性が付いています。彼は若いJulianでスペイン語なので「フリアン」と発音します。フリアンは遠慮なくどんどん山を上がって行きます。ここは壮大な景色の山ですが、コーヒーとは一切関係ないのです。少しくらいお金を払ってでもガイドを付けて正解でした。外国ではよくあることですが、山なのに案内板がほとんどないのです。一人で歩いていたら迷子になる恐れもあるし時間も読めません。
フリアンはなかなか好青年で、今でも私のフェイスブックの友達でフォローしてくれています。休憩で、フェイスブックで写真を見て日本のみんながパッションフルーツと言うスペイン語でGranadilla(グラナディージャ)という果物をくれました。確かに美味しかったです。でも外観が黄色で日本のパッションフルーツの色とはやはり違うようです。まぁ、似たような果物でしょうが。
今回はガイドのフリアンがいるので私にしては珍しく自分の写真も少し撮ってもらいました。英語が通じるのでいろいろな話しができました。上りは余裕をもって無理せずに休憩も多めにとりました。
13時頃に木陰で腰かけフリアンが準備してくれたサンドイッチを食べました。ハム、チーズ、レタス、トマトなどがたっぷり入っていて結構おいしかったです。その後、頂上から少し降りた場所にはハミングバードが集まる休憩所がありました。どうも甘いカンナ糖(ブラウンシュガー)水を置いてあるので、ハミングバードが集まって来るようです。そこでブラックコーヒー(もちろん、コロンビアコーヒー)とカンナ糖入りのやや甘いコーヒーも試飲しました。微妙な甘さでした。
最後は川沿いに吊り橋を揺れながらいくつも超えて、歩きにくい所もたくさんありましたが、前半を私にしては抑え気味にしたせいか5時間くらい歩いた割には余力がたっぷりで前の若いカップルを抜いてみせたりしました。ビックリしているのを確認して、わざと聞こえるように英語で「もう70歳に近いんだけどなぁ」と言いました。いたずら心がつい出ます。
16時半頃には麓へ戻り、それからまたジープにみんながぎゅうぎゅうづめで乗り、街まで戻って来ました。前に座った人がギリシャ人らしいのですが、やたら日本の歴史に興味を持っていていろいろ聞いてきました。一人旅でもこういう出会いが楽しいのです。念のために、街に着いたらすぐにバスターミナルまで行き明日の午後のバスを予約しました。来た時にもいたおじさんですが、赤いちっちゃいメモ用紙に記載した紙キレをくれただけで、お金も払ったのに大丈夫かなと少し不安でしたが。たったの12Mペソ(約480円以下)ですが。
万歩計は何と2万7千歩を示しています。しかも半分以上は山道を上り、下りも足元が悪くかなり足や膝に負担がかかります。69歳で私のように毎日たくさん歩きなれている日本人は少ないでしょうが、どうもヨーロッパの人々はハイキングというか歩きなれている人が多い印象があります。留学説明会で話をしてもらった欧州留学経験者(スイス、イタリア、フランスのどこかの国)もみんな少し歩くと言ったら2時間も3時間もとビックリしたようでした。私が会いに行った50年前の米国への留学仲間でノルウェー人女性とその旦那さんも、何の詳しい説明もなく2時間近く歩いてフィヨルドの絶景まで連れて行ってくれました。私だからいいけど、普通の日本人だと音を上げる人もいるでしょう。とにかく4,5時間は軽く歩きました。 さすがの私も帰った時は足はガクガクでした。
それで17時半少し前に着いたので、たっぷり19時閉店までの1時間半揉んでもらおうと、昨日チェックしていたマッサージ店へ急いで歩きました。でも、せっかく急いで行ったのに18時まで待たされ結局は1時間のみでした。でも海外にしては珍しくスポーツマッサージでオイルマッサージと違いかなり強くもんでもらえたので少しは筋肉痛が癒されました。
