２０２４年のＧＷは、手軽に楽しめる台湾の旅を計画しました。今回の旅では、台北に２泊、台南に２泊し、台湾観光とグルメを楽しみ、そして高雄にある「紅毛港保安堂」をお参りすることにしました。台湾には何度か訪問しましたが、色々新しい発見もあり、充実した旅となりました。<br /><br />前半の台北２泊は、「サンワンレジデンシズ台北」に滞在しました。以前は、シャーウッドに宿泊することが多かったのですが、コロナの時に惜しくも閉館、迷った末に「サンワン」を選びました。結果的には大正解で、今後も利用したい宿となりました。<br /><br />また、現在、台湾では観光キャンペーンを実施中らしく、日本出国前に申し込みました。当選すると、５０００台湾＄相当を頂けるとか。さてその結果はどうなったのか！

2024GW：ノスタルジック台湾旅①：台北・北投温泉・淡水散策

30いいね！

2024/04/30 - 2024/05/04

8158位(同エリア30047件中)

エリア

台北(台湾)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

交通: 4.5

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: 鉄道タクシー

航空会社: エバー航空

旅行の手配内容: 個別手配

２０２４年４月３０日（火）
GW中ではありますが、ウィークデーのこの日、自宅を９時半頃ぎに出て、モノレールへ乗り継ぎ羽田空港第３ターミナルに向かいました。
本日はＢＲ１９１便、台北・松山空港行きに搭乗します。羽田空港は一番混雑する時間帯は過ぎていて、手荷物検査はあっさり終えました。出国も自動化ゲートでスイスイ！あっという間にANAラウンジで、朝食プラス泡タイムです。
エバー航空は、キティちゃんのイメージですが、今回は普通のB７７７です。
３時間少々のフライトながら機内食はしっかりとした中距離便の内容でした。奥様は洋食、ビーフを選択。普通にビーフシチューとのこと。
私は和食、天丼にしました。美味しい・・・。

台北・松山空港は、スムーズに入国できました。そして、奥様が手にしているのは・・・
今こうして見ると、服と同じ色ですね！Luckyカラーか？
ジャジャジャーン！
奥様が、5000台湾＄（約2.5万円）キャンペーンに見事当選しました。商品は、悠遊カードで頂きました。
松山空港からはタクシーで１５分くらいで、今回滞在するサン・ワン・レジデンシズ台北に到着しました。ここに２泊します。林森公園に面した見晴らしの良いパークビューの部屋。
結構広い部屋です。スピーカーやプリンターも有り、ビジネスユースを意識した感じもします。
清潔感のあるバスルーム。ふかふかのリネン、バスローブに加え、浴衣も有りました。
日本人には嬉しい大きな浴槽。バスソルトも用意されています。
ウォシュレット・トイレと絵画。
ロビーです。ここにも絵画。プチ・ホテルですが、ハイクオリティで、団体客、小さな子供は宿泊不可らしい。
ロービー横にはラウンジがあり、簡単な飲み物と、台湾のお菓子メーカーの経営とかで、お菓子が置かれています。
今回は朝食付き１泊２万円弱で予約、お得感のあるホテルでした。
暫く休憩をとった後、散策に出ました。小雨が降っていましたが、台北の街は、アーケード付きの建築が多いので、それほど困らないと思います。

