
2024/05/20 - 2024/05/20
191位(同エリア730件中)
さとうさん
アルゼンチンの国会議事堂とその隣に建つコンフィテリア・デル・モリーノの見学ツアーに参加しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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5月20日
コンフィテリア・デル・モリーノへ。10時からのツアーを予約していました。家から1時間近くかかるので朝からばたばた。10分前集合ということでしたが私は5分前に到着して列のほぼ最後尾。
午後からのツアーもあってそのほうがゆっくり支度できるのですが、ツアー中にコーヒーがいただけるということで午前中のうちに飲んでおかないと夜眠れなくなるので。エル モリーノ パティスリー 史跡・遺跡
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予約簿と身分証明証を照合してビジターカードをもらいます。
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とても階高の高い1階から2階へ移動します。列の先の方ではすでにガイドの説明が始まっているようですがわたしたちは放置プレイのようです。
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前室からメインのサロンに入ります。この前室が建物の中で一番最初に改修が行われた場所とのこと。
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天井のステンドグラスが美しいサロンで建物についての概説を聞きます。建物は1997年に閉鎖されたのですが、参加者の中にはそれ以前に訪れたことがある方が何人かいました。感慨深いでしょうね。
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豪華な内装ですが柱などは大理石ではなく、映画や舞台のセットを作成するテクニックで作られた"はりぼて"なんだそう。イタリアで当時流行っていたそうです。
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舞台の上のバルコニーはクラシカルな内装からオーケストラ用かと思われましたが、ディスコのDJブースとしても使われたそう。けっこうミーハーな用途です。
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部屋を移動して建物の紹介動画を見ます。国会議事堂の隣りにあり議員たちもよく訪れていたようで「第3の議会」と呼ばれていたそう。建物が閉鎖されたときには、倒壊の危険がわかって入居者は急遽退去させられたようで家具や生活用具などがそっくり残されていました。
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その後一気に屋上のクーポラへ移動。階段は狭くて危ないので撮影禁止でした。踊り場のステンドグラスがきれいでしたが、確かにくるくるくるくると目が回りそうでした。登りきってようやく一枚。
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クーポラの奥には国会議事堂。八方を向いた像にはそれぞれ意味があるそうですが聞き取れませんでした。改修が始まったときには不法侵入者たちのゴミだらけで屋上は足の踏み場もなかったそうです。
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屋上からは国会議事堂前の広場が一望できます。いい天気。
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中間階の住居部分へ。中庭のモザイクがきれいです。
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外の通りを眺めます。交通量が多くてうるさそう。
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ふたたび紹介動画を見た部屋に戻ってきました。奥に当時の厨房が再建中です。釜などもオリジナルに忠実に再現されるので、再オープンの暁には調理法もオリジナルなものになるんだとか。
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屋上への階段の踊り場のステンドグラスを裏から見ることができました。
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当時の広告なども、保存されていたものから復元されて飾られていました。
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最後に1階のカフェスペースへ。内装はほぼ修復し終わっていますが客席が一部しか備え付けられていないのでがらんとしています。
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ガイドの方に聞かれて日本から来たと答えると「日本大好き」と返ってきました。食べ物とかですか?と聞いてみると「Soka-Gakkai なんです」とのこと。リアクションに困るわ。
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天井の一部がもやもやっと復元されています。絵が描かれていたのだそうですが 1930年の火災で燃えてしまいました。原画が残っていないのでこのようなことに。あくまで当時のものに忠実にというポリシーで、創作はしないのだそうです。
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最後にカフェを一杯。
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お皿がずらりと並んで出番を待っています。ブエノスアイレスではコーヒーを頼むとクッキーやチョコなどの小さなお菓子がひとつと小さなグラスに入った炭酸水がついてきます。
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カップもずらりと並んでいます。
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早めに並んだつもりでしたが座席が限られているので座れなくて残念。
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飲み終わってさらに散策。先ほど下りてきた豪華な階段。
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照明がアールヌーボー調です。オリジナルの建具や調度はすべてヨーロッパから輸入されたそうです。
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ここもステンドグラスが見事でした。
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模型もありました。
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歴代の制服がけっこうチャラいです。クラシカルなサロンのDJブースに通ずるものがあります。
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古めかしい時計はきちんと現在の時刻を記していました。
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カフェにもバルコニーが。
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メインエントランスの意匠。
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古めかしい回転ドアをくぐってツアーを終えます。
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再オープンが待ち遠しいですが、まだまだ先のことでしょう。
月曜日なのでそのまま家に帰って仕事です。外観の写真を撮り忘れた。いい天気だったのに。国会議事堂も見学ツアーがあるのでついでに今度行ってみましょう。 -
5月31日
というわけで国会議事堂の見学ツアーへ。その前にせっかくセントロに来たので行ってみたかったカフェ Le Caravelle へ。質素な外観ですが有名店のひとつ。イタリア系のカフェなのに店名はフランス風。ル カラベル カフェ
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カウンター席のみの小さな店内。そそり立つ泡のカプチーノが有名です。眼の前で最後のひと注ぎをしてくれるので泡がせり上がっていく様子が見られて楽しい。
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ちょっと非日常な信号待ちをして国会議事堂へ向かいます。カプチーノは味はふつうかなと思いましたが後味がよかった。
オベリスコ モニュメント・記念碑
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コンフィテリア・デル・モリーノの外観写真をと思いましたが曇っていて残念。国会議事堂のツアーが終わる頃には晴れるそうですがどうでしょう。
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国会議事堂の左側面にあるツアー入口へ。毎回30名限定ということで1時間近く前に来ましたが、誰もおらず余裕そうです。
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時間になりツアー開始です。1階部分は撮影禁止なのでいきなり上院の議場から。天井が高いですが席がぎゅうぎゅうで窮屈に感じます。側壁の壁は国産と海外産の大理石。バルコニー席は記者や招待客のためのスペースだそうです。
国会議事堂 建造物
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立派な議長席。
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椅子がばらばらの方向を向いているのがアルゼンチンらしい。議決は各デスクのモニタのタッチパネルを利用して即座に集計されます。
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天井の装飾も豪華ですが建物は全体的に年季が入っていて、どちらかというと質実剛健な感じがしました。
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歴代大統領の肖像が飾られた部屋に来ました。
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廊下にあったアンデスに立つサン・マルティン将軍の絵。
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ピンクが基調のエヴァ・ペロンの間。少人数でのちょっとした打ち合わせに使わるそうです。
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天井はやはり豪華。
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エビータのイラストは彼女が活躍していた頃にはなかったでしょう。
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その後大きな下院議場を見学しましたが撮影は禁止でした。前室の空間に昔の議会の様子を描いた大きな絵がかかっています。
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天井には5枚のステンドグラス。
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マルビーナス島への上陸の際に用いられた旗。
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続いてアルゼンチンの各州の旗が並ぶ部屋へ。ここがいちばん荘厳な感じがしました。
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天井も古びた感じはしません。
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床も立派です。
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大きな模型が飾られていました。
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模型の裏側からは内部も見られます。
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最後に正面入口のロビーに来ました。巨大な扉です。
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天井も他の部屋とは違ったスタイル。
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歴史的な資料が展示されていました。旗の太陽が泣いてるように見えるのはなぜ?
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見学終了。開始前より少し賢くなった気がします。
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天気は曇りのままで残念。
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地下鉄と電車を乗り継いで帰りました。
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