2024/05/18 - 2024/05/18
226位(同エリア501件中)
ともっそさん
2019年9月に、角館・田沢湖を訪れました。
男鹿半島にも寄りたかったのですが、公共交通機関では少し日程的に困難なことがわかり、その時から再訪を決めていました。
私の旅では雨に降られることが多いので、雨の日用と晴れの日用の2パターン、男鹿半島周遊プランを立てました。
今度はどうかなぁと思っていたところ、驚くほどの快晴。
あまり道に迷うこともなく、予定していた場所をすべて回ることができ、とても嬉しい旅となりました。
可能なら写真に収めたい、と思っていた以下の場所には行けませんでしたが、これでまた秋田を旅する目的ができました。
■なまはげライン(道路の方)にある秋鮭橋 → 欄干に鮭の意匠がある
■なまはげライン(電車の方)の岩倉踏切 → 越えた先に広がる一面の田んぼ
濃い緑の山の中を走って、、、抜けたら青い海、太陽がまぶしくて、雲のない空も青くて、全てがキラキラしていた1日でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
JAL161/18 (0705-0810) 羽田ー秋田
今回も始発便で出発。
なんていいお天気!
今年の旅の中で初の快晴です。 -
ウトウトしていてふと目覚めると、眼下に、雪をかぶった山が見えました。
鳥海山かな? -
秋田空港に到着。
素晴らしい青空が広がっています。 -
予約しておいたレンタカーで、さあ出発です。
方向音痴なので、今回は念入りにルートをチェックして臨みました。
脇に風車がずらりと並んだ道路を進みます。 -
やはり、まずはともあれ、なまはげ像。
男鹿半島入り口にある、男鹿総合観光案内所で。
泣く子はいねがー!
ここでトイレ休憩をとり、最初の目的地まではもうノンストップで向かいます。 -
滝の頭水源浄水場。の脇の水汲み場。
ちょっと迷ってしまいました。
中央左手に見える石、あそこから水が勢いよく流れ落ちています。
ここに汲みに来る地元の方も多いそうです。
駐車場には他に車はなく、私が本日の最初の観光客のようです。 -
事務所入り口で受付をすませます。
事務所前の噴水から、涼しげな水音が聞こえます。
この時、草刈りをされていた浄水場の方が作業の手を止めて、施設の説明をたくさんしてくださいました。
こちらの浄水場は、噴火を7回繰り返したことにより、自然とろ過装置のような地形になったのだとか。 -
潤沢に勢いよく流れ落ちる水。
お天気が良いので、水面が輝いています。 -
円形分水口。
湧き水を均等に分けるために昭和30年に設置された。38個の穴があり水道用水、農業用水として分けられている。(管理局の方の説明による) -
この水が、円形分水口に流れていきます。
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滝の頭灌漑溜池。
この溜池を右手に見ながら、杉の木林の順路を進みます。
思っていたより歩きやすい道でした、このあたりまでは。 -
こんな水の道を眺めながら、まだ進みます。
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滝の頭が見えてきました!
エメラルドグリーンが木の間から覗きます。 -
この辺りから、道が少々荒々しくなってきます。
柵はありません。快晴のこの日でもちょっと足元がおぼつかない場所もあるので、お天気の良くない日は、道がぬかるんだり、苔で滑ったりと危険かもしれません。
でも、ほぼ自然そのままの状態なので、とても見ごたえがあります。
観光客に開放してはいるけれど、本来は浄水場管理施設で、そこの従業員が仕事のために使用するためとのことでした。見せていただけてありがたいです。 -
木の幹に苔がびっしり生えていたりします。
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視界が少し開けました。
わぁ・・・素敵。 -
渡っちゃいましょう。
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勢いよく流れる水の音を聞きながら。
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しばらく、ほけ~、っと眺めていました。
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次の橋も渡っちゃおう。
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この透明度の高さ。
触れてみましたが、冷たくて気持ちいい。
でも、想像していたようなキンとした冷たさではありませんでした。 -
寒風山への降雨、降雪が地下に浸透し、火山岩の亀裂や自破砕状部等透水部や基盤岩との境界付近を通り、この滝の頭水源地に湧出しているそうです。(これももちろん、管理局の方の説明、、)
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今木神社。
きれいに手入れされていました。 -
不動さまと眷属の石像。
苔むしたお姿です。 -
見飽きません。
目にも耳にも心地よい水を感じながら、折り返し地点。 -
水路を左手に、水と一緒に進みます。
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280年以上昔の木なのだそうです。
ずっと水に浸かっているのに腐らないのは、木の内部を水が通っているからなのだとか。
浮かんでいるように見えるのは、透明度が高いためです。 -
現在、左の道は閉鎖中らしい。残念。
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桃源郷・・・
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オギ?でしょうか。
水際で揺れています。 -
円形分水口に戻ってきました。
滝の頭では1日、7,000~8,000m3の水を浄水しているそうです。
他の観光客に会うこともなく、贅沢に独り占めとなりました。 -
次は入道崎に向かいます。
滝の頭浄水場を左に出るところ、うっかりハンドルを右に切ってしまいました。
方向転換できる場所がなく、とりあえずナビに従って進むと、予定には入れていなかった寒風山へとたどり着きました。
なんという見晴らしでしょう。ハンドル切りそこなってよかった。 -