それから夕食のレストランを探しました。今晩はTrucha(trout)のレストランを探しました。あちこちで写真付きで美味しそうだからだったからです。でも、間違えてアヒージャにするつもりがミックスにしたら、エビのおまけはともかく、とにかく量が多過ぎるのです。まぁ、不味くはなかったですが。その代わり、ドリンクのレモネードのミント味は最高に美味しかったです。
料金は57,640ペソで約2,200円程度なのですが、カードが使えないと言われ少し焦りました。でも、こんな時のために米ドルを準備しています。計算すると14ドルくらいのはずが16ドルとやや高めですが、両替料と思えば仕方ないです。それで20米ドルを渡しましたが、お釣りはコロンビアペソで4ドル分にしては多い15Mペソをくれたので、むしろ安く済んだような気もします。まぁ、海外では細かいことを気にしても仕方がありません。
3月14日(木)
昨日と同じホテル、同じ旅行会社ですから8時半に部屋に運ばれた朝食をゆっくり食べて9時半ギリギリに旅行会社へ歩いて行きました。でも今日は担当者が事情がよく分かってなく、10時頃まで待たされて不安でしたが、出発したらたったの15分で着くコーヒー園で知っていたら自分でタクシーで行ったら安くてよさそうと思ったくらいです。
入り口の看板にはFinca Entrebosques(coffee tour Salento) と書いています。まずは中高年の男性(ポンチョ姿でカウボーイハットを被っている)が籠をもって農園を案内してくれます。私にも同じような格好をさせてくれます。私にとっては初めてのコーヒー園です! ある程度知っていましたが、高級なアラビカ種と主にインスタントコーヒー用のロブスタ種について説明してくれます。
よく見ると説明通り、コーヒーの木の回りにはバナナ、プラタノス(食用バナナ)、オレンジ、レモン、マンゴの木も少しあります。これはコーヒーにフレーバーを与えたり、日陰を作るのが目的だそうです。豆の種類もよく見ると、赤、緑、白と色もさまざまです。
カウンターに戻ると若い女性の説明が始まります。豆についての説明、煎り方の説明、また色が余り濃いのは焦げているとの説明も。でも私としては煎り方は好みもあるのではと思いますが。コーヒーの収穫は基本的に年に2回、1~3月と9月~11月だそうです。彼女の説明では、回りのバナナやグアバなどの栽培は収穫時期を他の時期にも増やす意味もあるそうです。
目の前で説明しながらコーヒーを入れて試飲させてくれましたが、正直特別な感動のない普通に美味しいコーヒーでした。温度はやはり90度がベストらしく、最初に少し蒸す必要はないそうです。ただ勉強になったのはコーヒー豆10gに対してお湯100mlとのことです。帰国して計って確認したら、今までの私の豆の量は少し少な目でした。
今回は久しぶりに10日間の長旅ですが、そのせいか途中でデジカメの容量がいっぱいという警告が出て、もうこれ以上撮れません。夜、ホテルに戻ってからパソコンに取り込み消去するしかありません。でも、今はスマホのカメラもあるのでバックアップの意味で問題ありません。
コーヒー農園はビックリするくらい近くで早く終わったので、ホテルに車で寄ってもらい昨日の予約の紙切れを持ち、バスターミナルに寄ってもらい、午後3時の予約を12時のバスに変更しました。運転手を兼ねたガイドに5Mペソのチップをあげましたが。
おかげで早く13時にはペレイラの大きなバスターミナルへ着きました。バスターミナルからウーバーを呼ぶと前回のように階が違うとかのトラブルがあるかもしれないので、わざと少し少し向かい側まで歩いてそこからウーバーを呼び、サン・シモン・ホテル・ペレイラへ急いで行きました。ホテルでスペースを借りて、急いでパソコンにデジカメデータを取り込み、消去しデジカメを使えるようにしました。それから荷物を全てホテルに預け何も持たずに急いで温泉へ急ぎました。