中山地下街まで歩いて１０分くらい。地下街を少し台北駅方面に歩き、地上に出ました。中山市場の前です。
長安東路を東に歩き「鮮定味生猛活海鮮」に着き、夕飯です。熱炒(ルーチャオ、居酒屋)で、賞味期限１８日という生ビールで乾杯！
ついつい頼んでしまい勝ちの「しじみの醤油漬け」の他、「海鮮焼きそば」や「イカの炒め物」などを注文、なんだか似たような色合いの品々になってしまいました。日本語メニューもありますが、どの様な料理が出てくるのか判らないので、こんなこともあります。料理は美味しかったですよ。
食事の後、松江南京駅から松山駅までMRTで移動しました。地下駅を上がると華やかな京劇？を上演中、雰囲気は日本の大衆演劇に似ている様な。（見たことないけど）
その先にはハデハデな「松山慈祐宮」、なんだかお祭り騒ぎです。
そしてその脇に見えてきたのが「饒河街観光夜市」。日本人観光客も多数。九分観光とセットになっているツアーが多い様です。
夜市で最初に目がついたのが「胡椒餅」の屋台で、行列ができていました。
この窯で焼いているのかな。
長い行列はあっと言う間に進み「胡椒餅」をゲット！６０元だから３００円くらい。味は、若干八角の香り（台湾あるあるですね）もあり、僕的にはマアマア。奥様は気に入った様でした。
私は台湾スイーツと言えばこれでしょ、ということで「豆花」を頂きました。これも６０元くらいだったと思います。タロイモや小豆など３種トッピングで、メッチャ美味しいくて、３００円なら安いな～
奥様は大好きなスイカジュース。ここの夜市は、華やかで楽しい雰囲気、また色々な種類の食事が楽しめるます。お勧めします！
２０２４年５月１日（水）
サン・ワン・レジデンシズの２階レストランで朝食、落ち着いた雰囲気で、ゆっくり頂きました。
食事はビュッフェですが、洋食の他に和食、中華（台湾）のメニューがあります。
台湾名物の担仔麺（タンツー麺）を持ってきて頂きました。
散策に出かけます。まずは、タクシーでMRT雙連（シュアンリェン）駅まで来ました。
雙連は、朝市で有名ですね。
ここの朝市は、肉屋さん、魚屋さん、果物屋さん、衣料品などのお店が、ある意味無秩序に並んでいます。肉屋の隣で服を売っていたり、日本人的にはちょっとビックリ。魚の種類は、沖縄の市場に近い印象です。
「文昌宮」というお寺があり、受験の神様が祭られているとか。
雙連駅に戻り、MRTで北投（ベイトウ）駅で下車、支線に乗り換えます。行先は、ひと駅先の新北投駅、北投温泉に立ち寄ります。
新北投までの電車は、北投温泉のパンフレットやビデオがあったりで、観光仕様です。
新北投駅、立派な駅舎です。左側に木造の旧駅舎（復元）がありました。北投温泉は、ミシュラン☆３の観光地だそうです。
駅のすぐ先に北投公園があり、豊かな植生を見せていました。
暫く歩き「北投温泉博物館」に立ち寄りました。無料で見学できます。
元々は、1913年造られた共同浴場で、２階建。戦後は廃れた時期もあった様です。
２階の畳ホール。外観は、洋館の佇まいですが、内部は昔の日本様式。
外を眺めると、僅かに現代風の木造建築の公営図書館が見えました。隈研吾の作かと見間違える程の立派な建物。
１階は浴室跡で、古き日本の香り。
洗い場も日本スタイル。
ここは個室浴槽で、女性はこちらを利用したとそうです。
こちらも個室浴槽。
入浴料金、昭和１０年で大人２０銭、子供１０銭。金銭感覚が全く分かりません。お手軽だったのか、贅沢な娯楽感覚だったのか？
こんなお遊びも。
大浴場、男性専用だった様です。結構深い。
そう言えば「北投石」で有名ですね。日本では、玉川温泉（秋田）の北投石が知られていますが、こちらがオリジナル。放射性のラジウムを大量に含んだ石です。
温泉博物館を後に、地熱谷を目指します。入り口に手湯がありました。
地熱谷は北投温泉の源泉の一つで、草津の湯畑を想起させます。温度が８０～１００度と結構高い。硫黄の匂いはそれどほ感じませんでした。
地熱谷を一周する途中にあった滝「女巫石瀑」。独特な雰囲気がありました。
地熱谷を一周、徒歩１０分くらいかな。周りは静粛が保たれていて、大切に保護されているのが判ります。
新北投駅から北投駅までの電車にいた、くまモンの様でくまモンでないゆるキャラ。
MRTを北投駅で乗り換え、丸ノ内線の様なレッドラインの終点、淡水駅で下車しました。行楽客で一杯です。
さて特に目的地を決めないで街中を散策。街全体が賑わっている「老街」（ラオジエ＝オールドタウン）。
ちょっと横道にそれると更にパワーアップ。混雑した中でもバイクがガンガンやって来きます。台湾の街はどこでもそうですが、慣れない日本人としてはビビりまくりでした。
淡水と言えば、こんな光景をイメージしますね。淡水河の河口に造られた街です。
川沿いにお土産物屋さんが並んでいました。殆どが食べ物屋で、観光地価格です。
試しにイカフライ（花枝焼）を食しました、１００元。注文すると、再度、揚げ直してくれました。
花枝焼は、山椒のような粉をかけて貰えるのですが、これが美味しい。ということで、うすーい淡水散策を終えました。駅周辺で、路上カラオケがあったり、なかなかディープな一面も見せてくれました。
今宵のディナーは、ホテルから徒歩圏内の有名店「青葉」。OpenTable で予約できるので、便利になりました。美しい店構えです。
恒例のからすみにシジミの醤油漬け、紹興酒で乾杯！
切り干し大根を入れた卵焼きも美味しい。
蟹さんフライ。
ネコ型ロボットも活躍。
帰路見かけた「李製餅家」、パイナップルケーキでは、有名なお店の様です。ばら売りも有り、数個買いました。素朴な味わいです。
「Royal Paris」という看板のマッサージ店。40分の足裏マッサージをお願いしました。結構痛かった。500台湾＄という低価格ながら、店内は清潔感がありました。
２０２４年５月２日（木）
あっという間の台北２泊。珍しく甘くない豆乳で朝食。
さて「サン・ワン・レジデンス」をチェックアウト。良い宿でした。