ピーロロロロ、と鳴きながらトンビが頭上を旋回しています。
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展望台までは行かず、その手前の駐車場に車を止めて眺めます。
足元がふらつくほどの強い風。
空の青と寒風山の緑が、クッキリと美しく。 -
入道崎に12:30に到着。
まずはお昼。
せっかくなので、石焼鍋をいただこう。
鯛がまるっと一匹と、海老1尾の入ったお味噌汁。
お店の方が、焼いた石を投入してくれます。そのおかげで、食べ終わるまでアツアツでした。 -
白身魚大好き。
ハフハフしながら美味しくいただきました。
お腹はちきれそう。 -
この日の気温は20度。日差しが強くて、運転中は、光の当たる右腕から湯気がたつんじゃないかと思うほどの陽気でしたが、ここは逆に寒い。
冷たい風が吹き荒れています。
荒々しい波の音が聞こえてきます。 -
入道埼灯台。
白と黒の縞々が青い空に映えた姿で。
入道崎にある灯台なのに、灯台の方は入道埼、と漢字が異なるのが面白い。 -
男鹿半島の最北端。北緯40度線に立ちます。
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白波から、荒々しい海の様子がわかります。
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すぐ下は、こんなゴツゴツした岩場。
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こんな風に、ずっと向こうまでゴツゴツ岩が続きます。
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水平線。
空と海のくっつくところが好き。
どこまでも青い。
幸せだなぁ。旅っていいなぁ。 -
でも、落ちたら死ぬ、これ。
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車に戻る前に、少しわき道へ入ってみます。
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こっち側は、先ほどと同じ海とは思えないほど穏やか。
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次の目的地の途中の二ノ目橋。
一車線しかない道路は後続車が気になるので、つい寄り道しがちになる。 -
二ノ目橋脇の駐車場からの眺め。
青々した草木の間から、少し海が見えます。秘密の場所にいる、そんな気になります。 -
水族館GAOの少し手前にある海。
駐車スペースがあったので、下りてみた。
水族館GAOにも興味がありましたが、今回は時間の余裕がないので、通り過ぎます。 -
入道崎からは30分ほどのところなのに、別人のような海の顔。
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カンカネ洞に到着。
ぽっかり空いた穴がそれです。 -
同じタイミングで駐車場に着いた方がいたので、私はまず海から見学。
この辺りの海にはゴツゴツ岩が。 -
岩の色が一部、緑色。
これが、「緑色凝灰岩」でしょうか? わからぬ・・・。 -
東映のオープニングの縮小版。
ざっぱぁぁぁぁああああん! と、音がすごい。夜に聞いたら、自然の偉大さをさらに感じそう。 -
岩と岩の間から、波が押し寄せてきます。
-
カンカネ洞に向かいます。
まさかの道。でも、ここが一番歩きやすかった。後はもう、ほぼ獣道。腰の高さまである草に浸食されています。
草をかき分けて進むと、時折、ガサガサッ、と何かが動く音がします。怖くて見られませんでした。あそこに何がいたんだろう。
帰りは走って突き抜けました。 -
カンカネ洞。
土地の隆起と海水の浸食によって真山流紋岩が長い時間をかけて削られ、その結果、このような海食洞窟が生まれたそうです。
洞窟の壁に鉄のカギをかけて登り下りしていたそうで、「カギカケ」が「カンカネ」になったとか。(諸説あり) -
上に空いた穴から光が差し込みます。
特に看板などは立てられていませんでしたが、怖いので外から眺めるだけにしておきましたました。 -
カンカネ洞見物を終え、次の目的地に向かう途中で。
実際には陸続きだけれど、巫女に舞を踊らせたという言い伝えがあり、舞台「島」、と名前がついています。(右下に黒くちょろっと見える、突き出したような部分) -
鵜ノ崎海岸。
日本のウユニ塩湖、と呼ばれているそうです。 -
目の前にある駐車場を下りると、すぐに海岸に出ます。
カンカネ洞から鵜ノ崎海岸に向かう途中にゴジラ岩がありましたが、その辺りは車がいっぱいでしたが、ここの駐車場は余裕があります。
15時を過ぎ、太陽が落ちてきています。
その光が海面に映って、なんとも言えない美しさ。 -
遠浅なので、あんなところにまで人がいます。
-
あちこちから、楽し気な声が聞こえます。
海は青くて広くて、ずーっと先では空とつながっているのが、いいですね。
3種類の青。 -
なべて世はこともなし。
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女の子たちが、きゃあきゃあ笑いながら、水中の何かを追っていました。
幸せの光景。
旅は私にとって、自分をリセットするために必要な時間です。 -
まるで、影絵のようです。
車の返却は18時。
秋田駅までは1時間以上かかるため、そろそろ腰を上げます。 -
車を返し、バター餅を買いに行きました。バター餅大好き!信じられない美味しさ!
その後は、佐藤養助商店で稲庭うどんをいただきました。
つけ汁は2種類。
そういえば、車を返却した後に、秋田駅までの道順を尋ねたら、「あそこを右に行って、左に行って、それから右に」と言われ、笑ってしまった。
しかし、本当にたどり着けた。すごい! -
この美しい麺~。
しかも、ツヤツヤ。
大変美味しくいただきました。 -
JAL168/18 (2050-2200) 秋田ー羽田
30分ほど時間があったので、久保田城跡方面へ。
蓮の花の池があったことを思い出しました。
まだ開花には早かったようですが、蕾がいくつかついていました。
前回、秋田を訪れたのは秋だったため、その時も蓮は見られませんでした。次は、開花シーズンに訪れたいです。
幸せな旅でした。
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