非常にラッキーなことに直前に近くにいい温泉があるという情報を得たのでした。しかも調べるとホテルから歩いて近くのバス停からたったの3.1MペソでSanta Rosaの街へ約50分で行きました。
私はイタリアを中心に世界中の温泉へ行っています。「旅行医学」を専門にしている私はその一環で医学的な温泉の効能を調べ、世界中の温泉を行ったついでに探して調べてきました。温泉で有名な日本ですから色々な学会や研究会などの集会があるようです。でも、「日本温泉気候物理医学会」が唯一の医学的根拠での学会、つまり多くの医者も集まる学会です。でも、海外との交流がないのが残念でした。それでも、4~5回学会に出席して温泉成分の効能よりもややぬるめの38度がキーワードと学びました。そして、日本の温泉は42度程度の熱すぎるのが多く、海外の方が38度程度のぬるいお湯が多く医学的には正しいようです。でも、水着着用で混浴なので温水プールと勘違いしている日本人が多いようです。水着着用・混浴のいい所は見られる心配がないので、大自然の中にあることが多いのです。日本の場合も自然の中にあることも多いのですが、日本の過剰な規制のせいもあり浴槽に深く浸かると絶景が見えないことが多いのです。
そこからはウーバーで65Mペソ(約2,500円)でサンタローザ温泉へ約25分で到着しました。着いたのは 16時少し前でもちろんまだ明るい時間帯です。入場料は48Mペソ(2,000円以下)でしたが、今回は温泉用の水着やバスタオルは準備していません。真っ赤な水着を45Mペソ(1,700円)で買いました。
イタリアと同じで立派なレストランが巨大な温泉の敷地内にあります。昼夜兼用の食事を取りました。移動で忙しかったからです。ステーキ250gが36Mペソ(1,400円)程度でした。呑気なことに午後4時半過ぎに食べている途中に気が付きましたが、レンタルのバスタオルもありません。レストランのレジでどこで買えるか聞いたら親切なおばさんで、タオルを26Mペソ(1,000円程度)で売店から買って持って来てくれました!
腹ごしらえしてからゆっくりお湯に浸かりました。3、4ヶ所のプール型の温泉があり、奥に崖がありきれいな滝があります。緑に囲まれロケーションも最高です。時間があればもっとゆっくり自然の中を歩き回りたかったです。
18時半頃、暗くなってからそろそろ帰ろうとしました。何とかなると思う反面、若干不安でした。やはり、高くても一気にペレイラのホテルまで帰ろうとしたのですが、ウーバーの運転手が見つかりません。仕方なく、下の入り口まで少し歩きました。そうしたら、何とジープが待っています。たったの5Mペソでサンタローザの町まで行くそうです。何とかなるものです。しかも、サンタローザの街へ着いたら何とペレイラ往きのバスの前で止めてくれるのです。こんな楽なことはありません。こちらも値段は安くたったの3.3Mペソ(実際は5払ったら、お釣りがないらしく2Mペソ戻って来ました!!)です。我ながら運がいいです。ペレイラの街は大きいのですが、グーグルマップで見ながら停めてもらったら、出発したバス停のすぐ近くで少しありますが道が分かるので歩いてすぐにホテルへ行けました。
昼間、早過ぎて荷物は預けてあるだけなので20時15分ホテルに着いてチェックインしました。298Mペソ(11,315円)の部屋でした。予約はExpediaでしています。やはりシャワーのみですが、まぁまぁの部屋でデスクがあるのでパソコンが使いやすかったです。近くにある店舗でデザートとコーヒーを15.5Mペソ(589円)で食べて、いつものようにパソコンでこの旅行記のためのメモをしたり、翌日以降の旅行の手配をしてから寝ました。
3月15日(金)
