インド最南端の岬に行ってみた（インドの端っこめぐり）

2024/05/02 - 2024/05/04

今回はインドの端っこめぐりということでニコバル諸島に続きインド最南端に行ってみた。
インドの南端の尖っている所が気になり調べてみるとカンニヤクマリの街から船に乗って本土よりさらに先っぽに行けることが分かった。インド最南端にはコモリン岬があり岩の上に寺院が建っていた。岬に行くためには片道７５ＲＳの船代が必要で行列に並ぶのが嫌な場合は４倍の３００ＲＳを支払うことで列に並ばずに乗船することが可能であった。ただし、帰りは優先乗船することができず列に並ばなけばならないため３００ＲＳの価値はないと思う。

エリア カーニャクマリ(インド)

チェンナイ発のindiGoは出発が一時間遅れたのだが、搭乗口でお詫びの軽食配布が行われた。粋なはからいだと思う。

ニコバル諸島からバンガロールを経由してティルヴァナンタプラムに到着。google mapの情報だと空港から街までバスが運行されているようだが来る気配がないため200RSにてオートリクシャーで街へ出た。深夜０時前だというのに活気のある街だ。

駅近くのホテルにチェックイン
手頃な価格でまあまあなホテルに泊まれるのでケチらずに２１００ルピーで朝食付き。

朝食はドーサだが、生地が厚くていまいちかな。他に卵焼きとフルーツを出してくれて、今回宿泊したインドのホテルの中では一番豪勢な朝食だった。

ティルヴァナンタプラム駅

バスターミナル。
カンニヤクマリ行きのバスを探したが見つからなかった。係員何人かに聞いたが分からず、この暑い中、いつ来るかわからないバスを待ち続けるのはしんどいため電車で行くことにした。

お洒落なオブジェ

google mapによるとカンニヤクマリ行きの列車が３時間遅れで運行しているようなので遅れている列車に乗ることにした。

それにしても、ヤバイ。日本の通勤列車以上の大迫力だ。座れず車内で突っ立ってたら、駅員がそっちの車両なら座れるから移動すると良いと誘導してくれた。

電車の遅延はどんどん悪化していき最終的には４時間遅れになった。ムンバイの近くから３６時間くらい走り続けている長距離列車なので無理もない。

カンニヤクマリに到着後、速攻でホテルにチェックイン。１２００ルピーでちょっと安め。エアコンが付いているのでここを選んだがエアコンは有料だった。８０ルピーとか言ってたけどケチって使わなかった。夜暑くて寝苦しかった。

まだボートに間に合いそうなので船乗り場に向かう。

ボート乗り場のゲートの外まではみ出してしまって、すごい長蛇の列で並ぶのが面倒になったので通常75RSのところ４倍料金払って優先乗船した。物価が安いからこそ利用できる特権なので奮発した。

そこに見える左側の方に行く

三隻の船でピストン輸送していているがオペレーションが悪く港が空かないため海上でプカプカ浮いている時間が長い。

入場料３０RSだったと思う。

せっかく船でここまで来たのにいまいち達成感が出なかった。

隣の仏像の岩には行くことができないが橋脚を建てているのでいずれ行けるようになるようだ

人で溢れかえっているかと思ったが意外に広いため適度に散らばっている

比較的新しいのか、有名な寺院と比べると迫力に欠ける

カンニヤークマリの街

さて帰りますか。
なんと帰りは優先乗船できないことが判明した。そうなると４倍額は少々ボッタクリ感が否めない。
帰りは長蛇の列に並んだが２０分くらいで乗船できたので行きも同じくらいの待ち時間で乗船できる可能性が高い。

港からはいろんな形状の教会が見られた

明日、ラメスワラムまで行きたいのでバスターミナルに行き時刻表の調査をした。多分、ラメスワラム行きは２社のバスが２便ずつ出している。

ターミナルは激しく汚くて乞食が定住していた。

沐浴場の方に行くと原宿の竹下通りみたいな賑わいになってきた

スゲー密度

沐浴中の方々

波が荒いが流される方はいないのか心配

夕食はチキンフライドライス。バナナの葉っぱを皿にして食べるのははじめてだった。
とにかく量が多すぎで完食がきつい。

翌朝は７時発のバスでラメスワラムに向かったが、窓にラッピングが貼られていて外が見えず９時間半も乗ったので辛かった。
しかもインド人って密着して座ってくるのですごく嫌だ。密着する必要ないのにおもいっきり合体してくるので汗と汗が交わって強制的に体液交換とかマジでエグい。

インドの端っこめぐり続く