ホテルの朝食はバイキングでしたがかなり質素な内容でした。7時過ぎに食べましたが、二度寝をして9時頃ゆっくり起きました。ブラブラして両替所を探しましたがパスポート本体が必要でホテルへ戻りました。フロントで聞くとすぐ近くを案内され、昨夜デザートを食べたプラザの地下で30米ドルを思ったよりレートがよく110Mペソへ変えてくれました。
今日は移動日ですが、夕方の便でそれまでこのペレイラの街をブラブラする予定です。でも、何も調べていません。目的地がないのです。それで最初にこの町へ着いた2日前から気になっていた空を移動しているケーブルカーへとにかく乗ることにして、ウーバーでバスターミナルの奥のケーブルカー横の乗り場へ行きました。普通の山に上るようなケーブルではなさそうですが。
行く当てもないので、切符を買う時に地図で迷っていたら若い男性が英語で話かけてきました。Leonという名前で今日は休みで暇だからよかったら一緒に街を案内してくれると。どうも日本通でひらがな、カタカナまでユーチューブで勉強しているくらいのようです。
英語も上手でおかげで色々な話しをしました。このケーブルカーは山へ上るのではなく交通手段として空を移動しているだけのようで、かなり安く乗れ、市民の足になっているようです。しばらくケーブルカーに乗って話していました。降りて、古い列車の車両を利用した喫茶店で二人で喋っていたのですが、どうも彼女Annaが近くで働いていて私に会わせたいと。自慢のガールフレンドなのでしょう。もちろん断る理由はありません。しばらくして、アンナがお土産まで持ってやって来ました。ボインの可愛い子です。背はそんなに高くないです。褐色の肌です。いかにもサルサやズンバが踊れそうな感じで、実際にダンスも得意なようです。リオのカーニバルでも踊れそうです。
時間があまりないので、一緒にタクシーに乗り私のホテル前のボリバー公園プラザで食事をしました。時間を有効に使うために、12時半頃、料理を待っている間にホテルへ戻りチェックアウトを済ませ、荷物はフロントへ預けました。
もう食事は来ていました。南米ではどこの国にでもあるceviche(セビーチェ)は私のイメージとだいぶ違っていましたが、酸っぱくて美味しかったです。敢えて言えば、日本の酢の物(ただし魚が入っている)のような料理です。魚のアヒージョもニンニクが利いていて美味しかったです。目の前でアンナが食べていた魚のフリット(フライ)が一番シンプルで美味しそうでした。アンナがプラスチックの手袋をして戻ってきた理由がわかりました。正しい食べ方は手でちぎって食べるのだそうです。
飲み物がこの国コロンビアでは美味しいのですが、ここのlimonade(レモネード)もチェリーなどの味付きで普通のレモネード以上に美味しいです。3人分で137Mペソ(5,200円)程度ですが、もちろん私がおごりました。結構一人旅も多い私ですが、こういう出会いがあるのが一人旅の醍醐味です。
2人と別れ、ホテルの目の前の英雄シモン・ボリバルの彫像の写真を撮りましたが、聞いていた通りよく見ると裸でした。ホテルからウーバーで車を呼び、ペレイラ空港の第1ターミナルへ行きました。国内便で3回目にして初めてメジャーな会社Avianca(ANAと同じスターアライアンス)で距離はしれていますが、マイルも貯まります。プロペラ機でなくジェット機です。16:01発16:59着の予定の便ですからかなり近距離です。但し、座席が最悪で最後尾で外が全く見えないし揺れがひどかったです。
ついに、首都のボゴタ空港へ戻って来ました。ユーバーで38Mペソ(1,450円程度)でした。少し迷ったけどやはりコスパも場所もいいテケンダマ・ホテルへ戻って来ました。18時頃にはホテルへ着きましたが、2泊朝食付きで531Mペソ(20,331円)です。但し、最初の時の部屋ほど2部屋には分れていません。でも、十分に広い部屋で満足です。
歩いてブラブラしたらレストランはいくらでも見つかると思っていたのですが、意外となく地図で見るとホテルから遠くはないのに公園(夜は入れない)とかで近道できず結構歩きました。Tapas Macarenaという名前のレストランでCarpaccio con queso(チーズの入った肉のカルパッチョ)を食べ、ここでもlimondade juice が美味しかったです。値段も75,389ペソ(2,885円)と手頃でした。
3月16日(土)
交通手段とかが若干不安だったので、最後の2、3日はボゴタに戻って帰国前の最後の観光です。昨日予約した Zipaquiraツアー(塩の教会)へ行くツアーで9,500円程度です。期待通り、色々な国から来た観光客と友達になれました。
同じ名前のテケンダマ・ホテルが近くにあるので若干不安でしたが、10時20分頃ホテルのロビーへ女性ガイドが迎えに来ました。同じように他のホテルの客も迎えに行くので、計13名の客を乗せてボゴタの街を出発したのは11時頃でした。
それでもそんなに遠くないので12時前にはシパキラの町の高台にある「塩の教会」へ着きました。塩の岸壁内に作っている教会です。有名なボリビアのウユニ塩田もそうですが、何億年前か何千年前か知りませんが、大昔は海の底だったので塩の塊があちこちの南米にあるようです。ウユニ「塩湖」と15年くらいまえから呼ぶようになりましたが、あれは間違いです。今は、塩を産業として産出しているくらいの「塩田」「塩原」が正しいのです。英語でもsalt lakeではなくsalt fieldです。海、湖だったのは遠い昔です。白いコンクリートのような塩の塊の原野に雨季にほどよく水が溜まるので、あのような鏡面像の写真が撮れるのです。
このシパキラ塩の教会では、英語のできるガイドの代わりに現地スペイン語ガイドに交代です。イヤホンで英語の音声ガイドが聞けるのですが、マイクでのスペイン語の説明がうるさくてわざと離れて先に行って説明を聞いていました。ところが、意外と道が分かれたりしていて迷子になりました。出口もはっきりしません。トロッコ列車に乗って外に出る方法もありますが、乗っていいものかどうか迷いました。まぁ、慌てずトイレにでも行って落ち着きます。
正解でした。夫婦で来ていたエルサルバドル人で今はカリフォルニア州に住んでいる、当然英語も上手なご主人の方にトイレの出口でバッタリ会いました。実は彼も奥さんとはぐれグループからもはぐれたと私と同じです。さすが中南米の人で、全然焦っていなくて笑いながら何度も以前にも奥さんとはぐれた話を楽しそうに話してくれました。ある時は、奥さんは子供のようにべそをかいて泣いていたと! 母国のエルサルバドルもかなり治安が悪いので有名なので、こういうチャンスに尋ねると、確かに以前は治安が非常に悪かったけど、最近政権が代わって急に治安が良くなったそうです。ホンジュラスなどは相変わらず悪いそうです。中米の話です。色々な所へ行きたい私はこういう生の声を大事にして情報収集しています。今回のコロンビアも色々な人からもう治安は大丈夫だと情報を得て安心して来ました。実際、ほとんど普通の国です。
二人になったし、急に元気がでてきてむしろ会話を楽しめました。結局は二人でトロッコ列車に乗って外へ出ました。何とか、ツアーグループの人々、ガイドと合流できました。もう13時半すぎですが、歩いて広場で全員記念写真を撮ったりしてようやく昼食のレストランへ行きました。Asad Brasasという名前のレストランで最高でした。途中で音楽の演奏もあり、観光客向けらしく、みなさんどこから来ましたか?で盛り上がるのです。観光地ではよくある盛り上げ方です。
私はチーズ乗せ450gの仔牛ステーキを注文しました。ちゃんとしたステーキでボリュームもあるし美味しかったです。ジュースもコロンビアで慣れてきたレモネード(リモネードという名前)のココナッツ入りで濃厚な味でとても美味しいです。どうもコロンビアではレモネードの〇〇味が美味しいのです!
座った席が若い中国人カップルの前だったのでいろいろな話しをしながら食事を楽しみました。たまには、こんな風なツアーも楽しいものです。チップも込みで81Mペソ(約3,100円)でした。安いものです。
その後、ガイドのKarenの案内でシパキラの街を少し散策しました。立派なカトリック教会もありました。この町は、以前は塩、エメラルド、金などの産出地として重要で何と首都だったそうです。ボリバールとともに英雄だった有名人が作った高校というのがありました。
それからバスで各々のホテルへ送ってくれるのですが、まだ時間が早いので私はグーグルマップで位置情報をチェックして、かなりボゴタの街の北側のホテルで中国人カップルが降りるのに合わせて降ろしてもらいました。適当にブラブラ街歩きをしたいからです。大通りを歩いていると早速面白いものに出くわいました。お巡りさんがバイクにお巡りさんの制服を着せた犬をバイクに乗せています。私も他の人と同様、早速写真を撮らせてもらいました。こんな感じであちこちにお巡りさんがいるし、だからコロンビアの首都であるボゴタでさえ前後4、5日過ごした印象でも治安は決して悪くありません。外務省情報ではいまだに危険国扱いですが、実際には陸路の国境くらいがゲリラで少し危険な程度のようです。
6時過ぎになり少し暗くなりそうでウーバーを呼んでホテルへ帰りました。21.5Mペソ(800円程度)で全般的に安いものです。お昼にたっぷりステーキ等を食べたので、近くの店で炭酸水だけを買い、今晩は夕食抜きにし部屋でゆっくり過ごしました。若い頃は夕食を抜くなんて考えられませんでしたが。
(2)へ続く
空飛ぶドクター(登録商標)
坂本泰樹
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ANA ヒューストン経由でボゴタへ
-
ANAビジネスクラス 窓側席
-
機内食 3皿くらい出たうちの1つ
-
ボゴタ空港到着
(コロンビア首都) -
テケンダマ・ホテルからの景色
(ボゴタ) -
ホテルのバイキング
野菜の好きな私はたっぷりと -
トランスミレニオと呼ばれる連結バス
-
AFSコロンビアの入り口
-
AFSコロンビア新事務局長のマヘと
-
プログラム担当のラウラと
-
AFSコロンビア事務所には宿泊施設も
-
AFSコロンビアでごちそうになった
ボゴタ郷土料理のスープとごはんなど -
ホテルの部屋からたくさんの人々のデモ行進が見える
-
デモはほとんど女性
-
手は出さないが、警察が見守っている
-
イチオシ
ボゴタ旧市街の教会
外観だけだが、スペイン・コルドバのメスキータとそっくり -
見るだけで楽しいスーパーの果物
-
イチオシ
赤信号を利用して民族衣装でダンスを
もちろん小遣い稼ぎが目的 -
カラフルな家々
-
ステーキとミント入りのレモネード
-
南米らしいカラフルな落書き
-
ホテルの部屋からのボゴタ街並み
-
ボゴタ市内
豊富な果物 -
ボテロ美術館
(ボゴタ市内) -
イチオシ
いきなりボテロの「モナリザ」
-
ボテロにかかるとみんな肥満体
-
ボテロ
彫刻も肥満体! -
ボテロ美術館の中庭
-
ボテロ収集のピカソの絵
-
ボテロ収集のミロの絵
-
ボゴタ市内の光景
南米らしくリャマが -
イチオシ
もちろん有料ですが、コロンビアの国旗とリャマと記念撮影
-
コロンビアと言えば、コーヒー
-
コロンビアと言えば、コーヒー
-
ボリューム満点の夕食
-
ボリューム満点の夕食
-
旧市街地での夜の景色
治安が悪くない証拠 -
懐かしいブラジルのエムブラエル機
もちろんプロペラ機 -
メデジンまで飛行機
バスでグアタペの街へ -
グアタペで泊まったホテル
入り口は店舗
私の部屋は真上の二階 -
みんなが踊っている明るい、楽しいカトリック教会
-
楽しいカトリック教会の外観
-
GUATAPE
-
グアタペ
カラフルな街並みの夜景 -
イチオシ
グアタペ
カラフルな街並みの夜景 -
グアタペ
カラフルな家々 -
グアタペ
カラフルな家々 -
グアタペ
カラフルな家々 -
ピエドラ・デル・ペニョール(悪魔の岩)へ向かう
-
ピエドラ・デル・ペニョール(悪魔の岩)
この階段を上って行く! -
ピエドラ・デル・ペニョール(悪魔の岩)
階段の途中からの絶景 -
ピエドラ・デル・ペニョール(悪魔の岩)頂上から
人工池の景色 -
ピエドラ・デル・ペニョール(悪魔の岩)
上りと下りは別の階段 -
ピエドラ・デル・ペニョール(悪魔の岩)
麓のレストランで魚料理を -
お店を変えて、少し違う景色を楽しみながら
コロンビア・コーヒーとケーキを -
ピエドラ・デル・ペニョール(悪魔の岩)から
グアタペの街へ歩いて帰る途中
ゆっくり写真を撮れる -
グアタペの広場に待機する
motocarroと呼ばれるオート三輪車 -
チェックアウト前の
グアタペのホテル前で -
メデジン空港からペレイラ空港へ
またプロペラ機で -
小さな町、サレント
-
サレントの街も結構カラフル
-
サレントのカトリック教会とその前の広場
-
サレント、カトリック教会内部
-
小高い場所からのサレントの街並み
-
サレント
イマイチのヴェネズエラ料理
(肉が焼き過ぎ) -
ガイドのフリアンと
-
いよいよココラ渓谷へ
-
ココラ渓谷
-
ココラ渓谷
-
ココラ渓谷
-
フリアンとコーヒー休憩
ハミングバードが近くに -
ハミングバード
-
ココラ渓谷
吊り橋 -
サレント
コーヒー農園 -
コーヒーの白い花
-
こんな格好でコーヒー収穫
-
コーヒーの木
-
この機械でコーヒー豆に
-
コーヒーの木の合間にバナナの木も
-
サンタローザ温泉入り口
-
滝のある絶景
サンタローザ温泉
海外では見た目は温水プールだが、実際に温泉水 -
温泉にはちゃんとしたレストランが
-
サンタローザ温泉
-
薄暗くなってからのサンタローザ温泉
-
ペレイラの街
ケーブルカー(庶民の足) -
ペレイラの街で偶然知り合った
レオンとそのガールフレンド・アンナ -
アンナと
-
ペレイラのレストラン
3人分でかなりボリューム感あり -
アンナが手を使う正しい魚の食べ方を
-
ペレイラ
ボリバー公園プラザ
裸の英雄、シモン・ボリバル -
再びボゴタへ
屋台 -
ボゴタのレストラン
チーズ入りの肉カルパッチョ -
シパキラの町の高台にある「塩の教会」
-
塩の洞窟内の教会
シパキラ -
シパキラ
塩の教会 -
帰りはこの電車で塩の教会外部へ
-
この列車で塩の教会外部へ
-
シパキラのステーキレストラン
-
ボリューム感のある仔牛ステーキ450g
ドリンクも美味しい -
南米らしい陽気なレストラン
-
シパキラの街
ツアーのみんなで記念写真
たまには色々な人と知り合えて楽しい -
シパキラのカトリック教会
その前に広場が -
シパキラの街を背景に
-
ボゴタの街中での風景
-
ボゴタの街のサッカー場
-
ボゴタ
典型的な郷土料理 -
ボゴタ
カテドラル(大聖堂) -
カテドラル内部
-
ボゴタにもカラフルな家が
-
ボゴタ
モンセラッテ山へケーブルカーで -
モンセラッテ山へのケーブルカー
-
モンセラッテ山にある教会
-
隣の山には南米でよくあるキリストの大きな像が
-
モンセラッテ山からのボゴタの街並み
-
ボゴタ~ヒューストン
ユナイテッド航空便 -
ヒューストン~羽田
ビジネスクラス -
ビジネスクラスの食事
-
ビジネスクラスの食事
-
今回でお別れ!
イタリアで7、8年前に買った
安物のかばん(何十回も使用)
流石にボロボロで限界か?
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- 空飛ぶドクターさん 2024/06/05 00:03:32
- 南米のコロンビアへ!(1)
- 長過ぎたみたいで(2)と2つに分けました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
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